おとぼけ香港生活から脱皮

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bebeの母香港現る(までの道) その2


豊(←旦那)の頼まれた荷物が沢山あったので空港に迎えに来るように、と
お願いしておいた。

 が・・・ ヤツは来ていない!!!!!

腹の煮えくる怒りが込みあがってくる。

あんにゃろ、覚えてろよ!

重い荷物と一緒にバスに乗り込み1時間ほどでバス停を降りた。
重い荷物を引っ張りながら家に着いたのではあるが、
な、なんと家が散らかりたい放題散らかっているではないか!
足場の踏み場という踏み場が皆無と言っていいほど散らかっている。
私が帰って来る&私の母親が来るってのに掃除もしとらんのか!!!
このあんぽんたんがっ!

私の怒りが収まりきれず、開口一番、

「なんで迎えに来ないのよ!!!!!」

・・と、それから喧嘩になったのは言うまでもない。

本当はお昼もとっくに過ぎていたので一緒にお昼ご飯でもと思っていたのだ
がこんな状況から、私はすぐさまボストンバックに衣類を詰め替えてホテルへと向かった。

ホテルに着いたはいいが、また、ホテルの辺鄙な場所ったら!!!
ツアーだからホテルを決められないのは仕方がないのだが、そこは夜も
賑わう繁華街からほど遠い場所にあった。交通も大丈夫だろうか?
私の不安を他所に、ツアー客より一足早くチェックインした。
ホテルの部屋に入って、私はまず部屋のチェックにとりかかった。
39,800円のホテル込みで三流ホテルはいたし方がない。
空調も聞いている、冷蔵庫もある・・・・ん?むむ、開かない・・

な、なんと鍵がかかっているではないか!これでは冷たい飲み物が
飲めないではないかっ!

私は早速フロントに電話し、掃除のおばさんらしき人に冷蔵庫の鍵を
解除してもらった。(こういうときはチップあげるのですか?)

次はセキュリティーボックスだ。
私は商品についてくる説明書を読むのが苦手なほうなので、説明書も読まず
適当にいじってcloseを押してみた・・・ が!!!!!!
案の定、見事にヤツは滞在中開く事はなかった。

や、やっべぇーー・・・

暗証番号を押しても扉は閉じたままだ。
一人興奮してセキュリティーボックスと格闘する私。

壊してしまったのか?!

仕方なし、フロントに電話して、ホテルを出た。←(逃げたのではないよ?)
ホテルの近くを探索し、スーパーで私と母の分の飲み物を買い込みホテルに
持ち帰った。ホテルの冷蔵庫の中の物は手をつけてはならない。いや、
手をつけないのが家の決まりだ。←(いつから決まったのだ?)
いやいや、高いから飲まないというのが暗黙の了解である。

母が到着するのは夜遅くだ。9時頃にはホテルを出て到着ロビーで
待ち構えよう。



(続く)


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