ドラム・パーカッション情報 ~リズム生活~

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ドラムセットの歴史&大解剖

ドラムセットの歴史
ドラムセットは、打楽器の集合体です。
現代の音楽シーンではバンド演奏が増えたためかドラムセットを目にする機会は増えつつあります。
ドラムセットといえば、こんな形というのは容易に想像できますが、その始まりはなんと軍楽隊だったのです。
太鼓は戦場での信号伝達や威信高揚に使われ、そのスタイルはシンバルをバスドラムの上部にセットした形ででした。
戦場での運搬を考慮した結果、コンパクト化が進められ小太鼓・大太鼓・シンバルのパートを一人で演奏出来るよう、バスドラムの上にシンバルやタムタム、パーカッションを取り付けたセットが発明されました。
やがて、バスドラムを足で叩けるようにしたペダルや、シンバルを脚で操作出来るようにしたハイハットの登場などを経て、現在のドラムセットの基本形が完成しました。

ドラムセットが最初に活躍したのは、ジャズの世界でした。
ドラムセットの起源をたどると、ジャズの起源と密接に結びついていることが解ります。
そしてジャズの発展の歴史が、ドラムセットの発展にも繋がっていくわけです。

その後、ドラムセットはジャズだけではなく、ロック、フュージョンなど違うジャンルにも活躍の場を広げていきます。
そして、色々な音楽と密接に絡み合いながら、様々な発展を遂げていきます。
ドラムセット大解剖

ドラムセットは何から構成されているか見てみましょう。
ドラムセットの内容は大きく分けて5つに分かれます
1.バスドラム  バスドラム詳細へ
中心にある一番大きな低音を出す太鼓です。
20インチから~24インチの大きさが一般的です。

2.タムタム  タムタム詳細へ
バスドラムの上にセットされているメロディックな音を出すタムタムと、床の上に三本の脚で固定、低音を担当するフロアタムとにわかれます。
タムタムは10・12・13インチ、フロアタムは16インチが一般的です。
3.スネアドラム  スネアドラム詳細へ
両足の間にセットされる、リズムの要にあたる太鼓です。
14インチが一般的ですが、最近13インチの小径のスネアドラムも多く見られます。
4シンバル  シンバル詳細へ
円形に伸ばした金属板の楽器で、シンバルスタンドに固定して使用します。
リズムを出すライドシンバル、曲中のアクセントに使うクラッシュシンバル、2枚のシンバルを重ねたハイハットなどがあります。
5.ハードウエア
スネアドラムを好みの高さ、角度にあわせるためのスタンド、タムやシンバルをマウントするために必要なホルダーやスタンド、バスドラムを鳴らすためのペダルなどがハードウエアになります。


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