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12歳のころ、祖母の若い写真を見つけて、”おばあちゃんにも若いころがあったんだね”と言ったのを覚えている。18歳のころには、22歳の人を見て”おばさん”と感じたのを覚えている。19歳で25歳の人から付き合ってと言われた時私にとってその人は確実に”おじさん”だった。10代のころ、たった数年の違いでも私にとって、年上の人たちは、おじさんであり、おばさんだった。近い将来、自分が到達する歳なのだと頭ではわかっていたはずなのに、感覚的には理解していなかった。いつの間にか、私は母が私を生んだ年を越えて、私は娘を産み、来年には娘が私が娘を産んだ年齢になる。年は確かに取ったけれど、頭の中ではそんなに時間がたったなんて感覚はない。感覚はないけれど、私はおばあさんと言われてもおかしくない歳になった。そして、年上の身内と接する度に、老化しているその姿は自分の未来の姿なのだと痛切に感じるようになった。平均寿命まで生きるとしても、残されている時間は今まで生きてきた時間よりは短い。生まれてきた限りは、みんな同じゴールを目指して生きている。私には、多くの人が考えている土に帰るというゴールではなく、あるがままを受け入れることを学ぶというのがゴールのような気もする。私は一瞬一瞬を生きているだろうか?私は今を生きているだろうか?私は私を大切に扱っているだろうか?あなたは一瞬一瞬を生きているだろうか?あなたは今を生きているだろうか?あなたはあなたを大切に扱っているだろうか?人生なんて、過ぎてしまえばあっと言う間だ。ぐずぐず言ったり、言い訳したり、後悔したり、不安がって無駄にしてしまうにはあまりにも短い。*****家が思うように売れないので、家を売るのは一旦停止して、母をアメリカに半年連れて帰ることにしました。母の6か月の観光ビザの面接は昨日無事終了。2週間ほどで送られてくる予定。後は家の耐震検査をして、アメリカにいる間これから、どうするか考えることに。庭の花が咲く前で、野菜の種を蒔ける間に家に帰りた~い!!!*****
2011年01月21日
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