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ちーこ♪3510

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2014.05.30
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カテゴリ: 映画ドラマ鑑賞


監督:ジョン・ウェルズ
出演:メリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツ

アメリカ、オクラホマの大田舎、そこに住む(住んでいた)家族の様々な問題を抱えた人生を浮き彫りにする。
発端は、父親の失踪、自殺。
バラバラに住む三人の娘たちがオクラホマの実家に戻り、
薬物依存症(癌患者)の母親とアルコール依存症だった父親との思い出を語りながら、
親子や夫婦の苦悩や葛藤を明らかにしていく。


アメリカ。オクラホマの大自然は雄大だが、このドラマにはその自然が全く悲しく写る。
大平原をバックにして、途方に暮れる娘たちと母親の葛藤が描かれる。
「家族はひとつ」この言葉はもはや無し。
ラストも、どの人物も前途がない。
どうやって前向きに生きていくというんだろうという悲壮感が漂う。


長女役のジュリア・ロバーツ、
いつもの華やかなムードは全くなく、本当に心理描写に迫力がある人物になりきる。
もちろん、メリル・ストリープの普通でないムードもド迫力あるが、
孤独と絶望が明らかになるにつれ、母親役のメリルに私は感情移入していく。

「途方に暮れる」という言葉がぴったりなラストシーンも未来がないわけではないが、
家族としての一体感はなにもなく、家族になにも頼ることなく、
結局、「ひとりで自分の人生を歩いてひとりで終わるのだ」と思わせてくれた。
アメリカの家族、
映画なのだからと分けられない、深い悩みを抱えることが多そうだけど、
日本の家族は違うよとは言えない。
カーラという二女役のジュリエット・ルイス、
昔、ブラピの恋人だった人じゃないか@@
私的には、今回、このカーラがとても印象的。
登場人物、みんなが孤独と闘いながら生きている。

私的には、とてもいい映画だった。

  • 8月の家族たち.jpg








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最終更新日  2014.05.30 18:04:28
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