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ちーこ♪3510

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2015.10.24
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カテゴリ: 地元生活


今回、家から40分車を走らせて、先輩のお店に行ってきた。被災した地域にある自分の生家を利用して古民家カフェを始めて三年という先輩のお店。地元に居た時、ほかの先輩とも待ち合わせてみんなでわいわい楽しんでいた。
60歳を前にして、好きな料理とお母さんが和食器を集めていたことを合わせて、ランチタイム、ティータィムだけ、予約に限りお店をやっている。座敷にテーブル三つ。
当時、生家には先輩の高齢のお母さんだけ居て、明け方少し離れて住んでいる先輩のうちに「膝まで浸かっているから迎えに来て」と電話してきて、この災害を知ったという。
迎えに行くにも土砂と溢れた水がひどくて、なかなか迎えに行けず、たどり着いたら、大きな岩と大木が家に直撃していて、身がすくんだらしい。幸いお母さんには怪我はなく、三人がかりで、簡単な荷物とお母さんを抱えて救い出したと。
全壊は免れたが、土砂が畳やタンスを覆い、外には、いろいろな物が流れていく。
数日途方にくれたが、だんだんと増えたボランティアの方々に助けていただき、片付けた。
石垣やガードレール、門扉も流されたので、元に直した。たくさんの人から力づけてもらった。皆さんに感謝していると。
家屋や庭を綺麗にして、カフェを再開するには半年かかり、途中、土砂道で転び骨折、入院手術したらしい。二階に住むお母さんもまた戻ってこれたのは良かったね。

今年2月再度オープンした時、東京の私にも案内をもらっていて、是非寄りたかったから、今回私の友人と訪ねることができた。
当時を忘れないために、当時の被災の姿を写真に撮り、パネルにしていて、見せてもらった。
先輩が、「命さえあれば、なんとでもできる」って。

「また帰ってきたら、ゆっくり来ますね」と約束して、災害にめげず、自分の生きがいを見つけ力強くガンバる先輩をねぎらって帰った。
頼もしくて優しい人生の先輩なのであった。






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最終更新日  2015.10.24 20:11:06
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