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このヨットブログは、2005年から2006年ごろに作成したものです。突然ブログ執筆のモチベーションが落ちて現在新規記事の投稿はおこなっていませんが、BlueMoonはかわらず活動しています。最新情報はhttps://blsjapan.info/bluemoon/をご覧ください。
Nov 11, 2024
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早朝起床。風が悪いので、今日は丸一日大島に滞在することにする。バスに乗って、元町港へ。ここのターミナルは無線LANが使えるのでたまったメールをさばく!近所の食堂でランチを食べた後に、そばの露天風呂へ。水着着用の混浴なので、家族で入ることが出来る。その後、kentoを陶芸教室に参加させる。1時間ほどで、船の形のお皿が出来上がり!完成は4週間後とのこと。漁港を散歩していると、漁師さんがKentoに魚を何匹もくれる。ありがたく、隣のパワーボートの方と分け合った。丸一日大島を堪能する。明日は、新島だ!
May 1, 2009
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まだ暗い内に起床。漁港の常だが、朝漁に出かける漁船の曳き波で船が揺れるので、早く目が覚めるもの。朝凪の内に出港。針路を180度へ。大島の南端、波浮港(はぶこう)を目指す。大島まではシングルハンドを含めて何度も行っているが、妻子連れは初めて。5ノット弱のおだやかな風を受けてセーリングだ。ガスっていて、大島は見えない。例年だと、大島の東側は波が悪く突風に悩まされる。今回も「大島の北端を越えたら突風が吹く鴨よ」と伝えていたが、そんなことが信じられないようなおだやかな風。ところがところが。予言(?)通り、大島の東に入った当たりから急に風が強くなる。15ノット程度にまで上がった風は、1人なら大したことはないのだが。波浮港が見えたところで、ヒーブツーして入港の準備。そして入港。手前の暗礁地帯には新たな防波堤が建造中だった。波浮港はゴールデンウイークに入っているというのに空いている。ヨット一隻、パワーボート一隻しかいない。ルンルン気分で岸壁に横抱きをする。波浮の港はアンカーが打ちにくいので、横抱きはラッキー。さて大島波浮港と言えば、コロッケ♪「波浮の港」のメロディーを口ずさむ息子と一緒に、あげたてコロッケをいただく。お風呂を頂いてから港に戻ると、何杯も他の船が入ってきている。このまま岸壁に横抱きだと居づらい雰囲気に。そこで、あわてて槍付けに変えることにする。アンカー打ちも一発で決まり、今夜はお休み。
Apr 30, 2009
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人生初めとも言える?10日間のゴールデンウイークを確保。今日から、伊豆諸島を巡る旅へスタート。出来るものなら、イルカの聖地「御蔵島」を目指したい!本当は昨日出発したかったのだけれど、風が強かったので見送り。妻子+猫の乗組員を連れて、本日横浜市民ヨットハーバーを昼過ぎに出航。5メートル程度の風を受けて南航。波が荒れやすい観音崎も難なくクリアー。夕方には三崎港うらりに到着。横付けの楽ちん係留。近所の店でマグロ料理を頂いて、お休みなさい。
Apr 29, 2009
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いくつかの色々なことが重なり放置していたこのページですが、短期間だけ復活します。
Apr 28, 2009
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BlueMoonの床板は全部で6枚。全部外すと、ご覧のようにビルジ溜まりが見えてくる。 外洋を走る前提で造られたヨットなので、ビルジ溜まりも深い。つまり、ちょっとやそっとの水漏れ程度にはびくともしないほどの量を貯められるのだ。 もしこれが浅いと、ちょっと雨漏りがあったり、波が打ち込んできただけで、キャビン内はびしょぬれになってしまうのだからありがたい限り。 BlueMoonには電動ビルジポンプと手動ビルジポンプがそれぞれ装備されている。 今回、床板のニス塗りを行っていて気が付いたのだけど、床板を外して帰ると、翌週来たときにはビルジがほとんど無くなっているのだ。 つまり、床板さえなければ、自然乾燥だけでほとんどビルジは抜けるということがわかった。これにはびっくり。※ビルジ溜まり 船内に入り込んだ水が最終的に行き着くところ。 この水をかい出すポンプのことをビルジポンプという。 電動ポンプは超楽だけどいつ壊れるか分からないので、手動ポンプの方が大事。
Feb 26, 2006
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今日はかなり船に熱心なビジターが来艇。 仕事で海に出ているそうで、あとはヨットさえ乗れるようになれば全制覇(?)とのこと。 こちらも気合いを入れて、経験者向けトレーニングクルーズリストをこなしていく。 機走にて、前進後進、陸標の使い方、コンパスの使い方、蛇行、360度ターン、八の字ターン、ポイントオブセール(風の方位による呼び方:クローズホールドとかetc.)。操船号令と復唱、ヘルムスマンチェンジの方法などについて、みっちり。 何しろボートは乗り慣れている人なので、ヨット固有のシーマンシップ(操船術・運用術)だけを教えればいいので講習が進む進む。 上の写真は、帰港後のボートクリーニング。小一時間掛けてクリーニングとショートタイムメンテナンスを毎回行う。 下の写真は、Kentoがデッキブラシでデッキをゴシゴシこすっている様子。 デッキブラシってのは、船の”デッキ”をこするブラシなんです。知ってた? Kentoはまだ2歳だけれど、掃除が大好き。船の上の湾曲した部分に陣取り、ゴシゴシ。
Feb 25, 2006
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今日は船の整備。キャビンの床板のメンテナンスだ。 ヨットのキャビンの底板は大抵、簡単に外れる。その下はビルジ溜まり(水の溜まる場所)になっているのだ。 ビルジ溜まりはその性質上どうしても湿気の多いところなので、床板の裏面は湿気で傷みやすい。 だから、適当なペースでメンテをしないといけないのだ。 軽くサンダーをかけてニスを塗る。数時間間を開けて、さらに塗る。数時間開けて、さらに塗る。これをn回繰り返すことが肝要。厚く塗れば塗るほど、重厚さが増していく。理想を言えば5~6回くらいか? 今回ホームセンターで買ってきたニスが、この作業に不向きであることが「風」艇の師匠の言葉から判明。師匠のご厚意で「風」艇の特性ニスを頂いてしまった。ありがとうございました。 写真はニス塗り作業にいそしむボクと、Kento。こんな楽しそうな作業を見てKentoが黙って見ているはずがない。ボクがよそ見をしているときに、ぺたっと手形を付けていた。 だめだよ、ニスは身体に毒だから。 今日も主な作業は僕一人でヨットの中で済ませてしまったので、Kentoは船に乗れなかった。ちょっと欲求不満になっているようで、「けんちゃんのヨット乗る!」とかのたまっていました。
Feb 19, 2006
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一年に一回の船好き人間の集まりと言えば、東京国際ボートショー。 モーターボート、ヨット、ゴムボート、ディンギー、カヤック、等々。 それにライフジャケット、船底塗料、フェンダー、ウェア等の小物。 レーダー、GPS,魚群探知などの電子もの。 とにかく、船を使って海(川・湖)をフィールドとする商品見本市。 でも、ヨット乗りとしては、ヨットの展示がたったの一杯だけ。もう寂しい限り。 写真は、BlueMoonの設計者にて初代オーナーの堀内浩太郎氏。 元ヤマハのチーフボートデザイナーだった氏は、BlueMoon(当時の船名は波照間)をヤマハ30Cの初号機として設計。自分がオーナーとなって試乗を繰り返して、更にボートデザインを洗練させていったそう。 定年退社後も自力で先鋭ボートをデザイン。後ろに見えるのは、トリマランにウインドサーフィンのセールがついており、その上スピードが出るとハルが全て水面上に浮く水中翼付の自作ボート。10ノット以上でかっ飛ぶそうだ。 Kentoは人混みに興奮して、全然落ち着かない。 この写真は小笠原諸島の父島にてヨットのサポートを20年以上に渡って続けてきた山田さん。 オケラネットという名前のアマチュア無線ネットワークを独自に創り上げ、世界中を回っている日本の外洋艇の位置情報を確認したり安否を家族に伝えたりと無私のサポートを続けてきた。 その努力に対してこのたびマリン賞が受賞されたのだ。 この写真はヨットによる世界一周レースに3回出場し、その上昨年ヨットによる単独無寄港世界一周の最年長記録を71歳で更新した斎藤実さんのトークショー。聞き手は舵社の編集局長田久保氏。 こんなところで、Kentoがおとなしくしているはずもなく、地面に寝転がること数回。大泣き数回。姿をくらますこと数回と、傍若無人ぶりを遺憾なく発揮。迷子にならなかったのが僥倖だった。 子供連れでボートショーはやはり、無謀だったか...横浜ベイサイドマリーナの知り合いの船長さん達と一瞬のアイボールを楽しんだ後、会場を後にした。
Feb 11, 2006
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突然の雪から一夜明けて、横浜の朝は超寒い。 ハーバーもうっすらと雪化粧。沖止めのヨットのデッキにもうっすらと雪が積もっている。 Kentoは寒くても元気にハーバーを走り回っている。母さんは暖房の効いたヨットのキャビンの中で、うとうと。昨晩のアンコウ鍋の味を思い出しながら、鼻ちょうちん。 キャビンの床板が、ビルジの影響のせいか少し湿っているようだ。BlueMoonはそのスピードメーターの構造上、必ず少量だがビルジが発生する。外洋航海用の船だからビルジだまりはかなり大きい方だから全く問題はないのだが、船底で水がちゃぷちゃぷいっているのは、精神衛生上良くない。とりあえず、床板は4枚ほどはがして、ニスを塗り直そう。 この写真は、BlueMoonのキャビンの中からメインハッチの方を向いて撮った写真。コンパニオンウェイに腰掛けて、はいポーズ。この直後、ボクが目を離した好きにKentoはこの高さから下まで転げ落ちて大泣きすることになる(^_^;)。その後、母さんに抱きついて、泣き寝入り。※ビルジ 船の構造上一番下の部分のこと。各所で漏れた水などは全てココに溜まるところから、溜まった液体そのものもビルジと称することがある。「ビルジ溜まり」なども同じ意味で使われる。※ハッチ 船室に出入りするためのドア、ないし窓のこと。大抵水密構造になっている。※メインハッチ 船の中で一番大きなハッチ。※コンパニオンウェイ メインハッチからキャビンへと降りる通路・階段のこと。
Feb 5, 2006
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今日は先輩艇である「風」からご招待を受けて、鍋パーティ。 「風」のオーナーは毎年この時期になると「あんこう」を手に入れてきて振る舞ってくれる。 ボクは昨年初めてあんこうを食べて、そのおいしさ、食感にびっくりしたものだ。 今年は、「風」のキャビンの中に10数人(+子供3名)が集まり、アンコウ鍋をつついた。ヨットのキャビンは効率よく作られている上、「風」は大型艇なのでかなり余裕がある。が、それでもこの人数が入ると、流石にタイトな感じ。みんなで肩を寄せ合って鍋をつつく。ま、鍋パーティの基本スタイルですね。 ひとしきりアンコウを味わい一段落した頃、Kentoが急に「ゆきやこんこ♪」と歌い始めた。キャビンの外を見るとなんと雪。寒いはずだ。 ポンツーンは一面雪をかぶっており、Kentoは狂ったように遊び回る。それでなくても不安定なポンツーンの上に雪が積もっているのだから、こちらは気が気でない。2メートル弱の幅のポンツーンから一歩足を踏み外せば、海にドブン。 そんなこちらの心配はどこ吹く風、結局小一時間遊び回っている間一回転んだだけであとは無傷でした。さすが2歳も3ヶ月過ぎると違いますね。
Feb 4, 2006
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こういう海図って言うのは、見ているだけでなんだかわくわくしてくるものですね。八丈島ですら年間25艇程度しか船は行かないそうです(KAZI誌2004年8月号)。ましてや小笠原ともなれば年間10艇いるかいないか。【横浜ー小笠原諸島父島:約540マイル(約1000キロ)】4ノット:135時間(5.6日)5ノット:108時間(4.5日)6ノット: 90時間(3.8日)実際は(何が実際?(^_^;))八丈島なりで補給をするだろうから、もっと時間がかかるだろうなぁ。BlueMoonは帆走なら4ノット。機帆走なら6ノット巡航が可能な船だけれど、燃料が20時間くらいしか持ちません。やはり、単純往復だけで11日間。現地での補給や休憩を入れたら最低12日間、現実的には14日の航程を見ておかないといけませんね。あぁ、2週間の休暇かぁ。遠い目。やはり、小笠原周航は日本のヨット乗りの夢ですね!※1ノット=約1.8キロ/H 1マイル=約1.8キロ
Feb 3, 2006
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2006年 3月 4日(土)ナイトステイトレーニング 5日(日) 12日(日) 19日(日)ビジター歓迎 25日(土)※スケジュールは予定です。 必ずトップページの左側にある ”インフォメーション” を読んだ上で、問い合わせ下さい。※ビジター歓迎と書いてある日は全行程、ヨットが初めての初心者向けです。 体験乗船歓迎日なので、安心して参加できます。 お友達と一緒の乗船も歓迎です!※ビジター歓迎と書いていない時でも参加が可能な時があります。 メールを下さい!
Feb 1, 2006
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BlueMoonも良くお邪魔している、横浜港みなとみらい地区にある「ぷかりさん橋」が工事のため係留が中止されていました。 臨港パークから突き出ているこの桟橋は、レストラン付のおしゃれな建物とセット。海から見ても目立つので、間違える心配はありません。 横浜港エリアでプレジャーボートが係留できるところは極めて少ないため、便利に使っていました。工事が終わったら、また出かけよう。 そういえば、本年中に管理が市から民間に移るので、料金海底が行われることになっています。現在の1000円/日ってのはかなり使いやすい値段なんだけど、いくらになることでしょう。-------------------------------------------プレジャーボートご利用のみなさまへプレジャーボート係留中止についてさん橋改修工事のため、下記の期間みなとみらいさん橋(ぷかりさん橋)の係留利用を中止させていただきます。利用中止期間 平成18年1月23日(月)~平成18年3月5日(日)該当さん橋 みなとみらいさん橋(ぷかりさん橋)ご不便をおかけしますが、皆様のご協力をお願いいたします。-------------------------------------------
Jan 30, 2006
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今日はオールゲストでの乗船。3名の体験者が横浜市民ヨットハーバーに集まる。アイルランド人のK氏は、昨年の海体験の日以来、半年を経て二度目の乗船だ。こういう人が増えてくれるのはとてもうれしいね。他の2名の女性は、ほぼ今日が初体験。ポンツーンに付けた状態でブリーフィングを行う。ヨットの安全な乗り降りや簡単な用語などをまとめたチェックリストに従って、10分ほど。さぁ、出港だ。フェンダーを回収し、コクピットロッカーにしまう。にわかクルーの3人は、指示通りにてきぱきと動けるようだ。今度はティラーとリモコンレバーの使い方。3人で代わる代わる練習。ボクの操船号令で、なかなかてきぱきと船をコントロールできるようになる。今日は風が強い。予報通り北東の風9m/s。メインは揚げないことにしてジブだけを展帆する。ティラーを任せてファーラーラインを緩めジブシートを引く。みるみるジブが冬晴れの根岸湾に広がった。ブローで20度近くヒール。ピークで5ノット。オールゲストにジブだけのBlueMoonとしては、上出来のスピードだ。しばらくセーリングを楽しんだ後、横浜ベイサイドマリーナ(以下YBM)に向けて入港準備。ジブをファーリングし、フェンダーを出し、ドッキンググロープを準備。ゲスト達にバウラインとスターンラインの留め方を伝えて、YBMのゲストポンツーンにアプローチ。ばっちり、決まる。こういう時は気分が良い。1時間ほどYBMでランチ休憩。K氏はモンベルでお買い物。YBMはいつでも混んでいて、親子連れが、サイドウォークからこちらを眺めていたりする。しばらく休憩してから出港。横浜市民ヨットハーバーへ一路セーリング。1時間ほどのクリーニング&ショートタイムメンテナンスの後、解散。楽しい一日でした。ゲスト 日本のプレジャーボート用語。その船に毎週のように通って操船を覚えてキャプテンと共に船を動かす人をクルーと呼び、ワンタイムで来る人をゲストと呼ぶ。コクピットロッカー ヨットのコクピット部にあるロッカー。リモコンレバー 車のアクセルに相当する船の部材。
Jan 28, 2006
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これは、伊豆諸島全制覇航海に向けての、タロー自身の覚え書きです。ヨコハマから新島までは十分に遠いけれど、八丈島はさらにその倍くらい南にあります。遠い遠い。大島までは50マイル、12時間くらい。でも八丈島は150マイル。4ノット巡航で36時間以上かかりそうだぁ。【横浜ー八丈島:約150マイル】4ノット:37.5時間5ノット:30時間6ノット:25時間
Jan 24, 2006
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今日も朝からメンテナンスデイ。のはずだったんだけど、小春日和の心地よさに誘われて思わず船を出してしまう。特に行き先を決めずに舫を解く。無精をしてメインは揚げず、ジブだけをフルセールに。時折リーチがヒラヒラしているのも無視して、温かな日差しで身体を温める。海上では穏やかな風が吹き続けていて、軽風ながらセーリングを楽しむ。昼前、横浜ベイサイドマリーナが近づいてくる。今日はここでランチをしよう。電話で入港の旨伝え、知人に電話。でもあいにく誰とも連絡が取れない。がら空きのゲストバースにアプローチ。横浜ベイサイドマリーナはマリーナとしてよりもアウトレットモールとしての方が有名。ショッピング&レストランでいつ来ても人の絶えることがない。いつも行くパスタ屋は行列。あきらめて寿司屋に。おいしくいただきました。出港がそもそも遅かったので、ランチは手早く済ませる。YBMを出港。ハーバーまで一直線で逆戻り。清掃して、解散しました。リーチ 近代ヨットのセールは皆三角形。その一辺をリーチと呼ぶ。他の二辺はそれぞれラフとフット。ヒラヒラ セールはどの部分であれきちんとテンションがかかって張られているのが原則。どこか一カ所でもヒラヒラしていると、十分なスピードが出ない上、セールの傷みが早い。
Jan 9, 2006
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今日はビジターさんが一名。去年から申し込まれていたのに、天候が悪くなったり、体調を崩したり、こちらのトレーニング日だったりと、なかなか都合が合わなかったのだ。今日は本当は一日中メンテナンスの予定だったのだけれど、このままだと一生乗れそうになかったので(笑)、午前中は出港することにしたのだ。10回程度の経験があるとのことだったので、ブリーフィングの後すぐに出港。フルセールに。でも、冬にしては風が安定せずしかも弱い。根岸湾を漂う。なかなかセーリングにならない。それでもなんとか2時間ほどクルージングしてから帰港。船上でランチを食べる。さぁ、今日はヨットのメンテナンス日だ。船っていうのは大切なものなのに、塩水につけっぱなしで保管するという酷い扱いを受けているのだ。年に数回はまじめにメンテナンスをしてあげないとね。普段から乗船後にはデッキに水を掛けて塩抜きをするんだけれど、今日はこの行程をじっくりと何度も行う。そして「激落ち君で」デッキ磨き。 各ロープ類にたっぷり水を掛けてこれも塩抜き。アンカーも同様。 そして、本日のメインはハルのワックスがけ。最初に水洗いして、環境対応シャンプーでゴシゴシ。最後に車用ガラスコート剤を使ってまた水洗い。仕上げにから拭き。ピッカピカ。シップシェイプという言葉がある。すべからく船はシップシェイプを保つことが重要である、、、そうで、きちんと整備されみかけも美しく保たれていることは、船にとっても大切なことなのだ。BlueMoonのシップシェイプは、まぁ、保たれている方かな?作業を終え今日は終了。皆さんお疲れさまでした。激落ち君 メラミンフォームをつかった洗浄用スポンジ。すごくよく汚れが落ちるので、BlueMoonでは愛用。
Jan 7, 2006
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2006年 2月 5日(日) 11日(土)ナイトステイトレーニング 12日(日) 19日(日)ビジター歓迎 25日(土)※スケジュールは予定です。 必ずトップページの左側にある ”インフォメーション” を読んだ上で、問い合わせ下さい。※ビジター歓迎と書いてある日は全行程初心者向けです。 体験乗船歓迎日なので、安心して参加できます。 お友達と一緒の乗船も歓迎です!※ビジター歓迎と書いていない時でも参加が可能な時があります。 お問い合わせ下さい!
Jan 4, 2006
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2006年、元日。伊豆大島で新年を迎える。宿(シークリフ)でおせち料理を頂き、餅つきを楽しんだ後、宿をチェックアウト。宿の主人とトシエ達が波浮の港まで見送りに来てくれた。大島に客船で向かう人にとっては元町港か岡田港が一般港。でも、ヨットやモーターボートで大島に出かける人にとっては波浮港こそが表玄関。いつもココに船を舫う。宿の主人をあまり待たせても悪いと思い、手早く出航準備。実はココで急ぎすぎてしまってじっくり出航準備が出来ていない状態で舫を解いてしまった。デイクルージングとはいえ、横浜港到着予定は夜。シングルハンドで相模灘を渡るのだから、あせりは禁物。一同に手を振り車が見えなくなったところで湾内に引き返して再度準備を始める。お湯を沸かして水筒に詰め、アンカーをしっかりしまい、ストーブのタンクをラッシングして、各種ロープをしまい、着替えをして、海図類を使いやすいところにセットして、ストームジブを取り出してベンドオンして、とあっという間に小1時間が過ぎる。準備万端、1030波浮港を出港!港を出るとすぐに波は2m程、風は北西15ノット程度まで上がっている。メインは2ポン、ストームジブを揚げて、西に向かう。風は次第にあがり、平均20ノット以上に。波も2.5m程。強烈なスプレーで全身ずぶ濡れ。ちょうどいいので、ヒーブツーの練習をする。普段の練習時はあっと言う間に0.1ノット以下にまで対水スピードが下がるのだが、なかなか2ノット以下に下がらない。20ノット以上の風でヘッドセールがストームジブだとヒーブツーに工夫がいるようだ。1200頃。出港して1時間半くらい。体調が最悪のピークに達していた頃、ジュン氏から電話。心配してくれていたのは分かったけれど、満足に受け答え出来る状態じゃなく、無愛想に返事をしてしまう。何しろスプレーが激しくて、防水でない携帯電話が安心して使える状況ではない。電話のすぐ後、強烈なスプレーというか波を全身に浴び、突然PFDが開き始めた。そう、水を関知して自動的に膨らむボクのライジャケが、あまりに多量の水を浴びたために落水したものと勘違い。誤動作して膨らんでしまったのだ。脱ぐのも面倒くさく、結局ハーバーに着くまでこのライジャケを着続けることになる。往路の一番大変だった時よりはちょっとましだったが、それでもこのコンディションが結局4時間ほど続く。これには、参った。でも、一番しんどかったのは最初の2時間。それをすぎると身体が時化になれて来るのか、コンディションは変わらないのに、波に身体が合ってくるものだ。波に逆らおうとせず、波の動きに抵抗しないようにすると、急に身体の力が抜けてくる。1400には真上りになったので、ストームジブを降ろしてメイン2ポンだけにして機帆走。アルファ米のお昼をおいしくいただく事が出来た。初めての時化の中での食事。1700頃、久里浜の手前あたりで安室さんから再び電話。この時は風も随分と落ち着き、波も収まっていました。1730頃、とっぷりと日も暮れました。観音崎の東京マーチスに現在位置を通報。あけましておめでとうございます、と言ったら、向こうもあけましておめでとうございますと答えてくれた。良いねぇ日本人は(この項フィクション)。さすがに元日、東京湾はびっくりするほど空いている。1900頃 猿島を通り越し、八景島を通り越し、横浜ベイサイドマリーナを通り越す。メインは2ポンのまま。2000頃、やっと横浜市民ヨットハーバーに到着。膨らんだPFDを無理矢理外し、フォールウェザーギアを脱いで着替えてストーブをつけると、崩れるように船内で寝てしまう。起きたら23時頃、なんと3時間近く寝てしまっていた(^_^;)。結局そのまま船中泊をしてしまう。行きも帰りもハードな航程だった。もちろん冬の相模灘を波浪注意報が出ている時に出港しているのだから、全て想定の範囲内。予想を超える風・波ではなかった。それでも実際に経験すると違うねぇ。これで随分と自信もついた!BlueMoonのヨットとしての性能も申し分なし。ストームジブ 荒天時に使うセール。面積が極端に小さい。2ポン 荒天時にはメインセールを縮小する。フルメイン→1ポン→2ポンとセールのサイズを小さくしていくので、2ポンというとそれより小さくできないぎりぎり小さいサイズと言うことが出来る。真上り 進みたい方向から風が吹いてくること。こうなると、セールボートはジグザグに進むか、帆走を諦めてエンジンを回すしか無くなる。スプレー 船首がかき分けた波が、風に流されて乗員に吹き付けてくることを言う。
Jan 1, 2006
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朝、大晦日、波浮の港で目が覚める。アンカーもしっかり効いていてうれしい。しかし、風が強い。ジュン氏と今日の一般港、岡田港へ向かう。北風15メートルの予報の中、妻子が久里浜からジェットフォイル船で到着。ジュン氏は熱海へ向けて同じくジェットフォイル船で出発。この日一日は、あんこ娘の振りをして写真を撮ったり、高くて量の少ないラーメンを泣きながら食べたりと、ご家族モードで過ごす。
Dec 31, 2005
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0650 横浜市民ヨットハーバーを出港。一路伊豆諸島の玄関口、大島は波浮港へ向かった。0745 ジブも揚げて楽しく帆走。4ノット以下だと日没までに入港できないので風が弱い時には機帆走。最低4ノットを維持してひたすら南へ。0905 海鹿島(あしかじま)付近通過。1010 船が少なくなってきたので、ワッチスタイルを開始。タローがワッチイン。城ヶ島通過。1110 ジュン氏ワッチイン。1215 タローワッチイン1315 ジュン氏ワッチイン。大島が随分近づいてくる。1415 タローワッチイン。このまま行けば1500には波浮港に入港出来るくらい目の前に来た時、天候が急変。平均20ノット、最大30ノットの西風が吹き荒れる。波高は2mから3mの大波。 ジブをストームの位置まで巻き上げ、メインは2ポン。しばらく走るもヒールがきつい。ジブを完全に巻き上げ、エンジンスタートして機帆走。丁度、港方向からの風と大波を受けて、BlueMoonのコクピットはスプレーまみれ。全身ずぶ濡れになりながら約一時間翻弄される。 タローもジュン氏も完全装備だったので、寒さは問題無し。1630 なんとか入港。上陸して暫くはふらつく状態。その後温泉でゆったり。軽く一杯。最高!船中泊で9時間。ぐっすり。○このページ、クルーのジュン氏の記録を元に構成。
Dec 30, 2005
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明日から年末年始のお休み。【大島でお正月】企画のスタートだ。 準備でハーバーに行くと、常連の皆さんがクラブハウスで鍋パーティの真っ最中だった。 20人弱のメンバーが集まっていたが、みんなすでに出来上がっていた(^_^)。年間出艇回数ベスト20のオーナーさんが一堂に会したような、そんなメンツだった。 BlueMoonを一人でバースアウトさせポンツーンに付け、水の補給、燃料の補給、整理を大急ぎで済ませ宴会に合流させて頂く。 ハーバーの平均年齢は70歳近いので、ボクと皆さんはまさに親子ほど年が離れているのだがみんないい人達だ。海の男だからぶっきらぼうなところもあるけれど、ぽんと入ってきた若造メンバーにとても良くしてくれる。 結局一時間ほどで帰るはずだったのに、長居してしまった。さぁ、明日から良い風が吹きますように。
Dec 29, 2005
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冬休み航海計画の備忘録これは個人的な備忘録です。参考にして出航したりしないこと。2005年 12月30日 未明 横浜市民ヨットハーバー出航 夕方 大島波浮港到着 船中泊 12月31日 妻子、ジェットフォイル船で到着。終日まったりとすごす。2006年 1月 1日 朝 大島波浮港出港 夜 横浜市民ヨットハーバー 帰港航程約50マイル 平均速力4ノットで計算して12時間避難港 三崎港ハザード 天候:天気予報によると、往路は午後から12~14m/sの西風が吹く。 大島到着時の西からの強風は、大島東岸航海時、時折強烈な吹き下ろしとなる。 沖だしして近づくこと。 行きは往路は風が強く、帰路は少なくとも雨は降りそう。 15mをコンスタントに越す風が吹くようだったら、計画変更しましょ。 食事:時節柄現地での買い出し不可。ちゃんと全ての食事分を積み込むこと。
Dec 28, 2005
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今日、ジュン氏のスキッパー登録のトレーニングの最終日だった。 午前中は最終座学。今まで触れてこなかったリスクマネジメントを一通り。お昼を食べて出港。 クルーにはホームステイ中のJilinちゃん。日本語全く分からず!シンプルな英語で指示を出してもらう。 カムアバウトとジャイビングの操船号令のかけ方の確認。何の前触れもなしに、救命浮環を投入。訓練落水!セーリングで回収。ついでにヒーブツーの練習。帰港途中で再度突然の救命浮環投入。これも難なくセーリングで回収。 新米の外国人クルー相手に全行程を難なくこなす。ジュン氏、お見事! ハーバーに戻って、一息。これで全トレーニング修了。晴れてスキッパー登録が完了しました。これからは、ボク不在でも船を出せます。2年ちょっとの間の目覚ましい進歩でした。ジュン氏、お疲れさまでした!!
Dec 25, 2005
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一泊二日熱川の旅の帰り。相変わらず大渋滞。 海岸沿いを走ると気づくのだが、ちょっとした漁港などにも自主係留とおぼしき一隅がある。10杯~20杯程度のモーターボートやヨットが、漁港の片隅に泊めてある。 東京湾近辺では30フィート艇で、係留料だけで10万円くらい取られるところもあるけど、こういうところなら1万円くらいで泊められるんだろうなぁ、とうらやましく思いながら横目で眺める。 どうせ渋滞しているのを良いことに、たびたび車を止めては港の見学。 そう言えば、KAZI誌に沖縄に船を置いている東京の人の話が載っていたことがある。「飛行機代を入れても沖縄に置いた方が安くつく」というのがその理由だった。 サラリーマンで月々払えるのは2~3万円。頑張っても5万円くらいでしょ(たぶん)。都会は船を置くのも大変ねぇ。
Dec 24, 2005
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今日は仕事で一泊出張。車で熱川まで一路。でも、横浜から中継地点の熱海までで5時間以上かかって、ぐったり。それでなくても南国一週間の出張から一昨日帰ってきたばかりで、気温差20度以上でくらくらなのに。 熱海の港にはマリーナが二つ。熱海マリーナとスパマリーナ熱海。熱海マリーナは古くから有るマリーナのようで、海上係留。係留艇も少ない。それに対してスパマリーナ熱海は数年前にオープンしただけあって、係留艇も多いし設備も豪華。 スパマリーナ熱海にはゲストバースがあるけれど、4隻分しかない。しかもフィート250円の停泊料を取られる。30フィート艇だと(30フィート×250円=7500円)。消費税を入れるとほとんど8000円に近い。これではおいそれと泊まれないねぇ。 ゆっくり観察出来たのも、激しい渋滞だったから!
Dec 23, 2005
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-- ビジター艇のための横浜市民ヨットハーバー -- 横浜市民ヨットハーバーは会員による自主管理ハーバーです。横浜市から許可を得て土地を借りて、ハーバー管理委員会が会則に則って運営しています。 西欧ではなじみ深いこの管理方式も日本では極めてまれです。日本のマリーナ、ハーバーはそのほとんどが営利団体(株式会社や有限会社)による運営だからです。 ですから「営業時間」ではなく「利用時間」ですし、利用者の良識を重んじるなど、あまり細かいことは決まっていなかったりします。 これらの点を踏まえた上で、有意義にご利用下さい。●ビジターフィー フィート×100円/日 例)25フィート 25×100=2500円 30フィート 30×100=3000円●ハーバーの利用時間5月から9月 平日 9時から17時まで 日曜 8時から18時まで10月から4月 平日 9時から17時まで 日曜 9時から17時まで 平日には土曜日を含みます。 祝祭日は日曜日と同様です。●ハーバーの休日 毎週火曜日・水曜日 この日が祝祭日と重なった場合には翌日が休みとなります。●駐車場 平日 1000円/日 日曜 原則として利用できません。十分に空いていれば使えることもあります。 いずれの場合にも、ハーバーの会員の車が優先されます。●補給 給油は出来ません。給水は、常識の範囲内でどうぞ。●バース 約10艇。ビジターの方が利用しやすいビジターバースは入り口のそばに2艇分あります。水深は3メートル程。●連絡先 ハーバー事務所 045-761-0437
Dec 21, 2005
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-- ビジター艇のための横浜市民ヨットハーバー -- 横浜市民ヨットハーバーは会員による自主管理ハーバーです。横浜市から許可を得て土地を借りて、ハーバー管理委員会が会則に則って運営しています。 西欧ではなじみ深いこの管理方式も日本では極めてまれです。日本のマリーナ、ハーバーはそのほとんどが営利団体(株式会社や有限会社)による運営だからです。 ですから「営業時間」ではなく「利用時間」ですし、利用者の良識を重んじるなど、あまり細かいことは決まっていなかったりします。 これらの点を踏まえた上で、有意義にご利用下さい。●ビジターフィー フィート×100円/日 例)25フィート 25×100=2500円 30フィート 30×100=3000円●ハーバーの利用時間5月から9月 平日 9時から17時まで 日曜 8時から18時まで10月から4月 平日 9時から17時まで 日曜 9時から17時まで 平日には土曜日を含みます。 祝祭日は日曜日と同様です。●ハーバーの休日 毎週火曜日・水曜日 この日が祝祭日と重なった場合には翌日が休みとなります。●駐車場 平日 1000円/日 日曜 原則として利用できません。十分に空いていれば使えることもあります。 いずれの場合にも、ハーバーの会員の車が優先されます。●補給 給油は出来ません。給水は、常識の範囲内でどうぞ。●バース 約10艇。ビジターの方が利用しやすいビジターバースは入り口のそばに2艇分あります。水深は3メートル程。●連絡先 ハーバー事務所 045-761-0437
Dec 21, 2005
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2006年 1月 8日(日)フルメンテナンス:出港はしないでメンテナンスをします 9日(祝)フルメンテナンス: 同上 15日(日)ビジター歓迎 22日(日)※スケジュールは予定です。 必ずトップページの左側にある ”インフォメーション” を読んだ上で、問い合わせ下さい。※ビジター歓迎と書いてある日は全行程初心者向けです。 体験乗船歓迎日なので、安心して参加できます。 お友達と一緒の乗船も歓迎です!※ビジター歓迎と書いていない時でも参加が可能な時があります。 お問い合わせ下さい!
Dec 7, 2005
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横浜市の財政赤字解消の施策の一環として、来年から横浜にある二つの公共さん橋の管理が民間に委託されます。「ぷかりさん橋」と「八景島さん橋(含む:西浜さん橋)」です。 八景島桟橋と西浜桟橋は、どちらも八景島シーパラダイスにあるさん橋です。八景島さん橋は外海に面していて、西浜さん橋は海の公園に面しています。どちらもパラダイスクルーズに使われているさん橋なので、利用した方も多いでしょうね。 ぷかりさん橋は公営だったころから(去年からですが)プレジャーボートが使うことが出来ました。一回1000円ととても使いやすい値段でした。 実は、八景島には八景島マリーナという完全民営マリーナが提供するさん橋がありました。ところが、これがなんと国内で一般的な30フィートの船を5時間泊めたら8400円というお値段。これではお財布に厳しく、あまり使う気がしませんでした。駐車場代だと思えば、いかに高いか分かるでしょ? でも、今回民間に管理が委託される「八景島さん橋」と「西浜さん橋」は横浜市の条例にて料金の上限が一回4000円と明記されているので、これを超えることはあり得ません。 4000円だったら高いけど、2000円くらいだったら、まぁ、とめてもいいかな。 この二つのさん橋は、島内の「パラダイスクルーズ」で使われていたさん橋なので、利用した人も多いでしょうね。
Dec 6, 2005
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年末年始クルーズ12月 30日(金)ハーバー出発 大島へ 31日(土)大島泊 1月 1日(日)大島泊 2日(日)大島発 ハーバー着※年末年始クルーズはメンバーオンリーです。
Dec 5, 2005
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良く晴れた日曜日。今日はハーバーで斎藤実さんの講演会がある日だ。 斎藤さんはヨットによる単独無寄港世界一周の最高齢ギネス記録を持っている人だ。氏と共に世界を6周した50フィートヨット「酒呑童子2」は、縁有って横浜市民ヨットハーバーに舫を取っている。今日はこの一見気の良い71歳のおじいさんにしか見えない氏の講演会。ハーバーには大勢の人が詰めかけた。 実際、このクラブハウスにこれだけ大勢の人が来たのは、ボクが知る限りない。それだけみんな聞きに来たかったんだろう。 話は海外のヨット事情、子供たちと海との自然な関係、荒天帆走法、海洋国における世界一周レースの運営など多岐に渡った。「60ノットの風に吹かれて、ベアポールで20ノットのスピードで走った。波高は20メートルくらいかな」なんて話を聞くと、セーラーは驚きを通り越して笑ってしまうものだと言うことに、この講演会で初めて知った。 講演会が終わった時には、たぶんどのオーナーさん達も世界一周する気分になっていたのでは無かろうか?※60ノットの風 1ノットが秒速約0.5メートルなので、秒速30メートルの風ということになる。 まぁ、台風の中走っていると思えばイメージが湧くだろう。※ベアポール セールを全部降ろした状態のことをこういう。 ものすごく風が強い状態の時にしか使わない荒天帆走テクニック。※20ノットのスピード 秒速10メートル。時速35キロくらい。50フッターの平均的なクルージングヨットのスピードは8ノット前後なので、ベアポールでこのスピードが出るというのは猛烈なシチュエーションと言うことになる。
Nov 27, 2005
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11月27日(日)に横浜市民ヨットハーバーで斎藤実さんの講演会があります。ヨットによる単独無寄港世界一周の最高齢記録を誇る氏は71歳とは思えない精悍さを誇り、話の種は尽きません。興味ある方はお出かけ下さい。朝10時から12時頃までの予定です。
Nov 25, 2005
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今日はビジターを連れて横浜市民ヨットハーバーを出港。横浜港へ向けて舵を取るが、今一風が悪い。ビジターもいることだしと、あっさり宗旨替えして横浜ベイサイドマリーナへ。 ベイサイドマリーナはすぐそばなので、直行すると早く着きすぎてしまう。で、ビジターの女性2名に代わる代わる舵を握ってもらって操船を楽しんでもらう。 目的地に入港。しかし、ビジターの女性2名に妻と乳飲み子というフルゲスト状態では、着岸の準備作業も一苦労。港内をぐるぐると回りながら一人で着岸作業を進める。はたから見ると、かなり怪しげな動きをしているはず。 やっと着岸準備が出来てポンツーンに近づくと見知った顔が。M艇のキャプテンM氏。舫を取る準備をしていてくれる!この状態ではなんとうれしいこと! なんとか舫を取り、早速船上でランチ。ハッピーな一時♪ 帰りも良い風。楽しい一日でした。
Nov 13, 2005
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明日は体験乗船が2名。いろいろと準備をせねば!とハーバーへ。 船をバースから出しポンツーンに付ける。かなり良い風が吹いている。11月の土曜日だというのに、ポンツーンが混み合っている。 一昨年くらいまでは11月度どころか10月に入ったらもうがらんとしていたのだけれど、昨年くらいから夏以外もぼちぼち人が来るようになってきている。 ハーバーが賑わうのは良いことだ。 お隣の横浜ベイサイドマリーナは日本最大のマリーナ。1500杯くらい船を泊めることが出来て、東洋最大級ですらある。その上アウトレットモールまであるから、いつ行っても(当たり前だけれど)人がいる。 それに比べると寂しい限りだと思って我がハーバーだが(契約艇は10分の1以下)、最近のにぎわいは本当にうれしい。それに伴い、ポンツーンのキャパシティが小さいのが気になり始めたけどね。 キャビンからオートパイロットを取り出して車に入れる。先月のメンバー講習で壊れたオートパイロットの補修部品を船用品屋の舵シープラザ(以下シープラ)に頼んでおいたのだが、それが入荷したとの連絡を先日を受けた。で、本体ごとシープラに持っていく。 シープラの店員さんが見せてくれたものは、どういうわけかそのままだとうまくとりつかないものだった。よく見てみると、そもそも元々付いていた(そして壊れてしまった)部品が純正品ではなかったのだ。いろいろと相談して、とりあえずハーバーへ戻る。 ハーバーにて電動ドリルなどを使って軽くイジリー。オートパイロットとティラーの付け根を工作する。BlueMoonのオートパイロットには初代オーナーが製作した手作りのクラッチが付いている。これのおかげで、オートパイロットの使い勝手が飛躍的に良くなっているのだ。 これで、OK。明日も良い天気でありますように。※オートパイロット 船の針路を一定に保つ道具。「90度」などと設定すると、その角度にひたすら進んでくれるすぐれもの。※ティラー 船の舵を切る棒。大きい船だとこれがホイール(いわゆるハンドル状)になる。小さい船やレース艇はティラーの事が多い。
Nov 12, 2005
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今日はジュン氏のスキッパートレーニングの日。5月以来、2回目。クルー2名を従えて、トレーニングクルーズだ。 必要なことは全て伝えてあるので、ボクはただ見送り。ただ手を振る。行き先は何度も行っているみなとみらい地区。ナビプランも完璧。天気も良好。何も心配することはない。と言ってもやっぱり気になってしまうのだが(^_^)。 ジュン氏がヨットに乗り始めてから2年ちょっと。BlueMoonでのトレーニングによりスキッパーレベルまでスキルアップしてきたことがただうれしい♪※スキッパー 小型船の船長のこと。 ヨットの場合は、キャプテンという単語よりスキッパーという単語を使うことの方が多い。※ナビプラン 船は、目的地を決めて出航する時には、出港前に当日の航路の概要を作成しておく。 これがナビプラン。○○地点で××度の方向へ変針。灯台の灯質は△△。って具合。 慣れた場所なら大雑把でも良いが、初めての場所に行く時にはかなり細かく作成することになる。
Nov 5, 2005
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ネットを散策していて面白い記事を見つけました。http://www.city.yokohama.jp/me/port/general/zounohana/index.html横浜港発祥の地である象の鼻地区の再開発計画です。場所は大桟橋の根本。現在は船だまりになっているところです。再開発に当たって市民からの声を聞いています。プレジャーボート乗りの方は、是非アンケートに答えましょう。「プレジャーボートの船着き場を作って欲しい」とか「ポンツーンを作って欲しい」とか「市民のマリンレジャーの基地にして欲しい」とか「海から訪れる人の為の係留施設を作って欲しい」などの要望を載せれば、それなりに計画に反映される可能性があるようですよ!
Nov 3, 2005
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12月 10日(土)ナイトステイトレーニング 11日(日)ビジター歓迎 18日(土)えりスキッパー 25日(日)※スケジュールは予定です。必ずトップページの左側にある ”インフォメーション” を読んだ上で、問い合わせ下さい。※ビジター歓迎と書いてある日は全行程初心者向けです。 体験乗船歓迎日なので、安心して参加できます。 お友達と一緒の乗船も歓迎です!※ビジター歓迎と書いていない時でも参加が可能な時があります。お問い合わせ下さい!
Nov 1, 2005
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念願だったらジブファーラー用ストームジブの展帆練習を兼ねて横浜港へ。 本来荒天用のセールであるストームジブを10ノット程度の中風で揚げているので、スピードは物足りない。メインをフルセールにしても2~3ノット前後。のんびりペースで横浜港を目指す。 使用感は、限りなく普通のストームジブに近い。ヒーブツーも試すが、簡単に船足が0ノットにまで落ちる。大満足。ベイブリッジを目前にセールをダウン。機走に切り替えて港内へ。 山下にあるタイクーンにランチの予約の電話を入れる。すると、びっくり、イベント開催中で桟橋が貸切とのこと。がっかり。 気を取り直してぷかりさん橋の管理事務所に電話。すると、さらにびっくり、予約で一杯とのこと。がががっかり。 まぁ、こんな日もあるでしょう(^_^;)。みなとみらいの片隅に船を停め、ランチ♪ 帰りはストームジブを外してファーラー全開。ナンバー2ジェノアでかっ飛んで帰りました。※ジブファーラー ヨットのジブ(前帆)の展帆・縮帆などのハンドリングを劇的に軽減させる艤装品。 超便利だが、荒天時の性能が今一物足りない。※ストームジブ 荒天時専用のジブ(前帆)。荒天時のジブファーラーの欠点を完璧に補える艤装品。※ナンバー2 前帆にはそのサイズによってナンバー1からナンバー4まである。 数字が小さいほどセール面積は大きい。 ナンバー1とナンバー2にはジェノアという愛称が付いている。 ちなみに、ナンバー4より小さい前帆をストームジブと呼ぶ。
Oct 30, 2005
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今日はBlueMoonは、初めて浦賀港にお邪魔しました。といっても、実はボクは仕事のため欠席。船長は、えり女史。15ノットほどの風に恵まれ、1ポン+No3相当のジブでの往復。速い。 港内では微速にてランチ。その後帰路。たっぷり帆走の練習が出来ました♪※浦賀港 言わずと知れた、日本開港に縁の深い港。日本が世界史に登場し始めるのはこれ以降。 歴史のある港ほど、天然の良港であることが多く、大抵の風に耐えることが出来る。 浦賀港もこの例に漏れない。※15ノットほどの風 1ノット=時速約1.8キロなので、時速27キロほどの風。 秒速にすると約7~8メートル。楽なコンディションの上限といったところ。
Oct 23, 2005
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今日も雨。のり氏の雨男疑惑が濃厚に(^_^)。 それでも出港。ジュン氏とのり氏とボク。久々に出港時からオイルスキンを着込む。 降っているって諦めれば、それはそれ。がんがんとのり氏のメンバー講習#1を行いました。内容: 機走によるトレーニング アヘッドで スロー・ハーフ・フルスピード アスターンでスロー・ハーフ・フルスピード 陸標を使った変針、コンパスを使った変針、蛇行 360度ターン・エイトフィギュアターンをアヘッド・アスターン共に。 ポイントオブセールや用語の確認・統一などをきっちりと。 ジュン氏にはスキッパートレーニングの一環で、上述の操船号令を出す練習も。 雨脚が強くなってきたので、昼に帰港。 お昼は先輩艇「風」にてお弁当を食べて、少し早めに解散しました。※オイルスキン 船用のレインコート。 雨にも風にも波にも寒さにも耐えられるようになっている、かなり気合いの入った特殊レインコート。 ヨットに乗るなら、早めに揃えておいた方が良い。※アヘッド 船の上で「前方」を表す言葉。 転じて「前進」の意味にも使う※アスターン 船の上で「後方」を表す言葉。 転じて「後進」の意味にも使う
Oct 16, 2005
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クルーのセイ氏と深夜の密会(?)。23時過ぎに二人でハーバーへ。背広に革靴とひどい格好で乗船(^_^;)。2時間ほどキャビンで四方山話。未明に下船。たまにはこんなのもいいかも♪
Oct 12, 2005
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BlueMoonに新メンバーのり氏が入会。ボクが修了したヨットスクール「ISPA」も受講済。気合い充分。 本日は最初の乗船日...のはずだったのに雨。全国的に「晴れの特異日」のはずなのだがあえなく撃沈。ハーバーのクラブハウスで四方山話にふけってしまって半日が終わってしまった。次回は晴れますように!
Oct 10, 2005
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今日はけっこう強風。20ノットくらいの風の中出港した。 メインセールは2ポイントリーフ、ジブはナンバー4相当まで巻き込み、大幅にセール面積を減少させ慎重に走らせる。 このブログを見て申し込んできたゲストのKさんは、最初はおっかなびっくりだったけど、すぐに慣れてきた。舵を握っても勘が良い。 クルーのジュン氏はそれなりに強風であるにもかかわらず、落ち着いたモンでのんびりデッキで休憩。風の割には暖かい日だったので、それなりに快適♪ こんな風の中ヨットに乗り、子供は一体何を考えているのだろうか?水面(みなも)をじっと見つめる1歳児。
Oct 2, 2005
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11月 5日(土)ナイトステイトレーニング 6日(日)ビジター歓迎 12日(土)ナイトステイトレーニング 13日(日)ビジター歓迎 19日(土)ワインパーティー(ビジター歓迎)&ナイトステイトレーニング 20日(日)えりスキッパー 27日(日)ビジター歓迎※スケジュールは予定です。必ず”インフォメーション”を読んだ上で、問い合わせ下さい。※ビジター歓迎と書いてある日は全行程初心者向けです。体験乗船歓迎日なので、安心してご参加できます。※ビジター歓迎と書いていない時でも参加が可能な時があります。お問い合わせ下さい!
Oct 1, 2005
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今日は昔の友人が子供連れでやってきた。クルーも子供連れ。我が家のケントは最近常駐。というわけで、今日のBlueMoonは完全にファミリーモードでの出港となった。 上の写真は、出港前にBlueMoonの上で大はしゃぎする本日のキッズキャプテン達。 根岸沖を航行。最年長のS君には慣れたあたりで舵を握ってもらった。小学生だけあってすぐに勘を掴んでなかなかうまく操船している! 子供が居るときには無理に遠出をしても楽しくない。こういう時は横浜ベイサイドマリーナと決まっている。 上の写真は、ベイサイドマリーナに着岸する海上保安庁の巡視船。とても珍しい風景。どうやら臨時検査を受けたヨットがいたようだ。 子供連れで乗れるヨットっていうのはなかなか無いので、希望者はメールでご連絡を!
Sep 23, 2005
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今日は横浜市民ヨットハーバーの年間行事「海族パーティ」の日。 パーティ会場の千葉の保田漁港に向かって、一路BlueMoonの舵を切る。 八景島の東を抜け、浦賀水道を左に見ながら猿島を西に眺める。観音崎を通過し、久里浜ー金谷航路のフェリーを交わしたあたりで、浦賀水道の南端の南を東へ向かう。正面に浮島が見えてきた頃、東側に保田漁港が見えてくる。エンジンスタート。 定置網を交わしたところで、ケントがライフラインに足を引っかけて靴を落水。あわててもどってボートフックを操る。小さい靴なので手間取ったけど、なんとか回収。シングルハンドでの落水対応はとても難儀であることが、今更ながら判明。入港、着岸、はいお疲れさまでした。 保田漁港内には既にうちのハーバーの船がいっぱい。温泉に入って、50人規模で宴会して、夜が更けていきました。浮島:東京湾唯一の有人島。なんと個人の持ち物!浦賀水道:世界有数の過密航路。ここ専用の法律があるくらい。昔は交通の難所だった。※写真は、八景島沖を南に進むBlueMoon。HalekulaniのIKEPON船長撮影。
Sep 17, 2005
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10月 2日(日)ビジター歓迎 8日(土)ナイトステイトレーニング 9日(日)ナイトステイトレーニング 10日(祝) 16日(日)ビジター歓迎 23日(日)えりスキッパー 29日(土)ナイトステイトレーニング 30日(日)※スケジュールは予定です。必ず”インフォメーション”を読んだ上で、問い合わせ下さい。※ビジター歓迎と書いてある日は全行程初心者向けです。体験乗船歓迎日なので、安心してご参加できます。※ビジター歓迎と書いていない時でも参加が可能な時があります。お問い合わせ下さい!
Sep 6, 2005
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今日は新人クルーの講習。船はポンツーンに着けたままで、メインセールの上げ下ろしの練習をしました。BlueMoonには上・下船時に行う作業や、セールの上げ下げについて作業手順メモを作ってあります。それに則って行えば、初心者でも一応作業が出来るようになります。まずは、手順メモに従って読み合わせ、そして作業内容が頭に大体入ったところでメモを片手に体を動かしてみます。次に座ってイメージトレーニング。これにはじっくり時間を掛けます。ここまで出来たら、実際にセールを揚げてみます。といってもポンツーンに着けたままなので、とても簡単。途中で間違えたらやり直せますからね。同じ要領でセールを降ろします。最後にリーフの練習。強風時にセールの面積を部分的に狭くする方法です。これが出来ないと危なくて外には出られませんが、逆に言えばこれがしっかりと適切に出来れば、ヨットはかなり安全に乗りこなすことが出来るようになるのです♪きっちりこなせたところで、今日の練習は終了でした。次回は海に出て今日の練習の成果を試してみましょう!
Sep 4, 2005
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