BRASILの独り言

私と映画(2)キッカケとなった映画



見慣れない者にとって、映画は「長い」ものだ。今や、だらだらといらない事柄が多すぎる散漫としたドラマなどより、ぎゅっと2時間に濃縮された内容の濃く、少しも無駄なシーンなどのない映画のほうがずっと好きなのだが。



そんな私も中学に入り、ませたクラスメートたちは洋楽や洋画鑑賞などに興味を持ち始めた。私もまずは洋楽のポップに興味を持った。ポップについて何か勉強しようと,本屋へ向かい、洋楽関連の雑誌を探した。すると、その横の方に洋楽雑誌よりも大きく、紙質もかなり良い雑誌があるのに気が付いた・・。


「映画雑誌 ロードショー」だった。


洋楽のミュージシャンたちが汚らしい(!)個性的な格好で表紙を飾っているのに対し、この「ロードショー」の表紙は 実に美しい女優がきらめくばかりの笑顔で微笑んでいる・・。うーむ、洋楽雑誌どうしよう・・?洋楽を勉強するために雑誌を買いに来たというのに、「ロードショー」雑誌の存在のせいで この汚らしいアーテイスト(シンディローパーだっただろうか)が表紙の雑誌は ついに私によって購入されることはなかった。



買いはしなかったが、その映画雑誌の存在で、洋画の存在が気になり始めた。




・・・洋画、面白いのかな?長くて疲れるかなあ・・?でも、見たいなあ・・・・





 でも、周りの友人たちは 皆シブガキに夢中で、洋画なんて眼中にもないという感じだった。あの日 本屋で見かけた『ロードショー』誌が気になって仕方がなかった。こうなったら仕方ない。一人で観にいくことにした。その時に上映されていた映画は 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ネバー・エンデイング・ストーリー』など。結局『ネバー~』を選んで、13歳にして、一人で観にいったのだ!



今見ると、『ネバ~』などお子ちゃま映画なのだが、当時のピュアな10代前半の私には大感動の壮大な物語だった。今までなかった衝撃と感動を覚え、しばらくは主人公のアトレーユ役をしたきらめくばかりのカリフォルニア系美少年、ノア・ハザウェイ君がアイドルだった。(←単純なのだ)



当時のluanaのアイドル、ノア君。使用前。
NOAH

なんだかポーズがエッチ!!何で短パン&ピチシャツなんだ??コレ撮ったフォトグラファー、怪しい!!





・・・・それが・・・・・・



使用後。

NOAH2


ガビーン!!画像検索していて、偶然見つけてしまった現実・・・。知らない方が良かったかもしれない・・。もちろん”ブ”じゃあないけど、あの私の中で永遠の美少年だったはずの彼が おっさんになっている。(涙)→そーいう自分はどやねん???





映画に出てきたほんの子供の女優に嫉妬したり、まあ、可愛いものだったなあ、今考えると。


映画で大感動した私は 真っ先に本屋に向かい、「ロードショー」を購入したのだった。

それからは 分厚い月間ロードショー誌を隅から隅まで読むことが、楽しみとなるのだった。



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