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2006/05/14
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ヘンリー・メリヴェール卿シリーズ長編22作品中17作目にあたる

カーターディクスンの「青ひげの花嫁」
(My Late Wives,1946,小倉多加志訳)

を読んだ。

時代は1945年9~10月。
ただし,最初の章で語られる,ロジャー・ビューリーが夫人を殺し,その死体を隠したまま立ち去ってしまったとされるトーキーでの事件は,その11年前の1934年7月のことで,これまで読んだものでいうと,「赤後家の殺人(日記は →こちらから )」の2年半ほどあと,「 孔雀の羽根(日記は →こちらから )」とほぼ同時期ということになる。

妻またはパートナ殺しを続けるが,死体が見つからず警察の手から逃れている男ロジャー・ビューリーが姿を消して11年。
ロンドンの俳優のもとに,この事件を扱った脚本が送られてくる。その結末をめぐる女性演出家との意見の相違から,俳優が実際にサフォークのオールドブリッジに行って実際にロジャー・ビューリーのふりをしてみるといい出したことから事件が始まる。

それまで不明であった死体の隠し場所を明らかにするなどH・Mの推理力がすごいのはいうまでもないのだが,娯楽場(要するにTVゲームがない昔のゲーセン)場面でのドタバタに抱腹絶倒(死語か,笑)!!

相手の武器がナイフではなく銃だったらどうするつもりだった?  とか, マスターズが「道のぬかるみ」のせいで遅れてきたのはおそまつ とかの不満は残るが,「古さ」など感じさせずおもしろく読めた。

H・Mの言葉遣いは,前回(日記は →こちらから )書いた内容からいうと「まともすぎる」かもしれないが,読みやすかった(笑)

カーター・ディクスンの他作品についての日記は,フリーページ  読了本(海外)  (カーター・ディクスン)からごらんください。

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Last updated  2006/05/14 12:42:26 AM
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