わんころりん☆にゃんころりん

< 新しい記事

新着記事一覧(全7252件)

過去の記事 >

2006年11月04日

どこまでが真実か・・・

カテゴリ：いのち

「広島の犬たち30頭の里親譲渡会。５頭が北海道の酪農学園大学敷地内バイク駐車場にて２３日に里親探しの譲渡会をします。他にも青森では北里大学、関東では日大、麻布大学などの学校も２３日に同時開催で譲渡会をやる。」

RINASCERE* では１１月３日に緊急集会を開きブログ内のコメント内容を検討し活動方針を決めるべく意見の交換が行われている模様である

大人の画策に踊らされていないことを祈りたい

同じ年頃の子どもを持つ身であり　永年保護という道を歩いてきた者の勤めとして　すぐにでも飛んで行って打開策を・・・とお節介焼きの虫が騒いでいる
考えが甘いといえば全くその通りである
しかし誰しも『 はじめの一歩 』があり今日があるのは言うまでもない
試行錯誤を繰り返し自分のスタイルを築いていくのである
しかし何年やっても駄目な奴は駄目なのである

それは何故なのであろうか？

しかしながら過ちを改め　人の意見に耳を傾け　自らも研鑽しながら人々の活動を客観的立場で見て　冷静なる判断の元　善い所を取り入れまた『これはどうなのだろう？』と疑問を持ったり　悪い所は自分もしてはいないだろうかと振り返ってみる

他の活動をしている方からの経験談や　専門家の意見　そして何よりも大切なのが犬を正しく飼育している方々のちょっとした言葉の端にあるアイディア　愛情を見逃さない事である

傲慢であってはいけない
犬にも猫にもそういった人間は見抜かれている

今回の広島の一件でもきっかけを作ったのは誰であっても　献身的なボランティアさん達の力無しにはここまで来る事は出来なかった　否　不可能であったと断言できる
なぜならボランティアさんたちには打算も計算もない
ただただ命を繋ぐためだけに尽して来たのである
口々に出る言葉が 『犬たちのため・・・』

愛護団体の為でも　代表の為でもなくなっているのがチト悲しい
この人が音頭をとるなら何が何でも協力しよう　一肌脱ごう
そして全てが終わった時に　その人の為に力になれた事を素直に喜べる

『じゃ　お前に出来るのかよ』 そう開き直ること自体　心が貧しいとは思わないのだろうか？
『誰がやっても出来ますよ　今回はたまたま私が皆さんのお力添えを頂けただけで・・』 と謙虚に笑顔で応える事が出来れば　次に『すわっ！一大事』という時の大きな力が約束されるのではないだろうか・・・

さて学生さん!!

どうしても広島の犬に拘りたいのであれば・・・
たとえばこんな方法はいかがであろうか？
現実を・・・
実際に世話をしているボランティアさんからお話を伺い　レスキュー時と現在の画像を対比させ状態の変化　体調の変化　疾病の状態などを詳しくレポートし　画像や動画による里親募集

これなら犬にも優しい　人にも優しい（運搬は生体ではないから）
そして話を煮詰めて本決まりになったところで新幹線で連れて来る・・
お試し期間を経て万が一にも戻されることがあった場合を予想してしかるべき愛護団体に預かりをお願いする
もちろん付け焼刃で無く前もって提携して頂く
そして皆さんが呼びかけて集めた大切な支援金をそれに当てる

こんな方法であれば世の大人たちも納得できるのではないだろうか？
一度ご検討頂ければ幸いである
あくまで１つの方法である

大人たちが危惧しているのは決して若さや未熟さばかりではないのである
万が一事故が起きた場合　学生さん達の思いでは抱え切れないほどの心の傷を背負わせたくないからでもある

そのあたりも十分ご理解頂きたい
やみくもに反対をしているのではない事を・・・

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう