世界で一番愛する人と国際結婚

手間のかからないアメリカ人夫



昨日、夫に「君は Low- maintenance だ」と言われて、その後も色々考えてみた。


私から言わせてもらっても、まさにブランは Low- maintenance な男性だ。


気持ちは常に一定していて穏やかで、私に声を荒げたりしたことは一度もない。
私の家族や友人にもナイスに接してくれる。私が行きたいと言えば、女同士の
旅行でも、喜んで送り迎えしてくれると思う。


そして、特に家事全般に関しても、全く手間のかからない夫である。

私は家でたまに仕事をしているブランより、先に寝てしまうことが多く、
それにも関わらず朝早いブランより先に起きたことがない。


夫が さだまさし (古過ぎ?)だったら、間違いなくちゃぶ台を
ひっくり返されているだろう。


朝、頑張って起きようとしても、「いいよ、いいよ。君は寝てて。」
と優しく言ってくれる。


ブランは、家事は何でもできる。朝ご飯も自分で作って、自分で片付けて、
私の分を置いて、ささーっと出掛けていく。



この間など、朝からアイロン台を出しているので、


「言ってくれたらやるのに。何でもっと早く言わないの。」


慌てて、私が手を貸そうとすると、


「え?いいよ、いいよ。僕できるから。」


と、ささーっとスーツにアイロンをかけて、疾風のように行ってしまった。


確かにアイロンかけは私よりずっと早くて上手い。
へたに手を出さなくてよかった。




洗濯も、ブランは週に1度は自分のものは全部自分でやってしまっている。
ゴミだしもいつの間にかやっておいてくれるし、自分の書斎や自分の
バスルームは、いつも綺麗に片付いているので私は手を出したことはない。


一度だけ、私が勝手に彼のクローゼットに入り、彼のランドリーBOXに
入っていたものを洗濯をして、彼のワイシャツをクリーニングに
出しておいたことがあったが、


「もしかして、君がやってくれたの?
僕がやるからいいのに。ありがとう。」


と大感激してくれた。


会社を出る時は、必ず帰るコールをして、「何か買っていくものはない?」
と聞いてくれる。



私がやる家事はと言えば、夕食つくりとベッドメイク、それから、
週に数回の食料品の買出し。週に1回の自分の分だけの洗濯、自分の
部屋と自分のバスルームだけの掃除。


それくらいだろうか。


それでも食事も、週末はブランが作ったり外食したりしているし、
最初は、「外のジャグジーに浮いた葉っぱすくいをやるね。」と言っていた
ものの、結局また人に来てもらっている。


ブランは、そんな私でも、今のところ満足しているみたいだ。


何故なら、私はガミガミ文句を言ったりしないし、Low-maintenanceで
一緒にいて心地がいい女性だかららしい。

そして、できることならば、いつまでも変わらず綺麗でいて欲しいそうだ。
極端に言えば、家事などできなくても構わないので、独身の時と同じように
いつまでも綺麗でイキイキしていて欲しい、仕事でも趣味でも好きな
ことをして欲しい、と思っているようだ。ブランは。



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