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あまりに見事な夕陽に出逢えて(詳しくは9月6日の日記参照)それだけでもここに来た甲斐があったというものそしてこのあとはお待ちかねの夕ご飯今回は夕食、朝食共にお部屋食ということで和室に準備してくれましたこちらのお料理は能登の素材をふんだんに使ったものばかり食前酒は自家製の梅酒手前に写る多田屋オリジナルの能登ミルク豆腐はかつてここを訪れたブータン皇太后のお墨付きだとかでもあまりに小さすぎて、どれほどのものかよくわかんなかったよ奥にある氷見産大梅貝の旨煮は大きさ、味ともに食べ応えがあってGOOD椀ものは焼き茄子とじゅんさいとお魚そして青さ豆腐とあっさり系七尾産旬のお魚造り盛り合わせ器の美しさがポイント高し鯛頭の荒炊き 割り牛蒡 針生姜等々あたし、鯛の目玉の裏のトロトロしたところが好きなんだよねってこういうとこがヘンタイちゃん~〆の白飯の前に出てきた鱧しゃぶこれは正直、イマイチ以前住んでいたとこは鱧の漁獲量トップクラス獲れたて鱧を食べてきたからね・・・途中で固形燃料が消えてしまって、代わりを頼んだのに人手が足りないのか、なかなか持ってきてくれなくて半煮えのまま放置&鱧カスカス・・・そこあたりも大きくマイナス海の幸に限っていえば正直期待したほどでは・・・って感じかな~能登の海の幸が美味しいのはやっぱり冬!?でもこちらのお料理にはびっくり活鮑踊りワイン蒸し焼きわざわざ「鮑プラン」と名のついた宿泊プランが他にあったのであたしたちのプランでは当然、鮑なんて食材は登場しないと思っていたのところがなんと登場したばかりかこの大きさの鮑が1人1つずつっていうから太っ腹~ナイフとフォークでガツガツ、モグモグモグプリプリ鮑に”これだけでもう大満足~”写真は載せてないけどほかにも古代米でつくった黒米冷うどんや山桃のコンポートと南瓜カステラのデザートも登場ボリュームたっぷりの夕食でした食後はこちらのリビングでダラダラとテレビ鑑賞あれほどお腹いっぱい~っていっていたくせに旅先の胃袋は肥大化するのか深夜のティータイムのはじまり、はじまり~実は夕暮れ前にわざわざ外出したのはこちらのお店がお目当て七尾市出身の超有名パティシエ・辻口博啓氏のお店ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュいまや和倉温泉では欠かせない観光スポットらしく左の写真手前の通路の床には”お持ち帰りのお客様はこちらにお並び下さい”っていう案内があって混んでいる時は、こんな遠くから並ぶハメになるの?ってびっくりしちゃったこちらのお店は加賀屋グループと提携してるので加賀屋の食後のデザートは、辻口さん監修だとかさすが加賀屋さん、やることがぬかりないですで、あたしたちも加賀屋さんに負けず(?)深夜のデザートに辻口さんのケーキをいただくことにヴァルカンとあともう一つは名前は忘れたけどパッションフルーツ系のケーキどちらも何層にも重ねた味が特徴的で食感の違い、味の切り変わりが楽しめましたちなみにここのデニッシュも美味でも翌日もう一度このお店に行ってお土産用に”Nドーナツ”っていう能登の素材を使ったお菓子を買ったんだけどこちらはあたしの好みじゃなかったんだよね・・・・ま、でもこの時は美味しいケーキに幸せ気分さ、そろそろ寝ましょうか”竹林のお部屋”というだけあって床、壁、天井に竹が使われてこんな風に間接照明にうまく取り入れてあるの落ち着いた雰囲気の中でオヤスミナサイそして翌朝本日も快晴なりこの半島の上に横長に広がる雲七尾湾に映りこんでしまうぐらい低くてびっくりまずは部屋付き露天風呂で朝湯すっきりしたところでこれまたボリュームたっぷりの朝食そして食後にさらにもう一度大浴場へ観光よりも温泉で過ごす時間が大事だもんってことでチェックアウト(11:00)の時間まで十分、堪能し尽くしましたそれにしても本当にこのロケーションは最高お部屋のお風呂から釣りが出来るっていう貴賓室もあるっていうんだからまさに海に浮かぶ旅館それに多田屋さんの歴史には鍋島家の自動車運転手だった喜教さんとが鍋島家令嬢の好子さんと恋におち身分違いと猛反対される中、和倉温泉へ駆け落ちし後に多田屋の主人、女将として宿を切り盛りしていったというロマンチックなエピソードも本音をいえばネットの情報ではよくわからなかった建物や設備の古さを感じてしまったところはあるんだよねこの抱月タイプですらリフォーム前の古さは感じたものお部屋のタイプによってお値段の幅があるのはそういうとこにあるんだろうな、て納得でもその点を差し引いても多田屋さんは素敵な宿でしたさて、能登の旅を終え、ぜひお勧めしたいのが9月5日の日記で紹介したヤセの断崖を舞台にした映画・ゼロの焦点1961年のオリジナル版をみたんだけど映像、脚本、演出、音楽、女優さんの演技どれをとっても迫力のある重厚作品2時間サスペンスドラマでの「崖の上で犯罪を告白」というラストシーンはこの作品が元になっているのいろんな要素を盛り込みすぎてダラダラと長い昨今の映画と違って91分という短い作品なのに濃密な内容戦後という時代背景が重要なキーワードとなるこの作品はその当時を知る人たち、理解できる人たちが作ったからこそこれだけの説得力をもって描くことができたんだなって思ったよなので2009年版はこれを越えるとは思えずちょっと手が出せなくなっちゃったの・・・ちなみに同じ松本清張原作+野村芳太郎監督作品の映画”鬼畜”ここでも能登の断崖が重要な舞台となってますこれがまた泣けるのよ・・・全体としてはものすごく怖い映画なんですけどね夫の愛人が置き去りにした子供達に対する妻・お梅の憎悪と仕打ちお梅に逆らえず次々と我が子を葬ろうとうする夫岩下志麻さんの凄みのある演技と緒形拳さんの切ない演技は一見の価値ありです
September 17, 2010
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名旅館が並ぶ能登半島・和倉温泉今回泊まったのは和倉温泉の中心地からちょっと離れた一番西側に位置する多田屋こちらのHP独特の和の雰囲気があって、とってもおしゃれ(音がでるので注意)ちょうど期間限定の料金お得プランがあったので豪華なお部屋を選んじゃいました専用露天風呂付きの客室・抱月目の前にひろがる七尾湾天気が良いのでキラキラ光ってまぶし~抱月というのは数年前に若旦那さんの趣向でリニューアルされた4階と5階にある和モダンなお部屋なの一部和室のみのお部屋もあるけど基本構成はツインベッド+リビング+和室+内風呂+テラス+専用露天風呂洗面所は2人同時に使えるようになってるし内風呂はシャワーのみだけど、洗い場はしっかり確保してあるし露天風呂は雨でも入れる屋根付きタイプうん、これなら天気関係なく利用できるねお部屋および館内の説明はお菓子とお茶をいただきながらこちらの和室でちなみにこちらは「竹林のお部屋」抱月は全室インテリアが異なる作り部屋指定はできないんだけど、リクエストは可能HPをみて、インテリアのバランスが一番シックで部屋全体が海に包まれるような感じがしたこちらの部屋を選んでみました隣が食事などを準備するお部屋なのでちょっと入り口付近がバタバタすることがあるのと一番東端の部屋なのでテラスにでたときに右側にコンクリートの壁が見えちゃうのがマイナス点かなさ~てと、千里浜で遊んできたので汗いっぱいかいたし、さっそくひとっぷろ浴びるかってことでテラスの露天風呂にどぼん!ではなく、貸切の家族風呂へこちらの宿は複数の建物から成っているので抱月のお部屋から貸切風呂や大浴場に行くまではちょっと歩くことになるんだ途中にある輪島塗のギャラリーや多田屋の歴史やこれまで来館した有名人の写真などが眺めなているうちに、貸切家族風呂に到着15時~21時までの間で60分毎の予約で3150円そのうち10分は清掃時間なんだって部屋に専用の露天風呂があるし、大浴場もあるんだからわざわざ貸切家族風呂を利用する必要はないんだけど今回の宿泊プランでは無料で利用できるというのでつい予約をいれちゃったんだ家族風呂にもちゃんと露天風呂がついていてかなりゆったりしたつくり海面に手が届きそうなぐらいすぐ目の前が海なのでこりゃ大浴場は期待できるぞ~ってことで、髪と身体洗ったらすぐに大浴場に移動~大浴場だというのに、がらっがらこれはもしかしてもしかしてやた~、貸切~ってほんとは他に2名ほどお客さんがいたんだけどねちなみに真ん中の八角形の部分はジャグジー半露天となっている部分には檜風呂と陶器風呂屋根がガラス張りになっていて柔らかい光と海からの風が気持ちいい~このすぐ隣にはサウナも完備でもなんといってもこの大浴場のウリはこの露天風呂お風呂に浸かった時に見える景色が右側の写真海、海、うみぃ~穏やかな七尾湾の潮の香りキラキラの海面と真っ青な空まるで海と一つになれそう・・・う~、たまらん職場でもこの宿に泊まったことがある人が何人かいるんだけどみなこの露天風呂のことが一番印象に残ってましたこれだけ海に近いと泉質に影響あるのかかなり塩っ辛いお湯源泉も94度と高めなので加水してあるんだけど大浴場の飲泉場は源泉そのままなので味見してみたら熱いし、辛いしで飲めなかったよでもほんと海に囲まれた宿なんだよね、ここは大浴場に行く途中に設けれたテラスとそこから繋がる桟橋この桟橋では釣りが出来ちゃうってことで釣り竿の貸し出し(有料)もしてるし、もし釣れたら、その魚も調理して貰うことも可能なんだってこの後はちょいと用事を済ませに外出宿に戻ってようやくお部屋の露天風呂にはいることに実はお部屋の露天風呂はこの時間に入ろうってちゃ~んと計算していたんだよねだってこの景色を楽しみたかったんだも~ん多田屋さんは眺望の良さでは和倉温泉随一と謳われていて特に夕暮れ時は絶景と評判の宿湯船に浸かりながら夕焼けを2人占めってこういうのは女同士じゃなくカップルが使う表現か露天風呂は2人で入っても余裕の広さ残念ながら温泉水ではなく、良質な地下水なんだけどこの景色があれば他に何もいらないよ~なんかもう言葉にならない・・・・まさに至福の時間夕陽が沈むのと共に疲れやストレスがお湯に溶けだしていくみたい・・・はあ~長湯が苦手ならこちらのイスに座って眺めるのも良しこのように部屋を取り囲むように窓をひろ~くとってあるのでベッドでゴロゴロしながらでも夕焼けを楽しむことも可能でもやっぱ、お風呂だよね~ちょうど真正面に夕陽を眺めることが出来てこの部屋にして正解美しい夕暮れのひとときを与えてくれた神様に・・・・感謝です
September 6, 2010
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ずっと前から計画してた友達Mとの温泉旅行今回(9月)の行き先は石川県・能登半島高校生以来の能登半島だから楽しみ~能登有料道路の今浜ICをおりるとそこから始まるのが千里浜なぎさドライブウェイ日本で唯一、一般車が砂浜の波打ち際を走れる全長8kmの無料道路映画やドラマみたいに水しぶきをあげて疾走することができちゃうのだかっこいい~でも波打ち際を走るだけじゃ物足りないってことで、車を停めて靴を脱いで海へGO!この日も当然ながら30度越えそのせいで”きゃ~、つめた~い!”ってキャッキャできるほど海水は冷たくもなく・・・ま、それでも水パシャパシャと遊ぶのは気持ちいい~うみねこさんも羽根休みそ~いえば、これが今夏の初海かも昔はあれほど海が身近な生活だったのにいまはほんと盆地生活になってしまったのだな・・・淋しい気持ちがわき上がったもののやっぱり海で遊ぶのって楽しいね今回の旅のお宿はここ、和倉温泉から選出湧浦という地名だったのが、なまって和倉になったんだって和倉温泉といえば、はい、そこの貴方”加賀屋”正解~30年連続「プロが選ぶ日本の旅館・ホテル100選」第一位の宿30年って。。。。すごすぎ!初めて生加賀屋を見たけど、ものすごい規模だね写真は加賀屋本体の写真だけどここだけで数棟の建物から成る巨大旅館さらにこのすぐ近くに”あえの風”っていう姉妹館があり最近”虹と海”っていうモダンカジュアルな宿も新設大量の観光バスや車が停められる専用駐車場もあってさながらこの一角は加賀屋"町”いやいや、驚きまスタ残念ながら、今回のお宿はここではないんだよね~いつか日本一のサービスに触れてみたいな温泉でのんびりした翌日橋を渡って、七尾湾に浮かぶ能登島へ橋からは和倉温泉の様子右に見える背の高い建物群の加賀屋さん、目立つね~能登島ではただただ、のどかな風景を見ながらドライブ能登島の海のこの透明度キレ~イ海釣り用の公園もありました向こう側に見える能登島と能登半島は2ヶ所の橋で結ばれていて、これが2つ目の橋和倉温泉とセットでお勧めしたいドライブコースです高校生の時に能登に来てその時乗ったタクシーの運転手さんが”能登には世界一長いペンチがあるんだよ”って言うもんだから”なぜそんな巨大なペンチが”って驚いたんだけど”ペンチ”じゃなく、”ベンチ”なんと長さ460.9mでもってこのベンチの前に広がる海がこの通り、めちゃめちゃキレイ~海だけみたら、ハワイっていっても過言ではないって言ったら怒られちゃうかここは”サンセットヒル増穂浦”っていってその名の通り、綺麗な夕陽が見られるロマンチックスポットこんな美しい海に沈む夕陽を想像しただけで目がハートになりそう今度は絶対夕暮れに来るぞ次に向かったのは”ヤセの断崖”あの松本清張の小説”ゼロの焦点”の舞台であり映画のロケ地として全国に名を馳せた名所崖の上からの恐ろしい眺めにまさに痩せるおもいがするってところからこの名がついたというけどあれれ実は3年前の大地震で先端が崩落してしまったの以前の姿を見てないあたしですらがっかりしてしまうような有様これじゃ、全然ヤセないよ~崩落前は断崖ギリギリのところまで行けたらしいけど真ん中に映った亀裂をみてもわかるようにいつまたなにがおこるかわからないわけで・・・安全性を考えて以前より内陸部に設置された防護柵今回行ったときは皆さん良識のある人ばかりで柵を乗り越えて崖の上に立つおバカ人はいませんでしたちなみにここは自殺の名所としても名高く以前は自殺防止の看板が乱立し、その文言が怪しいと評判の場所だったとかいまや普通の景勝地ですでもこの紺碧の海と空、そして入り組んだ地形を眺めているだけでも十分さて、ヤセの断崖から歩くこと数百メートルとそこが”義経の舟隠し”源頼朝によって全国指名手配犯となった義経とその一行はこの幅の狭い入り江に舟を48隻隠したそうこんな狭いトコによくそんなにってそもそも義経ってそんな大所帯で逃げ回っていたの奥州に逃げる途中に立ち寄ったとのことなので最初はそれなりに兵力もあったんだろうねところで、これはちゃんと柵があるところで撮影したものところがMは柵の横から伸びている道(この写真の右側に映っている・立入禁止の看板は無し)を1人グングン進むわけあたしはヒールなので断念で、その道の先端がこの矢印のところまさに断崖の真上無論、柵などはなく、見てるこっちが怖くなるぐらい大丈夫~?と声をかけても反応のない・・・なにしてんねん!で、戻ってきたMが一言”うん、あそこならヤセれるよ”あたしの友達ってやっぱ変態なのかも・・・・良い子はマネしちゃだめよ今回、能登の海の美しさにはほんとびっくりこれほど綺麗なとことは思っていませんでしたでも今回はまだ半分ぐらいしか見てないんだよね次回は輪島やもっと奥まで見て回りたいな~
September 5, 2010
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すでに終わっていると思われている北陸温泉二人旅最後に今回訪れた”山中温泉”について紹介します山中温泉は温泉処・石川県の中でも最も南に位置する温泉地車でちょっと走ればすぐにお隣の福井県今回、永平寺の冬灯籠が目的っていうのもあってこちらを選んだのでした山中温泉で有名なものその一つがあの伝説の番組”料理の鉄人”にで一躍有名人となった”和の鉄人 道場六三郎さん”ここ山中温泉では冬場限定で道場六三郎さん監修のお鍋が食べられるのしかも今年は新たなレシピで作られた「新・カニ汁大鍋」が登場11月~3月までの5ヶ月間朝10時~11時半までの限定販売で1杯200円以前は100円だったというから値上がりしたようなんだけどそれでもお値段的には手軽に楽しめる味ではあるからとりあえず、食べてみようと販売所へ出陣道場さんのお写真入り看板の横には巨大な鍋湯気がモウモウと立ち上ってます新・カニ汁白菜などのお野菜とカニのお味噌汁お味噌仕立てといってもあっさりとしたお味カニは足が2本入ってました1杯200円という値段を安いとみるか高いとみるか・・・・朝ご飯でいただいたお味噌汁があまりに美味しかったので、カニが入っている分こちらの方が豪華とも言えなくもないけど手放しで喜べるってほどではなかったんだよね例えば日帰り観光などで昼前にここを訪れた時、冬の寒さの中でいただくのには1杯200円という値段はまあ、よしとできるとこなのかももう一つ有名なのが鶴仙峡と呼ばれる名勝地山中温泉を流れる川沿いはちょうどよい散策コースになっていて四季折々の自然が楽しめるんだ鶴仙峡の遊歩道へ降りる前に”こおろぎ橋”へ古いけど趣のある総檜造りの小さな橋こおろぎっていうのは昆虫のことではなくて行路(こうろ)が危険(ぎ)ってことなんだって昔はそうだったかもしれないけどさ~なんて思って渡ったら、大間違いだって雪に足をとられて、転んでいる人何人もいるんだもん!名称に偽りなし!?橋を渡ってしばらいく行くと鶴仙峡の散策路川のせせらぎ、残雪、苔むした橋、岩場から流れる滝、緑の木々凛とした空気に包まれた冬の散歩道って、好きなんだ足元はぐずついていたので靴が汚れちゃうけどねそのうち目の前に見えてくるのが赤い”あやとり橋”これはまさに見たまんまの橋でほんとにあやとりで作った橋みたい橋の上からの眺めもなかなかここを渡るとまた温泉街の中心に戻るので今度はお土産探し日本酒好きのMに付き合って酒屋さんへ左の写真に写っている”如月”というお酒は2月限定かつ限定数発売のレアなお酒あ、ここにも道場さんのお写真が!さすがちょうど前の晩、厨八十八でこのお酒を頂いたのでお土産に買って帰ろうとしたら既に完売とりあえず石川県のお酒が買いたいというので鶴乃里というお酒を買ってました甘いもの好きのあたしはお菓子を探してみたんだけどあまり心惹かれるものがなく、断念温泉街の端までくるとこんなものが菊の湯日帰り湯も楽しめる、地元の人が楽しむ温泉ここでは自分で卵を持ち込めば温泉卵を作ることができるというなんとも温泉好きのハートをくすぐるシステム左の写真に写っている箱の中にいれておくだけで温泉卵ができちゃうというんだって卵をいれて、そのまま散策にいって帰ってきたら出来上がりっていうのがお勧めスタイルらしいけど自分の卵、判るのかな?間違って、持って行かれたりすることはないのかな?ちょっと心配右の写真は無料で利用できる足湯だよ左の写真は”山中座”では上演されるところ山中温泉って山中塗りっていわれる漆塗りや古九谷と呼ばれる焼き物でも有名でそれぞれ観光客が気軽に体験できるお店があるのあたしも今回、九谷焼きの絵付けにチャレンジこちらの陶器屋さんの2階がお教室古九谷と呼ばれる山中温泉の九谷焼では赤、青、緑、黄色、黒の5色を使うのカップ、お皿など好きな器を選んで先生に色の載せ方、使い方を教えてもらってあとは自分の好きなように描くだけ一応時間は30分ほどとなってるのでそれほど凝った図案を描くのは難しいかとあたしなんて、迷って迷って結局かなり時間おしちゃった次の時間帯のお客さんがいなかったから良かったようなものだけど・・・・ゆっくり書かせて貰ってありがとうございます参加される方は時間配分には気を付けてねその場ですぐに焼くわけではないので手元に届くのは約3週間後結構気に入って使ってま~す一昨年、富山を旅したときに途中のSAで食べたソースカツ丼、覚えてる?二年ぶりに北陸自動車道を走ったらこのソースカツ丼がこんな形に!ソースカツ丼ドッグ福井県産のご飯と豚の薄切り肉を巻いて&揚げて甘辛ソースに漬けてあるのSAグルメってどんどん進化するんだね~お土産のお菓子買えてなかったでしょ?で、北陸自動車道の一部のSAで限定発売となっているスーパーパティシエ・辻口博啓さんが作った”雪吊り”こちらにしてみたんだ東京で大成功をおさめた石川県出身である彼は石川県立美術館内に「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」というお店も持っているのそんな辻口さんが兼六園の木々を守るための「雪吊り」という縄をイメージして作られたというお菓子ほんのり梅の香り漂う仏和合作って感じのお菓子なんだけどパッケージに”YUKIZURI”って書いて有るんだよねおかげで職場では「行きずり」と勘違いされる始末・・・味の方は好評だったから良かったけどというわけで北陸温泉の旅はこれにて終了いいお湯がたくさんある石川県今度はどこの温泉に行こうかなさて、現在常連の方むけに4周年&40万ヒット記念プレゼント企画への参加者募集中詳しい内容はコチラ
February 12, 2010
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温泉目当てといいつつ、実は食重視で選んでしまった今回の旅体重増に悩んでいるのにどうしてこう食欲中枢をコントロールできないのかな~今回泊まった厨八十八間接照明をきかせると、ぐっと雰囲気良くなるねこちらのお部屋で夕食もいいなと思ったけどお食事は専用のお食事処で”厨”という名をもつ宿果たしてどんなお料理が登場するんでしょvor.1で紹介した永平寺の冬の灯籠祭りこれを見に行っていたので夕食は「可能な限りで遅い時間」でお願いしたところ夜8時まで待ってくださいました食前酒はバーの方でいただくなんて聞いていたけどバーは閉まっていて個室のお食事処で普通の時間帯で予約していたら違っていたのかな?お食事処は厳選した素材を使った「くりや八味」はカウンター割烹スタイルで(左)通常のお料理「やそはち十味」はゆっくりくつろげる専用個室で(中・右)とわけているんだそう今回は個室でいただきました預け皿前菜の盛り合わせってことかな鰯利休煮・豚ロースの塩蒸しサーモンと千枚漬け棒寿司・鶏松風梅貝青海苔揚げ・白魚と海老月かん寄せ穴子・あさりと水菜の浸し鱈子昆布巻き・笹身、えのき、小松菜の梅和えいろんな食材が勢揃い女子にはこうした”ちょっとずついろいろ”っていう趣向がハマるのよね~この中では”鶏松風”が一番のお気に入り鶏肉と松の実の取り合わせこれはもうガチでしょ 一度家で作ってみたいな~お椀の中身は海老芋真蒸に添えられたかに身、焼きからすみ、椎茸、うぐいす菜、柚子とっても上品なお味のお椀に焼きからすみ香ばしさとからすみ独特の風味がガツンと効いていますお造り 焼き物旬のお魚のお造りと鰤の柚香焼きと牛肉八幡巻き山の中の温泉とはいえ日本海の漁場から運ばれたお魚は美味しいね平目のお造りにはね、なんか変わったタレを用意してくれたんだけど・・左にある赤いもの、もう忘れちゃったよ北陸の冬といえば鰤柚の香りが爽やかで、あっさりといただきました鮟鱇と蓮餅の鏑仕立て 甘鯛と浅葱東寺揚げ うに醤油土鍋で炊いたスープを取り分けてくれたのが写真の状態蓮根をすり下ろしてお餅状にした蓮餅、大好き~冬の定番、鮟鱇ももちろん好き好き甘鯛の揚げ物に添えられたウニ醤油なんとも贅沢写真は1つしか写ってないけど実際は3つ個室だけど揚げたてが運ばれてくるのでまるで目の前で揚げて貰ってるかのようにサクサクお肉大好きなあたしだけど今回一番感動したのがこちらのお野菜の料理色鮮やかな野菜たちにはそれぞれにしっかりと味がしみ込んでいて口にいれた瞬間、旨味がじわーと広がって思わず、うなってしまう美味しさ特に京人参のスープ煮と胡椒のとりあわせ芽キャベツと干し海老からとった出汁の組み合わせこれはたまらない針魚と海老を使った酢の物〆のご飯は河豚ご飯お漬け物が食べられないあたしのために別の副菜を用意してくれてましたありがとうございます河豚ご飯のお代わりも勧められたけどもうおなかいっぱい洋梨のシャーベットとせとかのロールケーキ”せとか”って知らなかったんだけどそういう柑橘類があるんだねお腹いっぱいといいつつ完食夕食を終えたのが10時前スタートのお時間が遅めなので、多少お料理を運ぶのが早めになりますとは言われていたもののそれでもちょっと早いよ~と思っていたけど、こんな時間になっていたとは!仲居さん、厨房のみなさん、ワガママ言ってごめんなさいもう遅いですし、お召し上がりになれるかわかりませんが・・といいつつ、仲居さんがお部屋に用意してくれてたのが竹籠に入った、おかかおにぎりうわ~、おいしそうだけどさすがに今は無理~なんとか小腹空かないかと期待したけど、結局食べられず・・・・・残念!お部屋でゆっくりした後、寝る前にもう一度お風呂へ永平寺からの帰りごろから本格的に降り始めた雪それほど強い降りじゃなかったけどあ~、北国の温泉に来たんだな~と実感朝起きてすぐにまたお風呂に行ったところ雪はやんで、くもり空一面真っ白な銀世界っていうのを期待していたんだけど、そこまでにはなりませんでした朝ご飯はこのとおり焼き魚に卵焼き、日本の伝統的朝食(?)の豪華版お野菜がたっぷり入ったお味噌汁これがもう美味しくて、美味しくてお代わりしたかったぐらいでも朝ご飯で一番楽しみにしていたのが白ご飯夕食も夜食も味付けのご飯だったでしょ?シンプルにおいしいお米が食べた~い!って思ってたんだおお、お釜ごと登場とは・・・嬉しい~木蓋をあけたとたん、立ち上るご香ばしい香り最近の若い方はあまり召し上がらないかもしれませんがおこげも美味しいんですよと仲居さんが言うんだけど、「最近の若い方」ではないのでおこげ大好きで~すお釜に張り付くお焦げを上手に剥がしてくれて食べやすいようにしてくれてましたデザートも用意してくれたんだけど容量足らないので、ここでは写真は載せないねこんな風に館内のあちこちにあるお米のモチーフこのシンプルさと美味しいお食事が魅力なのかも担当してくれた仲居さんをはじめ従業員の方々もみな親切でとっても感じよかったよこのテラスでのんびり過ごせる時間があったらな~今回は雨&雪だったので濡れっぱなしいつかまたお天気の良い日に泊まることができたら竹林と渓流のせせらぎをBGMにの~んびりくつろぎたい今回の旅もいいお宿に巡り会えて良かったです
February 12, 2010
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”温泉にでもいってのんびりしたい~”そう思って出かけた北陸・温泉の旅石川県にすることはすぐ決まったけどほんとたくさんの温泉地があって選ぶのに一苦労結局、なんやかんやでお泊まりすることになったのが山中温泉にある厨八十八石川県の中でも最も南に位置する山中温泉山の奥にある小さな温泉地ですお宿のほうも部屋数24室とこじんまり永平寺からは車で40分ほど永平寺では雨だったのに山中温泉の方が寒いんだねだんだんと雪に変わってきましたチェックインはこちらのロビーで館内はすべて畳敷き素足に畳が心地よいのだわバリアフリーに配慮してなるべく段差のない作りにしているそうまずおしぼりが運ばれその後にお茶とお菓子(草餅)が米という文字を解体すると”八十八”名前が示すとおり、”お米”をモチーフにしたお宿なのおしぼりの上にはもみが添えられるとこなんてほんとそれっぽいよねヨモギのお餅は甘み控えめでやわらか~な口当たりでしたフロントの前にゆったりと配置されたテラスお天気が良かったらこちらでのんびり過ごすのも悪くないんだろうなあいにくの天気なので、誰もいませんこちらのテラス、別名”田んぼテラス”というのはテラスの横に田んぼが広がっているからすでに収穫は終わっていて、淋しい風景だけどここでとれたもち米が、さきほどの草餅の材料になってるんだって日本の食の原点であるお米これを大切に育てることで料理に対する心をはぐくんでいくそんな想いがこめられた田んぼうふふふふこれは、今夜のお食事が楽しみ~宿帳を書いて、ひとしきり休んだ後、お部屋へご案内その際に、女性は色浴衣が選べるんだよ”あまり種類がなくてすみません”担当してくださった仲居さんがそう言っていたけどう~ん、確かにこの手のサービスにしてはちょっと種類少な目正直それほど心惹かれる柄はなかったけどせっかくなので1枚選んでみました今回予約したのはテラス付き和室(ソファー付き)無駄な飾りのない、シンプルなお部屋ふかふかの黄色の座布団がいいアクセントになっていますそれに、二人で使うには十分な広さのびのび~テラス付きといってもテラス自体はちょっと狭めイスが一つしかないっていうのもな~まあ、でも季節は冬だし、この寒さテラスで過ごす時間は・・・あるのかなこういう空間があるだけでもお部屋全体がゆったりして見えるし、それだけでもテラス効果はあるよねそれに窓の外に広がる竹林はまた見事なんだ真冬の景色にこの青々とした竹林の凛としたさまがいい感じなんだよね窓の下には渓流があって窓を開けると竹の葉のざわめきと水のせせらぎが聞こえてくるんだなんとも大人な空間お部屋には浴衣の他にこのような作務衣が用意されているのこれを着て館内を歩いてOKなのでさっそくお着替え肌触りは良いのだけどこの季節にこの素材とたけではちょっと寒いよ~ベストのようなものもあるんだけどなにせ袖丈が短いからそれではカバー力無し仲居さんにお願いして上に羽織る物を用意してもらいましたできたら事前にお部屋においてあったら良かったのにな作務衣に着替えて早速お風呂へチェックインタイム直後なので誰もいませ~ん貸し切り、貸し切り大浴場にはバスタオルもフェイスタオルもあるので手ぶらで鍵のかかる貴重品ロッカーもあるので防犯も心配なしこちらのお宿は大浴場と露天風呂が一つずつお風呂の数や種類を重視していないようなので、こちらもお部屋同様シンプル特に高台や高層階にあるわけでもないので外の景色を楽しむっていう要素も無し露天風呂は竹林を眺めながら・・なんて書いてるけど「眺める」ってほどのこともなしなので、お風呂メインで宿探ししている人向きではないかな他に貸し切り風呂があってそちらはそれこそ「竹林を眺めながら入れる」風情のあるお風呂ということだけど、今回は特に利用する理由もないのでパス貸し切りっていう意味じゃ、もう充分こちらのお風呂で貸し切りだし~今回計3回お風呂に入ったけどぜーーーーーーーーーーんぶ、貸し切り面白いよね~ちょうど出るのを見計らったかのように他のお客様がやってきて、全くかぶらないちなみに夜1時~朝5時以外はいつでも入れます男女入れ替えっていうのもなくてどちらも同じ作りみたいサウナぐらいはあってもいいかなと思うけどお風呂だけでも充分満足できるし飲料用温泉もあるので消化を促すのと、お通じがよくなるのを期待して、ごっくんが、即効性はなく・・・残念いやでも思わず泳ぎたくなる広々お風呂にのんびり浸かっていると、疲れがどんどん溶け出すような気がしてきて・・・極楽、極楽やっぱり温泉は気持ちいいですわんお風呂上がりにはこんなものも用意されていて自由に食べれるようになってるの3時のおやつ代わりにバニラ味、1本いただいちゃったお風呂からエレベーターへ向かう途中にある湯上がり処冷たいお水が用意されています3人がけ程度のソファが2つだけなのでちょいと少ないかと思ったけどそもそも泊まっている人の数が少ないしいつもガラガラお風呂が貸し切り状態なんだもん、当たり前か山中塗りで有名な山中温泉のお宿らしく朱塗りの美しい壁掛けが飾られていましたお部屋に戻る前に、一休み、一休みといいたいところなんだけど実はこの後、予定がありまして・・・実際はお水一杯飲んだだけでお部屋に戻っちゃったんだよね次回は厨の名をもつこちらのお宿自慢のお料理を紹介書くことがたまっていてひっじょーに困っておりますでもマイペースでやっていくしかないよね・・・
February 11, 2010
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