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2015.05.19
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カテゴリ: 突発性難聴体験記
uHear

測定にはヘッドホンでは個体差がありすぎて結果が無茶苦茶になることがあるので、カナルタイプのイヤホンがいいようだ。(ノイズキャンセリング機能はオフにしておかないと正しい結果が出ない。)
これで健康なときの自分の聴力検査を行っておくことをお勧めする。結果はオージオグラムとしてsaveされる。

医療用のものほど正確とは言えないが、常に同じイヤホンを使用して測定すれば再現性はバッチリなので比較には充分である。
面白いのは、このソフトでは検査の度に右、左、周波数、発音間隔が全てがアトランダムになるよう設計されていて、次に何が来るか予想できないようになっている。馴れによって予想でタッチして見かけ上いい結果を出す危険を排除するためだろう。その点、耳鼻科で検査するときって、検査技師さんの動きや、スイッチ回す音なんかで、「お、もうすぐ来るな」とか予想してしまうからどうしても馴れが生じる。

uHearのいいところは、静かな場所でさえあればいつでも気軽に聴力検査ができることだ。
例えば大きい音を聴いて耳がキーンとしたときなど、家に帰って静かなところで手軽に自分で測定してみるといい。もし4000ヘルツのところで聴力が落ちていれば、「音響性外傷」である。その他、「なんか耳が詰まった感じがある」とか「音が耳に響いて不快」とかいった症状があればいつでも自分で測定できる。健康なときと比べて変化があればすぐに耳鼻科受診すべきである。

私が3月29日に突発性難聴を発症したときもいきなり耳鳴りがしておかしいと思い、家に帰ってすぐにuHearで聴力測定したところ、あきらかに1000ヘルツ(1K)がmoderate loss(中等度聴力障害)にまで落ち込んでいた。夜だったので翌朝一番に耳鼻科を受診した。
たまたま前日の記録もsaveしてあったので、並べておく。差が歴然である。
スライド1.jpg



突発性難聴患者の耳鼻科受診が遅れるのは、「あれ?今までに無い耳鳴りだな。そのうち治るだろう」などと数日様子を見てしまうからだ。
uHearで普段の聴力を測っておけば、「おかしい」と感じたときにすぐに測って比較すれば聴力障害をやりすごしてしまうことは無いだろう。





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Last updated  2015.05.19 12:47:32 コメントを書く


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