BLUE ODYSSEY

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災害救助隊ストラグルホーク 2


災害救助隊ストラグルホーク [act.8]


そして今度はスカーレットに電話した。

スカーレット「あはは、それがさ、ジョニーのヤツおかしいんだ!

あれ?なんだ?今度は”セブン”から連絡かよ?!チッ!こんな時に!気の利かんヤツだ!」


プッ!


セブン「スカーレット!今大変なんだ!ロンドンの超高層ビルが火災なんだ!救助に向かってくれ!」

スカーレット「なに?ビル火災?そんなの消防署に任せりゃいいじゃないか?」

セブン「それが……、消防署のヘリだけじゃ救助し切れないんだ!!」

スカーレット「じゃあ、ジョニーのストラグルホーク2を出動させればいいじゃないか?」

セブン「それがジョニーに頼んだが……、”今、忙しい”と言って電話を切られたんだ!」

スカーレット「あははは!ヤツらしい!じゃあ、もう一度頼んでみるんだな!じゃ、こっも切るぞ!」



プチッ!



ツーーーー!ツーーーー!ツーーーー!



セブン「 (;-_-) ……………………。」

ホームズ「どうした?」

セブン「いっ、いえ!………別に!!」

ホームズ「2人に連絡はついたのか?」

セブン「いえ、それが”なかなか”」

ホームズ「”なかなか”???」

セブン「とにかく、私がストラグルホーク3に乗って出動します!」

ホームズ「君がかね?また、ぶつけたりしないかね?」

セブン「はっ! Σ( ̄□ ̄;)」

ホームズ「確か………。この間の救助でもぶつけたよね?機体をビルに。今度は大丈夫か?」









セブン「 今はそんな事言ってる場合ですか!!!
ホームズさん、人命第一です。
すぐに出動しませんと!










ホームズ「わかった!そこまで言うなら行け!」

そう言ってホームズ氏はストラグルホーク3のイグニッションキーをセブンに投げてよこした。




間もなくセブンが乗ったストラグルホーク3が基地から発進した。
ストラグルホークは3機セットで飛び立つ。
1機は自分で操縦するが、後の2機は完全自動制御のオートパイロットだ。
ストラグルホーク3は比較的小型だが、3機が積んできた大型のカーゴルームにビルに取り残された人達が乗り込み、輸送は1度で済んだ。

そのおかげで多くの人命が救助された。セブンは今回奇跡に近い操縦をやってのけたのだ。
超高層ビルの屋上にいた人達を無事近くの大学病院に搬送した。
病院に着陸して、人を降ろした後、セブンはそこからホームズ氏に連絡した。
すると……、


ホームズ「よくやったセブン!」


その褒め言葉を聞いて喜ぶセブン。
ただちに離陸して基地に帰る事にした。しかし、機体が垂直上昇し始めた頃、突然、強い突風が吹いた。その風に押し流され、機体は病院横のビルに突っ込んだ。




ガシャ!



グシャグシャ!






ホームズ「……………………。」





スカーレットとジョニーなら、この程度の突風でここまで機体が流される事は無い……。








災害救助隊ストラグルホーク [act.9]








 オリンポス島の基地。

スカーレット・ジョニー・セブンがここに帰って来ていた。
そして[コントロールルーム]でホームズ氏が息子達に話していた。

ホームズ「まったく!今回はよくやってくれたよ!
病院横のビルを壊した件については、賠償しなくてはならなくなった。
幸いあのビルは空だったから誰も死傷者が無くて済んだが……、もしいたら大変な事になっていた。」

セブン「はあ……………………。」

ホームズ「我々の信用にも関わる事だ。
今回は誰も死傷者が無かったので、マスコミからの取材も簡単に断れたが………。
しかし…、今度からは一切操縦はするなよ!セブン!!!」




セブン「ガーーーーーーーーーーン! Σ( ̄□ ̄;) 」




ジョニー「(くくく……!)」

スカーレット「(ププププ……!)」

ホームズ「そこ、何を笑っている?」

スカーレット「はっ! Σ( ̄□ ̄;) 」

ジョニー「はっ! Σ( ̄□ ̄;) 」

ホームズ「ところで……、お前達はどうしてたんだ?なぜ現場に行かなかった?」

スカーレット「いっ、いえその………、別に理由なんてありません!ただ携帯が通じなかっただけです!」

ジョニー「えーーーー、右に同じであります。私達は必死に連絡を試みたのですが………、通じなかったのです!」

ホームズ「おかしいな?それは?
確かこの”携帯”はセブンが設計した新システムで、我々の人工衛星を経由する専用回線だ。
通じない筈は無いと思うが?」

スカーレット「えーーーーーーーーーーと、それはですね。
たぶんまあ、言っちゃあ悪いがこのシステム、セブンの”手抜き”です。
通じなかったのは”手抜き設計の欠陥”のセイだと思います。」

ジョニー「右に同じであります。今回の件は重く受け止めなければ!
早く携帯を改良しませんと、今後も連絡が取れず人命にかかわる事態も発生するでしょう!」



セブン「ガーーーーーーーン! Σ( ̄□ ̄;) 」



ホームズ「セブン、今の話は本当かね?」

セブン「いえ、断じてそのような事は……。」

スカーレットは父親にわからないようにセブンの足を思いっきり踏んだ。



ミシミシミシ……。


セブン「いでーーーーーー!!!」

ジョニー「ウホン!」

そこでセブンは仕方なく”言い訳”をホームズ氏に話した。

セブン 「その……、ホームズさん!携帯はいつもいつも通じるものとは限りません。
今回携帯が不通だった原因は、電波が何かの影響を受けた物と思われます。」

ホームズ「では、無線を直ちに改良したまえ!いつでも通じるようにな。」

セブン「はっ、はい、分かりましたホームズさん、さっそく改良します!」

ホームズ「うむ、しっかり頼むぞ!」

それだけ言うとホームズ氏は[コントロールルーム]から立ち去った。








災害救助隊ストラグルホーク [act.10]


セブン 「……………………。」

セブンはスカーレットとジョニーの仕打ちに驚きを隠せなかった。
しかし………、


ポン!

セブンの右肩に手を置くスカーレット。

ポン!

セブンの左肩に手を置くジョニー。



ミシミシミシ!

ミシミシミシ!




セブン「 あう!ああう!




スカーレット「なあ、セーーーブーーーーン。
救助活動はもっとスマートに行わなくちゃないけないよな?」

ジョニー「ああ、その通りだ。
俺達はこれまで救助に失敗した事は一度も無かった。常に完璧な仕事をして来た。
だが……、今回の操縦ミスの件でその記録更新もストップだ。」

スカーレット「俺達の顔に泥を塗ったな。どうしてくれるんだ?え?”養子”君。」

セブン「そっ、そんな!!
だってあれは、貴方達が出動しなかったから仕方なく私が行ったのですよ!!」

スカーレット「ただ出動すればいいってモンじゃない。そうだよなジョニー?」

ジョニー「そうそう。二次災害を起こしてちゃ、行く意味無いジャン!」

セブン「そっ、そんな…………!」

スカーレット「失敗した者に罰を与えなくてはな?」

ジョニー「そうだな。右に同じ。償ってもらおうか?俺達の信用を落とした事に対して。」

セブン「そっ、そんな……………………。」

スカーレット「いいか。あのヘレンとアンをモノにする為に………、特製の車を作れ。」

セブン「車を?」

スカーレット「それもバットマ○カー見たいなシロモノをだ。仕掛けがたくさんあるヤツをな。
例えば……、空も飛べるようにしておけ。」



セブン「 そんな無茶な!!! だいたい車はこないだ渡したじゃありませんか?」



ジョニー「あんな誰でも乗っているような市販の車はもういいんだよ!
誰も持っていない車が欲しいんだ。」

セブン「……………………。 (;-_-) 」


スカーレットはセブンがいつも使っている机の脇のオシャレなゴミ箱を手に取った。これはセブンがヒマを見て作り上げた物だ。言わばオリジナルデザインのゴミ箱だった。




グシャグシャ!バキバキ!



セブン「 あ”ーーーーーーーー!!




セブンお気に入りのゴミ箱は破壊された…………。


スカーレット「よかったな、お前の作ったヒューマノイド達がこうならなくて。」

セブン「……………………。」

ジョニー「車の外観はかっこよくするんだぞ!女にモテるようにな。」

スカーレット「ああ、今回の仕事はデザインセンスが重要なんだ。」






災害救助隊ストラグルホーク [act.11]


 それから、苦労に苦労を重ねて………、セブンは空も飛べるスーパーハイテクな車を作り上げた。
そして、それはホームズ氏にバレない様に基地内の一画の秘密のガレージで2人に引き渡される事になった。スカーレットとジョニーはそこに呼ばれて行った。

ジョニー「どうせあのセブンのデザインだ。ダサダサだろうがな…………。」

スカーレット「まあな。」





スカーレットとジョニーは車と対面した。2人はセブンに聞こえないようにヒソヒソ声で喋りあった。

スカーレット 「(おい、これ!)」

ジョニー「(ああ、マジ、すげえデザインだ!これならアホな女は一発で落とせる!)」

スカーレット 「(しかし、恐るべしはセブン!さすがうちの親父が養子として迎えただけの事はある。)」

ジョニー「(ああ、確かに実力はあるようだな。)」

セブンは2人に言った。

セブン「どうですか?このデザインは?
徹底的なリサーチをして作り上げました。往年のフェラーリF50とテスタロッサとバット○ンカーのデザインを組み合わせてみたんです。」





スカーレット「ん~~~~。まあまあかな?見た目は。でっ、機能の方はどうなんだ?空は飛べるのか?」

セブン「垂直離着陸能力と空を飛ぶ能力は付けました。
ただ、燃料の残量に気を付けてください。
飛べると言っても…、そんなに航続距離はありませんから。」

スカーレット「なあに、女の子の前に現れる時だけすんなり飛んで行ければいいんだよ。」

セブン「じゃあ、目的地近くまではこの車で普通に道路上を走って、女の子と会う直前にビルの影等から空中に飛び上がってください。
なにせこの車の燃料タンクじゃ、満タンにしても30分と飛べませんので。」

ジョニー「なんだよ?!!たったそれだけかよ!
もっと映画みたいに”自由に制限無く空を飛べる”物はできないのかよ?」

セブン「そんな現実離れしたような物は出来ません。」

スカーレット「フッ、まあいい。まずはこれを使ってみるか?なあジョニー。」

ジョニー「ああ…………。まあそうだな。」

スカーレット「命拾いしたな、お前のヒューマノイド達…。」



そしてスカーレットとジョニーはその場から立ち去った。

スカーレット「フフフフ……。」

ジョニー 「ふははは!!」



セブン「ふぅーーーーーーー!」








災害救助隊ストラグルホーク [act.12]






 さて、待望の週末がやって来た。
スカーレットとジョニーはさっそくこの車を使って、オリンポス島の基地から飛び立った。ロンドンまでは約20分の飛行で行く事が出来た。
そして向こうに着いてから燃料補給して、再度飛行して女の子達の前に降り立った。



スカーレット「やあ、君達!待たせたね。」

ヘレン「きゃーーー!すごい車ですね。空も飛べるんですか?」

スカーレット「まあね!」

アン 「前の車と違うんですね。これはフェラーリですか?」

スカーレット「くくく、違うね。特注品さ!世界にこの2台しかない!」

アン 「すごーーーーーい!」

ジョニー「さあ、君たち。これでどこかへドライブに行こうか!」

ヘレン「行きます!」

今回もまた「スカーレットとヘレン」「ジョニーとアン」がそれぞれの車に乗った。


ドルルルルルルルウーーーー!!!


車はホイールスピンをかませながら、凄いスピードでその場を走り去った。







 その時!またも緊急出動がかかった。

今度は都市の上を走るモノレールが、空中の軌道上で停止してしまった。
地上に設置されたモノレールの土台部分が、地盤沈下によって傾いたのだ。
その為、コンクリート製の軌道が折れてしまい、モノレールはそこで停止した。列車の後部側の軌道にも亀裂が多数入り、後退も出来なくなった。
このままだとモノレールの車体が落下する危険がある。
だが事故現場の周囲の地盤もいたるところで陥没して穴が開いており、容易には現場に近づけ無かった。

ホームズ「救助要請が来た。出動だ!ストラグルホーク2のクレーンアームなら楽勝だろう!
ジョニー!応答せよ!ストラグルホーク2発進!」





その頃、
スカーレットとジョニーは並んで高速道路を走っていた。

ジョニー「でさあ、その時、すごく良いレストランを見つけたワケだ。」


プルルルルルルルルルーーーー!


ジョニー「チッ、また!”親父”かよ!こんな時に!無視しちまおう!」

そこへスカーレットからの無線が、

スカーレット「おいジョニー!今度は無視出来ねえよ。
携帯用に人工衛星をまた1つ打ち上げたんだ。
絶対に通信出来るようになった。」

ジョニー「ちっ、セブンのヤツ余計な事しやがって。

しゃあねえーーーー。”出る”か。

あーーー、もしもしパパ。こちらジョニーです。」

ホームズ「ジョニー!連絡がついて良かった。さすがセブンの新システムだ!
あっ、それより、すぐにストラグルホーク2を発進させてくれ。行き先は……」

ジョニー「あーーーー、待ってください!!
すぐには無理です。今、基地から離れた場所にいるので。」

ホームズ「なんだって?!オリンポス島にいるんじゃないのか?
この島の飛行機や船は全てここに置いてあるが……、いったいどうやって島から出たんだ?」

ジョニー「あーーー、それはですね。まあ話せば長くなるんですが………。とにかく今ロンドンのテムズ川付近の高速道路上にいます。」

ホームズ「なんだって!!
災害現場のすぐ近くじゃないか!ようし、わかった!
セブンにそこまでストラグルフォーク2の機体を持って行かせるから、現場近くで彼と操縦を代わってくれ。彼の操縦じゃ信頼できん。」

ジョニー「わかりました!では一度無線を切ります!」


プッ!


ジョニー「はぁ~~~~。仕事か。こんな時に~~~」

スカーレット「しゃーーーーないなーーー。今回は無視できん。」

ジョニー「じゃあ、現場に行くか!ストラグルホーク2をセブンのヤツに壊されてもいかんしな。」

スカーレットとジョニーは車を飛行モードに切り替えた。
レバーを引くと車の下部から噴射が起こり、車は空中へと舞い上がった。








災害救助隊ストラグルホーク [act.13]


 その頃オリンポス島ではセブンがストラグルホーク2に乗り込み、発進しようとしていた。

ホームズ「セブン、頼んだぞ!でも機体は壊すなよ。」

セブン「はい、ホームズさん……。」






一方、いち早く現場に到着したスカーレットとジョニー。
まだ消防署などのレスキュー隊も到着していなかった。
現場は予想以上の有様だった。
モノレール内にはかなりの乗客が取り残されているように見えた。
地盤沈下は現在も続いており、レールの軌道はさらに傾いていった。

ジョニー「やべえ。もうすぐモノレールが落ちるかも知れん。」

スカーレット「しかたない…………、この車を使おう。」

ジョニー「え?この車を?!
”使う”ったって、これ2シーターだぜ!救助に行っても、後1人しか乗せられない!」

スカーレット「ボンネットの上があるさ。」

ジョニー「なるほど!そこに人を乗せるのか!」

スカーレットとジョニーはヘレンとアンを降ろした。その後2台の車は上昇した。

ヘレン・アン「がんばって!」





そしてモノレールの車体の下側から近づく。
神業的な操縦をして、車をうまくモノレールの車体に横付けした。
窓を破って乗客たちが次々とスカーレット達の車に乗り移った。

スカーレット「しっかり!しっかりつかまってください!
では、いっぱいになったようなので一度降下します。
後の人は”次”が来るまで待っていてください!!」

こうして1度に6~8名ずつ救助し始めた。

3往復ぐらいして、後、残り一回で全員が助け出せる見込みになった。
しかし………、

スカーレット「ヤバイ!燃料がもう無い!」

ジョニー「こっちもだ!」

しかし軌道が崩れて、その一部が落下したので2人の車はやむなく上昇した。
そして残りの乗客を車まで呼んだ。

スカーレット「早く!早く乗り移ってください!」

残り全ての乗客が”車”の方に乗り移った。
しかし…、その直後、スカーレットとジョニーの車は落ちるように落下した。


乗客「うわーーーーーーーー!!!」


ガシャン!




そして、30メートルは下に落ちた。







災害救助隊ストラグルホーク [act.14]


しかし、この車には特殊なショックアブソーバーが装備されており、それが衝撃を吸収した。

スカーレット「ジョニー!大丈夫か?!ここからすぐに離れろ!モノレールが落下するぞ!」

それから、まるでスローモーションのように橋脚が崩れて、列車の車体が上から落ちて来た。




ガッシャーーーーーーン!



スカーレットとジョニーの車はボンネットに人を乗せたまま車を急発進。
この車の特殊なジャンプ機能を使い、陥没した穴をうまく乗り越えて、その場から退避した。
そして………、何とか難を逃れた。






ジョニー「フーーーーー!一応使えるな。この車。」

スカーレット「ああ、使える、使える。さすがセブンだ。やはりヤツは天才だな。
それは認めよう。」

ジョニー「ああそうだな、認めよう。垂直離着陸機は特に設計が難しいからな。」









テレビ局レポーター 「今回もストラグルホークの活躍によって救助が成功した模様です。
乗客は軽症のみで済みました。大惨事は免れました。
まったくすごいです。ストラグルホーク!!」




その上空にセブンのストラグルホーク2が到着。

スカーレット「遅いんだよ。」

ジョニー「おい!セブン、降りるなよ!そのまま空中にいろ!降りるとまた機体を傷付ける!」

セブン 「え?降りないでどうするんですか?」

スカーレット「セーーーーブーーーーン。お前も気が利かんヤツだ。」







 その後、ロンドン市長がスカーレットとジョニーに握手を求めて来た。
市長の後方には報道カメラがいっぱい並んでいた。そこからフラッシュの嵐。

市長 「さすが、ストラグルホーク。まさに”救いの神”だ!
君たちは世界に誇れる若者だよ!」

スカーレット「まーーーーー、そうです!」

スカーレットはクシを取り出して、それでヘアスタイルの乱れを直す。

スカーレット「これぐらい我々にとってはしごく簡単な事です。」

ヘレン 「きゃーー!かっこいい!」

アン 「ホント!」

こうして、スカーレットとジョニーはさらに女性にモテた。
正義感溢れる若者として表彰も受けた。

スカーレット「まっ、結果オーライってヤツだ!」






セブン「……………………。 (;-_-) 」





今日もでこぼこコンビによるストラグルホークの活躍は続く。










THE END







ブルーアイ「災害救助隊ストラグルフォークの出動を要請します!」

ホームズ「何か起こりましたか?!」

ブルーアイ「とても大変な事が起こりました……………。」

ホームズ「いったい何ですか?」

ブルーアイ「小説のオチが思い浮かばないんです………。」

ホームズ「……………………。」








なお、この作品はフィクションです。登場する国名・組織名・その他の名称は実在の物と一切関係ありません。




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