天空乃舞

2005/06/19
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カテゴリ: 肝に銘じたい言葉
午後2時。

受信音を特別に設定してあるので(登録している中で一番好きな曲)すぐ、わかる。

そして、メールの件名がついていない時は、ちょっと緊張する。
内容は。。。?

「今日は父の日だよ。私を一体なんだと思ってるんだ?。。。。。」

即効電話した。

出たのは娘さん。
私が育ての父からのメールの直後、間髪入れずに電話するのは、珍しくないこと。


育ての父に取り継ごうとする前から、受話器の遠くで

「私はいないぞっ!いないっ!」

という父の声が聞こえる。
父も私からの電話だと、もうわかっているのだ。
いつ聞いても懐かしい、特にこの一週間は一番聞きたくて仕方なかった声。

その
「いないっ!」
という声がだんだん受話器に近づいてくる。

嬉しさでいっぱいになる。
何を言ったらいいかなんて用意していないのだけど。。

電話に出るなり、



と言った後で、

「なんだっ?」

と言われる。

なんだか言えたら、とっくに電話しています。。。。


育ての父は、私の無礼を怒っているのではない。

きっかけをくれたのだ。
なんで、私がきっかけを逸してしまったのかも父にはわかっている。

それと今、優しく言われたら、
拍子抜けして力が出ない私の性格もわかっている。

「頑張れてたら、放っといたって連絡してくるの知ってるよ。
そんなことはどうでもいいんだ。そういう問題じゃないっ」

自分をわかってくれる人がいるという状態には誰もが憧れると思うけど、
それは全部バレている、という隠れ場所のない状態でもある(笑)

それでも。。。

ああ、やっとまた、前に進める
夏休みには会いに行けるよう、頑張りたい
すっきりと顔を会わせられる自分でありたい
ああ、また進めるなあ。。。

他の何がなくても、私に大事なものは全部揃っている
それを大切にするために、それに恥じないために、進みたい
進もう
私は苦手なのだけど、でも
進みたいのだから。。。


育ての父の言葉は容赦ない
そして温かい
いつまでも耳に残る

「あいも変わらず自分の事だけしか考えてないか?
自分が一生懸命やっているって思っているかも知れないけど
そんなのは人の努力の上に自分たちがやっているだけの話だ。
主体性があって自らを作り上げいく命があるならば
(自分を哀れんで)ひたっている暇もないし
言い訳している暇もないはずだ。

人の心の機微に敏感になれないのは自分勝手な証拠だ。
でもそうでない事を祈っているよ。

教育者になるのでしょう?
人の心の機微に敏感になりなさい。。。」

いつも、どこで私が道に迷っていても、隠れていても見つけ出してくれる。
今までもそうだった。

そう。

私は誰にも言わなかったのだけど1ヶ月ちょっと前、
心配しているつもりだった友達のSOSの信号を、それとわかっていて、即座に対応しなかった。
笑った顔だったけど、すぐにわかった。
彼女は疲れていた。
一瞬の油断。
理由は忘れたけど、「逸した」ことはわかっていた。


人の不幸の上に自分の幸福を築かない

ここをはき違えると空転が始まる。

一瞬一瞬の中に、安心、共感、信頼、幸福の種もあるし、
一瞬一瞬の中に、不安、孤独、落胆、絶望の種もある

逸してはいけない一瞬がある。

気付きもしなかった頃は、こんなことは日常茶飯事だったろうと思う。
でも、気付くようになったなら、こういう失敗は減らしていかないと。

私にも時があるように、彼女にも時があるのだから。。。





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Last updated  2005/06/20 01:52:23 AM
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