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ちーこ♪3510

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2013.10.29
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あいにく連日雨および台風接近。私が雨女だったのを思い出した。
いつもマイレージを使い、全日空で毎月往復していたが、
そろそろマイレージも底をつく。
久しぶりに新幹線で上京することにして、乗車時間で読めそうな文庫本を買った。

池井戸潤 著
「かばん屋の相続」他 短編集
文芸春秋文庫 第1刷2011年4月 第18刷2013年8月


ドラマ「半沢直樹」が大ブームになった作者 池井戸潤さんの短編6話
主人公は常に銀行員
融資先の顧客とのエピソードをひとつの話とし、
銀行員の様々な思いと苦悩が描かれている。
顧客は主に中小企業の経営者。
不況等、様々な理由で経営不振の中、いかにしてこの窮地を乗り切るかというだけでなく、
融資がかなわなかった中小企業の行方が、はかなさとともに描かれている。

銀行は窓口に行くことはなく、最近はすべてATM、またはネットバンキング。
生活費の出し入れ、住宅ローンや支払いで振り込んだりする以外には縁のない私にも、
銀行の仕組みが分かりやすく、興味深く読むことができたのは、さすが池井戸さん。


誰もがみんな、誠実に地道に一生懸命生きている。
時には上から目線の銀行員になりがちな態度を戒めながら、
優しい目線で頑張る人たちの幸せを願う一銀行員は著者本人か。

叔父は地方銀行員だった。
3~4年ごとに転勤先が変わる度に叔父に頼まれて、父の預金先が変わり、
独身OL時代の私にまで矛先は向けられた。
私の妹の旦那さんも銀行系。
融資一筋できて支店長職。ただいま地方で単身赴任。
平素ドラマは見ないというその義弟は、
単身赴任先の広い社宅の一室でひとり、
力を入れてドラマ「半沢直樹」を観ていたらしい。





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最終更新日  2013.10.29 11:51:29
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