skyさん、こんばんは(^^)w

本当に怖い思いをされましたねぇ。。σ(~∧~;)ワタシモ コワカッタ・・
でも、その正体がなんと小さな男の子とは!恐怖に打ち勝ってドアを開けたskyさんの勇気に拍手!
でも、世の中にはそんな小さな子を抱えて異国の地で学んでいる人もいるのですねぇ。
すごいなぁ。。。( ̄。 ̄)。。。 (2005/08/07 09:49:00 PM)

天空乃舞

2005/08/06
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カテゴリ: みえないところ
夜中一時過ぎ

  地震が終わったあと

     何処からともなく   時折

せわしなく何かを叩く音が響いた。



私はAled JonesのCDをかけていたし

   音の発生位置が遠いのか

     その音はくぐもっていたけれど

        とにかくせわしないノックのような  意図的な音なので

耳についた。









週末だからか 

   一階全体に他の人がいないし

      上の階へも夜になってからは行っていないから


誰かいるものかどうかわからない。



もしかしたら

   さっきの地震で

      何かドアが歪んだとか

           何か故障したとかで

               誰か閉じ込められている?


                   そんなふうに思って部屋のドアを開けると






  空耳?

     エアコンとかボイラーとかの音?




部屋に戻って また 

       レポートの続きに戻ると

              間隔をおいて  また






またドアを開け

    耳を澄まし

         また部屋に戻る。。。


何度か繰り返した。




なんで「繰り返し」てまで

       確認したかといえば

           好奇心や恐怖心からではなくて


そのノックがもし

      ノックなのだとしたら

             明らかに切羽詰った状況に間違いないような

切迫した音だったから。

イタズラで大騒ぎしているのとは何か違うと

本能的に感じていたから。




何度めか

    自分の部屋のドアから顔を出した時に

              初めて

               自習棟の玄関の曇りガラス扉越しに

何かが見えた。


それが、ノックをしていたことがわかった。




初めて「怖い」という感覚を持った。



咄嗟に説明しにくいけれど

とにかく 

体全体のバランスが尋常ではない


見れば見るほど不安になった。

頭の幅と肩幅が ほぼ同じなのが ガラス越しに見える。



ガラスは曇りガラスだけれど  透けが弱いだけで  
大きさまでは変わって見えることはありえない。

しかも 

よく考えると 

あんな低い位置で体全体が見えるのは おかしい。



私がいるのをわかっていて、そうしているのか 

「誰か」いるかと思ってノックしているのか?


よく聞くと 

ノックとノックの合間に何か

叫んでいるようでもあった。



自習棟の玄関はカードキーになっていて 学生証を差し込まないと

しかも院生の学生証を差し込まないと  ドアは開かない。

それと

院生は多くはないから 自習棟の面々は 同室以外は名前は知らないまでも 顔つきはわかるし

だいたい あんな 特徴的な体格の人は  いない。

人間なのだということは わかる。

しかし 

自習棟にとりあえず 今、私しかいないかも知れないのに

ロックを中から開けて みすみす得体の知れない生き物を自分で うっかり招き入れて

それって大丈夫なのか?




幽霊とか地球外生物では絶対にないけど

普通の人、あるいは とりあえず絶対に うちの

院生ではない。



それを 私の判断で ドアを開けて

いいのか?



開けて どうする?

相手の要求は何?



とにかく見れば見るほど おかしな人であり、
そのノックの執拗さたるや「本気」に満ち満ちていた。



何が理由だったかは忘れたけど

覚悟を決めた。

ドアの所まで行き

ますますその生き物の身長の低さに愕然とする

異様としか言いようがない



それと

叫び声は 日本語ではなかったし

言語になっているのかどうかも 怪しかった

おまけに 

必死で怒っている






なんだか半分自分にガックリくるような思いで覚悟を決めた。

なんで、こんなのに遭遇するんだよ、自分は。。。




ドアを開けた途端

弾丸のように

真っ赤なTシャツを着た生物が

駆け込んできた



何かわからないことを叫んでいて

英語でもない




小さな男の子だった



浅黒い肌色に

濃い睫の目

いっぱい涙をためている

訴えかけるような眼差し



まだ髪の量も薄いけれど、かすかにウェーブを打った茶色い髪が

汗で頭皮にへばりついていた




小さな肩

頭の幅とほとんど変わらない肩幅

その肩に手を置くと

私の指先は彼の背中にまで届いてしまう





私が音に気づくまで 

気づいてからも 意味がわからなかった間

あるいはわかってからも躊躇していた間

どのくらい彼を

泣かせてしまったのだろう


ごめんね




英語で話し掛けてみたけど

わからない様子



彼も私にやっと 

何か落ち着いて話そうとしてくれたけど

彼の言葉が私にわからない



だめで もともと。。。

「おかあさんは?」

と日本語で聞いたら

「おかあさん!」

とオウム返しに答えた。


おかあさんが上の階にいるのが
本人はわかっているようだ。


そうだ、留学生でお子さん連れの院生がいたな。。。。



脱兎のように階段を駆け上がっていく小さな彼



めちゃめちゃ疲れた 私


久々に本気で怖かった



自習室には最近ずっともう泊まってないのに
何で今日に限ってなの。。。


もう一度  一人になって  部屋に戻り


ぐったり


その中で

不思議な余韻に浸る


彼の真っ赤なTシャツの背中は 


片手ですっぽり覆えてしまえた彼の小さな肩は

ゴムまりのように弾んでいて

ぐっしょりと汗で濡れていた


そうだ

小さな子って

熱くって

湿ってるんだよね。。。


その感触がいつまでも残っていた

あんな小さな子に触ったのは

本当久しぶりだったなぁ。。。





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Last updated  2005/08/07 09:27:16 AM
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Re:恐怖体験(08/06)  

恐ろしい体験  
 本当に恐ろしい体験でしたね!
 この時、大人の自分でも怖くて、不安で一杯だから、あの小さな子どもだったら、もっと怖がるはずですね!あの様子を見ると、Skyさんの母性本能が自然と出てきたのですね!
 貴方がそばにいてあげるだけで、あの子が心強くなれたと思います。
 恐ろしい体験ですが、良い経験にもなりましたね!お疲れ様でした! (2005/08/08 12:57:46 AM)

Re[1]:恐怖体験(08/06)  
クンジュンハンチャさん
>でも、その正体がなんと小さな男の子とは!

日頃から子供に接していれば、もう少し早く子供なのだと気付いたのかもしれないのですが、
まさか深夜に大学内で子供に会うとは思わなくて。。。
状況を理解するのが遅くなってしまいました。

ドアの内側からはツマミをクルッと回せば鍵が開くので、
しかも鍵の位置が低いので、おそらく大人の見よう見真似で自分で鍵を開けて外へ出てしまったのではないかと。。。

それで、一旦出るとオートロックだから締め出されてパニックになったのではないかなと。。。

翌朝パソコンルームに行ったら、お母さんの隣でパソコンでゲームをやってました、彼。

それからお母さんも自転車、自分も補助つき自転車をこいで帰っていきました。
その姿が可愛くて。。。

>そんな小さな子を抱えて異国の地で学んでいる人も
>すごいなぁ。。。( ̄。 ̄)。。。

きっとお母さんの後姿を見て子供は育っていくんだろうと思いますね。
そして、いろんなお母さんそれぞれの背中が、それぞれに素晴らしいと思います。
じっと子供に向き合ってあげるのも素敵だし、学問してる姿をありのままに見せるのも素敵だと思います。
(2005/08/08 03:25:00 PM)

Re:恐ろしい体験(08/06)  
天使のナミダさん
> 大人の自分でも怖くて、不安で一杯だから、あの小さな子どもだったら、もっと怖がるはず

そうなんですよね。たぶん、ちょうど地震があった時間を一人で外で揺られてると思うんですよ。
怖かったろうなと思います。

本当に汗と涙でビッショリでした。。。

> 恐ろしい体験ですが、良い経験にもなりましたね!

はい、次からは、夜中に子供に会うこともあるのだと、よく覚えておくことにします。
(2005/08/08 03:27:31 PM)

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