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今月に入って、仙台の自宅のライフラインもすべて復活しガソリンも普通に入れられるようになったということでようやく旦那様もボランティア活動に参加してきました私も調べてみて初めて知ったのですが個人のボランティアを受け入れている市町村ってけっこう少なかったり女性はお断りされるケースもあるようです私の友人は一人でボランティアセンターに登録に行ったら治安の面で女性は危険なので・・・と断られたそうですまた、仙台市泉区では登録者が多数いるにも関わらず仙台市ではあまり人出が必要ではないようで派遣先待ちをしている人がたくさんいて友人は帰ってきてしまったそうです少し調べて、石巻のボランティアセンターは個人の受付をしているということだったので旦那様は石巻に向かうことにしました旦那様が最初に行った石巻ではいくら来てもらっても人手が足りないという状況だったそうですまた、車で来てもらえると移動なんかが楽になるから助かると言われたそうです男性7~8人ひと組になって1件のお宅に派遣されてお手伝いをするそうなのですがこの日は、幸いにも津波の被害にからは免れたもののもう自宅には住めなくなったおばあちゃんのお宅の荷物を運び出すという仕事だったそうですチームのメンバーは旦那様以外は県外から来た方で外国人の方もいたそうですけっこう和気あいあいと作業を進めたようで色々話なんかしながらだったみたいでそのなかの一人は、自分の車に寝泊まりして1か月ボランティアをするという方もいらっしゃったそうです本当にありがたい話です翌日は実際に津波に襲われたお宅の浸水した家財道具を運び出すという仕事でしたこちらも男性10人での仕事だったそうですが水につかった布団や家電その他色々運び出すわけですがとにかく重いし、これが自分の家だったらやりきれないな…と思ったそうです半日働いても、まだまだ片付くという状況ではなかったようでこういったお宅の作業がまだ100件残されていたら男性10人×100件で1000人の力が必要なわけです個人のボランティアの必要性を強く感じました1人の力で出来ることはほんの小さなことだけど1人1人が集まって大きな力になるんですよね!まだまだ各地でボランティアの力を必要としていると思いますもし興味がある方がいらっしゃったらぜひこちらに問い合わせてみてください石巻ボランティアセンター 問い合わせ番号0225-23-6011・6022直接現地に行ってもいいみたいなのですが一度連絡することをお勧めしますちなみに、GWも旦那様は石巻へ向かうそうです頑張れ、旦那!
2011年04月24日
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3日ぶりのお風呂本当にありがたかったこれくらいの我慢だけでお風呂に入れたキムコ☆はそうとう恵まれていると思いますでも、顔も洗えていなかったキムコ☆のほっぺは赤く湿疹が出てしまっていて姪っ子に「どうしてキムコ☆ちゃんはほっぺ赤いの?」と突っ込まれました。。。久しぶりの温かい部屋での温かいご飯すごく美味しかった兄弟の優しさに本当に感謝しましたそして、初めてゆっくりとテレビを見て想像以上の震災と被害の大きさに言葉を失いましたそして、ただただ涙が出てきました被災地の方がどういう状況なのか一番知りたいと思うのに実際被災地ではテレビも見れないし欲しい情報がなかなか得ることができないのです津波被害にあった方は特にそうでしょうメディア、特にテレビの限界に虚しさを覚えましたテレビ局の、特に報道部員の使命感はテレビ局で働いていたのでよくわかっているつもりです昼夜休みなく現実を伝えるために身を粉にして頑張っているはずですでも、一番伝えたい人に伝えられない現実…どうしようもないのかもしれないけどすごく虚しくなってしまいましたこの日の夜、地震後ようやく眠ることが出来た気がします。。。そして、自宅周辺ではまず電気が復旧したと友人がメールで教えてくれました震災4日目から山形の避難生活が始まりました山形は食べ物も無いものはないけど、ある程度何でも手に入りましたでも、ガソリンだけは不足していましたガソリンを入れるための何百メートルもの車の列兄はガソリンを入れるために朝の4時に起きてスタンドに並んでも入れられないと嘆いていましたでも、これは買占めではないんです東北地方は生活するために車が欠かせないのです兄も車で30分以上かかる職場に通っていますが公共の交通機関が無いのでしょうがないのですそして、3人の子供を保育園に送り迎えもしなければいけないガソリンが無いと、何もできなくなってしまうのです被災地に優先的にガソリンを…これはあたりまえでも、自分たちも生活の為にはガソリンを得なければいけませんでしたこのガソリン騒動は10日位続いてようやく落ち着いたそうですキムコ☆と息子は、すぐにでも実家に帰るつもりでしたがなかなか復旧しないJRと計画停電の影響で思いもよらず1週間も山形にお世話になることになりました共働きで子供3人を育てている兄夫婦ですがそんな中なのにいやな顔一つせずにキムコ☆達を迎えてくれた兄夫婦には本当に言葉ではいい表せないほど感謝していますおにいちゃん、ありがとう!!!!!!キムコ☆の実家青森へ帰るには高速がまだ不通だったので山形から庄内地方の鶴岡までバスで移動して電車で秋田市へまた電車を乗り換えて秋田から青森というルートしかありませんでした大きな荷物と息子を抱えて妊婦のキムコ☆が移動するのは無理だと両親が山形まで迎えに来てくれることになりましたまぁ、両親が居てくれたほうが色々楽かな?位に考えていましたが実際移動してみると両親が来てくれて本当に助かりましたこの、バスと電車を使った大移動なんと9時間半もの時間がかかったんです!!2歳の子供には我慢できるはずもありません。。。最初のバス移動は眠ってくれたのでおとなしくしていたのですがその後はもう大人3人がぐったりする位の暴れっぷり…最終的にキムコ☆が乗り物酔いしてしまって使い物にならなくなってしまい両親が息子を見てくれてようやく長旅が終わりましたキムコ☆は被災はしたものの親兄弟に助けられて幸いにも不自由なく生活することが出来ましたでも、仕事のある旦那様は仙台に戻り水もガスも無い中で生活をしていました(先ほどガスが復旧したと連絡ありました!)それでも、まだ家もあって家族も無事でというのは幸せなんだと思います沿岸の地域の被災者の方福島原発の付近の被災者の方まだまだ日本中の、世界中のみなさんの支援が必要な方々がたくさんいます家族や、住む家、思い出の品もすべて失う…想像してもしきれないくらい悲しいことですでも、未来に向かって頑張ろうという思いを抱いている方ばかりだと思いますそのために、今私たちに出来ることが何かあると思います寄付をするボランティアに参加する節電、節水をする出来ることでいいんです何か一つ始めて、それを継続していきましょう!!!歌手のサカモトサトルさんが「エコって選挙と似ている。自分の一票じゃ何も変わらないって思うかもしれないけど、その一票が集まって世の中を変える。エコも同じ。一人の心がけが大きな力になる」みたいなことを言っていましたそうですよねみんなが節電をすることで計画停電も回避できるんだ!今回の震災は、大きな傷を東北、日本にもたらしましたでも、東北は必ず復興します!だって、東北魂があるから!!!必ずあの美しい海岸風景が戻ってくると信じていますそのためにキムコ☆が出来ることは何でもしたいともいます今は妊娠中ということもあり自分の足で何も出来ないのはすごくもどかしいでも、自分に出来ることがあると信じて小さなことでも取り組んでいこうと思います復興までの長い道のりになるかもしれないけれど報道が少なくなったとしても助けを求めるたくさんの人たちがいることを忘れないでください!!最後に、被災地で懸命に働いていらっしゃる自衛官のみなさん警察官のみなさん消防署のみなさんアメリカはじめ世界各国からの支援隊のみなさんボランティアの皆さん各地で支援を呼び掛けてくれているみなさん本当にありがとうございます皆さんへは感謝しても感謝しきれません!!
2011年04月01日
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