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2016.10.08
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カテゴリ: 突発性難聴体験記
突発性難聴を発症してから諦めていたもう一つの趣味はスキューバーダイビングでした。これは音楽とちがって年取ってから始めた趣味です。



突発性難聴で入院した時には、「あー、ダイビングもこれでダメやなあ」と悲観していました。ダイビングで潜るときには、中耳腔圧と水圧のバランスを取る必要があり、多少なりとも耳に負担がかかるスポーツです。いわゆる「耳抜き」によって耳管を開通させて中耳腔圧を水圧に合わせないと猛烈な耳痛に襲われます。

「バンドにダイビング・・・趣味はこの2つしかないのに諦めないといけないのか・・・」入院中は暗くなる一方でした。
しかし高圧酸素療法を受けた時の感触から、ダイビングは突発性難聴に悪影響が無いと確信を持ちました。
高圧酸素療法では酸素カプセル内の気圧を2気圧まで上げます。2気圧は水深10メートルと同等の圧ですから耳抜きをやらないと耳が痛くてとても耐えられません。技師さんに聞いたところでは、耳抜きができなくて治療を中断せざるを得なかったり、滲出性中耳炎を起こして鼓膜切開が必要になったりする例もめずらしく無いようです。

私の場合、ダイビングで耳抜きは馴れていたので全く苦痛を感じずに2気圧まで上げることができました。この時に「そうか、高圧酸素療法も耳にかかる負担はダイビングと同じじゃないか」と気づきました。耳抜きさえできれば何も問題が無いはずです。
私の場合開始したのが遅かったこともあってか結果として高圧酸素治療は無効でしたが、ダイビングを諦めなくてもいいとわかっただけでも収穫でした。


発症後約4ヶ月経った8月に、まずは地元の海でダイビングを再開しました。以前よりは慎重に、耳抜きが遅滞なくできるよう気を配りながら。

海の中を漂いながら景色に見とれていると耳鳴りのことなんかすっかり忘れてますね。

その後、秋には海外までダイビングに出かけました。美しい珊瑚礁と熱帯魚たちにまた会えたことはこの上も無い幸せでした。
P9170243.JPG
P9170305.JPG

フィリピンのバリカサグ島で撮った写真です。





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Last updated  2016.10.08 17:06:22
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