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音楽好きのお隣さんが回覧板を持ってきたところ、K-NFB用電解コンを6800uFに交換後の8JV8 シングル・アンプを聴くこととなりました。最近、このパターンが多いですね(笑)試聴したのは、前回お隣さんと聴いたSony RollinsのSaxophone Colossus。以前と比べスケールが少し大きくなったと言われました。あと、低域のパンチが出てきましたねとも。高音の伸びを訊ねたところ、特に不満は無いそうです。因みに、サンリングのPPSはパラってません。耳が慣れてきたのもあるかもしれませんが、私もそれほど高域の伸びに不満を感じません。ですが後日、PPSをパラってみようと思います。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
November 15, 2015
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出力段カソード負帰還(K-NFB)用のコンデンサを、UTWRZ 6800uF 10Vに交換し、エージングを4日ほど経過した8JV8 シングルアンプ。音質も安定してきていると思うので、試聴タイムです。一聴して感じたのは、狙い通り低域側にシフトしたこと。バランスが良く中庸で、これといった特徴が無いですが好バランス!HZは高音が本当に繊細で綺麗でしたが、UTWRZ交換後はコンデンサ容量が2倍以上とあって、低域のボリュームも感じられるようになりました。ドラムスでは、HZ 6.3V 3300uFだと革の乾いた感じがやや強かったのですが、UTWRZでは若干しなやかさと潤いを得た感じですね。ヴォーカルも聴きやすく、改造は思惑通りに進みほぼ成功です。高域の伸びがもう少しあれば良いと思う場面があるので、やはりサンリングのPPSをパラう必要があるかな・・。交換した電解コンは容量が大きいのでエージングに時間が掛かると思われ、あと1週間ほど様子を見てみます。今まで電源部にフィルムコンをパラったり、初段負荷抵抗器をDALEからタクマンのREYに交換と、これらはいわば小手先の改造・音質改良でした。ですが、今回のカソード負帰還のコンデンサ容量倍増は音質の変化が大きく、アンプのグレードが1ランク上がったような気にさせてくれます。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
November 12, 2015
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お客様のシャーシ加工中ですが、ちょっと気分転換です。相変わらず安心して聴ける音で鳴っている、8JV8 シングル パワーアンプ。高音部は結構繊細で綺麗な音質なんですが、中低域にもう少し厚みがあっても良いと以前から感じていました。そこで、カソード負帰還の電解コンデンサを交換してみることに。参考回路は上図の、"C"に相当します。右に特性が書かれていますが、別のアンプのですのでこれはスルーしてください。現行ではニチコンのHZ 3300uF 6.3Vを使用しているのですが、今回の改造では東信工業 UTWRZ 6800uF 10Vを採用。容量は倍増で、UTWRZは中庸でバランスが良いと睨んだからです。高域に不満があれば、海神さんで売っているPPSコンデンサをパラう予定です。改造は10分ほどで完了。リードにショートやタッチが無いか十分に確認の後、電源ONでカソード電位の測定。電位は設計値どおり、音出しもOKなので、改造は無事に完了しました。パッとNHK-FMのきまクラを聴いた感じ、若干かまぼこ特性かなという印象。数日のエージングで音に磨きがかかることでしょう。音質レポは、その日にでも。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
November 8, 2015
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初段負荷抵抗器の交換から1週間ほど経過してしまいましたが、交換後の音質レポです。エージングはだいぶ進んで、音質は安定してきているでしょう。DALE RN65Dをタクマン REY 1Wに交換しました。REY 1Wの抵抗値違い↓一聴した感じ、よくある高級オーディオ店の試聴室で聴くような、綺麗で音が前に出てくるような印象を受けました。市販のハイエンドモデルには、タクマンのREYが使われているケースが多いと聞きましたが、偶然の一致でしょうか?もう少し聴き込んでみましょう。歪感は非常に少なく、ヴァイオリンの細かい表情などが以前よりも感じられるようになりました。透明感は抜群ですね!音が前に出てくる感じは以前よりもありますが、ゴリゴリ押してくるようなキャラクターではないです。低域は痩せることは無く、若干量感が増えたような。両者の違いはごく僅かですが、好みとしてはREYに軍配が上がりました。ノグチのPMF-5WSとの相性が良いのかもしれません。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
November 6, 2015
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当店を懇意にして下さっているお客様と、8JV8 シングルアンプの試聴会となりました。その方は音質改善を施していない、初期のバージョンも聴いておられるので、電源部にフィルムコンのパラやK-NFBコン容量倍増を施した本機との比較です。音出し一番、だいぶ音の印象が変わった!とのこと。低域のボリュームが出てスケール感がより感じられ、更に魅惑的な高域。ずっと音楽を聴いていたくなるような音質らしいです。ベタ褒めじゃないですか!^^;その方は三極管真空管 シングルアンプも使用されているのですが、解像度やスピード感は8JV8の方に軍配が上がるとも仰ってましたね。三極管とは違った魅力があるそうです。そうこうしているうちに、6005Wという堅固な作りの真空管を見せたところ、大いに盛り上がってしまいました。ついには、6005Wアンプを共作するにまで話が発展。お客様はビーム結、当方はごく軽いUL接続で動作電圧はほぼ同じ。チョークインプット電源方式で、出力トランスはノグチ製。シャーシ加工やドライバー基板の製作まで請け負ってしまいました。6005W ULアンプを優先します。E83F K-NFB ロフチンアンプの記事を楽しみにしていた方、本当にすみませんm(__)m同時進行で進めていこうと思います。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
November 3, 2015
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今日も8JV8 真空管アンプのネタで恐縮です!^^;またもや、このアンプを改造してしまいました。改造により、音に厚みが出てくることを期待して。初段管の負荷抵抗器 51kオーム DALE RN65Dを、タクマン REY 56kオーム 1Wに変更。REY 1WはDALEのよりも、低域の量感など有りそうと睨んだのです。何度もREY 1Wを使っており、良い感触は掴んでましたからね。51kオームのが欲しかったのですが、売っていなかったので仕方なく56kオーム。1割ほどの増量ですが、音質に大きな変化は出ないでしょう。抵抗値1割upの音の違いが聞き分けられたら、ある意味凄い!!REY 1Wの抵抗値違い↓抵抗器2本の交換ですが、実装密度が高く交換は難儀でした。交換後に音楽を聴いてみたのですが、音が前に出るような感じ、音の芯が太くなった感じがします。また数日間のエージングの後、音質レポしてみます。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
October 30, 2015
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また8JV8 アンプかよ・・、思われるかもしれません^^;電源部にフィルムコンをパラってから数日のエージングを経て、いよいよ本格的試聴に移ります。追加したコンデンサは、クロスキャップよりも1ランク上と思われる、Z-Cap。上図で、C4・C5に更にパラいました。容量は10uFです。↓青い筒状のが、今回追加したZ-Cap。第一印象は、音質がとても清らかに感じられるようになりました。透明感が増したとも言えます。それでいて神経質な感じではなく、ヴォーカルのサ行が耳に刺さるようなこともありません。ヴァイオリンの倍音が、とても綺麗ですね。美音系に属し、けっこう気に入ってます。以前、送信管である809 A2級シングルアンプの電源部に、Solenのフィルムコン 47uFをパラったことがあるのですが、その時はやや高音がきつく感じられる方向に変化しました。アンプや真空管によって、丁度いい容量というのがあるのかもしれません。今回はたまたま上手くいったのでしょうね。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
October 29, 2015
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8JV8 シングル 真空管アンプを横置きにして、電源部をパチリ☆青い筒状のものが、先日電源部に追加したZ-Capの10uF。メタライズド・ポリプロピレン・フィルムコンデンサです。この場所に収めるのに、ギリギリのサイズでした。コイズミ無線で、¥900-ちょっとで買ったものです。これでブリッジ整流後のコンデンサは、電解コン:680uF+オイルコン:0.1uF+ポリプロピレン・フォルムコン:10uF。テレビ球にここまで贅沢させるのは、私くらいでしょう。もう少しエージングを経てから、音質レポをしようと思います。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
October 28, 2015
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先日購入したチョークコイル PMC-1018HWと一緒に、フィルムコンデンサもついで買いしました。JantzenAoudio Z-Standard Cap 10.0μFです。秋葉原はコイズミ無線で購入しました。このコンデンサを8JV8 シングルアンプの電源部、ブリッジ整流直後にパラうんです。メタライズド・ポリプロピレンコンデンサで、高域の伸びを期待してます。本日、パラ付け作業を終えました。いつもよく聴く曲を聴いてみると、ん?音量がほんの少し下がった??清楚な音に若干変化したかなという感じで、悪くは無いです。半田付け直後なので、数日エージングして様子を見ましょう。パラった様子の写真は、後ほど。※このアンプは当方のサウンドポリシーを掴んで頂く為の、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
October 26, 2015
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多極管でスクリーングリッド電源の供給は、悩ましいところの一つの方が多いと思います。私は最低でも半導体方式の簡易リップルフィルタ、本気を出すと高精度で安定度抜群の半導体式安定化電源を用意します。8JV8 真空管シングルアンプでは、スペースの関係で簡易方式です。そこで、簡易方式の基板を取り外し、6AK5プリアンプで使用していた高精度方式の基板を付けてみました。8JV8アンプのEsgに合うよう、電圧設定の抵抗値を変更してです。基板サイズが大きく内蔵できないので、リード線で延長してアンプの外に出すみっともない恰好になりましたが。試聴してみたところ、だいぶ低域の再生能力が向上しました。大音量時ではバスン!と心地良い響きがするんですよね。高精度方式の基板を数人のお客様に納入したことあるのですが、どの方もパワー感が増したと仰っておりました。やはり、Esgの処理は安直にできないですね。簡易方式の基板サイズで、高精度化できないか今後の課題です。リード線で引き出した状態では充電部が露出するため危険で、元の簡易方式基板に戻しましたよ。
October 8, 2015
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お隣さんが自治会の回覧板を回して頂いた際、8JV8 シングル 真空管アンプでジャズを流しっぱなしで出向いたので、音楽がダダ漏れ^^;『良い音ですね!』と言われたので、せっかくなので聴いてもらうことに。8JV8 シングルアンプのお隣さんは、真空管アンプってレトロな音だと思っていたようで、ワイドレンジで解像度の高い音質に驚いてました。まぁ、私の設計ポリシーがそうなので現代的と言えばそうかも。ジャズのベースやサックスの雰囲気が良く出ているねと、お褒めのお言葉を頂戴しました。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
August 16, 2015
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数々の音質チェック、それに伴う改造を経て、8JV8 シングル真空管パワーアンプがレンタル開始となりました。3泊4日で、出品価格は¥5,400-となっておりますが、ご返却時に破損などのダメージが無ければ¥4,000-弱キャッシュバックいたします。大変恐縮ではありますが、往復の送料はご負担願います。ですので、レンタル代金は関東近県の方でしたら、送料込みで2千円半ばですよ。この8JV8 シングルアンプですが、電圧増幅も真空管です。ドライバーに半導体は解せないという方の為に、オール真空管構成としました。8JV8は複合管と言いまして、電圧増幅用三極管と、電力増幅用(偏向用)五極管が、1つのバルブに収まったミニチュア管です。俗に言う、『テレビ球』ですね。テレビ球と侮るなかれ、ちゃんと設計しグレードの高い部品を使えば、メインアンプの座を射止めることが可能ですよ。因みに、8JV8は6JV8の8V管です。プッシュプルアンプ並みのワイドレンジに、8を超えるダンピングファクタは、従来のシングルアンプを超越していると思いますよ。オーバーオールの負帰還は4dBほどとごく少量ですので、素直でニュートラルな音質です。周波数特性が3-120kHzですので、ハイレゾ音源にも十分対応可能ですよ。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプの貸し出し条件など詳細はこちら。
July 13, 2015
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2か月ほど前、ECL84 シングルアンプのオーダーメイドを頂いたお客様と、8JV8 シングルアンプの試聴会を行いました。是非とも8JV8アンプを聴きたいとのリクエストに応えてです。音出し一番、『オーディオ店で聴くような音質』と言われました。それってキャッチーな音質なのか訊いたところ、買いたくなるような雰囲気だそうです(笑)楽器の特徴がはっきりと表現され、サウンドステージがとても広いそうです。演奏の弱い所と強い所の差がハッキリしてて、演奏者の熱気も感じられると。ECL84と8JV8(6JV8)は特性的に似ていると話したところ、お客様は出力トランスの違いで音がだいぶ異なるように感じられていましたね。春日無線のトランスは音に色気があり、8JV8搭載のノグチはややクールで男性的な音色とも言われました。う~~ん、そう言われてみれば・・。ECL84アンプも8JV8アンプも甲乙つけ難しと言うことで、今回の試聴会は終了しました。ここから先は好みの問題ですね。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
July 5, 2015
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完成しました8JV8 真空管アンプの、電源部リップル電圧を測定しました。測定にはオシロスコープを使用し、レンジと画面のグリッドからおおよその値を読み取りました。測定は、アンプの電源がAC100Vとなるよう、スライダックから供給して行いました。その時の+B全電流は48mA弱。上の回路図で、チョーク入り口で0.42Vp-p、チョーク出口で3mVp-pでした。フィルタ用電解コンの容量が680uFと大きいのもあるのですが、1Hのチョークコイルがあってのことですね。多極真空管アンプでは、このチョークを100オーム前後の抵抗器で済ます場合が多く、それですとやはり低域の再生能力などが劣ると思います。オケでティンパニの連打など聴くと、解るでしょう。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 24, 2015
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3日ほど、電源部のオイルコンを通電してエージングした、8JV8 シングルアンプ。じっくりと試聴してみます。果たしてその威力はいかほど??灰色のキャンディみたいなのが、今回のオイルコン↓ヒグチの無誘導タイプです。一聴して感じたのは、音の滑らかさですね。こんなに美音だったかな??という場面が幾つかありました。次に感じたのは、音の弾力感。ティンパニの革の振動などの場面で、『う~~ん、しなっているな!』と。オイルコン装着前はニュートラル系な音質だったのですが、ちょっと大人っぽくなったとでも言いましょうか。個人的には好みの方向に向かいました。ただ、演奏によっては高音部が若干ですがキツいかなぁ。という場面も。オイルコンはエージングにもっと時間を要するケースが殆どですので、このキツさも次第に和らいでいくことでしょう。過去の経験もそうでしたから。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 23, 2015
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遅ればせながら、8JV8 カソード負帰還型シングルアンプの増幅部をパチリ↓手前の680uF電解コンは、+Bチョーク出口のフィルタ用コンデンサ。お陰でこの部分のりっぷる電圧は、測定限界以下です。中央の基板に載った部品群は、スクリーングリッド用半導体式リップルフィルタ。出口には100uFの比較的大きい電解コンを接続し、低域の瞬発力を高めています。そのおかげか、低域のパンチ力はとてもありますよ。平ラグ版を使っていないので、部品はアクロバティックな配置となってます。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 22, 2015
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オイルコンを取り付けた電源部↓印字方向をブリッジの+にしたかったので、裏返ってます。ヒグチの0.1uFで無誘導タイプの、高性能なオイルコン。恐らく産業用で、カップリングコンとして使ったことはないので、音質は解りません。@500-ほどとやや高価ですので、そんなに酷い音は出ないと思いますよ。オイルコンの登竜門には最適だと思いますよ。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 20, 2015
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8JV8 シングルアンプの電源は、ブリッジによるコンデンサーインプット整流方式です。ブリッジには超高速ダイオードを使っているのですが、チョークインプット整流方式でないので、先入観的に整流ノイズが気になります。聴感上ノイズ感は無いのですが、プラシーボ効果狙いとでも言いましょうか。そこで、古くから行われているノイズ対策として、下記回路図のC4を付加してみることに。C4は周波数特性に優れ低損失な、フィルムコンデンサが用いられます。スチロールコンデンサやマイカコンデンサがこれに相当するのですが、サイズやコストの面でポリプロピレン・フィルムコンデンサが一般的ですね。ですがキンキンする音になる傾向がると聞いているので、私はオイルコンにしました。ただのオイルコンにしないのが私の選択。ここは無誘導タイプの、ヒグチ製にしました。恐らくは産業用途だと思うのですが、信頼性が高そうなので採用です。前にも述べましたが、プラシーボなのでそんなに高い¥は出せません(笑)因みに@500-ほどです。グレーのキャンディみたいなのが、お目当てのオイルコン↓これを、ブリッジの+と-に最短で取り付けます。オイルコンはエージングに他の部品と比べ日数を要するので、3日以上通電してから試聴してみます。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 19, 2015
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オーバーオールのNFBは音質から4.0dBと決めたので、電気的特性の測定に入ります。測定には、日本オーディオ製のUA-1Sやオシロスコープを使いました。最大出力:1.3W(1kHz、THD:7%)利得:13.8dBf特:3~120kHz(-3dB 125mW 8Ω負荷)DF:8.3残留雑音(ウェート Lch):8μV残留雑音(ウェート Rch):3μV最大出力ですが、これ以上は波形が大きく崩れたので1.3Wとします。多くの真空管のデータシート記載してある、THD:10%と比べ控えめ。驚いたのは周波数特性。試聴段階でワイドレンジだと感じてはいましたが、ここまでワイドレンジとは!!数字だけ見たら、プッシュプルアンプと遜色ないですね。ダンピングファクタ(DF)は、出力段にマルチループの負帰還を掛けたので、オーバーオールの負帰還量が4dBと控えめながら、かなり高くなりました。低域がもたつかず、質の高さを感じますよ。五極管シングルの低域はブワブワだなんて過去の評価を一掃です。多極管アレルギーの方に、是非とも聴いて欲しいアンプですね。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 18, 2015
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オーバーオールの負帰還を4dBにした状態で、丸一日のエージングが終了したので試聴してみます。8JV8 シングルアンプは、いつもの事ながら大分いじってきましたね。音出し一番、『これはっ!!』と感じました。優等生ぽさは少し感じられるものの、音楽を聴いていて楽しさを感じる雰囲気に変わりました。演奏に躍動感を感じますね。負帰還量を6dBから4dBと、僅か2dB減らしただけなのに不思議ですね!どの音楽も上手に聴かせるところがあり、リファレンス機らしい安心感があります。各パートの分離感が素晴らしいので、聴いていて気分良いですね。オーバーオールの負帰還量はこれで固定し、しばらく聴き込んでいこうと思います。次回は周波数特性など、電気的特性を測定してみます。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 15, 2015
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オーバーオールの負帰還を6dB掛けた状態での8JV8 シングルアンプですが、音質的には優れていても、音楽的にはやや物足りなさを覚えました。音を聞いている訳ではないので、負帰還量を3~4dBに減らしてみることに。下記回路図でR4の交換です。負帰還抵抗値の銘柄は同じものにして、値だけを変えました。因みに、負帰還抵抗器はTKDのRNシリーズで、金属皮膜抵抗器です。明日、負帰還量4dBで試聴してみます。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 14, 2015
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オーバーオールの負帰還を6dBにした状態で、丸一日のエージングが終了したので試聴してみました。音源はお馴染みの、『アナと雪の女王』オリジナルサントラ版。CDPはDENONのDCD-S1です。オーバーオールの負帰還が無い場合の印象と比べ、だいぶモニター調な音質になりました。スッキリと見通しが良く、お行儀も良く律儀な印象。ニュートラルで限りなくフラット、ワイドレンジで優等生的な音ですね。低域の質感は抜群で、モタつくようなことは決してありません。プッシュプルアンプのような、締まりのある低域ですね。もう少し音質に遊び心みたいなのもあっても、構わないかなと感じました。負帰還量を4dBくらいに下げてみます。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。【送料無料選択可!】アナと雪の女王 [デラックス・エディション] [2CD/輸入盤][CD] / O.S.T.
June 13, 2015
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何度かオーバーオールの負帰還無しで音質調整をしました、8JV8 カソード負帰還型シングルアンプ。いよいよ、その負帰還を掛けてみることにしました。下記回路図で、R4の追加です。先ずは6dBの負帰還。仕上がり利得は4.0倍と、リファレンスであるEL803 シングルアンプと同じくらいになりました。ちょこっと聴いてみたところ、だいぶスッキリと整理された音になりましたね。もう少し伸びやかさもあっても良いかなと。同じゲインなのに、EL803 シングルの方がずっと伸びやかな音なのが、オーディオの深いところ。負帰還抵抗器を追加したので、1日か2日エージングし試聴します。抵抗器は簡単に交換できるように組んであるので、色々と試す場合には助かりますね。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 12, 2015
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まだまだ音色の調整が続いています、8JV8 シングル 真空管アンプ。Bacchus Antiquesで出品している真空管アンプの特徴を掴んで頂くためのレンタル品ですので、納得のいくまで調整します。変更前初段管プレート抵抗:75kΩ 初段カソード抵抗:1.2kΩ 初段プレート電流:1.3mA変更後初段管プレート抵抗:51kΩ 初段カソード抵抗:1.1kΩ 初段プレート電流:1.5mA2日間のエージングを経て、試聴してみました。第一印象ですが、若干音に厚みが加わった感じです。サックスがブリブリ演奏される時などに、その特徴が一番分かりました。ここいらで、オーバーオールの負帰還を掛けてみようかと思います。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 10, 2015
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音質調整中の8JV8 シングル 真空管パワーアンプ。聴き込んでいくと、もう少し音の線が太くても良いかな?と感じる場面があります。出力段の電流を増やしたいのですが、プレート損失が定格一杯なのでこの手法は使えません。そこで、初段管のプレート電流を増やしてみることに。初段プレート抵抗値は75kΩですので、やや高いかなとも感じていたのです。この抵抗値を51kΩに下げ、同時にカソードバイアス抵抗値も変更し、初段プレート電流値を増やしてみることに決めました。今回は抵抗値の銘柄は変えず、DALEのRN65Dに固定します。抵抗値を低くしたので、ミラー効果が軽減され高域が伸びるでしょう。1.5倍とかそこまで伸びませんので、f特は敢えて測定しません。DALEのRN65Dは、写真の薄茶色抵抗器の大きい物↓※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 8, 2015
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出力段グリッドリーク抵抗値を、1MΩから750kΩに下げて音質がどう変化するか。1日のエージング終了後、試聴してみました。下記の回路図で、R7です。回路図は便宜上6W6GTアンプのものですが、8JV8でもR7の位置は同じです。因みに、8JV8はプレートフォロワです。8JV8 カソード負帰還型シングル 真空管アンプ↓交換前と比べ、解像度が上がったというのが第一印象。ヴァイオリンのビブラートなどがよりリアルに響く感じです。抵抗器のキャラクターが出たのかもしれません。それか、グリッドリーク抵抗値が下がって、真空管の動作が安定したか。狙いを付けたウェットな雰囲気の付加ですが、若干加わったかな・・ですね。ウェット感→滑らかさ→解像度の順に、加わった度合いが強くなりました。聴き込んでいくと、低域の量感も出てくるのも感じられました。交換後の方が明らかに好ましい方向です。もう少し音質を追い込んでいこうと思います。オーバーオールの負帰還も、少しですが掛けたいですね。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプ貸し出し条件の詳細はこちら。
June 4, 2015
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もう少し音色に潤いが欲しいと、個人的な好みから感じた8JV8真空管アンプ。これはこれで、シャープなモニター調で魅力的でもあるんですが。そこで、出力段のグリッドリーク抵抗器の値を変えてみることに。上記の回路図ですと、R7です。8JV8 シングアンプの回路図をこのブログ用に起こすのが億劫で、以前製作しました6W6GT カソフォロ・シングルアンプからの絵を流用しました。8JV8のR7は、カソードバイアスで上限は1MΩと規格に載ってます。なので今回は1MΩにしました。私のアンプはどれも、例えその上限が1MΩだとしても、意識的に390kΩと低めにしてました。抵抗器から発生する、熱雑音の低減が主な目的です。現状ではタクマンのREY 1MΩ 0.5Wになってますが、これをTKD RN65E 750kΩに変更してみることに。どちらも金属皮膜抵抗器で、秋葉原の海神無線で購入できます。TKDの方はREYの15倍以上の価格ですので、単純な音質比較はできませんが、TKDのこの抵抗器は以前から使ってみたかったんですよね。交換作業は5分ほどで終了。1日ほど通電し、また試聴してみます。
June 3, 2015
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丸1日の通電と半日の音楽再生を経た、8JV8 真空管アンプ。音はだいぶ落ち着いてきたと思います。オーバーオールのNFB無しで、ひとまず試聴してみることに。NFB無しでも利得が多過ぎず、このままでも使いやすい感じです。逆に言えば、その分NFBに回せる分が少ないということ。NFBは掛けられても4dBほどじゃないでしょうか?で、NHK-FMの7:25くらいから放送される、クラシック番組を聴いてみました。先ず驚いたのが、出力1Wちょいのミニワッターにありがちな、オーケストラのffでの混濁感が無いということです。演奏者がどこで演奏しているのか、理路整然としているのです。モニター的な冷たさまで行きませんが、スッキリした演奏を聴かせてくれますね。過度な色付けは無く、響きもちょうど良くといった感じです。完成直後の音質と比べ、だいぶ落ち着いてきましたね。弦楽器の滑らかさやピアノの音の粒が全然違います。音色の透明感も秀逸で、綺麗目な音質が身上でもあります。好みの問題なんですが、もうちょっとだけウェットな音色が出ればと思いました。このウェット感を出すために、次回は定数の変更を1ヶ所してみます。※このアンプは、当方のサウンドポリシーを掴んで頂くための、レンタル商品です。8JV8 真空管アンプの貸し出し条件の詳細はこちら。
June 2, 2015
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製作を進めていた8JV8 真空管シングルアンプが、やっと完成です!何度も段階的にミスが無いか確認しながらの作業なので、遅くなりました。電源をONし、各部の電圧は設計値・バラックでの状態確認時と同じ電圧になりました。完成直後の音は、エージングが未完とあって、まぁこんなもんかな・・。と言った感じ。1週間も経てば、音楽に滑らかさや潤いが出てくるでしょう。パッと聴いた感じ、素直な感じの音質です。オーバーオールのNFB量の決定、音質のチューニングを経て、Bacchus Antiquesより貸出する予定です。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
June 1, 2015
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配線中の8JV8 シングルアンプ。ヒーター配線と+B電源回路の配線が終わったので、ミスが無いかチェックの後、真空管を刺してヒーターのエージング。この場合、真空管のプレートには配線せず、ヒーター電圧が低い状態でプレート電流を流し続けないようにします。+B回路にはダミーロードを接続し、ヒーターとは個別にエージングするのです。スライダックを用いてヒーターは2.0V刻みで、定格の8.5Vまで上昇させたら半日ほど様子見。このくらい時間を掛ければ、+Bの初期不良は洗い出せるでしょう。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 30, 2015
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暫く作業が出来なかった8JV8 シングルアンプですが、配線作業も佳境です。途中、ブリッジ整流のダイオードスタック組み立てミスで、進捗が遅れてしまいました。作業中に気付いて良かったです。残るは真空管ソケット周りの、信号経路に使う抵抗器とコンデンサ類。アース母線を綺麗に這わすのが難儀でしたが、イメージ通りに出来ました。チョークコイル左側には、680uF350Vの大型電解コンを配置するので、これは最後でしょう。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 29, 2015
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8JV8 シングルアンプは、ミドルクラスのリファレンス的な位置づけですので、使用するコンデンサや抵抗器は、音質的に評価の高い物ばかりを採用しました。TKDのRN65やDALEのRN65、RS-2B巻き線抵抗器、ASCのポリプロピレンコンデンサなどです。写真に写っているCRで、トータル¥5,000-ほど!高いっ!!!!特にTKDのRN抵抗器は高かったです!真空管オーディオはまさに贅沢品ですね。抵抗器は東京ラジオデパート2Fにある、海神さんと桜屋さんで買えます。灰色のコンデンサは、オイルコン。ブリッジ整流の+と-に挿入し、高周波ノイズ削減のために使うつもりです。逆回復時間 trr=15nSの超高速整流ダイオードを使用するので、五月蝿さは感じられない音になるはずです。※当方出品中のアンプには、全てこの超高速整流ダイオードが搭載されてます。写真撮るのを忘れてしまいましたが、電源部は1Hのチョークコイルによるパイ型フィルタで、チョークの前後にはそれぞれ350V680uFの大容量電解コンが入ります。これくらい大容量の電解コンを投入しますと、低域の質感・量感共に品位の向上が著しいですよ。そろそろ製作に移ります。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 24, 2015
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内部配線は、AC1次側やヒーター配線、OPT2次側配線を先に済ませました。これらの配線は、ノイズ対策でシャーシ天板側や端に引き回すことが殆どなので、先に済ませておくと後々の作業が楽になります。信号線のCR部品の上を、ヒーター配線が乗っかるようなことのないようにしましょう!往復の線はしっかりとツイストするのもミソです。配線を綺麗に敷設するポイントは、必要以上に太い配線材を使用しないことです。信号線ならAWG22で十分でしょう。慣れない人は、シースが柔らかい線を使うのも一考ですよ。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 22, 2015
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出力トランスのPMF-5WSを取り付け終えた、8JV8 シングルアンプ。合わせカバーの無いトランスなので、メカメカしいです。デモ機や研究・実験用でしたら、@2,800-という値段なので十分でしょう。バンドを黒く塗装するという手もあります。私は塗装が下手なので、手を付けてません。内部は+B用電源トランスとヒータートランスも取り付け済みなので、いよいよ配線作業です。のんびり作業しているので、完成は今月末かな。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 21, 2015
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シャーシは、オーダーメイドのECL84 シングルアンプと同時進行で進めておいたので、ある程度できあがってました。スピーカー端子や出力トランスが前回と違うので、それらは後から加工。サイドウッドはカリン。パイロットランプは、優しい灯が気に入ったのでネオンランプです。電源SWも同じ物を使用しました。新たに図面を引くのが、億劫だったという理由もありますが^^;シャーシ加工がある程度済ませてあると、進捗率が高いですね。ここまでアッという間でした。明日はトランス類の取り付けに移ります。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 20, 2015
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オーダーメイドでご評価いただきました、ECL84 シングルアンプ。増幅部はオール真空管構成ですので、半導体アレルギーな方にも受け入れやすいです。先日仕入れた、ノグチトランスのPMF-5WSがありますので、これでシングルアンプを作ります。このOPTは、KA-5730と同じオリエントコア材で、出力容量は5W。2013年頃に登場した設計の新しいOPTですので、以前から使ってみたかったんですよね。真空管は、ECL84と特性が似ている6JV8。データシートから、ECL84と同じ動作条件で行けると睨んでます。ピンコンパチじゃないので、差し替えは出来ませんが。今回はヒータートランスの関係で、8.5V管の8JV8を起用しました。6JV8を使うとなると、ヒータートランスは6.3V2Aが必要で、サイズ的に大きすぎです。(世の中には6.3V1.5Aというトランスは、製品展開されてませんので)そこで8JV8の登場です。これならステレオ2本分で、8V1Aのトランスが使えます。出力段の回路はK-NFBとPG-NFBを掛け、内部抵抗を十分に下げます。その分、オーバーオールのNFBは少なめにするつもりです。K-NFBが加わったのが、ECL84アンプとは違いますね。電源部は、オーダーメイドのECL84 シングルアンプと同じ、コンデンサインプット整流方式にしました。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
May 19, 2015
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