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毎日小説を書きながら、本も読んでいます。年間100冊のペースですが、なかなか星5つはないですね。その中でも超オススメを。 瀬尾まいこ 必ずじわんと来る。爽やかな出会いと再出発。 「戸村飯店青春100連発」「卵の緒」など。「温室デイズ」以外おすすめ。 奥田英朗 爽快感溢れるキャラクター。 「サウスバウンド」など、全ておすすめ。 森見登美彦 内容無きこと甚だしい、素晴らしき文体。全ておすすめ。 天童荒太 「悼む人」圧巻のひと言。 伊坂幸太郎 「ゴールデン・スランバー」 ミステリーなのに、最後に感動。自分の小説の方はといえば、かなりいいところまで来ています。一歩一歩、着実に。
2009/07/13
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京都に住む狸の家族と天狗の師匠、天狗になった女「弁天」が繰り広げるちょっと軽い家族の話。三男による「私」の視点が中心に描かれるが、三男が見ていない部分も「弟」などのように三男からの語りによるような、しかしかなり客観的な書き方で進行していく。忘年会で狸鍋をする金曜倶楽部によって食べられてしまった父の思い出、伯父と兄との地位争い、狸を愛するが故に食べてしまいたいという教授、父を食べた一人の弁天へいだく恋心の矛盾、プライドを突き通す天狗に同調するふりをしてお互い心の内はわかり合っている三男、など軽いタッチで微妙な心理を描く。じーんと来るほどではないが、軽い読み物として充分に楽しめる。少し厚めの本だが一日で読み切れた。
2009/05/14
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悼む人 天童荒太 圧巻の一冊。読むのに三日かかった。すいすいとは読めなく、息苦しささえあるが、充実している。爽快感はないが、とことん深く、多面的に、詩について追求している。エログロの雑誌記者、「悼む人の」母親や家族、僧侶である夫を殺した女からの視点を通じて、悼む人を描いていく。中盤で悼む人がそうなった理由も語られるが、周りの人の心の変化や、母親の癌の進行から死までへを一歩一歩という感じで描いていく。星5つ。
2009/05/11
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気になっていた福田栄一の長編を買ってみた。三冊のうちのまず一冊目。人へのちょっとした疑惑はよくあることだ。主人公の女はそんな疑惑がすぐにわき起こるが、すぐにいかんと思い直して素直に生きる。周りの人の優しさに助けられ、やや引っ込み思案だが少しの勇気を絵ながら進んでいく。大きな起伏には欠けるが、いい話だった。
2009/05/08
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久しぶりに「じわん」とくる小説。「Re-born・はじまりの一歩」という新書に収録されている短編の一つ。この本には何人かの作家の短編が収録されている。このうちの福田栄一が書いた一作「あの日の二十メートル」がじわんと来た。短編なのでネタバラしになるようなことは書かないが、星5つ。気力のない大学生が毎日プールで泳いでいると、泳げない老人に声を掛けられて指導を乞われるという出だしだ。同じ本の中には私が好きな瀬尾まいこの短編も収録されていたが、こちらはまあまあ。しかしこの福田栄一の話を読んだ後に来る「じわん」感は、瀬尾まいこのいつもの良さに共通している。オススメである。
2009/04/28
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昨日、ついに息が白いのを見てしまった。沖縄に来て始めてかもしれない。朝8時前、子供を保育園に送っていく途中だった。沖縄で息が白くなるほど寒くなると思っていなかったのだが、寒いと言うよりも冷たい空気を感じてはいた。そして無風。ん?ふと気付いて足を止めて「は~」っとやってみると、白い。息が白い~。気温はたぶん13度ぐらいだったのだろう。以前住んでいた東京や京都とは比にもならない。しかしなんだかうれしかった。
2009/01/17
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ジョギングとしては11回目。10回目は、4.5km。5km走った翌日だったので、足が鉄のように重かった。ゆっくりのペースなので息は上がらなかった。今日の11回目は、また連日なので、控え気味、A-B-Bコースで1.27km。あとはC-C-Aと早足で歩いた。歩くというのも意外と重要だ。今、新しいストーリーを練っているところだが、走っていても新しいアイデアが生まれてくるのだが、歩いていると時間がかかるのでこれまたちょうど良い。机に向かっているのも良いが、こういう時にぷかりとアイデアが芋の蔓のように繋がって出てくる。主人公の職業、登場する人物の種類、出てくるタイミングなど、色々思い付いた。実体験ではなく、フィクションを思い付く、自分が少しストーリーテラーに近づいた気分だ。とにんまり。
2009/01/16
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やられました。「そのときは彼によろしく」これって、去年やたらと泣いてしまった「いま、会いにゆきます」市川拓司の原作じゃないですか。ラスト3/4ぐらいで泣けるシーンがあって、その後が長いなあ、と思っていました。ぐいぐい盛り上がったら、あとはすうっと終わるのがいいのにぃ、と見ていたら、最後の最後でまさかの展開。それで泣けるわけがないだろうという展開にびっくりしたら、きっちり泣かせてくれました。うまい。ほんとうにうまいです。ちゃんと「繰り返す」という伏線を中盤で張ってあるので(その時点では分からない)、それがラストに生きてきて、まさかの展開も腑に落ちないなんて事がなく、どどっと泣かせてくれました。感動、そして感心しました。星5つ。
2009/01/15
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ついに5km走りました。走り始めて9回目。(8回目は、ブログには書かなかったが、急な坂の上の道の駅手前まで登る2kmのコース、下りは歩いた)7回目の4.5kmのコースに加えて、そのままC区間を潮位観測所の所まで走って約500mとして、5km。やっと当面の目標だった5kmを走りました。なんとなく初めの1kmぐらいはきついけど、そこで少しペースを緩めて走っていると、そこからは何となくコンスタントに走れるようになりました。4.5kmを超えてからも、行けるかな、と思い、そのまま走ってみました。5km地点でもまだ行けそうでしたが、今後もコンスタントに続けていくのが趣旨なので、5km達成としてストップして、歩いて帰ってきました。(今日の環境: 快晴、寒かった昨日までと違い風もあまりなく、室温19.4度、湿度56%)それにしても、走っていると自分の人生に重ね合わせてしまいます。地道に、少しずつやっていくのがいいですね。走り始めた時は、4km、5kmなんて遠いと思っても、ペースを緩めてでも走り続ければ到着するものです。ついでに色々小説の設定も考えたりしていました。主人公の境遇とか。
2009/01/14
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新しい小説のネタをまとめている。いくつもネタはあるのだが、どれにしようか。ひとつの小説の中には、ひとつの軸をしっかり立てたい。昨年書いていた処女作は、いろいろ盛り込みすぎたと反省している。自分のいいなと思ったことを入れすぎた。今回は、毒出しは終わっているので、純粋にコンセプトを軸に書いていきたい。主人公の行動も、設定も、周りの人物の性格も、起きる事件も、全ては主人公を通じてコンセプトを読む人に伝えるために作られていく。小説と、単なる物語との違いはここにあると思う。ひとつひとつの物事には全て意味があるのが小説だ。さて、その軸だが、一番重そうで、一番根源的なことにしようかと思う。自分はどうして他の誰でもない自分なのか。自分は何のために生きているのか。こういうことは誰もが考えたことがあると思うのだが、どうだろう。そんなことを本気で考えたりするのは自分だけか。。?子供の頃、また大人になってからも考えたことがある人、いるだろうか?
2009/01/14
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今更ながらメールは気持ちが伝わらないと思う。電話でほんの少し話したら伝わるのに、どうしてみんなメールで済ませようとするのだろう。携帯の料金が高いから?それだけで?メールで返事がなかったから、来ない物として予定を立てた、と、これまたメールで知らされた時はショックだった。どうして電話してくれないの?逆に返事が急に来なくなった友達がいて、気を悪くしたんじゃないかと、数日気を揉んだことがあるが、初めから電話をすれば良かったと思った。(別に理由はなく忙しかった、とか、急に海外に仕事に行っていたとか)メールって一方通行だ。一方的に送信して、相手の反応はメールでしかないものと決めつけている。電話なら、声の感じなんかで分かるはず。返事が来なければ参加しない意思表示と決められてしまうのか?メールが届いていない気分が悪い、病気である何かいつもと違うことが起きていて返事が出来ないそういうことは考えないのだろうか。みんながケイタイを持っていなかった頃からケイタイを持ち始めているし(仕事の都合で)、携帯メールが始まった時、いち早くメールを始めて、面白いと思った。しかし、今は、メールでのコミュニケーションは、非常に疲れる。心の負担が大きい。無理だと思うが、世の中から消えて欲しい。メールなんて、仕事のメールの記録に便利なだけだ。友人関係においてはドライすぎる。絵文字でデコレーションしたとしても、それは調子の良い時だけ。相手の気持ちが分かりにくい時、自分の体調、気持ちの調子が悪い時、どうしようもない。気持ちが通じにくくなることで、関係が壊れるのは簡単だが、声による会話のように気持ちが伝わって誤解が解ける可能性は少ない。
2009/01/13
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瀬尾まいこの「温室デイズ」をやっと読み終えた。年末から少しずつ読んで、昨日まで半分、やっとストーリーに明るい期待が少し出てきて、やっと読むペースが速くなってきた。結論としては、瀬尾まいこの小説の中では一番オススメできない。読んだ後にいつも来る「じわっ」と感がない、唯一の小説だった。ストーリーは前半ひたすら暗い。つらい。後半になって解決しそうな兆しがあり、着地点は悪くない。けどなあ。なんか違う。瀬尾まいこの他の小説は全て読んだが、共通するのは、人とつながる温かい気持ち、だ。それがない。最悪な中学生活の中でも芯を強く生きていく感じは、他の人が書いた話なら上出来だろう。しかし瀬尾まいこが書くにはつまらなさすぎる。なんだか甘い。悪ぶっている奴でも本当は根は良い奴なんですよ、という話は甘いと思う。もう一歩深めた話が欲しかった。これで瀬尾まいこの小説は全て読んでしまった。この「温室デイズ」以外は全てオススメだ。本当に良い話ばかり。さあ、あとはエッセイを二冊残すばかりとなった。
2009/01/06
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ジョギングしてきました。いつもの海沿いの道を、ですが、距離を伸ばしてみました。どれぐらい走ったかすぐ分かるように、自分のコースに区間名を付けました。A区間: 家から海まで、片道270mB区間: 海沿いの道を北向きに、片道500mC区間: 海沿いの道を南向きに、片道1.1km (ビーチの突き当たりまで)これまで、A-B-B-C-C-Aで、約3.5kmだったのを今日は、A-B-B-C-C-B-Bで、4.5km走りました。ペースは後半落としたけど、長い距離を走る時にペースダウンしたりすることも大事かな、と思って距離を伸ばしてみました。今回、累計7回目のジョギングでした。(6回目はブログに書かなかった)
2009/01/05
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めずらしく、まだ途中で苦戦している本がある。「温室デイズ」昨年からはまっている瀬尾まいこの小説だ。この作家は一番のお気に入りで、一番のオススメだ。一気に読んでしまうタイプの話ではなく、いつも少しずつ読んでは休みしながら、読み進めている。つまらないわけではないが、何となくそういうテンポなのだ。ぐいぐい引っ張る感じのストーリーではないが、ストーリーは少しずつ進んでいき、最後には必ずじわっとくる。しかしこの「温室デイズ」だけは違う。どうも話が痛々しい。荒れている中学校を舞台にしているせいだ。僕自身、小、中、高校と学校生活には良い思い出がないせいかもしれない。不良、いじめ、まとめられない先生、ぴったり当てはまるわけでもないが、嫌なことを思い起こさせるには充分な話だ。最後に救いがあると信じて少しずつ読み進めている。まだ半分も読んでいないで、年末から年をまたいでしまっている。瀬尾まいこの小説では異色な感じだが、なんとか読んでしまいたい。この本が実は最後になってしまう。瀬尾まいこの出している本は全て買ってしまった。Amazonの古本で購入した物も多いが、もう読む本がない。他二冊ほどはあるが、小説ではなくエッセイだ。それもすぐ読み終わるだろう。コンプリートしてしまったら、どうしようか。しばらくは読み返して、ストーリーの筋の研究などすることにしよう。まだ生きている作家なのだし、安定した勢いもある。これからまた良い本を出してくれるはずだ。
2009/01/05
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映画と小説にはまってます。このブログは全く更新していなかったような気がしますが、2008年はずっと小説を書いていました。そして、今までになく映画(DVD)を観て、小説を読みました。自分は感動、感涙系の物が好きなんだな、と改めて思いました。小説は買った本だけでざっと50冊、図書館ではそれ以上に借りました。(もちろん読みました)映画もちょこちょこレンタルして借りてみています。少しずつ、自分の気に入ったもの、オススメの映画や小説を紹介していければと思っています。今はまっているのは、瀬尾まいこの小説。春にはまた新しく映画化される作品もありますね~。。
2009/01/04
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おいしい紅茶、知ってたら教えて下さい。 紅茶が好きなんですが、よく知りません。 今はトワイニングのダージリンをよく飲んでいます。 リプトンのティーバッグよりおいしい、というぐらいしか分かりません。 余談ですが、オーストラリアにいた時、やたら大きな箱でイエローラベルではないリプトンのティーバッグが売っていました。 50パックとか、やたら大入りの箱でした。 店員に「イエローラベルと味は違うのか?」と聞いたら「全く同じだ」というので買ってみたら、美味しくない。 だまされました。 一応、ポットを温めるカバーもあります。 それなりに美味しく入れてるつもりです。 毎日飲んでます。 美味し~いブランドや茶葉のことをご存じの方、いましたらぜひ教えて下さい。
2008/06/18
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近くのビーチでひとっ泳ぎ。 今日はめずらしく満潮なのか、普通の深さがありました。 平泳ぎであっちへこっちへざぶざぶ。 ネットがしているにも関わらず、30cmぐらいの熱帯魚も泳いでました。 もういいシーズなんだけど、平日だから空いていて快適なビーチ。 背泳ぎでぷかぷかしてから帰ってきました。 空気の抜けたもらい物の自転車できこきこ帰宅。 シャワーが爽快でした。 さ、原稿に戻ろ。
2008/06/17
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今日はあらすじをプリントして読み直し。 自分が書いたものを読み返すのはなかなか難しい。 一旦のうみそをクリアにリセットするスイッチが欲しい。
2008/06/17
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ヒロを片手に、ゆっくりと家を出た。 一歳と一ヶ月、まだ立つだけでまだ歩けない。 保育園に僕が迎えに行って、家に帰ってから一時間ぐらいの間いつも散歩する。 妻が帰ってくるまでに洗い物をしてご飯をセットして、それからちょっと出かけるのだ。 サトウキビ畑の間を歩いていく。おばあに挨拶する。 三分ぐらい歩くと護岸された海が見える。波はほとんどない。 夕陽は後ろから低く射している。背中が暑い。 堤防から海を見る。下は磯になっている。 おだやかな海が広がっている。 ヒロを堤防のヘリにつかまらせて立たせる。 大人の膝ぐらいの高さのヘリは、ヒロには首だけ海をのぞけるような格好になる。 ヒロが「ん、ん!」と腕を伸ばして指を指している。 沖に大きな黒い船が浮かんでいる。 ぺしぺし、とヘリを手で叩いてこっちを見上げて笑った。 僕もにこっと返した。 さ、ママがそろそろ帰ってくる頃だね。 またヒロを抱っこして立ち上がる。 ほんと十キロは軽くない。 もうちょっとしたら、手を繋いで一緒に歩いて行こうな。
2008/06/11
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久しぶりに読んだ。 近所の図書館は規模が小さいので、探してもないなぁ、と思っていたんですが、 検索してもらったら、ありました。 文学全集の中に。 「寄贈」 とはんこが押されていました。 うーむ。 自宅にそろえたけどいらなくなったのか、この見た目ばかりで中身が充実していない図書館を憂えて寄贈したのか。 大正時代の著作なので内容の割に性的描写はごくごく抑えられていますが、 狂わしい主人公の気持ちの描写は今なお新鮮というか、 今の小説なんてこれの焼き直しよりも上を行っていない気もします。 文体も思ったほど古くなく、普通に読めました。
2008/06/07
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今まで、どっちに決めるか迷ったこと、ありますか?どちらかに決めなくてはいけないのに、迷って、決断できなくて、悩んだことって何でしようか?
2008/06/06
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どうにも小説の肝心な部分が作れない。 葛藤。 主人公の心が揺れ動き、悩む経過である。 細かいエピソードのパーツはずいぶん出来て、収拾が付かないぐらいなのに、そこができていない。 パソコンにかじりついててもダメだ。 歩きながら考えよう。 うちの近所で一番ハードな周回コースを歩いていった。 暑い。いや熱い。 影がない。 ひいひい言いながら、この出だしの時はこういう気持ち、こうなったらこういう気持ち…とひとつずつシーンごとに想像をしていった。 白昼夢。 妄想にとらわれた、変質者が暑い道を歩いているのだ。 周辺で、この暑い中を歩いている人なんて、ひとりもいない。 帰ってきてから浴びたシャワーの気持ちいいこと。 おかげで、葛藤の様子、思い描くことが出来ました。 まだ決着は付けられていないけど、一歩前進。
2008/06/05
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ハッピーエンドの話でないとイヤですか? 今書いている小説はハッピーエンドの話にするか、そうでないか。 まだ分からない。 初めはそのつもりだったが、今はどっちになるか分からない。 ハッピーエンドの話は、普通にすっきりほんわり終わる。 しかしいわゆるハッピーエンドでなくても、読後感がいいものもある。 どうなることやら。 あ、ハッピーエンドっていうのは、男女がくっつきました、とか結婚しました、うまくいきました、ってやつのことね。
2008/06/04
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高中正義。 高校生の頃から聴いている。 今日、古いアルバムをiTuneで購入した。 まだ聴いていない曲があったとは。 高中を聴くと、夏バイクで深い深い山の中を走った感覚がよみがえる。 ひとりで、木々の香りのする夏の湿気を吸い込んで、木洩れ日の間を走っていった夏。 バイクにステレオなんて物がついたのは、今のバイクになってからのはずだけど、初めて買った赤いツーリングバイク、大学生の頃を思い出す。
2008/06/03
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天才 会社を作って、事業を成功させて毎年一億円の収入にしました 凡人 家と高級車を買ったらあんまり残ってません。 固定資産税が一生払えるか心配です。 変人 繁華街のビルの屋上からばらまいて、人があわてて拾っているのを見て楽しみました。 あなたなら?「一億円貰いました」というお題で、いろんな人になってみて考えてみる、そういうゲームでした。
2008/05/23
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このところ小説を書いています。文庫本一冊ぐらいの長さです。去年すでに書ききっていたのですが、イキオイで書いたため直したいところだらけでした。しかし長すぎて自分でも把握不可能だったのです。だから短くあらすじから作ることにしました。やっとしっかりしたあらすじが出来てきました。これから中身を肉付けしていくつもりです。
2008/04/30
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「ぴんぽーん」「ん? 何か頼んでたっけ」 うちにはあまり人が来ないのに、と思いながら出てみると、見たことあるような奥さんがいた。えっと、誰だっけ?「雨、降ってきましたよ」「え?、あ、ありがとうございます」 とりあえずそう言って玄関と反対のベランダに走る。「ふとん!」と妻があわてて言った。 そうだ。ふとんを干していたんだっけ。けど、誰だっけ? 隣のOさんでもないし、よくしゃべるAさんでもないし…あれ? アパートで話する誰でもないぞ? とにかく布団を取り込んだ。「誰が教えてくれたの?Oさん?」「いや…えっと…向かいの奥さんだ」 人の顔を覚えるのが苦手な僕の頭がやっと思い出した。 向かいの人はアパートでなく一軒家である。うちは四階建てのアパートの二階。 引っ越してきてから何度かベランダから挨拶をしたことはあったけど、ここ数ヶ月あまり挨拶もしなくなっていた。 なんだか見下ろしている姿勢から挨拶するのが悪いような気がしていたのだ。 こちらは田舎の新築アパート。昔から集落に住んでいた人にとっては玄関やガレージにいるところを見下ろされる生活になって、どうなんだろ、などと余計な気持ちになっていたのだ。 いや、洗濯物を干したりするときベランダに出たときに目線が上なのでこちらが先に相手に気付くのに、挨拶するタイミングをつかみ損ねて、知らぬふりをしていただけだ。しばらくあいさつをしないと、どんどん間が悪くなっていって、何ヶ月にもなっていた。 そんなうちに、わざわざ雨が降ってきたことを知らせに二階の奥まで上がってきてくれたのだ。 ありがたいことである。 自分が教えてあげなくても教えなかったことを知られることもない、そんな状況で、つい面倒で誰かが困っていることを見過ごしたことってあるかもしれない。自分はほんの少しの時間を使うだけで、誰かの助けになれたのに。 向かいの奥さん、ありがとう。あなたは自然体のひとです。
2008/02/26
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本棚が崩壊した。なんと横の仕切りがたわんでしまったのだ。たわんだ分だけ横幅よりも短くなるからすとんと下の段に落ちてしまったのだ。本の重さでたわむとは、何事だ。本をめいっぱい置いたと言うだけで壊れるのは本棚とは言えない。「この本棚には本を置かないでください」そう書いてから売って欲しい。しかし最近(?)そんな製品が多いような気がする。名称が同じでも中身が伴っているものと、名ばかりのものがある。別の店で買った本棚は値段はそんなに変わらないのにしっかりしていて、もちろんいくら本を並べてもたわむ気配もない。そういうのに、気付いたことあったら教えてください。
2008/02/19
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今日はめずらしく晴れ間が。。しかしバイクで出かけることもなく、少し文章のアイデアをまとめたりしてました。それからガラスのコップを2つ100円ショップで買ってきました。こないだ63円で買った小さい花が黒いビニールみたいな鉢に入ったままだったので、それを移し替えて机に起きました。もうひとつは洗面台に。うーん。黄色い花がパソコンの隣で鮮やかです。デスクトップの画像も花にしてたんですが、実際パソコン使ってるときって全く見えません。それに花はやはり本物が良い。これは結婚する前の僕には考えられなかったこと。花なんか、人にあげるために切り花しか買ったことがなかった。花をもらって喜ぶ人がいるらしいから買うか、ぐらいの感じ。なんとなく花とか植物って目にはいるところにあるといいもんです。
2008/02/14
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何かしようとするとつい突っ走ったり、ちょっと停滞すると何もしなくなったり。最近は悩んでばかりで動かなかったり。しかし、ほんの少しでも何かを具体的にしてみようと思った。抽象画ですら具体的に何かを表している。(たとえが分かりにくい(笑))うだうだ考えていたことを紙に書き出す。とにかく書いてみる。パソコンも使ってみる。まとまらないと思っていたこともとにかく字にしてみる。どんどん書く、書き足す。ふーむ。意外とすらすらと出てくるじゃないか。まとめようとしてもまとまらないけど、とにかく書いてみるだけなら出来る。書いているうちにうまく点と点がつながる部分も出来てくる。まだまとまりはしないけど、少しは積み重なった気がする。頭のもやもやが、紙の上に具体化した。具体化したから、見えやすい。何もしないでもやもやしているよりも、大きな進歩。明日はまたこの紙に追加していこう。
2008/02/07
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土曜日の夕方、妻とヒロと一緒に買い物に出かけた。寒くなってきたということで今夜は鍋、ということになった。たまにはね、とめずらしくビールを買おうと言って、お酒のコーナーへ行った。好きなビールが見あたらなかったけど、発泡酒で「黒」っぽいのがあったのでそれにした。帰ってきて妻が赤ちゃんにおっぱいをあげている間に、僕は土鍋とカセットコンロを用意して、適当に野菜を切っておいた。昆布を先に入れて、ちょっとぐつぐついってきたら野菜をいろいろと魚を入れた。さて、赤ちゃんは専用の椅子に座らせ、グラスに発泡酒をついで乾杯。意外と、いやどこがビールと違うのか分からない味。鍋も煮えてきた。ポン酢をつけて食べる。うまい、なかなか上出来。七ヶ月のヒロも豆腐とタラをスプーンでつぶしてもらって食べている。僕らと同じ食べ物を食べられるようになってうれしそうだ。久しぶりのお酒に酔いも回って、おなかもいっぱい。ぽかぽかしてきた。僕はそのまま畳にごろんところがって、おなかをさすり、げっぷした。ああ、気持ちいい。安上がりやなぁ、ほんま。ええねん、ええねん、僕は日本一安上がりで幸せになれる男、や。
2007/12/15
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でけました~。来年のミニカレンダーです。我ながら、美しい仕上がり。。去年のより完成度が高いです。(まさに自画自賛)Webで発表していない絵も入れてます。一枚一枚プリントして、予約してくれた分は完成しました。まだ10部ほど受け付けます。ぜひお部屋に飾って、ちょっとした安らぎにして下さい。
2007/11/12
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うみとくもうみとくもうみとくもすぎさるなつ。らいねんのみにかれんだーできました。
2007/11/06
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びりっと辛いとうがらし。ちょこっと入れて味ひきしめて。なんとなくの毎日に、ぴりっと辛いとうがらし。----ポストカードサイズのカレンダー、準備できましたよ~。来年の机の上に、トイレの安らぎに。。
2007/10/29
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もうすぐ六ヶ月。すやすや。。こないだ奥さんと出会った記念日でした。去年、一昨年は沖縄にいなかったので、久しぶりにその場所に行きました。百名(ひゃくな)ビーチ、出会ったときのように強めの風が吹いていました。今回は赤ちゃんが増えて三人で。来年は歩いてるかな。(毎週土曜日のクレヨン画は月曜日に変更します)
2007/10/27
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まあるく、まあるく、いきていくじぶんのいしはもちつつもたにんにがつんとぶつかることなく-----今2008年のポストカード・カレンダーを作っています。ご予約を受け付けますので、ぜひお部屋に飾って下さい。プレゼントにもどうぞ。詳しくはWebを見て下さいあと20部ぐらいプリント予定です。(12月に発送します)
2007/10/20
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あわいひかりのちょうきらきらと光を反射して、蝶が飛ぶ風をふわっと受けて、舞い上がる。木洩れ日の中を縫うように、ひらりひらりと飛んでいく。------また土曜日にお会いしましょう~。感想、お気軽に書いて下さい。
2007/10/13
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ぐんぐんしげるぐんぐんしげるみきからえだにえだからはっぱにどんどんえだわかれしていきうえへうえへとのびていく----2008年のミニカレンダー(ポストカードサイズ)予約を受け付けます。詳しくはこちらを見て下さいどんな絵になるかは、お楽しみに。
2007/10/06
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簡単にできることなのにしてなかったんだな~、と思ったこと。うちのアパートの下に頑丈な鉄の網で出来たゴミ回収箱があります。これはアパートの住民用なのですが、勝手に空き缶が捨てられています。すぐ横に自販機があるからなのです。よく見るとビールなどその自販機で売っていない空き缶もありました。近所の工事現場などからのものみたいです。「これは自販機の会社がゴミ箱を設置しないからだ」「アパートの大家が自販機を設置するからだ」「勝手に人のアパートにゴミを捨てやがって」と思って、いらいらしてました。しかし昨日、うちの奥さんが「掃除しよう」と言って、こともなげに袋に入れてきれいにしてしまいました。自分が住んでいるアパートとはいえ、人の捨てたゴミを掃除してやるなんて・・・などと思っていても何も解決しなかったのですが、ほんの五分ですっきりするものだったのです。まだまだ心の狭い僕、こういうことが、さらっとできるようになりたいものです。
2007/10/05
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「Oh, my god!!」五ヶ月になりました~。相変わらずぷにぷに育ってます。検診に行ったら九ヶ月の子供と大きさが変わらない。。生まれたときと比べると体重が三倍。最近がんがん寝返ります。自分で戻れないくせに、戻しても戻してもまた転がっていきます。そして戻れなくて「うーうー」言います。とってもとってもかわいいです。
2007/10/03
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まだまだ暑い、夏の余韻。木々も枝葉をまだ伸ばす。時折、秋の風を感じながらも。-----今日も土曜日にupできました。というか奥さんに言われて気づきました(^ ^;気軽に感想書き込んで頂けるとうれしいです。
2007/09/29
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こもれびのちょう森の中で蝶を見た。飛んでいるようではなく、木の葉が舞っているように。ひらりふわり、ひらりふわりと。上から差し込んでくる、こもれびの間をぬって。ひらりふわり、ひらりふわりと。---コメント頂けるとうれしいです。また土曜日に~。
2007/09/22
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心地良い、緑の風が吹いていく。すうっとほのかな香りを運んで。----そろそろ来年のミニカレンダーを作ろうと思ってます。どの絵にしようかな~。
2007/09/15
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ゆらゆらと、陽のひかりを地面に映す。さわさわと、木の葉が風にゆられてささやく。緑の匂いをすうっと吸い込んでみた。(しばらく更新していませんでしたが、これからは土曜日に更新しようと思います。あとはmixiを中心に日記を載せますね)
2007/09/08
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るりいろのちょう。ひらひらと羽ばたき、きらきらとその色を移り変わらせる。あたたかい風に乗って飛んでいく。-----最近絵よりも文を書いています。長い長い文を。
2007/07/19
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5/2に2972gで産まれましたが、7/7、6500g。二ヶ月で体重が倍以上!!ミシュランタイヤのキャラクターのようになってます。腕とか足とか首とか。。こんなのかんじ。。このままいけば、4ヶ月目で10kg6ヶ月目で13.5kg一年で41.5kg五歳で200kg超えますな。。将来は相撲取りです。
2007/07/07
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淡い緑のつばさ。おおきく羽を広げ、空をつかむように。ぐっと伸ばして、のびゆく双葉のように。
2007/07/06
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昨日の夜に友達からメールがあった。「月がきれいだから、近くの岬公園に見に来たら?」もうすぐ二ヶ月になるうちの赤ちゃんと妻を連れ、そこに向かった。車で3分ぐらいの、ちょっと高台になっている公園。道中、月を見てみると確かにきれい。満月で、やたらときらきら輝いている。この岬公園、お昼にお弁当を持って何度も来たことはある。芝生が広くて、すかっと珊瑚礁の海が見える、お気に入りの場所だ。しかし夜に来るのは初めてだ。「わあっ」車を降りてみると、月が真っ黒な海面に反射してきらきら輝いている。水平線の方からこちら側まで、そのきらきらの帯が続いているのだ。帯の途中、ぽっかり黒く島も見えている。珊瑚で出来た無人島だ。昼間に、住んだ水色の中に浮かんだ島の景色もきれいだけど、漆黒の海の中に浮かびあがる景色は初めて見た。こんな美しいお月見に誘ってくれるなんて、いい友達だな~。そう思いながら、心地良い夜風に吹かれてその月と海を見ていた。
2007/07/01
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ニライカナイへの架け橋大学時代の友人家族が沖縄に来ていたので、南部を案内してきた。うちの子どもが先月生まれたばかりだったので、僕の家に寄って顔を見てから、僕だけが友人家族を案内することにしたのだ。友人、その奥さん、その子ども、そして僕を乗せたレンタカーは海岸沿いのゆるいぐねぐね道を走っていた。三歳になるその子どもは、朝からのドライブと観光で疲れて、すやすやと後ろの席で寝ていた。沖縄は六月末。ついこないだ梅雨が明けたばかりで、気持ちいい天気だった。しかし急にかあっと暑くなったものだから、それで雲がもくもくと作られていた。雲はどんどん大きくなって、底の方が黒くなってきた。さっきまで澄み切った水色をしていた海の色も、雲の色と共に色彩を失っていき、濃い灰色となっていった。「あ、降ってきた」雨がぱらぱらとフロントガラスに当たり始めた・・・と思っているうちに、ばらばらと強く当たってきた。降ってきた、というよりも、自分から雲の中につっこんだような格好だ。「まあ、今日は色んなところが見れたから、最後に雨ぐらい良いよね」友人はワイパーを入れながらそう言った。「ちょっとだけ、遠回りしていこうか」坂の途中にさしかかったときに僕が言った。「うん?」「ニライカナイ橋っていう、眺めが良いところを最後に通って帰ろう」「うん。ニライカナイって?」「ニライカナイっていうのは、沖縄のあの世のことで、海の向こうに楽しい天国が待っている、という感じかな」「ふうん」「じゃあ、その信号を左、ね」海沿いを走っていた僕らの車は、少し山の方に入っていった。雨はまだ降っているけど、少し弱まってきた感じだ。この辺りの名物、四十キロでのろのろ走る車に追いついてしまい、その後をついて行った。「そこ、右ね。あとはずっと道なりで」「おう」遅い車と別れを告げて、僕らの車は台地の上を走っていった。右も左もさとうきび畑で、一面緑の景色だ。「あ、風車」道の左手に、大きな白い風車が近づきつつあった。「ほんとほんと、おっきい~」「風車の音、聞こえるかな?」そういって、友人は車の窓を全開にした。窓から湿った暖かい風と、小さな雨粒が入ってきた。友達夫婦は、ふたつ並んだ大きな風力発電の風車に感激していた。僕は見慣れていたのでこの風車を案内したつもりはなかったのだけど、たまたま良かったのかもしれない。「音は聞こえないね。こんなに大きいのに」「そうだね」音は聞こえないけど、巨大な風車はぶうんぶうんと回っている感じだった。「もうすぐそこを登り切ったら、ニライカナイ橋だから」前方にトンネルが見えてきた。その向こうに海が見えている。ここは橋といっても、崖の上と下を結ぶループ強のようなもので、ゆるやかなS字を描いて、する~っと、下に下に降りていく橋なのだ。「わあっ。海」トンネルをくぐると視界一面に海が広がった。「雲がなければもっと海の色が澄んでいてきれいなんだけど、おしいね~」僕は、遠路横浜から来てくれた友人に最高の景色を見せたかったので、ちょっと残念だった。「うん、けど充分きれい」車は、少しずつカーブを描きながら橋の一番下まで降りていった。雨はほとんど上がっていた。沖縄らしい天気だ。「もうすぐうちだから」今日一日の観光案内はもうすぐ終わり。僕の家で降ろしてもらって、友人家族はその後ホテルに戻る予定だ。また海岸線のぐねぐね道を少し走っていく。ここも下り坂で、あと五分も降りたら僕の住んでいる家がある。ぐねぐねした道は、たまに海が見えたり、木々に隠れて見えなくなったり、そんな風に景色を変えていく。「あ、晴れた」ぱあっ、と陽が差し込んできた。とたんに海の色も明るく透き通った色に変わった。「あ、虹!」くっきりと鮮やかな虹が、海の中にすうっと入っていくように見えた。「こんなにはっきりとした虹を見たの、初めて」友人の奥さんも喜んで見ていた。珊瑚礁の、淡い青と水色がグラデーションになっている海と、虹の色。海の中にぽっかり浮いた、珊瑚の砂だけで出来ている無人島の中から虹が飛び出してきたようにも見える。本当のニライカナイへの架け橋は、これなのかもしれない。僕も東京を離れて沖縄に住むようになってから虹をよく見るようになったけど、こんなに鮮やかな虹を見たのは初めてだった。ひとつひとつの色が、赤、オレンジ、黄色、緑・・・と分かれているように見えた。「なんだか、得した気分だ」ぼくらはみんなにっこりしながら、虹を眺めながらゆっくりと坂を下りていった。友人の子どもは気持ちよさそうに寝ていたので、残念だけど起こさなかった。「じゃ、またね。気をつけて」僕の家のすぐ近くで降ろしてもらい、友人家族に別れを言った。車を見送ると、僕はすたすたと早足で家に帰った。もちろん、妻にこの美しく鮮やかな虹を見せるために。
2007/06/28
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ざぶん。ざぶん、と大きな体をもちあげて。ざぶん。ざぶん、としっぽで海をたたく。ざぶん。ざぶん、としぶきをあげて。ざぶん、とくじらは泳いでいった。
2007/06/26
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