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ちーこ♪3510

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2015.07.11
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カテゴリ: 映画ドラマ鑑賞


監督:沖田修一
出演:根岸瑤子、荻野百合子、桐原三枝ほか

「7人のおばちゃん、山に迷う」
紅葉を楽しみ、幻の滝を見て、温泉を楽しむ1泊2日3万円のバスツアー、
舞台は妙高高原山中。

この出演者はみんなオーデション、40歳以上のおばちゃん募集にて。
だからなのか、人物設定が、現実的でとてもリアルなのだ。出演者の素の日常を覗く感じなのだ。
バス添乗員のふがいなさから、山中で迷った40代~70代のおばちゃん7人は、
それぞれ人生の経験値で、ピンチを乗り切り、夜を過ごし、翌日無事下山する。
それも、1夜を楽しく。
最初は反発しあっていたメンバーも、お互いを認め、寄り添い、心を合わせられるようになることが、
この映画のハートフルなところだと思う。


この7人のおばちゃんたち、近所のスーパーで見かけるような人物ばかりで、
私がおばちゃんだからこそ、彼女たちの人生に共感したり、異議を唱えたりしながら、
鑑賞することとなる。
平凡な人生ながらも、上り坂下り坂まさか!の繰り返し、
そんなストレス人生も、高原の滝を見ることで、浄化しようとする気持ち、
とっても分かる中高年。
湯河原の勢いのよい滝を見た自分に置き換えた。
小さな滝でさえ、どうして見る者の心を揺さぶるのだろうか、不思議。
「滝を見にいく」という小さなバスツアー騒動、
とても穏やかな優しい映画だと思った。
でも、それはやはり、私が中高年だから。
若い人にはもしかして、退屈な映画かもしれないな。


秋の落ち葉をお布団にして、7人が並んで寝ているシーンはとてもかわいらしい。
まるで、白雪姫のようよ!!






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最終更新日  2015.07.11 15:46:14
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