Precious Monsters

プロポーズ

2001年12月23日。
私はこの夜・・・いや、日中からとても焦っていた。。。



なぜなら・・・



実は私はDちゃんのクリスマスプレゼントにプレステ2を買ったのだ!
でも、予算オーバーでソフトは買えなかったヾ(_ _。)

なので、早く渡してDちゃんにはクリスマスに自分で自分のソフトを
買ってもらいたかった。

そして一緒にやりたかった!!

「ねぇねぇ、プレゼントいつ交換するの?」

「明日になったら一つ開けてもいいよ。」

「明日ってさ~、ねぇ今日は何もなの?」

「う~んー・・・。君は本当に待てない子だなぁ。」



時間は夜の9時頃だったかな。

Dちゃんが、「じゃ、プレゼント持ってちょっと散歩しようか。」と私を誘い出した。

当時一緒に住んでいた家から5分くらい歩くと、川に出る。
割と大きな川で、河川敷にはグラウンドや、ところによっては田畑がある。
川沿いの道はまだ開通してなくてそこに二人で座った。

「君がいなかった時はね、よくここに来て君の事考えてたんだよ。」

そう、私は一緒に住むようになってからロンドンへ行ったの。

「ふぅ~ん。でも静かでいいねぇ。」

「君は元気にやってるのかな?っていつも考えてたよ。」

Dちゃんは、ワインを用意していて、二人で乾杯した。

すると、跪き・・・



「 Will you marry me?  」



えっ???

け・・・結婚!?



結婚なんてまだまだするつもりもなかったし、他にしたい事もあったので

「今すぐにしなくちゃダメなの?」


とっても失礼な事を言ってしまった。


でも、
「今すぐになんてできるわけないじゃないか。おもしろい事を言うね。」


Dちゃんは私の心を全くわかっていない様子だった。


私はDちゃんが今年のクリスマスに指輪をくれるだろうとは思っていた。
一緒には探しに行っていないけれど、クリスマス前から随分いろんなところへ行って探していたようだったから。


だけど、婚約指輪をもらうだろうとは思ってもいなかった!


正直、うれしい気持ちよりもどうしよう・・・という言葉の方がピタリと来るかもしれない。


もちろんDちゃんの事は愛しているけど・・・


指輪、受け取っちゃってもいいのだろうか・・・?



「この日を待ってた!」とか、「うれしくて涙が出た」とかそんなのをイメージしてたのにな。
ドラマの見すぎかぁ?

その後、しばらく話をして、来年の夏くらいにカナダで式を挙げる事にした。やっぱり大好きだからね!!♪

初カナダへ

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