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ちーこ♪3510

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2016.07.09
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カテゴリ: 地元生活


大雨だしバスの路線では不便な銀行に行くのに、タクシーに乗った。
行きは、60歳前の運転手さんだった。タクシー会社は近所の会社でよく走っているから乗ることが多い。我が家の周辺のこともよく知る運転手さん。
「雨がひどいので、お客さんが多ければいいですが。」に始まり、「年金もらいながらでもタクシーに乗って働きたい」「個人タクシーを取れば、75歳まで現役で働ける」「会社には60歳以上のドライバーはたくさんいて自分もがんばれそう」など、高齢者にはなってもタクシーに乗って働く気持ちがじゅうぶんだった。60歳なんて若い若い!
「前によく銀行前でひろった腰が半分に曲がったおばあさんは最近見かけず、気になっているけど」
私「ああ、今はホームに入っていますよ」と「まだ生きてらっしゃるんだ!良かった。」ローカルな話題まで。
丁寧な運転で、目的地に着いても軒下まで車を近づけてくれた。夜勤さえなければ、シニアドライバーはこなせそう。

さて、帰路の運転手さんは、もっと年上と見た。
住所を言ってもいまひとつだったが、タクシー会社はやはり同じ区にある会社だ。
「今年で45年タクシーに乗ってますよ」
私「え、おいくつですか?」
「71歳、もうすぐ72歳」
私「行きのタクシーで個人タクシーは75歳までと聞きましたが」
「今は嘱託で週2回勤務してるんです。朝7時から夜10時までね」
私「あー、夜は気をつけてくださいよ。」
「タクシー仲間で80歳の人もいますよ、私もできるだけ乗りたいけど、今は週二回がちょうど良いかな」
私「無理せず乗ってください」とタクシーを降りた。

80歳のタクシードライバーかぁ、
きっとそんなタクシーに乗ったら、ちょっと複雑な気持ちになるかも。年齢ではないが、反射神経は鈍くなっていると思うから。それでも免許取立てよりは、かなり安心かな?
でもプロシニアドライバー、結構いるんですね。
体調気をつけて働いてくださいね。

義父も辺鄙な山の中にいたので、87歳までハンドルを握っていたが、周りは80歳から運転を止めるようにしつこく言ってきた。
でもバスも通らない場所の農家は、出荷するのに軽トラは絶対必要だったんだよね。
一度軽トラが田んぼに落ちたこともあるから、やはり80歳を越えた高齢者のドライバーは慎重に運転してほしいな。
夏休みの地方の空港は、孫を待つシニアドライバーで到着ロビーが溢れる。

追記
先ほど乗ったタクシー運転手さんもシニア。
あと2年で70歳だって。
広島駅に着いて料金を支払う時、あと10円足りそうにない。財布覗いていたら、
「ないなら、いらんよ」って。地方はありがたい。





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最終更新日  2016.07.10 09:23:11
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