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昨日26日が修了式で、実家の母に子供たちを頼んでから納め会に出席して、お別れする先生と酌み交わしているウチに、ついつい適量を超え、今日は二日酔いでス……ゲロゲロゲロ~~でもそんな二日酔い頭でも、会議は待ってくれない。弁当を二つ作ってお兄ちゃんズを学童へ送り、マナタンを保育園に送ってから、出勤です。バファリンを飲んでから、会議の議題は学級編成。お母さん先生仲間のB先生とは学級開きの合い言葉を決めました。「私には若さと美貌はあるけど、時間はないの。」 学級通信のタイトル、「若さと美貌」にしようかな。(←ウソです)あとはまじめに、体育祭に向けてと修学旅行に向けてと合唱祭に向けてと進路に向けてと卒業式に向けての布石を早くから打つことですね。4月の段階で全ての仕込みをやりきれれば、5月からは流れが出来るはず。合唱祭の曲も「親知らず子知らず」か「はじまり」 「信じる」を推すぞ。とにかく健康に気を付けて、自分に出来ることを精一杯やるしかない。わが子が泣かないように、生徒が泣かないように、笑って3月を迎えられるように。もう新しい1年は走り出している。
2007.03.27
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やんちゃでおしゃまのマナタン、3月24日めでたく3歳になりました。いや~~~………やっぱり3歳ってひときわ感慨が深い。この1年で出来ることがとにかく増えてきたので(昼のおむつがほぼとれたとか着替えを自分でやれたりするとか)ちょっと人間らしくなってきたんですよね。一個の人格が出来てきたというか……三つ子の魂百まで、とはよく言ったものです。……つうことは、この性格でこやつは一生やっていくということか……うわお。ともあれ、3歳です。めでたい。この子を妊娠したときはちょうど2年生を担任していた夏で、「ありゃりゃ~~、また産休かあ。…生徒にぼやかれるなあ。でもお兄ちゃんたちが低学年の間、家にいられてラッキー」と思ったのを覚えています。予定日は4月14日。その後ちょっとだけ切迫流産をやったくらいで、無事3月3日に産前休に入りました。ところが、学年末の時期だったから3学期の成績も要録も通知票も結局家で大きなおなかを抱えて家のダイニングテーブルでやっていました。で、それらが全部終わって、学校に提出に行ったのが3月23日午後。職員室でお茶を飲んでいたら、自分のクラスのいじめられタイプの女子が「男子に鞄を廊下に出されて、蹴られた」と泣きついて来るではありませんか!やった男の見当はすぐ付いたので、副担のM先生に指導をお願いしたんですが、(産休に入った者が出張るわけにはいきません)もう頭に来て頭に来て。渡り廊下をドスドスと怒りにまかせて歩いていたら、帰る頃になって下腹に痛みが。お兄ちゃんズを保育園に迎えに行って、家に帰るなり気分が悪くておなかがしびれて、夕飯は適当にその辺のモノで食べさせて、とかっちゃんに頼んで、横になっていました。そしたら、その晩、日付が変わる頃、「パン!」と音がして、破水。いや、あのときは慌てた慌てた。だって、予定日までまだ3週間もあったから、いくら何でも産まれないだろうと思ったのに、3月生まれだと大変だから絶対4月に産むつもりだったのに、あわわわわわ。でも、その1時間後には経験あるあの「ひっひっふー」の痛みが来て、破水から4時間後、マナタンはしっかり産まれてしまったわけです。いや~~、無事産まれてくれて良かった………ホンットーに良かった……かっちゃんには「臨月入ってんのに、仕事なんかしてるからだ!」と叱られ、(なによ~~!血が怖いって3回とも分娩室に入れなかったくせに~~!)かっちゃんから、出産の連絡を受けた私の勤務校の職員室を「えっ?だって、昨日学校来てたよな?!」「あれから帰ってから産んじゃったのか?」と驚きのドツボにたたき落とし、…………まあ、私らしいお笑い色の濃ゆいお産でしたよ。どうせね。そんなわけで、マナタンはすくすく大きくなりありがたいことにめでたく3歳になったわけです。パパと一緒にいたのはわずか1年3ヶ月。もうパパの思い出は何も覚えていないでしょう。ただ、毎晩仏壇の遺影に「おやすみなしゃい、おとうさん」と言うだけの対象。先日、独り言で「おとうしゃんはね~、おやすみしてるの。」とつぶやいているのを聞いてしまいました。う~~ん、確かにお休み中だな。ちょっと長くて、もう会えないってだけの、お休み。でもね、マナタン、人はみんないつかお休みするんだよ。だから、お父さんはちょっと長いお休みにちょっと早く入っちゃったけど、でも、お母さんはいつか必ずもう一度お父さんに会えるって思ってるんだよ。その日までお母さん頑張るから、マナタンも一緒に頑張ろうね。マナタン、お誕生日おめでとう。
2007.03.25
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いじめ、じゃありませんよ、いじる、です。中学生たちはいじられるのが好きです。授業で、日常生活で、いろんな先生と話をして、先生をいじって喜び、逆にいじられて喜び。そうやって、大人の世界をかいま見て、距離感とかつきあい方とかを学んでいくんでしょうね。この1年で、私はここの生徒が心底可愛くなっています。廊下を歩いていても、教室に入っても、「かまって」オーラを出しながら寄ってくる生徒たち。来年度も担当できると良いなあ。担任かどうかはともかくとして。
2007.03.21
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去年の4月に今の中学校に復帰&異動して、「学校図書館教育」を担当しています。で、司書教諭の資格を取るために悪戦苦闘していることも時折ここで触れさせていただいておりましたが、図書室を担当していて一番楽しい仕事が「新刊図書注文」でございます。 これがめんどくさいという向きもいらっしゃるようですが、わたしは全然苦になりません。むしろ、市の予算を使って(ざっと100万円)好きな本を好きなだけ教育に有効な本を買えるんですから、ウハウハでございます。▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼図書館戦争 メディアワークスちょっと変わった子あります 文藝春秋インストール 河出書房TUGUMI 中央公論社博士の愛した数式 新潮社西の魔女が死んだ 小学館陰日向に咲く 幻冬舎タイヨウのうた SDPシムソンズ ポプラ社子供が見えない ポプラ社ユウキ 世界で8番目の戦いに勝った男の物語 ポプラ社夜のピクニック 新潮社銃とチョコレート 講談社温室デイズ 角川書店出口のない海 講談社まる子だった 集英社白夜行 集英社天使の卵 エンジェルス・エッグ 集英社模倣犯 上下 小学館ブレイブストーリー 上下 徳間書店県庁の星 小学館東京タワー~オカンと、ボクと、時々、おトン~ 扶桑社生協の白石さん 扶桑社明日の記憶 光文社親指さがし 幻冬舎Little Selections あなたのための小さな物語第1期 ポプラ社鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール 総合法令出版憲法九条を世界遺産に 集英社世界の日本人ジョーク集 中央公論新社空想科学読本(新装版)1~4 メディアファクトリー怪異百物語 ポプラ社大全科シリーズ 秋田書店市場占有率 日本経済新聞社井上ひさしの子供に伝える日本国憲法 講談社豪華版BLACK JACK 秋田書店光とともに…ー自閉症児を抱えてー 秋田書店デルトラクエスト 岩崎書店カラー版ナルニア国物語 岩波書店ゲド戦記 岩波書店ディズニーアニメ小説版 偕成社岡田淳ファンタジーの森で 偕成社「守り人」上橋菜穂子の本 偕成社ハリーポッターシリーズ全巻(5冊ずつ) 靜山社勾玉三部作 徳間書店ハウルの動く城シリーズ 徳間書店完訳版/シャーロックホームズ全集 偕成社ダ・ヴィンチ・コード 上・下 角川書店アルジャーノンに花束を 早川書房ロアルド・ダールコレクション 評論社FLASH 理論社クラスの人気者 目指せ!学校占いクイーン 金の星社歌を読む詩集 SMAPとORANGE RANGEで学ぶ詩の世界 金の星社歌を読む詩集 あゆとサザンで学ぶ詩の世界 金の星社図書館版 日本史 恐怖の館 金の星社いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない子どもたちへ 講談社3年B組金八先生シリーズ 高文研水谷修の夜回り先生の本 高文研こどもたちへ 夜回り先生からのメッセージ サンクチュアリ出版夜回り先生 サンクチュアリ出版夜回り先生と夜眠れない子どもたち サンクチュアリ出版夜回り先生こころの授業 日本評論社普及版完本原爆の図 小峰書店ビジュアルブック 語り伝えるヒロシマ・ナガサキ 新日本出版社水滸伝 1~19巻セット 集英社エンカウンターで学級が変わる 中学校編 図書文化出版暮らしの中の知らない化学物質第1期 くもん出版食品の裏側~みんな大好き添加物~ 東洋経済新報社理科年表最新版 丸善市場占有率 丸善くらべてわかる世界地図 大月書店性の絵本 大月書店「知」のビジュアル百科 第4・5期 あすなろ書房光村ライブラリー 中学校編 光村図書ドラッグを知ろう リブリオ出版からだはステキ リブリオ出版基本大百科シリーズ 集英社きらわれものシリーズ リブリオ出版世界のファンタジスタ 汐文社イチロー 魂の言葉 アールズ出版▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲まあ、ごく一部ですが。図書担当には各出版社から分厚いカタログが届くので、それを見て注文するんですが、これだけだと注文が硬直化するので、amazonや新聞のブックレビュー、新刊紹介、生徒や職員からオープンに注文を受け付けて、注文書を作ります。結構時間がかかりますが、何しろ楽しいので。私自身は貸し出しを始めた5月以来、全くと言っていいほど昼休みのない生活を送っていますが、図書室にいるの自体が楽しいので、これもまた良し。(ただ来年、3年担任だと毎日図書室に付けるか………)いかがでしょうか?これならワタシも読みたいなとか、こういうのもあるよとかございましたら、ご一報を。そろそろ来年度の注文を作成始めてますので……(↑他の仕事から逃げてるとも言う)
2007.03.18
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……大変ご無沙汰しております。はい、いつものように寝ておりました。ええ。毎晩。さて、今日はご報告をしたくて夜更かしモードに入りました。今日、埼玉県の各市町村では公立中学校の卒業式が行われていました。私の勤務校ももちろん、だったのですが、今日は年休を頂いて、1年9ヶ月前に亡くなった夫かっちゃんの中学校の卒業式に参列してまいりました。1月にスキー教室の代休を利用して、かっちゃんの勤務校だったJ中学校に挨拶に出向き、卒業式への参列をお願いしてきてありました。厚かましいお願いだとは思ったけれど、以前、ここでこのことを話題にしたときにりうりう姐さんが背中を押してくれていたことが勇気になっていたので。もちろん勤務校の卒業式も在校生の送辞と在校生の群読を指導してきた手前、激しく気にはなるけれど、でも!でもでもでも!!!体育館に入って、生徒席の両脇に広がる保護者席の一番後ろに座りました。真後ろを通って、卒業生入場。それを首をねじ曲げて食い入るように見届けて、続く卒業証書授与では最初っから泣きっぱなしでした。かっちゃんが大事にしていた生徒たち、私が見たのはかっちゃんの亡くなった年だけでした。彼らは当時2年生。…あれから1年9ヶ月。まあ、分かってはいたことですが、なんて大きくなったんでしょう。中には何となくぼんやり顔を覚えている子もいて。この子たちはかっちゃんがかわいがった子たち。かっちゃんがこの子らの卒業まで異動したくないと言っていた子たち。私にとっては、告別式の出棺で号泣しながら合唱で見送ってくれた子たち。 保護者席で私の前に座っていたお母さんが二人、私が座るときに「K先生の……奥さん……ぼそぼそ」とつぶやいているのが耳に入りました。足下には大きな花束。私が来ることは式の終了まで秘密のはず。「?」単なるうわさ話かな?と思っていたら、式の途中。くるりと振り返ったそのお母さん、「K先生の奥様ですよね?」「!?」「来て頂いてありがとうございます。これ(大きな花束を渡して)、こんなところでなんなんですが、保護者一同からです。」「え?え?な、なんで分かったんですか………????」イヤ、たっぷり2・3分は固まりましたね。そのお母さんたちにお礼も言えないまま、本当に固まっていました。両隣に花束の端が触れているのにも気づかずに。 固まりが徐々にほどけていくウチに、卒業生による答辞と合唱が始まりました。賢そうな女子が代表で、答辞を読み上げていく最後。「そして、K先生。k先生にとって私たちは最後の生徒となってしまいました。今もきっと私たちが大好きだったあの笑顔で私たちを見守っていてくれると思います。これからも先生のことを忘れません。」名前が出た途端、泣き出す女子生徒たちがちらほら。 かっちゃんは本当に慕われていたんだな。この子たちはその気持ちを大事にしたままちゃんと乗り越えてくれたんだな。 私がここに来ていることは、どうしてか分からないけどどうも保護者には知られているらしい。なら、知ってる生徒もいるはずだ。だったら、こそこそ隠れてないで最後にきちんと奥さんとして名代を務めてやろうじゃないか。 決心。 卒業生退場。保護者席でただ一人立ち上がって、小さな遺影をおなかの辺りまで持ち上げて、深々と礼をしながら見送りました。 緊張して私と遺影に気づかなかった子もいましたが、何人かははっとした表情で会釈。通り過ぎていきました。 黒っぽいスーツが多い中で、白のアンサンブルの私は多分恐ろしいほど目立ったことでしょう。それを考えると顔から火が出そうだけど、でも、この子たちとここの保護者には、かっちゃんが今日ここに来ていたこと、私がこの学校の想いを受け止めていたことを伝えたかったんです。 あとでPTA会長が来てくれて、お祝いを言ってお礼を伝えました。そのあと職員室で、学年主任が前々日に会長や周囲の保護者に私が来ることを伝えていたことをききました。そしたら、お花を、ということになったらしい。 卒業は子供にも教師にも親にもそれぞれの感慨があるものだけど、私のようなケースもあるんだなあ、なんてしみじみしてしまいました。いろいろな想いはあるけれど、私にとっても今日は一つの節目。かっちゃんの教師としての区切り目を果たしてあげられた、という想いです。卒業おめでとう。そして、たくさんの情をありがとう。素晴らしい卒業式でした。 晴れ晴れと、また涙。泣きすぎて目が痛い……。そして思う。私はやっぱりかっちゃんと結婚してよかったって。かっちゃんがいたから、私は教師として立ち位置を直すことが出来た。かっちゃんがいたから、可愛い我が子と出会えた。かっちゃんがいたから、こんな深い人情と人とのつながりを知ることが出来た。別れはあまりにも突然で早くて残酷だったけれど、それでもあなたと結婚しなければ良かったとはどうしても思えない。こんなふうに思える人と結婚できて、やっぱり良かったんだって。それでいいじゃん!!また明日から仕事頑張るさ!来年度3年担任、ほぼ確定の我が身を嘆きつつ!さ! 私が指導していた中学校の方の在校生送辞(&群読)も大成功だったと、同僚からメールが入ってました。こっちも一安心。
2007.03.15
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