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高性能真空管に『サブミニチュア管』というのがあり、大きさは小指の半分ほど。これをケースに組込み、ヘッドフォンアンプをリリース予定です。去年リリースしたのですが、改良を加え高音質化し、お店に再び登場です。今月末までにリリースできるよう、製作中。ロフチン(直結)回路なので、抜群の音抜けの良さが持ち味☆
June 19, 2014
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ECC88 カソフォロ 真空管ヘッドフォンアンプの進捗状況。シャーシ加工がほぼ終わりました。内側の躯体に使う弁当箱は150×100×40mmと薄く、スタイリッシュに見えるように目指しました。今回はRCAジャックを背面に装備、フロントは6.3mmの標準ステレオジャックです。あとは実際に組んでみて、直角・水平が出るよう取り付け穴の微修正があるかも。サイドウッドは木材名を失念してしまいました。今回はお馴染みのカリンではなく、東南アジアの唐木だったと思います。オレンジぽい色見に一目惚れし、即断で採用です。カリンよりも更に硬くて重量感があり、これだけで¥700-ほどもしました!5月上旬に、落オクに出品できるよう間に合わせます。
April 29, 2014
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今回は部品のグレードをちょっとだけ上げました。綺麗な音、力強い音が出やすい部品をうまく組み合わせて、音作りをしていきます。初めて使うのは、アムトランスのオーディオ用カーボン被膜抵抗器であるAMRG。音質に大きな影響を及ぼす回路方式、OPT、カップリングコン、音量調整VRは同じですので、マイナーチェンジに相当しますね。写真に入れるの忘れましたが、カップリングコンはEROのヴィンテージのポリカーボネートコンデンサ、MKC1860。高分解能ながらクセが無くワイドレンジで、使いこむと弾力感のある低域が出てお気に入りです。一発で最高のアンプが出来るに越したことないですが、最初は最善だと思ってても作って行くうちに不満を覚えたり、完成してから『こうすれば良かった。』なんて出てくるんですよね(^^ゞ
April 24, 2014
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リファレンスの6N23P カソフォロ出力ヘッドフォンアンプは、残留ノイズが3μVと十分な値でゼロハムですが、更に低ノイズ化させます。目指すは、測定限界以下!電源のリップルは既に測定限界以下なので、残りは電源トランスからの誘導である漏洩磁束。当方出品のヘッドフォンアンプにはEIコア型のPTを使っているのですが、慎重にショートリングを巻きます。上が、E88CC カソフォロ出力ヘッドフォンアンプに使う電源トランス。SRにより、電磁誘導が数割ダウンなので、恐らく残留ノイズは測定限界以下になると見込んでます。聴感上でもハムが聞こえないのに、更に追い込む必要があるのか疑問の方もおるでしょう。それは、実際に素晴らしい録音を聴いた時の、目前に広がるステージとなって現れます。演奏会場の雰囲気が、すごくリアルに聴こえるようになるんですよね。安全確認のために、SR装着後は500Vメガーにて絶縁チェックを行ってから組み込みます。
April 23, 2014
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お客様が6S3P-EVで単管シングルによる真空管アンプを製作するというので、それに合わせて特注シャーシを製作中です。天板加工中↓以前製作したアンプの図面を流用し、若干手直しして加工です。
March 29, 2014
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1年以上ご愛顧賜っておりますお客様が、3S4-EVという三極管で単管シングルアンプを製作するというので、そのアンプ用のアルミシャーシの加工を依頼されました。この様な雰囲気↓で、ステレオアンプ用シャーシです。トップもフロントも、厚さ2mmのアルミ板にヘアーライン加工です。使用するトランス類はオールノグチ製で、PMF-6WS×2、PMC-55F、PMC-1010H。これらを250×180×60mmのシャーシに納めます。図面作成→アルミ板カット→ケガキ→穴開け→ヘアーライン仕上げと、まる一日コース。お店の業務があるので、夕方からの作業で2日ほどで上がる予定です。久し振りに大き目のシャーシなので、加工が楽しみ♪
March 27, 2014
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特性と音質を整えるべく、6U8A シングルアンプにオーバーオールの負帰還を掛けます。試行錯誤の上、実用的なゲインや音質を考慮し、6dBの負帰還に決めました。さっそく試聴です↓CDPはリファレンスのDENON製 DCD-S1にダイレクト接続、音量調整はアンプ内蔵のボリュームです。ソースには、アンジェラ・アキさんの『手紙』にしました。そう言えば、アンジェラ・アキさんは留学するので、無期限の音楽活動停止に入ってしまいしたよね。また音楽界に復帰して欲しいです。聴いてみた感想ですが、ヴォーカルは明瞭で声に張りがあり、ピアノの響きはとても綺麗です。音場の見通しは良く、分離も素晴らしいですね。ピアノ左手のスケール感はさすがに苦しいですが、雰囲気はとてもうまく表現していますね。やや明るい陽性のサウンドですが、聴き疲れするようなところは無く音楽に没頭できます。他にもクラシックやジャズも聴きましたが、音場が箱庭的にならないのは好感度高いですね。ドラムスの音階もしっかり聞き取れ、各楽器の特徴もよく演出してます。とてもA5サイズのアンプとは思えない、パワー感もあります。音の分離から、クロストークは高そうですよ。6U8Aは無線機の発振・混合管に使われていたと思うんですが、オーディオ用として十分役目を果たしていますね。拙システムのスピーカーは能率94dBと高効率で、アンプのボリューム12時の位置で通常聴く大音量が得られました。90dBのスピーカーでしたら、ボリューム位置13~14時の位置でかなりの音量が得られましょう。次は、電気的測定に移ります。
February 13, 2014
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夜な夜な作業して、6U8A真空管アンプを完成させました。いつもリリース告知よりも完成が遅いので、今回は挽回です。(写真は脚が付いていない状態です)仕上がり利得はオーバーオールのNFB前提で15dBを予定、裸利得は21dBです。裸利得での特性を簡単に測定したのですが、最大出力:0.8W(THD=5%、1kHz)f特:40~45kHz(0.1W -3dB)DF:1.0と高域寄り。これをオーバーオールのNFBで、低域は20Hzを確保する予定です。NFBで歪が減れば、最大出力は1Wを捻り出せるかもしれません。ごく軽いウルトラリニア接続と局部帰還でDF=1.0というのは、初段のμが40としてはまずまずですね。先ずは24時間通電後の、裸利得での試聴です。第一印象は、伸びやかで綺麗な音ですね。もの凄い静かなアンプで、ハムは全く聞こえず突然音楽が演奏される感じです。予想通り低域がやや弱く、音像のフォーカスは甘めです。オーバーオールのNFBは必須ですね。NFBによって低域に締りと質感が出て、ある程度の緊張感も生まれるはずです。NFB量を調整しながら試聴し、定数が決まったら電気的測定に入ります。先日購入しました、レコードプレーヤーと組み合わせての試聴もしてみます。
February 12, 2014
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アナログレコード再生を目的とした、父への特注アンプは3B4を三結のシングルで行こうと思います。上の写真では、左から2つ目が3B4。直熱管でフィラメントはDC点火が必要、バイアスは30V弱と深く、ドライバー段にはハイゲインが必要と、やや難易度が高いです。ですがここは古典直熱管、澄んだ綺麗な音を期待して製作に取り掛かりましょう。
February 8, 2014
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父に作る真空管アンプは、最大出力0.5W強ですので6DJ8などの電圧増幅管も視野に入ります。ヒーターはステレオで0.5Aのトランスで賄えるよう、あまり大食漢は使えません。6AN5WAや6AH6WAなどの強力なビーム管も手持ちにあるので、個人的には使いたいですが、ヒータートランスに1Aクラスが必要です。幾つか絞ったのが↓左からECC88(6DJ8)、3B4、6AK5、6AF4A。3B4は電池管で五極管ですが、三結時のリニアリティーはかなり高いです。古典管ですので、三結Ep=140V、Ip=10mAでEg=-30Vとバイアスが深く、ある程度のドライブ電圧が必要です。他はバイアスが浅いので、初段の設計は楽ですね。この中から決めようかな。
February 7, 2014
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DENON製レコードプレーヤーDP-29Fが我が家に来たことで、父から真空管アンプを作って欲しいと頼まれました。アナログレコードには、やはり真空管アンプですね☆予算は¥20,000-とのことですが、身内ですので手間賃はほどほどに、殆どを部品代に回そうと思います。最大出力1Wのアンプで試聴したところ、大音量は望まないので0.5Wの出力でも行けそうですね。0.5Wですと選択肢が広がります。今回もシングルアンプにするつもりですが、さて、出力管は何を使おうか?手持ちの真空管から決めようと思います。
February 6, 2014
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友人に設計しました12AU7 SRPPプリアンプの回路です↓10kΩ:600Ωのマッチングトランスを使い、出力を低インピーダンスドライブしてケーブルの影響を排除している設計です。仕上がり利得は3.2dB、f特は10~40kHz、出力0.5VでのTHDは0.83%となりました。ゲイン0dBまで負帰還を増やせば、もっと高性能になりますよ。現用の5963 カソードチョーク方式プリアンプと電源規模は同じなので、真空管のソケットを1個から2個に増やし、若干の改造を加えれば完了です。旧タンゴのプリ用ラインアウトトランスのNP-8があるので、内部に収まれば使いたいです。ここのところ忙しいので、改造は来月かな。
February 3, 2014
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現用のプリアンプは、12AU7の同等管である5963のカソードフォロワーです。音質はまずまずなのですが、ゲインが低くEL803 UL接続シングルやその他の楽オク出品中のアンプを接続した場合、プリのボリュームを15~16時の位置にしないと通常の試聴音量が得られません。カソフォロはゲインが1以下、12AU7の場合ですと0.7前後でしょう。2014年1月9日の日記にて掲載した、SRPP+マッチングトランス方式に改造しようと思います。この回路で友人がすでに組んでおり、高分解能&高音質に驚いていました。思い切って改造してみようか・・。現用のプリ↓
February 1, 2014
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EL803/EL83 ウルトラリニア・シングルアンプを1日通電して、再び試聴です。完成直後の音は分解能が甘く、大人しくてあまりガッツのない鳴り方でした。それが今日はだいぶ改善され、瑞々しさも加わり始めました。とても済んだ音色が特色で、直熱管の清涼感には敵いませんが、かなりいい線行ってますよ。恐らくは、カップリングコンデンサーのERO MKC1860の特徴でしょう。このコンデンサーは出品中の6N23P カソフォロ出力ヘッドフォンアンプにも使われており、どことなく音の雰囲気が似ています。音の傾向は、変なクセが無く聴きやすい、モニター的な雰囲気です。そつなくこなす優等生な感じとでも言いましょうか。もう少し音楽をドラマチックに演奏してくれればと思うのですが、まだ1日しか経っていないので、こえからどーなるか?出力トランスにノグチのPMF-15WSを使っているのですが、このトランスに6V6のシングルは実に魅惑的な音を出すので、OPTのせいではないでしょう。恐らくはEL803の抜群のリニアリティーが、モニター調のサウンドを奏でていると睨んでいます。黄昏時、薄暗いリビングで露光時間を長めにパチリ↓EL803はヒーターが6.3V 650mAとやや大きいので、ヒーターが明るく光ります。紫のグロー放電も見えますね。
January 13, 2014
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去年から構想をしていました、EL803/EL83 ウルトラリニア・シングルアンプがようやく完成しました。師走から特注のヘッドフォンアンプを製作していた関係で、後回しになってました。久し振りにモノラル構成です。出力管には、TELEFUNKEN製のEL803を奮発しました。EL83の高信頼管です。局部帰還のみの状態で聴いていますが、スムースで刺激的な所が無く心地いい響きを伴っています。モノラルということもあるせいか、音場がとても立体的で奥行き、高さもありますね。予備実験では2.7Wほどの出力が得られたのですが、実機の電圧・電流を測ると設計よりも1割ほど高め。プレート損失は定格9Wに対し、0.5Wほどオーバーしてしまいました。5%ほどのオーバーですので、今回は目をつむります。恐らく3.3Wほどの最大出力が得られるでしょう。エージングを済ませたら、オーバーオールNFBを掛ける前の裸特性を測定します。
January 12, 2014
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10kΩ:600Ωのマッチングトランスを使ったプリアンプを、友人に設計しました。その時の回路が以下のものです。単段増幅器なので、位相を合わせるために2次を引っくり返してます。f特は10~40kHzなので、まずまずですね。利得が0dBでも構わないというのであれば、R5=430Ωくらいにして広帯域化も可能です。タマを6DJ8にすれば、もっと利得を稼ぐことが可能ですよ。私が追試しようとしているのは、+B=250Vと電圧を掛け、更にリニアリティーの良い部分で使うものです。
January 9, 2014
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先日の日記で紹介しました、ハイインピーダンスヘッドフォンアンプ用のトランス。本来はマッチングトランスの部類でして、プリアンプの信号伝送用に設計されたようです。なので、10kΩの巻き線に20mAなんてDCは流せないでしょう。予備実験ではDC6mA流して、下は30Hzまで伸びたので、NFB使用なら問題ありません。マルチループのNFBで、経験から10Hzまで伸びるでしょう。このトランスを用いた12AU7 SRPPプリアンプを、友人に設計したことがあります。プリならSRPPだけの製作例を見たことがありますが、ゲインが余剰気味なのと位相が反転するのが、個人的に好みでありません。トランスを入れるのも好きでないという方もいると思いますが、私はあえてステップダウンでゲインを良い塩梅にし、2次を逆接続して位相を合わせています。これですと2次からNFBも掛けられ、トランスを感じさせないワイドレンジになるでしょう。隙間時間で私もこのプリを追試したいのですが、アンプの特注で立て込んでます。どーも今年の冬は寒さが厳しいせいか、動きがニブイですね^^;
January 6, 2014
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年末恒例の大掃除。真空管をストックしてある納戸を整理したら、珍しいタマを見つけました。SYLVANIA製のゴールドブランドというもので、管壁にはGB1252 6U8Aとあります。ピンは金メッキで、ヨーロッパのSQ管を彷彿とさせますね。6U8Aは確か、無線機の発振・混合管やFMチューナでの実績があったと記憶しているんですが、そんな用途に金メッキピンとは、何とも贅沢な!!手持ちにRAYTHEONなどの6U8Aもあったの比べてみましたが、GB1252 6U8Aの方がマイカの厚みが倍以上あり、全体的な作りも丁寧です。良い音がしそうですね♪6U8Aは複合管で、三極管と五極管が1つの管内に収められてます。五極部はプレート損失が3.0Wあるので、定格いっぱいで使用すれば、シングルで1W弱の出力を得られますよ。ミニワッターにもってこいですが、どういう訳か製作例は非常に少ないですね。ヒーターが2本で6.3V 0.9Aなので、1Aのトランスが使えるのもポイント高いです。5670(2C51)-6DJ8 ヘッドフォンアンプが完成したら、6U8Aパワーアンプをリリースしようかな。このタマ、確か5年以上前に、アメリカの業者さんから数十本仕入れたものです。そう言えば、あの時に他のタマと一緒に輸入したんだっけ・・、と思い出しました。
December 23, 2013
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懇意にして頂いている方から、6W6GTという真空管を2本頂きました。CBS HYTRON製の60年代の貴重なヴィンテージチューブで、NOS品。人気のブラックプレートです。6W6GTはテレビの垂直偏向管として開発された真空管ですが、スクリーングリッド耐圧が低いのとヒーターが大食いなのか、あまり製作記事を見ません。私はこのタマで、カソフォロ出力によるシングルアンプを組もうかと思います。未だに、出品予定の5670-6DJ8シングルアンプと12AU7 2パラ シングル、リファレンスのEL83 ULシングルが完成していないのにですが・・^^;この3台を完成させたら、製作に取り掛かろうと思います。私も頂いた方に、JAN-6AK5Wをペアでプレゼントする予定です。
December 21, 2013
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昨日届いたGE製の6AK5Wと、数年前に購入した6CA製の6AK5Wを比べてみました。アルミ製メタルクラッドによるグレープレートというのは同じですが、プレート側面に開けられた窓の大きさはGEの方が大きいです。RCAの上部マイカは4か所、切れ込みがあるのですがGEには無いです。全体的な作りは、GEの方が丁寧さを感じられますね。その他、ゲッターや電極の保持方法は同じで、OEMかもしれません。管壁には、5654 USAと・が8個エッチングされており、RCA製にはUSAの後に三角マークがありますが、GEには無いです。後ほど、RCAとGEを聴き比べてみましょう。
December 17, 2013
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昨日届きました、ムラード製のM8100/CV4010。ヒーターを1日掛けて、徐々に昇圧させながらのエージングが完了したので、先日完成しました6AK5 ヘッドフォン兼パワーアンプに挿して試聴しました。試聴のアンプはこちら↓6AK5、CV4010の高信頼管であるM8100↓イギリスのヴィンテージチューブはクラシックと相性が良いので、チャイコフスキーをかけてみました。予想通り、弦楽器は瑞々しく響きが綺麗に乗って、刺激的な音はしないです。ホールトーンも上手く再現され、心地良い音場に浸っている感じです。これをジャズCDを演奏させると、ウォームでしっとりと聴かせます。フレンチ・ジャズですと、上品なヨーロッパトーンといった感じで演奏を楽しめました。ノイズも無く、この真空管は6AK5族の中でもかなりのハイレベルですね。TESLA製の6F32もクラシックにピッタリだと思うのですが、なかなか手に入りません。このタマ、真空管屋でも知っている人は少ないようです。こまめにチェコあたりの業者を見回って、輸入したいと思います。
December 9, 2013
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EL91 三極管接続シングルのヘッドフォンアンプ、フロントパネルをちょっと拘ってみる事にしました音量調整ボリュームの目盛りを、袋穴加工するんです。早い話、仕上がりはこうなります↓出品中の6AF4A ロフチン シングルアンプに使ったのですが、思いの外カッコ良さが演出できたので採用です。センタドリルという特殊なドリルで、2mm厚のアルミ梨地板に1mmの深さに加工しました。穴径は1.5mmです。一般的なドリルで加工すると、穴がズレやすいんですよねボリュームの回転角は300度、それを20度ステップで袋穴を配置してます。CADで図面書けば楽なんですが、1mm目盛りの方眼紙に三角関数を使って等角度に穴開け位置を求まましたよ。関数電卓を使いましたが、かなりアナログですね^^;フライス盤のXYテーブルにアルミ板を載せて加工です↓フライス盤にしては、贅沢な使い方ですね。これからリリースするミドルクラスのパネルには、この加工を施していく予定です。このひと手間が、自作の良いところですよね☆
October 7, 2013
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先日、新古品で購入したシングル用OPTのOUT-41-357。巻き線抵抗値は公称値とほぼ同じ、DC250Vでもメガー試験は無限大で問題なしです。こういった中古に近い、または中古品は直ぐにチェックして、問題があれば返品です。私はハズレを引いたことが無いのですが、確認だけは購入して直ぐにしたほうが安心ですね。このOPTは1次を3k-5k-7kと選べるので、応用範囲は相当広いです。12AU7の2パラ・シングルも、なんとか使えますね。6AN5や6N23P、5687など色々と使え、どれにするか迷います。このOPTは高音がとても綺麗なので、この特性を生かしたいと思います。3kタップがありますが、フルタップの7kで使いたい気持ちも強いです。OPTの1次はフルタップで使え!なんて格言があるかどうかは解りませんが、私は昔から出来るだけフルタップで使うようにしています。7kとなると、ある程度出力管は絞られてきますね。
September 9, 2013
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Bacchus Antiquesに出品中の、Philips BC 電解コンデンサの音質レポです。ハイエンドのオーディオ機器に採用されている、音質的にも実力のあるコンデンサです。試聴には、予備で保管してあるものを使用します。それを、E83F ロフチン シングル・アンプのカソード帰還コンデンサに使いました。下記の回路図でC3なのですが、ここはOPTや出力管、回路構成と並んでアンプの音に影響します。逆に言えば、このコンデンサである程度、音の好みを変えられるという事ですね。E83F ロフチン・アンプです↓交換直後の音は、低域がブワブワと弛みきって締りが無く、高域はサックスなどブリブリと歪んでます。正直、アンプが壊れたかと思うくらいに酷い音でした。それが数時間経つと次第に滑らかさと締りが出てきて、1日のエージングでほぼ落ち着きました。その音質は低域から高域までワイドレンジでフラット、低域の量感は程よいです。出る所はドスンと出るので、不足感は無いですね。自然な感じで透明感と心地よい響き、現代的でHiFi調の音に変化しました。以前はニッケミのAWFで、こちらは柔らかくアナログ的、落ち着いた音でした。方向性としては180度違いますが、私はPhilipsも好きですね。変なクセが無く分解能が高いので、アンプのカソードバイパスに最適なコンデンサだと思います。このコンデンサの詳細は、こちらです。
August 26, 2013
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壊れてしまった2E22 シングルアンプは、五極管接続で深いPG帰還と軽いオーバーオールのNFBを掛けていました。一方、現用のE83F ロフチン シングルアンプは、五極管接続でK-NFBと軽いPG帰還です。なので今回のリファレンスは、UL接続を採用しようと思います。UL接続は出力の低下が激しくないタマも多く、ダンピングファクタが手軽に稼げます。出品中のECL84シングルもUL接続ですが、なかなか良い音楽表現で気に入ってます。このアンプは、軽いPG帰還にオバーオールのNFBを掛けてます。今回も回路のブラッシュアップを図りつつ、この回路構成で攻めてみようか・・。こう、構想を膨らませている段階は楽しいもんですね。
August 20, 2013
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東日本大震災で壊れてしまった、2E22 シングル モノラル・パワーアンプは、そのまま保管してあります。トランス類にダメージは無いので、取り外して流用は可能です。E83F シングル ロフチン・アンプでも音楽は楽しめますが、やはりリファレンスアンプが欲しくなってきました。もう少しパワーも欲しいですね。リファレンスですと300Bですが、Bacchus Antiquesでリリースしているアンプはヨーロッパの多極管があるので、2E22と同じく多極管で行こうと思います。リリースするアンプの音的な目標に、リファレンスを置くつもりです。300B シングルアンプですと、楽オク価格は数十万になりそうですからね。受注生産ならともかく、そこまで在庫は持てません。多極管シングルアンプなら、iPhone 5sと同じくらいの価格にできますからね。ヨーロッパの多極管ですと、EL84やEL33、EL156、KT66にKT88あたりが有名です。ヴィンテージのNOSはどれも高く、再現性に乏しいくてボツです。手持ちにE81LやE80L、EL83などがあるので、この中から採用しようかな・・。どれもマイナーですがプレート特性曲線が綺麗で、素直な音が期待できます。シングルですと、どれも2W以上の出力が望めますので、ちょうど良いですね。
August 19, 2013
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かなりマニアックな表題で恐縮です^^;真空管は同じ型番でも色々なメーカーから供給されており、作りがけっこう違ったりします。特性は同じなんですけどね。先日輸入しましたTESLAのE83Fと、数年前購入のTUNGSRAMのを聴き比べてみました。見た目は殆ど同じで、SQ(Special Quality)管という事からか、生産工場やメーカーが絞られていたのかもしれません。それ故、見た目が殆ど一緒??結論から言いますと、両者の音質的な大きな違いは無く、差はごく僅かです。TESLAの方が泡立ちがよくややモニター的、高音の伸びが良いでしょうか・・。TNUGSRAMの方がやや色っぽく、音楽的。何度も書きますが、う~~ん、こんな感じかなというほどに微妙な差です。どちらも高分解能で演奏の空気感が素晴らしく、小音量でも音が痩せないのが特筆ですね。各楽器の特色を上手く表現してます。このような細かいニュアンスを伝えるのも、ロフチンの良さでしょうか。試聴したE83F シングルアンプは、ドライバーがJ-FETでE83Fと直結のロフチン、カソード帰還とP-G帰還のシンプルな回路構成です。電源が大袈裟で、チョークインプット整流方式に、その後はチョークによるパイ型フィルタでsgとドライバーに電源を供給してます。レギュレーションが良いのか、イザという時の低域でもしっかり出ますね。シンプルな回路だから、タマの違いも出やすいと思ったのですが、アテが外れました。それとも私の耳がヘボなのか?(笑)何となくTESLAが好みという事で、締めさせて頂きます。
August 3, 2013
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5日ほどエージングを経ました、5963/12AU7 カソードチョーク・プリアンプ。だいぶ音が安定してきたので、試聴レポです。肝心の真空管は、SYLVANIA製の5963でグレープレート。当方のお店で扱っているSYLVANIAのと同じで、しっかりとした作りが頼もしいです☆パワーアンプはE83F ロフチンのシングルアンプで、出力0.7W。出力管はTESLAのE83Fで五結。先ずはノイマン指揮のチェコフィル、ベートーヴェンの『エグモント序曲』。オケは朗々と演奏の雰囲気が見事に再現され、ゆったりとした感じです。透明感が高く澄み切った視界が心地よく、低域はしっかりと、しなやかに出ます。チェロのボーイングなど、とても雰囲気が出てますね。パッシブコントローラーと比べ、音に瞬発力とスピード感が加わり、心もち音量もupした感じです。カソフォロだからゲインは1未満で、音量upなど理論上あり得ないのですが、やはり違って聞こえるんですよね。真空管プリのマジックです。色艶もほんのり乗り、音の密度が増した感じです。次は、THE BEST OF John Coltraneの中から、『Say It』。出だしのサックスの音色が心地よく、上品な音色ですね。奥のシンバルはシャリ~ンと、やや軽い感じです。JAZZの泥臭くて熱気ムンムンみたいなのを伝えるのは、やや苦手ですね。ですがバラードのサックスなど、綺麗に伸びきっており至福の心地良さです♪ピアノもしなやかですが、時にはハッとさせるようなアタックもこなします。バランス良く上手くまとまった感じですね。2曲目の『Inpressions』。ヴォーカルが実にしっかりと出ており、声に艶と温かみもありゾクゾクする感じですね。パワーアンプを6AF4A ロフチンのシングル、0.5Wに換えると、こちらでは細かい泡立ちが良く更にスッキリと聞こえます。恐らくは、E83Fのカソード帰還用電解コンがニッケミのAWFで、やや古いのが原因かと。PhilipsのBC 電解コン470μF25Vに交換してみようか、それともニチコンのHZ 1500μF10Vにするか・・。
July 29, 2013
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シャーシが大きいこともあり、内部はスカスカです。6N23P差動プリの名残で、余計な穴が底板に開いているのが、ちょい恥ずかしい・・真空管の5963は、右上の横になっている黒い筒の中に入ってます。この黒い筒は、真空管のシールドケースで、振動防止にも少し役立ってますよ。5963は中に2素子入っているので、カソードチョークでしたら1本でステレオが組めます。信号は左上から入りシャーシ背面中央から出て行くので、電源やヒーター線と信号線が接近しないのがミソですね。右側は+B電源ブロックとヒーター電源。現状では能率94dBのスピーカーに耳を近づけて、ようやく50Hzのブ~~ンというハムが僅かに聞こえる程度です。2m離れたリスニングポイントでは、ハムは全く聞こえません。カソードチョークの高さを変えると、ハムが小さくなるポイントが見付かるかもしれません。電源トランスにEIコア、しかもチョークインプットでチョークの漏洩磁束があるので、電源周りを厚さ1mm位の鉄板で囲めば、更にSNが稼げます。電源トランスをRコアにするのもSN比を稼ぐ技ですが、特注になるので先立つものが^^;部品のエージングが進み、音はだいぶワイドレンジになりました。透明感が抜群にあり、かなり高い方まで伸びています。低域のしなやかさも色気があり、好みですね♪ヴィンテージのカップリングコンデンサーである、ERO MKT1813のキャラクターでしょうか。このアンプをパッシブコントローラーとして使った事もあるのですが、全くの別物に生まれ変わりました。パッシブでは味付けのないサッパリとした音質でしたが、カソードチョークにして良い意味で個性が加わりましたね。試聴はもう少し経ってからにします。
July 28, 2013
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数日前に完成しました、5963プリアンプ。遅ればせながら、パチリ。シャーシはタカチのアルミ製のです。レタリングはするか、どうしようか?音出し一番、エージングがされていないので、ワイドレンジでなく音がつまった感じです。澄んだ音色で綺麗ですが。いつもながら、数日で化けるでしょう。
July 26, 2013
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5963プリアンプの回路が決まりました。信号経路は、3回路の入力切替SW→23接点 簡易L-PADアッテネーター→5963カソードチョーク回路→カップリングコンデンサー となります。シリーズレギュレータは、カップリングコンに3.3μFと大き目のを使っている為、出力段に影響が出ないようにするのです。出品中のE83F パワーアンプに搭載の、超ローノイズ、高安定レギュレータです。電源は贅沢にもチョークインプット方式で、粘りのある再生音を狙ってます。チョークからの漏洩磁束が、チョークに誘導するのを防ぐため、距離を置いてます。300×200mmくらいの大き目のシャーシに、ゆったり配置することにしました。音量調整は、疑似L-PADとでも言うのでしょうか、音楽信号は最初の10kΩを通るだけのアッテネータです。抵抗器の数を減らすための苦肉の策とも見えますが、オーディオフリークでは高音質対策としてたまに見掛ける例です。出力の1Mはチョークのダンプ用で、あったほうが良い部品です。これ以上贅肉を落とせないほどの簡単な回路で、プリアンプにはちょうど良いでしょう☆なお、5963のヒーターはAC点火で、ヒータートランスのCTをアースしてます。ヘタにDC点火すると整流ダイオードのノイズが出たりと、本末転倒なケースがありますからね。6N23Pプリのシャーシ底板に幾つか穴をあけて、部品の実装に取り掛かります。半日もあれば完成でしょう。
July 17, 2013
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プリアンプの新案件、ゲインは必要でないのでカソフォロで行こうと思います。ゲインは0.95倍ほどでしょう。カソード側の負荷は、固定抵抗器、定電流回路、チョークコイルのどれかになります。チョークコイルに行くほどマニアックで、より真空管らしさを楽しめるでしょう。カソードチョーク方式と言われ、終段の真空管と直結にし、A2級ドライブする場合に用いられます。809といった送信管や、300Bを強力にドライブするのに、たまに見掛けます。私はラジオでこの方式を試みたことがあり、伸びやかな音が鮮明に記憶されてます。真空管は12AU7の高信頼管でもある、5963にします。12AU7カソフォロ ヘッドフォンアンプ用に仕入れ、手元に50本ほどあるので使ってあげないと可哀そうですからね。音はヘッドフォンで聴いてて気に入っているのも、採用理由です。5963を使い、カソフォロにて負荷を2SK30による5mAの定電流負荷、30H30mAのチョークコイル負荷それぞれ、バラックにて良好な結果を得られました。設計してGO!します。
July 16, 2013
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ECL84シングルアンプはパワーアンプなので、最低でもアッテネーターが必要です。せっかくなので6N23P差動プリをこしらえたのですが、ザ~~と盛大なノイズ!GNDの引き回しを変えてもリップルフィルタを付けても、シールドを付けても変わらず。勿論、タマも換えましたが。シールドは真空管のシールド、ACライン、PTへの電磁誘導の電磁シールドと試しましたが、一向に収まらず。原因不明は悔しいですが、パワーアンプの評価できる体制を整えるのが先決なので、このプリはボツにしました。ボツ案件は久しぶりです(~_~;)代替案を検討しないとだめですね。
July 15, 2013
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春日無線さんのHPで告知を読みました。KA-3250やKA-5730など、数種類のトランスが7月から値上げです。KA-3250を例にとると、¥3,200- → ¥3,500-です。円安ですから仕方ないですが、ウチらの収入もそれなりに上げないといけませんね。真空管アンプは貴金属と同じ贅沢品ですので、値上げはしやすいのでしょう。値上げまでに、幾つかOPTを仕入れておこうと思います。OUT-41-357は今回値上げされません。値上げと思って、先日1ダース仕入れたのですがアテが外れました^^;出番を待って、湿度の低い所で待機させてます。
June 25, 2013
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E83F シングルアンプが完成して数日経ちましたので、だいぶ音が落ち着いてきました。完成直後は帯域が狭く感じられ、低域も寂しい感じでしたが。今では低域の出るところはちゃんと出ますし、高音の伸びも素直でとても綺麗です☆ヴァイオリンなど弦楽器は若干の煌びやかさというか色気があるのですが、それが全く嫌味に聞こえません。カップリングコンデンサーが無い直結回路なので、演奏の空気感みたいなのがとても感じられますね。チョークインプット電源でレギュレーションが良いせいか、設計出力の0.7Wとは思えないくらいの押し出しもあります。実際に聴いたら、ぜったいに0.7Wのアンプとは分からないでしょう。タマはTUNGSRAMのE83Fですが、先日到着しましたTESLAのに交換し試聴してみます。このままでも十分リファレンスとして通用する、ハイレベルなアンプです。
June 17, 2013
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スパイクが届いたので、早速アンプに取り付けました。ただ今出品中のE83F シングルアンプと同じものです。オヤイデの真鍮製。楽オク出品中のアンプ同様、オーディオグレードのパーツをふんだんに使用してます☆AWF電解コンやOHMITEの無誘導抵抗器、タクマンREYやソリストなど。電源は贅沢にもチョークインプットとし、緻密な音楽表現に貢献してます。負帰還はPG帰還にK-NFのマルチループで、特性よりも音に重点を置きました。五極管とは思えない低域の締まりと中域の充実、澄んだ高域です☆低域の質感から、DF、4はあると思いますよ。是非ともデモしたくなるような、実に音楽再現性に優れたアンプになりました。特性や試聴レポは後日upし、落ち着いたら底板を被せて完了です。
June 15, 2013
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ようやく完成です。電源を投入したところ↓ヒーターの灯よりも、パイロットランプのLEDのほうが明るいです^^;高輝度LEDなので1mAに絞ったのですが、それでも明るいです。3S4 ロフチン ヘッドフォンアンプで採用したLEDランプの方が、仄かな灯で良かったですね。音出しの第一印象、出品中の6AK5-E83Fと比べフラットで若干低域寄りですね。エージングが進んでいないので、まだまだ音が硬いですが、かなりハイレベルな印象です!オリエントコア材の出力トランス、KA-5730の品位も影響していると思います。設計出力は0.7Wですが、能率94dBのフロア型スピーカー、AR-9では十分な音量です。オケの演奏でも、それほど不満は感じられないですね。ベースとスパイクを取り付け、アンプらしくします。
June 14, 2013
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10日ほど前に輸入したTESLAのE83F NOS、ブルガリアから本日届きました♪40本すべて、無事にご到着です。黄色の薄いペイントで、恐らく1960年頃のデッドストックでしょう。手持ちのTUNGSRAM製と殆ど同じ作りで、プリント消しちゃえばどっちがどっちか分かりません^^;ヒーターをゆっくりとエージングして、製作中のE83F ロフチンアンプに使う予定です。
June 13, 2013
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E83F シングル・ロフチンのシャーシ加工が終わりました。イメージしやすいように、タマを挿します。なかなかの面構えですね、真空管アンプらしいです。サイドウッドはパドックという木を使いました。黒檀まで硬くないですが、それでも相当硬くズッシリと重量感がありますね。パネルはアルミのヘアーライン加工で、高級感があります。これから配線なので、数日には完成すると思います。
June 10, 2013
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お客様から依頼を受けました、真空管アンプに使うスクリーングリッド安定化電源基板を製作しました。ディスクリートで非負帰還型の、音質重視タイプです。出力電圧は可変抵抗器で調整可能で、128~160V。出力電圧150V時における出力電圧変動は、入力電圧を180~200Vと変化させて0.0V。負荷を10~30mA変動させた時の、出力電圧変動は0.0Vと高安定。リップルは0.1mV以下と、オシロで観測しても測定限界以下です。特に高調波の除去比を大きく取り、低音のパンチと共に高音の透明感が出るようになってます。お客様のご感想では、CRのパイ型フィルタとは音の次元が違うと、お褒めのお言葉を頂きました☆入出力間電圧差は12V以上とやや多めですが、ミニワッターの+Bにも使えますよ。基板サイズは37×45mmほどで、取付用のサブシャーシも製作いたしますので、ご興味ある方には受注生産致します。
June 9, 2013
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何故にチョークインプット方式かと言いますと、リップル波形が正弦波で綺麗なんですね。ウチのコンセントの波形をオシロで見たら、三角波の両端をちょぎったような、正弦波とは程遠い汚い波形。高調波をふんだんに含んでいるってことですね。これをチョークインプット整流すると、リップルは綺麗な正弦波。しかもチョークには一定の電流がガれるため、コンデンサインプットみたいにスイッチングに伴うダイオードのショートがありません。音質にとても有利なのです。しかし、チョークインプットにも欠点があり、チョークによっては唸ったり振動が生じたりします。また、漏洩磁束も増えるので、OPTと電磁的に結合してハムが乗ることも。レイアウトとチョークの選定には、十分な予備実験が必要です。
June 6, 2013
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E83F ロフチン シングルアンプのレイアウト検討に入ってます。とはいっても電源トランスの誘導を受けない場所は決まっているので、E83F シングルアンプと似た配置になってしまいます。左手前は、チョークインプットのチョークコイル。OPTは春日無線のKA-5730で、容量5Wのものです。出力は設計で0.75Wなので3Wのもので十分ですが、5Wクラスにすると俄然ゆとりが出てくるんですね。楽オクに出品するかもしれないので、回路は提示できません。あしからずm(__)m
June 5, 2013
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ブルガリアの業者さん、直ぐに返事がきました♪箱無しのバルク品なら用意できるとのこと。さっそく40本輸入することにしました。そしたら、送料をマケてもらい、得した気分です。ブルガリアからだと、1週間ほどかな。
June 4, 2013
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オクに出品中のE83F シングルアンプは、TUNGSRAMのE83Fが用意されています。今回はTESLAのにしてみる事にしました。何回か取引のある、ブルガリアの真空管業者さんに手配できるか聞いてみます。最近がドル高で、仕入れが嵩んでキツイ(>_
June 3, 2013
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ただ今出品中のE83F シングルアンプは、E83FのEsg=120V、Rl=12kΩで動作させてますが、今度はEsg=150V、Rl=7kΩで設計を進めます。ドライバーは、6AF4Aロフチンで好結果を得られた、J-FET直結(ロフチン)。ロフチンはカップリングコンによる色付けが無く、空間表現が向上します。ドライバーと直結なのでEp、Esgはその分かさ上げが必要で、所要+Bは170Vほど。このくらいの電圧が得られるPTに既製品は適当なのが無く、絶縁トランスをチョークインプットで電圧を得、ヒーターは別トランスにします。電源トランスが2つなので、OPTに誘導が起きない位置を探すのに苦労しそうですが、何度か作ったことのあるレイアウトをいじってみます。E83Fはバイアスが2.5Vと浅く、ドライバー段ドレイン電圧ちょっとの変動で、Ipが大きく変化します。そこで、J-FETに温度補償を付けてドレイン電圧を一定にするようにしました。前回のロフチンである6AF4Aでは、終段のバイアスが深いので温度補償は付けてません。
June 2, 2013
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Bacchus Antiquesに出品中のE83F シングルアンプの音をカナリ気に入ったので、もう1台製作することにしました。今度はEsgの動作点を変え、OPTに7kΩの物を使う予定です。OPTの1次インピーダンスは低い程、f特などの特性が良くなるからです。どんか回路にしようか・・?
June 1, 2013
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3S4 ロフチン・ヘッドフォンアンプが完成したので、試聴を繰り返しながらNFB量を決める段階に入りました。ソケットに配線作業が入るので3S4を抜いて立ててたら、倒れた拍子にキューピーの部分が欠けて割れてしまいました(>_
April 11, 2013
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ズームインしてみました。NFB量を決定したら、両サイドに天然革を貼るつもりです。趣向を変えて、ダークブラウンのにしようかな。
March 28, 2013
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受注いたしましたアンプの方を優先してますので、6AF4A ロフチンはようやく完成しました。ヘッドフォン兼パワーアンプです。出力0.7Wとは思えないほどの、豪華な面構え!^^;電圧チェックもそこそこに、SPに繋いで早速聴いちゃってます。恒例のハラワタ公開。もっとこういう風に配線すればよかったなど課題は残ってますが、まずまずです。課題は、ハイエンドモデルに反映しようと思います。ヒアリングを繰り返しながら、オーバーオールのNFB量を決めますが、3~6dBを予定してます。まだまだ音が荒いので、エージングと共に音がこなれていく様を楽しんでます。この過程は、アンプが出来上がった時しか経験できませんからね。
March 27, 2013
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スキマ時間を利用しての製作なので、えっちらおっちらです^^;大物部品を取り付け、配線作業に入るところまでこぎつけました。手前のアルミバーには、電源平滑用のチョークコイルが2個乗ります。半導体回路は基板に集約する予定ですので、スッキリとした内部になりそうです。
March 22, 2013
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