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今回の6AK6 パワーアンプは150×100×40mmのコンパクトなシャーシ内に、トランス4個を詰め込む高密度実装。1mmの誤差も許されない精度の加工が要求される。穴の位置がずれただけで、スピーカー端子が実装できないなど、素人泣かせのアンプである。電動油圧パンチャーで精度よく殆どの穴あけ加工を実施し、最終形態。各部品が干渉しないことも確認済み。天板はヘアライン加工。フロントパネルは、お馴染みのアルミ梨地板。図面作成、シャーシ加工を午前中には完了できたので、午後はゆっくりとアフタヌーンティーでもしよう。急いで組み立てても、何かしら工程飛ばしが発覚するからね。またバラして組み直しなんて事無いよう、頭をリフレッシュさせよう。
February 22, 2021
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今月初めから製作に取り掛かっていた、EL95 真空管アンプ。それが無事に完成しました☆ちょくちょく加工や配線をしてたので、1ヶ月弱でupです。音出しの瞬間、ダンピングの効いた現代的なサウンド。レンジも広い感じです。エージングをしっかりとしてから、試聴レポとしましょう。先ずは特性を発表します。
January 31, 2017
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真空管アンプの配線の中で、最も重要なのがアース母線。これの取り回しで、完成後の残留雑音が大きく変わります。アースは真空管 EL95のソケット付近に落とし、1mmの錫メッキ線で+Bのフィルタコンデンサ マイナス端子へと引き回します。それが済んだら、+B用のブリッジ回路です。4本のシリコンダイオードでブリッジを組むので、ちょっとめんどい。両波整流ならダイオードは2本なので、できるだけこれにしたいんですけどね。ブリッジは+Bフィルタ用コンデンサの取り付けネジに、ラグを組もうかと。
January 30, 2017
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EL95シングルアンプは、電圧増幅が半導体によるハイブリッド。割と深めのPG帰還を施すことから、簡単にゲインを稼げるトランジスタに。5極管で前段構成しても良いのですが、スクリーングリッド電源が面倒^^;半導体増幅部は、6W6GTのカソフォロで使った回路の焼き直し。ちょっと新鮮味に欠けますが、その分は帰還回路で補ってます。3つの局部帰還と、オーバーオールの負帰還という構成。電圧増幅部の抵抗器は、タクマンのREY 1Wと1/2Wをチョイス。この抵抗器って、透明感が素晴らしいんですよね。ソリストは色気があり、こちらも好きですが迷いました。アンプが完成したら、ソリスト版、DALE版とと作ってみようかな。基板製作は半日で完了しました。
January 29, 2017
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このアンプの電源は高音質なチョークインプット整流なのですが、肝心のチョークコイルはコンデンサインプット整流用。ショートリングもハムプルーフベルトも装着しておらず、充填剤による振動対策も施されていないチョークです。予備実験で若干の鳴きが生じたので、その対策です。エポキシ樹脂をリードが引き出されている穴から流し込み、天板に接するバンド部分には制振用のゴムを貼り付け。このゴム、ブチルゴムのべたつかないバージョンのようで、10年くらい前に春日無線さんから購入したものです。チョークを天板に取り付けると、ゴムが若干圧迫されて制振するのです。シャーシに取り付けてチョークインプット整流動作させたところ、鳴きは完全に取り除かれました。この鳴き、チョークによってバラツキがあるようで、同じ型式なのにもう一個の方は殆ど鳴かない状態。当たり外れがあるようですね。おそらく、銅線を巻くテンションやワニス含侵の具合の違いでしょう。チョークインプット整流用チョークは種類が少なく、売られていたとしても@20,000-ほどもします!なのでこんな姑息な手段を取ったのですが、エポキシ充填なんてもちろんメーカーの保証外です。当方で販売している真空管アンプに搭載のチョークコイルには、このような保証対象外のことはしてませんが。こんな面倒な事までするのは、やはりチョークインプット整流方式の音が好きだからです。
January 20, 2017
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今日はコンセント~電源スイッチ、トランス1次側と、EL95のヒーター回路を配線しました。この状態で、真空管のEL95をヒーターエージング。この球のヒーターは6.3V 0.2Aと省電力の為、カソードはそれほど赤くなりません。まぁこの省電力が魅力なのもあって、今回の製作に繋がったんですけどね。
January 18, 2017
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シャーシ加工が終わった、EL95 ウルトラリニア接続方式モノラル・シングルアンプ。今日は出力トランスなどの大物部品を組み込みました。左が、チョークインプット整流用のチョークコイル。この部分に穴が3つありますが、真ん中のは加工ミスではありません。電源トランス取り付け用の穴です。天板やパネル、サイドウッドがきっちり直角で組みあがるよう、取り付け穴は若干の微調整が必要でした。サイドウッドが1mm前に出ていたりすると、工業製品として愛着がわかないので、組み立てで手抜きはしません。これからいよいよ、苦手とする配線作業です。出力管ドライバー基板も製作したいといけませんね。
January 17, 2017
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アルミ天板とアルミ弁当箱、フロントパネルの加工が無事に終わりました。モノラルアンプなので2台分。のんびりと作業したので、丸一日掛かってしまいました。急いで作業してミスして、材料と時間を無駄にするよりは良いでしょう。次はいよいよ組み込みに入ります。
January 16, 2017
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製作中のEL95真空管アンプ。アルミシャーシには弁当箱タイプを使用するのですが、その接合がリベット方式。リベット部分はねじの頭半分くらい盛り上がっているので、サイドウッドを装着する際には、リベット部分のサイドウッド側を少しフライスする必要があります。フライスする部分が、サイドウッドの端ギリギリ。加工時に割れなければいいが。
January 15, 2017
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日本の家電製品に使われるガラス管タイプのヒューズには2種類あり、ミゼットタイプとレギュラータイプ。レギュラータイプの方がサイズが大きく、ヒューズホルダーとの接触面積も広いので、音質も良さそう。レギュラーサイズですと、EL95アンプには設置場所がギリギリです。サイドウッドの取り付けネジとホルダーのを共通にしたいのですが。う~~ん、ホルダーの端子をまげて、スリーブで絶縁するか・・。
January 13, 2017
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今回製作するEL95シングルアンプですが、チョークインプット整流用チョークコイルと+B用電源トランスは、天板を挟んで取り付け穴を共有し、固定します。取り付け穴の共有は、写真の手前側の穴↓ところが、部品サイズが違うので、取り付け穴は1つしか使えません。1か所だけネジで固定するわけにもいかず、ここは低頭ネジの出番。大きいチョークコイル下部の僅かな隙間を利用し、M4の低頭ネジで電源トランスを固定するのです。チョークコイルの隙間は1mm程なので、ギリギリかな。運が悪ければ、天板を1mmほどフライスしてネジ頭を落とし込み。幸運に恵まれれば、フライス作業なしで取り付けられます。結果は・・・。確認したところ、超ギリギリで低頭ネジ部分のフライス作業は免れました。めでたしめでたし。因みに今回使用するM4低頭ネジは、島忠ホームズで買ったもの。4個で¥158-でした。ちょっと高いな。
January 10, 2017
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毎日2時間ほど作業を進めている、EL95 ウルトラリニア接続アンプ。シャーシ図面が上がったので、それを基にアルミシャーシの加工です。何度も確認し、部品がちゃんと取り付けられるか精査しました。ボール盤と電動油圧パンチャーを用いて、半日で8割がた完了。アルミ製天板のフライス作業もあり、なかなか密度の濃い作業。残るはサイドウッド周りです。サイドウッドはフライス作業が多く、かなり時間が掛かりそう。今回はヒューズホルダとの共通取り付けという、初めての技に挑戦します。
January 9, 2017
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実際の部品を使って、部品配置を検討した結果、図面作成です。6AN5WA シングル ロフチンアンプを基にしたので、殆どそれのコピーです。電解コンデンサが、横一列から縦一列に変わったのと、チョークコイルの型番が違うくらい。そうそう、出力管の落とし込みは今回しません。落とし込ってかなりの細かい作業が要るんですよね。出力管の負荷率は80%強ですし、プレートの発熱は4.6Wなので落とし込みの必要はないと感じた次第です。入念にチェックし、OKならシャーシ加工に移ります。
January 8, 2017
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EL95 シングルアンプを製作する前に、部品配置の確認です。シャーシは以前から使いたかった、180×120×40mmの薄型。これに出力トランスやチョークコイル、電源部の電解コンなど、電気信号の流れがスムースかつ見た目も良い配置を探します。基本、6AN5WA ロフチン シングルアンプと似た配置に。ただ、今回は出力管の落とし込みはしません。写真に写っている裸のトランスはEL95用のヒータートランスで、シャーシ内蔵とします。
January 7, 2017
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今回製作するEL95 UL接続 シングルアンプは、PHILIPS発表の下記データ プレート電圧200Vに基づきます。これを見ると、8kオームの出力トランスを接続し、最大出力は2.3W得られることになっています。UL接続ですが、7k-5k-0の出力トランスの1次を逆に、EL95のスクリーングリッドを5kタップに接続して実現させます。この接続ですと、ごく軽いUL動作なので出力の低下は殆ど無く、動作点の変更もありません。ダンピングファクタは実験で1弱ですが、ネイティブの五極管接続よりはマシ。これに高度のPG帰還とカソード帰還、オーバーオールの負帰還を掛けます。これでダンピングファクタは恐らく、15くらいになるでしょうか。8JV8 シングルアンプと同じ回路構成です。4.6Wのプレート入力で出力が2.3Wですから、かなりの高効率ですね。恐らく肩特性が良いのでしょう。どんな音がするか、今から楽しみです。
January 5, 2017
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設計図に基づき、部品棚から出したEL95アンプ用の部品たち。出力トランスは、ノグチトランスのPMF-7WS。電源トランス、チョークコイルも同じくノグチの25030M、PMC-1018H。PMC-1018Hは新商品で、去年リリースを知りました。材質はハイライトコア。出力トランスの7WSと同じサイズで、シルバーのハンマートーン仕上げ。やはり黒色よりも高級感が出ますね。なのにノグチトランスは、ハンマートーンを縮小している感じです。ヒータートランスは菅野電機のSP-6305で、EL95には大き過ぎ。ですので1次に直列抵抗器を挿入し、2次が6.3Vとなるようにします。B電源のフィルタチョークは、春日無線の1H150mA。このサイズでは数少ないオリエントコア材なので、採用した次第です。増幅部の抵抗器は、REYの1Wと1/2Wがメイン。EL95のカソードバイアス抵抗器のみ、ソリスト2Wです。重要なカップリングコンは、デルリトモのオイルコンデンサで、0.22uF DC630V。何でもビタミンQ配合だそうな。ここは他にも候補を用意しており、試聴で決めます。タマを写真に収めるのを忘れたので、後日upです。
January 4, 2017
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今年の目標の一つ、EL95 UL接続 真空管シングルアンプの製作に着手することにしました。目標をたてたら、直ぐに実行するのが吉ですからね。回路構成は決まっており、レンタル用の8JV8 シングルアンプとほぼ同じ。違いは、電源が音質に定評のあるチョークインプット整流方式、ドライバーは半導体式のカスコードです。部品グレードは、全体的に1~2ランクupさせます。そうそう、構成はモノラルアンプです。やはりモノラルアンプは、定位がビシッと決まるんですよね。空間表現も素晴らしいですし。部品は全て揃っているので、部品棚から引っ張り出すのみ。一部解体したアンプの流用品もあり。部品が年々高くなっているので、トランスなどは大事に使いたいです。
January 2, 2017
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