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かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた かつて、本気で世界を変えようとした男がいた もしも自分に才能と財力があれば、あの男の足跡をたどり、こん身の力をこめてあの男を文章か映像にしたい・・・・才能も財力もないワタクシが、こんな風に思ってしまう映画だった。あの男、そう、チェ・ゲバラの前半生を描いた映画「チェ28歳の革命」のことである。この映画では、放浪中のゲバラがカストロ兄弟と出会い、兄弟が率いる反政府ゲリラ組織に参加してキューバに上陸、その後、政府軍の襲撃に大打撃を負いながらも戦いを続行して政府軍を退け、ハバナを攻略するまでの道のりが描かれている。この広く知られた事実を、「すべてを捨てて、再び革命を起こそうとしたゲバラの意志に惹かれた」と語り、高潔な志と優れた作風で描ききったスティーヴン・ソダーバーグには、心から「快哉」の言葉を送りたい(届くはずもないけど)。とにかく、音楽や映像技術の効果に頼らず、淡々とドキュメンタリー風の展開に徹した秀作だ。来週末から、続編の「39歳別れの手紙」が公開される。革命家から政治家に実を転じた後、再び革命家としての人生を歩もうとするゲバラのみちのりが描かれるはずだが、それをじっくり見て感動させていただくこととしよう。そして、ゲバラの人生の源流は「愛」だったのだ、また、その「人間への愛」、「正義への愛」、「真実への愛」は、「抑圧されている弱い人々の側に立つこと」だったのだ・・・ということを確認しよう。あ~~、なんだか、誰かと話したくなっちゃいました。ところで、監督のソダーバーグなんだけど、「セックスと嘘とピストル」、「トラフィック」の後は、「オーシャンズシリーズ」で、ハリウッドのエンタメ路線に方向転換したのかな、と思っていたら、こんな題材と作風で、我々に難しい問題を投げかけるなんて、参りました。それと、もうひとつくだらないこと。ゲバラを演じている、ベニチオ・デル・トロって、日本の俳優の古谷一行に似ているような気がするのですが、どうでしょうか。 古谷一行さんのホームページから引用しました。
2009.01.25
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その人らしい人生を支えたい中村伸一さん福井県の山間地(おおい町名田庄地区)の診療所で地域医療に従事する45才の医師。母校(自治医科大学)の教育方針で、一定期間、地域医療に携わったことに、自らの医者としての方向を導かれ、28才でこの診療所の所長の職に就いて以来今日まで、住民の生命と向き合っている。1人で内科、心療内科、外科、皮膚科の科目を受け持ち、がんの手術も手がける 超人ぶりで、この医師のもとを訪れる患者の数は毎日60人を超えるという。この現状に、看護師、介護師、保健師とのチームによって構築された診療システムで対応している。大学での地域医療を期間を終了した後、いったんは、外科医として大病院で勤務することを志した中村さん。しかし、彼は、くも膜下出血の症状を見抜けなかった女性患者に、「失敗は誰にでもある、おたがいさまだ」の言葉をかけられたことがきっかけで、この地域に医者としての人生をささげることを決心した。「病を診るのではなく、その人の人生を診る」、こう語る中村さんのカルテは、患者の症状だけではなく、その人の考え方、趣味など「患者の生活」そのものが、びっしり書き込まれているそうだ。自宅で人生を全うしたいと望む人たちのために、訪問診療にも精力を注ぎ、訪問先では患者本人はむろん、その家族、そして看護師さんにも、余計な緊張や心配をさせない心遣いも欠かさない。また、自宅で人生を終えた患者の家族には、その労を心からねぎらう。「どのような窮境を突きつけられても、逃げずにそれを受け入れ、さらに、それを楽しむ」、中村さんはこのように語り、「前向き」という言葉を用いた。常用句のように使われている「前向き」、軽佻浮薄にも響くことが多い用語だが、中村さんが放った「前向き」は重かった。「患者さんは教科書ではなく先生なのです。」、つまり、中村さんと地域の人々は、「やさしさ」で通低、そう、住民が中村さんに支えられていると同様、中村さんも住民のやさしさに支えられているのだ。「奥さんの介護のおかげですよ。」という中村さんの語りかけに、掌を合わせてありがたがる(たしか)78才の女性の姿が心に焼き付いてしまった。あっぱれです、中村先生!!深夜に見たNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組の感想でした。それにしても、あんなにやさしい地域があるとは・・・・おやすみなさい。
2009.01.19
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真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 真白き富士の嶺緑の江の島 昨年末の快晴の朝に撮影。冬はこのように、江の島と富士山が並んできれいに見えることがよくあるのです。きのうまでの晴天とは変わって、今日は曇り空。それでも薄日がさして、海岸通り(国道134号)はいつものように渋滞だ。朝の10時頃に、海岸通りのセブンイレブンに行ったら、駐車場は、満車状態。横浜ナンバーはもちろん、他県の車も少なくない。愛媛ナンバーのパジェロがいたのには驚いた。みなさん、ずいぶん早い時間に、ご自宅を出発されたんでしょうね。七里ガ浜のセブンイレブンの売り上げは、全国のセブンイレブンの中でもトップクラスらしい。その売り上げに貢献・・・というわけではないが、タバコと牛乳とサンドイッチを買って帰宅した。先週買ったT-SQUAREのCDを聴きながらサンドイッチ+牛乳+コーヒーの遅めの朝食をとった後、午後は、、テレビで女子バレーの観戦。女子バレーは、野球の中継がない冬場の楽しみのひとつなのです。どうして、女子バレーかというと、そのむかし、友人とともに千駄ヶ谷の体育館で観戦したユニチカVSダイエーの試合で、中西千枝子というセッターと佐伯美香というアタッカーのプレイに魅せられてしまったから。で、観戦したカードは、そのユニチカの後継チームである東レとNECの試合。結果は、セットカウント3-1でNECの勝利だったけど、終わってみればそこそこに見応えのある試合でした。ユニチカがバレーチームを廃部した後の、久しぶりの観戦だったけど、やっぱり、女子バレーの醍醐味は日本伝統のレシーブだ、と改めて思った。どちらのチームもレシーブがよく、エキサイティングな試合内容だったが、今日の東レのサーブレシーブは、セッターへの返球率が30%台という尋常ではない悪さだった。今日のバレーでは、サーブレシーブは専門化しており、東レの場合、あの木村沙織、芝田安希、そして、リベロの濱口果菜里が全体の80%以上を受け持っているようだ。だが、このサーブレシーブという技術部門は、受ける者にとっては、非常に威圧感を覚えるものらしい。かつての某全日本選手は、サーブレシーブの構えの最中、「私のところには来ないで欲しい、来ないで欲しい」と念じ続けていたそうだ。東レは、言うなれば、東京オリンピックの金メダリストである「東洋の魔女」の末裔。今は試合に出ていないが、大山加奈や荒木えりかなど、日本を代表する大物選手を何人も抱えているチームだ。彼女らの素質を十分に発揮しつつ、やっぱり、泥臭い精神、あきらめない精神で立ち直ってほしい、ワタクシも頑張るから。さて、今月は、仕事と雑用の合間を縫って、悩む力(姜尚中)と伝える言葉プラス(大江健三郎)あたりを読むことにしよう。
2009.01.18
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オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 オリンピックの身代金 先の3連休から読み始めたこの本、仕事や個人的雑用に追われ、途中で何度も読書を中断しながら、ただ今読了。でも、全体で521ページというボリュームは、なかなかハンパないもんだな、とシミジミしちゃった。さて、感想は・・・と申しますと、何かの週刊誌(たしか週刊文春)の書評どおり、マジ 傑作です、ワタクシにとっては。・・で、時代は1964年の夏~秋、オリンピックの開催を間近に控えて目まぐるしく変貌して行く東京を背景に・・・・・ ◯秋田の寒村の貧困とその寒村出身の出稼ぎ労働者の苛酷な労働の実態 ◯社会を震撼させた爆弾事件(その後迷宮入りしたけど)の主人公である 草加次郎 の影に神経を尖らせ続ける警視庁内部の権力抗争(公安課VS刑事課) ◯まだ、全共闘と呼ばれていなかった時代の東大の活動家の実態とその意識 ◯ノンポリで東大を卒業しテレビ(日テレかも)局員となった男やその家族(父& 兄が キャリア官僚、祖母が旧華族)の人生観と社会秩序感覚などが丁寧な筆致で描述されており、ホンキで、読み入ってしまった。しかし、この本のストーリー展開の要石となるのは、秋田の貧農出身で東大大学院に進みマルクスを学ぶ24才の実直な秀才島崎国男の秩序観。この秀才はハタケちがいの兄が出稼ぎ先で病死したのを契機に、同じ道路工事人夫となって飯場に入り、兄や周囲の工事人夫と同じ行動(ヒロポン、花札ばくちなど)をとりつつも、苛酷な労働に耐える生活を始める。ただしこれは、断じて自己破滅の行為ではなく、自分と同じ貧農出身の出稼ぎ人夫と時空を共有したいと思う、明確で悲壮な意志によるものなのだ。そして、島崎国男は、出稼ぎ人夫としての生活の中で出会った、初老の鉄道スリ 村田留吉 と2人で強大な国家権力(警察)に戦いを挑むことになる、たった2人で。このあたりが、オリンピックの身代金 のタイトルに結びつくことになるのだが・・・・飯場生活を始めた頃、過酷な労働の強制にも無抵抗の出稼ぎ人夫達を、「自分の立場に無頓着」と感じていた島崎だったが、共同生活の日々を重ねるにつれて、「彼等は自分の立場の矛盾を十分に自覚している、ただ、戦い方を知らないだけなのだ」と考えるようになる。そう、不条理な苦渋に甘んじている人たちは、戦う術を知らないだけなのだ。この作品は、ひとことで言えば、オビに書かれているとおり 壮大なスケールのエンターテイメント小説ということになるだろう。だが、このエンタメ性に加えて、ワタクシは、 〇国家と戦おうとする島崎国男と村田留吉の決意 や 〇ヒロポンを与えながらも、島崎に「あんちゃん、偉くなって俺たちを救ってくれ」 と懇願する留吉や出稼ぎ人夫達の心 に 人間の心の底流にある 諦念 を感じ、なんだかせつなくなってしまった。東京オリンピックでは、新幹線、首都高、モノレールなどの工事で800人近くの人命が犠牲になったそうだ。そうまでして、実行しなければならないものだったのだろうか、この事実を、オリンピックに熱狂した人たちは知っているのだろうか、そして、東京オリンピックの成功は、日本という国や国民に、本当に、幸福をもたらしたのだろうか・・・際限のない回顧だけど、ついそのように考えてしまう。ところで、この本を読んでいくうちに、この島崎国男のイメージが、NPO法人「もやい」の湯浅誠氏 にダブってきた。そのように考えると、連帯という方法で、弱者(市民、国民)が自ら、社会の不条理と戦い、それを是正していく体制ができつつあるような気もしてくる。 注)この写真は、1964年夏、オリンピック直前に東京をみまった水不足の状況。 給水車が オリンピックの身代金でも、ひんぱんに、東京の水不足が述べられ ていました。 都庁のサイトからの引用です。
2009.01.15
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チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命 チェ28才の革命正月後、初の3連休初日の昨日、この映画を観に行く予定だったのに、不覚にも風邪に罹り、終日、床に伏すはめに・・・・当然、本とテレビが暇つぶしのネタになり、テレビの音声を耳に入れながら、読書に耽った。途中、ウトウトを何度も繰り返したけど。さて、まずは、読書の方。読んだのは、奥田英朗の「オリンピックの身代金」 で、オビに書かれている「オリンピックに沸きかえる首都東京。開催妨害を企む若きテロリストと警視庁刑事たちの熱い戦いが始まる。」というやや長めのキャッチコピーが、決して誇大広告ではないことを感じてしまう作品だ。ちなみに、版元は角川書店、お値段は1,890円でボリュームは全編で521ページ。 オリンピックの身代金現在の進ちょく度は130ページだけど、ここまででも、十分に先が期待でき、知人、友人たちに是非ともお勧めしたい。定額給付金が可決されなくても、是非お読みになってみてね。一方、テレビの方はと言えば、主に国会中継、ニュース、ワイドショーにチャンネルを合わせたんだけど、当事者には悪夢としか言いようのない「派遣切り、非正規切り」、前述の「定額給付金」などの世相問題、そして、安達祐実とスピードワゴンのツッコミ男の離婚や朝青龍問題 等の報道回数が多い中で、WY前大臣の離党宣言 が印象的だった。もっとも、イヤな感じ という印象なんだけど。このセンセイ、「早期解散」や「定額給付金の撤廃」を標榜しての造反みたいだけど、涙をためて「義命」を叫ぶ姿は、感情的過ぎて落ち着きがない。誰もがドン引きしちゃうんじゃないの。女子チルドレン議員のSYや岐阜でSYと死闘を演じた女子大臣のNSも「ついていけない」とか「軽々すぎて私には波及しない」と言っていましたね。でも、こんな、政治状況が続けば続くほど、ますます、政治が国民から遠ざかるるような気がするのは、ワタクシだけでしょうか? それにしても、あ~~、強い者が平気で弱い者いじめをする、こんなイヤな世の中に誰がしたんだよ(’ 怒怒怒怒 ’)!!!!ちなみに、WYの造反行為を、政界用語では「劇団ひとり」と言うんだって、ふ~~ん、なるほど。昨日と比べると、風邪は少しだけ良くなったような気がする。七里ケ浜は今日もよい天気。ちょっと、外出するかな。
2009.01.11
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男もすなる日記といふものを、女も・・・・じゃないけど、男××才にして、ブログデビューすることにした。さて、何を書けばよいものやら と悩んでいる最中に、耳目に飛び込んできたのが、今週末に封切りされる「チェ28才のの革命」の宣伝。言うまでもなく、キューバの英雄エルネスト・チェ・ゲバラを描いた映画だ。1月末公開予定の「チェ39才の別れの手紙」とあわせて、2部構成でゲバラの生涯を綴るらしい。なぜ、今、ゲバラなのだろう?と思いつつ、実は、ゲバラは僕にとっても英雄で、中学時代から今日に至るまで◯◯年間、心の片隅に住み続けているのです。思えば、3~4年前に恵比寿ガーデンシネマで観た「モーターサイクル・ダイアリーズ」以来のゲバラもの映画である。モーター・・・は、まだ、若き医学生だったエルネストが友人とともに、南米各地をオートバイで旅したようすを描いたもので、行く先々の風土や美しい風景とともに、ゲバラの優しさや誠実さが伝わってきて、僕はこの映画を秀作だと心から思った。そうして、今週末公開のチェ28才の・・・では、心優しいゲバラが革命家として立ち上がっていくさまが映像に現れることだろうが、ま、期待して観に行くこととしよう。ところで、仲間由紀恵と中居正広の「私は貝になりたい」が今もロングランを続けているようだが、僕が去年の年末に大森キネカで観た時は、場所と観た曜日(平日)のせいもあるのだけど、自分以外には3~4人しか観客がいなかった。それほど期待して観た映画ではなかったので、大きな感動はなかった(僕には)が、僕以外でこの映画を観た人たちは、口を揃えたように「感動した」、「泣いた」・・・のタグイの感想を述べている。しかし、それって、どういうものだろう・・・泣くだけじゃなく、一介の国民を戦場に追いやって、こともあろうに、戦犯として処刑場に追いやった国家やアメリカ占領軍の不条理さに怒りを感じても良いのではないかしらん。でも・・・・・・仲間由紀恵が夫の釈放嘆願のために、大雪の中を腰まで雪に埋もれながら署名を求めて歩き回る姿だけは、感動した。仲間由紀恵の美しかったこと。 ちゅうことで、デビューの日記はこんなものになってしまった。次からは、もっと、内容の濃いものにしたいと思いながら、もう寝ます。
2009.01.08
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