◆ 『この子たちの夏 1945･ヒロシマナガサキ』◆

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2006.08.10

◆ 『この子たちの夏 1945･ヒロシマナガサキ』◆　

テーマ：ニュース(100336)

カテゴリ：カテゴリ未分類

朗読劇『この子たちの夏 1945･ヒロシマナガサキ』　へ行った。

当時の花子（939）日記　を転記してみました。

───幕があいたままの舞台。
　　開演前から、次の詩がスクリーンに投影されていました。　φ（．．）ﾒﾓﾒﾓ

　　　なんぼうにも
　　　むごいよ
　　　みんなにもうわすれられて
　　　埋もれてしまった

　　　ほったらかしの
　　　ほとけたち
　　　なんぼうにもむごいよ
　　　月のかたぶくばんには
　　　ゆうれいになってやってこい
　　　母さんとはなそうよ
　　　うしろむきになってはなそうよ（声なきものへ＞山田数子）

ベテランの方達の朗読だったからか、一言一言が静かに皮膚に喰い込み、
胸深く、沁みこんできました。初歩の方の朗読であれば、おそらく、
朗読者も涙、観客も涙で、涙、涙、の洪水だけで終わっていたことでしょう。

【しづかに歩いてつかあさい】－－水野潤一－－

　　　　　　　この町を歩くときにァ
　　　　　　　どうぞいついきしづかァに
　　　　　　　こころして
　　　　　　　歩いて行ってつかァさいや・・・・・
　　　　　　　のう・・・・・

これ以上、乱暴に踏み荒らさないで下さい。
という切なる願いが込められていると思う。

【短歌】－－－河内　格－－－

　　　　　　　　服焼けて裸身となりし女学生
　　　　　　　　ただれた両手で恥部をかくせり

朗読を聴きながら、特に今、日本国中、軽い「痛み」という名の病が蔓延しているけれど、
この『痛み』の質とは全く異なる。
自身も軽い痛みの「病」に罹らないよう「心」を大切にしていきたいと思う･･･

朗読劇の案内をくださった、Ｍ・Ｋさんに心より感謝します。2002/08/08 08:35

今年の8月6日、海上自衛官である甥は一人静かに広島を訪れていた。by花子

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