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こんにちは。 6年間ブログを放置していたシマリスです(^^)/6年も放置していたブログになぜいまさら日記を書きたいと思ったのかというとそれは、肝炎や肝臓にがんが出来た人にぜひとも聞いて欲しい話があるからなのです。要点だけ読みたい方は「■実は画期的な肝臓ガン治療方法がある。」のところまで読み飛ばしてください。■まず、肝炎の人。 世の中にはいろんな肝炎があります。B型、C型、NASH、アルコール性など・・・私はB型肝炎で慢性化していますが、肝炎は肝臓がんになりやすいです。肝臓がんの8割(だったかな)の人は肝炎から発症しています。気をつけなければいけないのは肝炎を発症していない、健康そうに見えるけどウイルスを持ってる人たち(キャリア)です。慢性肝炎とかの場合だと月に1回病院で血液検査とかやっているし、3ヶ月に1回はがんのマーカー検査、半年に1回はエコーといった感じで万が一がんになっても早期に発見ができるからいいのですが、キャリアの人たちは自分ががんになるという自覚がありません。なので、気づいたときには手遅れになるというケースも少なくありません。C型の場合はキャリア→慢性→肝硬変→肝臓がんというルートをたどるらしいですが、B型の場合はキャリア→肝臓がんというケースがあります。実を言うと私の母もこのケースで、現在肝臓がんと闘っています。彼女の場合は手術で肝臓のがんは切り取り、消えましたが、リンパ節に転移してしまったのでそちらの治療がメインになっています。この話は今回話したい内容とは無関係なのでここまでにしておきます。とにかく・・・肝炎の人、肝炎ウィルスを持った人は肝臓がんになりえます!!!自分だけは大丈夫だと思っているとひどい目にあいます。常にガンの危険性を認識してなるべく早期に見つけることが大事です。正直、私も慢性肝炎ですが、母ががんになるまで自分が肝臓ガンになりうるという自覚はありませんでした。でも今は、そういう可能性もあることを自覚してできるだけそうならないように気をつけるようにしています。さて、そうは言っても年を重ねると免疫力が下がってがんになる可能性はどんどん高くなっていきます。では、肝臓がんになってしまったらどうするか?■肝臓がんになってしまった人へ肝臓ガンになってしまったらどうするのか?WEBで調べてみると肝臓ガンの治療方法がのっていますし、病院へ行くとだいたい以下の治療方法をすすめられます。1.外科的に肝臓を切り取る がんそのものを切り取るので一番確実に思える方法。 ただし、一見体内からがん細胞がすべて消えたように見えても 残っている場合があり、そこから再発する可能性がある。 再発しないように大きなエリアを切り取る必要があるため 体力的にもかなり消耗し、基礎体力が失われて免疫力がさがる場合も。 肝臓ガンの場合、再発率は 1年以内に25~30パーセント、5年以内に70~80パーセント らしいです。 体力を削って手術しても5年いないにほとんどの人が再発するということを 知っておく必要があります。 再発すればするほどだんだんと治療の方法がなくなってきます。2.肝動脈塞栓法(TAE) がん細胞に通じる動脈をふさぐことによりがん細胞を兵糧攻めにする方法。 抗がん剤も同時に使うのが一般的。 ただし、肝臓には門脈という血管も通っているため動脈だけ塞いでも ガンが消えない場合がある。3.ラジオ波で焼く 肝臓のガンの部分にに針を突き刺し針の先端からラジオ波を出し、 針の半径数センチを焼いてしまうという方法。 小さいがんの場合、簡単にその周りを焼いてしまえる。 針をさして焼くだけなので肝臓を切り取るよりは楽。 ただし、焼き残したりするとそこからがん細胞が再発する可能性大。 また焼いたときの熱によりがん細胞に耐熱性が出来て、さらに悪化するという 説もあり。 似たような治療方法にエタノール注入法というのもあります。 こちらは針を刺してエタノールをガンのところに入れてがん細胞を殺すということ らしいです。 どちらも針で刺したときにがん細胞が体内に流れ出す可能性があるというのを 忘れてはいけません。 なぜかWEBをみるとこれらの方法がとてもいい方法のように書いてあります。 個人的には一番やってはいけない治療方法だと思っています。4.抗がん剤治療 肝臓内にがん細胞が多発したりした場合は切ることも焼くこともできないので 抗がん剤を飲んだり、血管から流し込んだりすることで治療します。 肝臓がんの場合、この治療をしてもほとんど治ることはありません。 いかにガンを大きくしないで延命するかというのがこの治療法になっていると 思います。5.放射線治療 肝臓に放射線をあてて治療をします。 詳しくはわかりませんが、肝臓の場合からだの奥まったところにあるので あまり効果はないのではないでしょうか? また近くに血管があると使えないので治療できる部位も限定的になります。 他のがんには有効かもしれませんが肝臓にはちょっと不向き?6.温熱療法 がんは熱に弱いので正常細胞が耐えられる程度の熱で体をあたためる方法 個人的には効果がありそうに思えるけど、熱耐性のがん細胞が出てくると その後の治療が大変になりそう。 お医者様はなぜだか本気でこの治療方法をやろうとはなさらないようで がん細胞を殺すというよりは温度を上げて免疫力を上げるという用途で 使われていることが多いようです。7.その他 免疫細胞を培養して戻す方法とかビタミンCを点滴する方法とか その他健康食品系を食べる・漢方による治療など・・・ 効く人には効くらしいですが、保険が効かないので月30万円とかかかります。 ですから普通の人には無理な治療方法。 どの程度の人に効果があったかもあまり公表されていないようです。病院では1から5番の方法でやりますと医者から一方的に通知され、よくわからないまま、はい、お願いしますと言ってしまうケースが多いのではないでしょうか。普段、私たちが病院へ行くときには、お医者さまはちゃんとした診断をしてくれますしお医者さまからもらった薬を飲むと簡単な病気はすぐに治ってしまいます。なので普通の人は医者を疑うということを知りません。ガンになったとき、まずはその医者を疑うことが必要なのです。本当にその治療方法でいいのか?治療方法のメリット・デメリットはどうなのか?10年後に生きていられる治療なのか?一度治療を始めると後戻りは出来ません。ガンになったといわれると、すぐにでも治療しないと死んでしまいそうで怖いですが他のお医者さまの意見(セカンドオピニオン)を聞くことも大事です。身近にがんに詳しい人がいればその人に聞くのが一番手っ取り早いですが・・・以上が普通に言われている肝臓がんの治療方法ですが・・・実は普通の医者が絶対に言わない、WEBにもほとんど載っていない治療方法があるのです!!これが、この日記で私が一番書きたかったことです。■実は画期的な肝臓ガン治療方法がある。基本的には上記2番の肝動脈塞栓法と同じような方法なのですが、その方法では門脈も同時に塞いでしまうという方法です。誰が考えても両方塞いだほうが効果があるのは当たり前ですが、この方法は私が知っている限りでは日本中でただ一人のお医者様しかやっていません。その治療方法は足の付け根の動脈から細い管(カテーテル)を差し込んで造影剤を流し込みながら肝臓がんの位置と、どのように血管がそのがんへ栄養を運んでいるかを確かめながら血管を詰めていくという方法で、CTを撮りながら作業をすすめるために被爆防止の重いプロテクターを着けて作業をするため、先生にとってはかなり過酷な作業となっているようです。しかも個人病院で手術をされているため、手術は週に2回x2名程度しか出来ません。本当は肝臓がんの方のためにここにリンクを張りたいところですが、万が一このブログを読んで問い合わせが殺到して迷惑がかかると困りますのでどこの病院なのかはあえて伏せさせていただきます。ただし、何も書かないのでは情報として成り立ちませんからちょっとしたヒントを書いておきます。この先生の治療方法が上記2番の肝動脈塞栓法と違う点をキーワードに肝臓がんと○○という感じで検索してもらえば何かしらの情報がヒットすると思います。そこから先生が書いておられるブログにたどり着ければ治療の内容などがわかりますしその方法がどれだけ素晴らしいのか、ラジオ波での治療がどれだけ危険なのかがわかると思います。■最後に今回説明した先生の治療はあくまでも肝臓に対するがんの治療です。肝臓にできたガンであれば肝臓がんでも肝臓への転移がんでも問題なく治療できると思いますが、母のように肝臓がんがリンパ節に転移したがんは残念ながら治療できません。そんなわけで母は今もリンパがんと闘っています。もしも画期的な治療方法がありましたらコメントにでも書いていただけたらと思います。今回、このような日記を書こうと思ったのは実は父が肝臓にがんが出来たからなのです。父は以前、胆管がんを患い、某病院で切除してもらいました。そこの先生はなかなかの手術の腕をもっていらっしゃったと思いますが胆管がんは転移しやすいらしく、肝臓への転移が起こりました。その病院では転移を見つけたときに、S8という部位に2cm弱のがんがひとつだけあり、それを手術で切るのがいいですよといわれました。しかし、私は母のがんに関連して今回紹介した名医を知っていたため、そちらで治療したい旨を伝えました。某病院の先生は外科の担当だったせいもあるのか絶対にここで切ったほうがいいですと言われましたが、私たちは紹介状を書いてもらい病院を移ることにしました。はっきり言って自宅から通うには遠い、その病院で見てもらうと、なんと! がんが出来ているのはS8という部位ではないといわれ、さらにもうひとつがんが出来ているといわれました。CTにもはっきりと写っています。私たち家族は某病院で手術を受けず、こちらの病院に来て本当に良かったと思いました。それから入院、手術、そして2週間。がんは見事に消えました。父は何事もなかったかのように退院し、痛かったのは血管を入れるときの麻酔だけだったと言っています。たしかにまだ再発の可能性がありますが、肝臓にできたがんならば、またあの名医のいる病院で手術してもらえば何度でも消してもらえそうです。なぜこれだけの手術が出来る名医が世の中に紹介されていないのか?その先生は、りっぱな論文を発表し、海外の医学雑誌にも紹介されています。にもかかわらず、その手術方法が広まらないのはなぜなのか。いろいろと医学会の裏の事情というものもあるのでしょうが、患者にとっては大きな損失です。なので私はこの日記を書こうと思いました。大多数の肝臓がん患者の目には触れないかも知れないけれども、何かの縁があってこの日記を読んだ、肝臓を患っているあなたぜひともこの名医のことを忘れないでください。ちなみに北九州にあるこの病院へは京都や大阪、海外からも治療を求めて患者さんがいらっしゃるそうです。
Oct 13, 2012
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