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最近読んで面白かった本『水を石油に変える人』、この本は面白い。
戦前、水をガソリンに変える薬を発明したと
詐欺師が現れる。
この話は世界中で有るらしく、戦中にイギリスでもあった、
これはTV番組で見た事ある。
どこにも詐欺師はいるものだ、これだけの頭脳と話術があれば
まともな仕事すれば成功すると思うのだが
そこが天才詐欺師、詐欺こそ全て。
次々と新しい事を考える。
筆者の調査力は凄い物がある、いったい、この1冊にどれくらい労力がかかってるのか。
発動機・自動車マニアとして関係ありそうなのはガソリンの解説。
通常、燃料関係の本は専門家しか理解できない書籍だが、石油精製方やオクタン価、燃料の歴史と解説は素晴らしい。
このくらいなら理解できる。
レギュラーガソリンのオクタン価は89以上、
ハイオクは96となってる。
第二次大戦直前まではオクタン価100以上の航空ガソリンは
全てアメリカから輸入してたそうだ。
石油禁輸で真珠湾攻撃したが、まともなガソリンも作れないで
アメリカに戦争仕掛けるとは驚くが、
今なら考えられないような新興宗教にすがってる戦争指導者の
名前も多数出てくる。
昨年、参加した新潟・出雲崎の石油発動機運転会。
我が国1号油井、奥のタンクは石油精製釜。
ここで石油が自噴して出てきた。
日本各地の油田の歴史と解説などが載ってる、
出雲崎石油発動機運転会は、
まさに、運転会にぴったしの場所。
昨年4月参加した出雲崎石油発動機運転会のブログ。
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