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2023.09.29
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有福温泉とは

有福温泉は1350年以上も前、聖徳太子の時代(650年ごろ)に、天竺より入朝した法道仙人が山奥で見つけた温泉でした。古来より名湯がわく福有の里。有福温泉の名前はここからつけられたといわれています。
滾々と湧き出る無色透明な単純アルカリ泉は透き通るような美しい白肌を作る「美人の湯」として有名です。



帰郷してすぐの頃、島根県江津市(浜田市の近く)の古くからある有福温泉が、鄙びたどころか、廃れてゴースト化していることが、新聞などで取り上げられていた。台風や火災被害で、宿が廃業したりして、14軒近くあった宿で営業しているのは3軒。それもコロナ等で存続危機!
ドライブにて有福温泉を見たときは、小さな階段の左右に宿があり、外湯が3箇所。
全部閉まっていた宿には人影がない。階段も暗い。

で、これではいけないと、1年前から、
有福温泉再生チームが発足されたみたいで、営業可能な家屋をリフォームして宿を再開、街並みも立て直ししていく宣言。でも、まだまだ途中だ。
というのも、テレビも映りにくい山間部の山肌に沿って階段、家屋の取り壊しをしたら、新しく家屋を建てることは許可のできない地形。

さらに今回、宿、風呂、食堂をきっちり離すプランで、
宿に内湯はなく、全て外湯、宿に食堂はなく、全て外食というなんとも宿泊者には不便な形での再生計画なのだ。

というわけで、そんな有福温泉に、あえて、平日の1泊をしてみた。笑
うちから、お昼前に出発、テキトーな昼ご飯を食べて、高速道路を通らないでも、2時間半くらいで到着。3時前には着いたが、チェックインは4時だというから、先に外湯に行った。
駐車場に車を置いて、狭い階段を上がって宿、宿から下に1分に温泉浴場がある。
しかし、このアルカリ泉の湯、47度というので、湯船の湯は43度くらいありそうで、熱いから、長くは入れない。
3時過ぎには、私だけで、浴場を占領できたのに、湯の縁に立っていたのがほとんどだったような、、

レトロな浴場は、よかったのだけど、10分は入れないわ。

宿にチェックイン。
14部屋あったのを5部屋に改造して営業。
でも、風呂も食事もないのだから、スタッフは少なくてすむよね。




かろうじて、朝食をつけると、このテーブルまで持ってきてくれる。
隣の部屋が寝室。
しかし、障子を開けると、前の宿の窓が近くて、そして、日差しを遮るから、一日中暗め。
そう、この温泉街の宿はみんな、景観が良くない。階段の左右に建ててあるせいだが、地形がどうしようもない。
おしゃれさを追求したリフォームゆえか、照明が抑えてあり、読書にも、もう少し照明がほしいところだ。








浜田漁港から毎朝仕入れるという魚が新鮮で美味しかったのだが、このレストラン、広島市内のお店の出店。
鄙びた温泉場に唯一あるのが、和食じゃなくて、イタリアンレストランという意外性は、若い人がターゲットだろうが、
このコースなら洋食でも大丈夫なシニアもじゅうぶん満足だろう。

さて、この宿の部屋にはテレビがなく、Bluetoothでハワイアンでも、聴きながら就寝。
夜中3時くらいに、夫が、「ワーッ!!」て叫んで起きた。いつもの、夢か寝言だと思っていたら、何かに刺されて痛いというではないか!
慌てて、電灯をつけても暗い部屋を探したら、なんと、私のベッドに、ムカデの20センチくらいのがいた。夫側から逃げてきたようだ。慌てて宿に電話して、宿全般の夜勤係という青年にムカデ捕獲に来てもらった。(宿には誰もスタッフがいない!?)
夫は刺されてチクチク痛いというから、軟膏も持ってきてもらった。幸い、軽い症状で、大きく腫れることはなかった。

廃れた温泉地、今回、宿の宿泊者は私たちだけだったみたいだが、隣の古くてリフォーム途中の旅館にはひとり旅のシニアが一人宿泊していたみたい。(営業していないと思える宿だったが、宿泊者がいてびっくり。)
なにせ、持ち込み以外、みんな同じイタリアンレストランで夕飯をとるしかないからね。笑

朝は和食の朝ご飯。
ヘルシーなお粥と山の佃煮。かまぼこや卵焼きがなかった!!



和食党の夫は物足りない分、浜田漁港近くの食堂で、早めに昼ご飯で刺身定食を食べた。

相変わらず、小雨降る中のドライブで、早めに帰宅した。



刺身定食 副菜におかわり自由なビュッフェでサラダや根菜煮物やら酢物が付いているから、コスパが良い。人気店ですぐ満席。私は穴子定食。穴子唐揚げだったが、穴子は蒸してほしいわ。



有福温泉、宿の口コミは良いようだが、
温泉街が賑やかにならなければ、足が遠のく。
お店も増えても、利益に繋がらないし。

廃れた温泉街、さて、どう立て直すのだろうか、注目している。





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最終更新日  2023.09.29 06:54:08
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