EP82スターレット・サーキット走行最高! 警察は?( ^ ^ ;

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その27-1以降



 新シリーズの連載です。例の飲酒検問シリーズは音声のアップが出来るようになったら再開しますが、とりあえず今は無理です。しばらく別の話題に取り組みます。

 今回は参考文献の紹介が中心です。2004年6月の道路交通法改正による駐禁取締りの民間委託と「放置違反金」制度について、「なんでこれが交通違反なの!?」(今井亮一著・草思社)がP119~P113で触れていますので紹介しますね。

『2004年6月、道路交通法が大きく改定された。同年11月1日から携帯電話の使用に罰則が設けられたり、05年4月1日から高速道路での自動二輪の2人乗りが一部解禁されるなど、順次施行されている。
 いちばん大がかりな改定は、放置駐車違反の取締りの民間委託と、「放置違反金」制度の度乳だ。こちらは改定から2年以内に、つまり06年6月までに施行されることになっている。』

(「なんでこれが交通違反なの!?」今井亮一著・草思社のP119より)

 今06年の3月末ですから、あと2ヶ月少しでいよいよ駐禁取締りの民間委託が始まるということですね。交通の円滑化を妨げたり危険な駐禁車両を取り締まるのはいいと思うのですが、そうはならないだろうと感じる今日この頃です。

つづく

GTの別HP では、参考書籍について紹介しています。役に立つものばかりなので、是非読んでみてください。 )


その27-2

 つづきです。

『 05年2月、民間委託についての説明会を警察庁が聞き、警備業者など900社、役1000人が押し寄せたそうだ。不景気のなか、みんな新しい仕事をゲットしたいと思っているのだろうか。
 現場で取り締まりを行う「駐車監視員」は、講習考査(1万9000円)を受けて考査に合格し、公安委員会(実質は警察)から「資格者証」(9900円)を交付されることになっている。その講習も05年6月頃から各都道府県で順次行われる予定だ。
 ちなみに試験の合格者と「同等以上の技能及び知識を有する」と公安委員会が認める者(つまり警察OB)は講習が免除される。これから続々と退職する“団塊世代”の警察OBが「駐車監視員」の大半を占めることになると思われる。委託先も、警察と関係の深い警備業界が多くを占めることになりそうだ。警察OBに退職後も警察関係の仕事を与え、組織の縄張りのなかに囲っておく、これは大事なことなのだ。』

(「なんでこれが交通違反なの!?」今井亮一著・草思社のP119~P120より)


その27-3

 「なんでこれが交通違反なの!?」のつづきをどうぞ~♪

『 さて、民間委託と「放置違反金」制度がスタートすると、じっさいの取り締まりはどう変わるか。国会答弁や警察発表によると、こんなふうになるようだ。
 まず、身分をしめすワッペンをつけ制服を着た「駐車監視員」が、あらかじめ決められた地区をパトロールする。放置駐車違反(→Q039)を見つけると、持参の「携帯端末」(デジタルカメラ撮影機能つき)で撮影し、位置情報などを入力、やはり持参の「印字機」で、「確認標章」をプリントアウトして、違反車両に取り付ける。
 現在の標章の取り付けは、タイヤと路面にチョークで印を付け、15分なり30分なり時間をおいてから、つまり、ある程度の悪質性を認めてから行われることが多いが、「確認標章」ではそんなことはしない。違反を現認したらただちに取り付けることになっている。
 また、現在の標章は、違反者が勝手にはずすと、処罰の対象になる(という形で事実上の自首を強要している)が、「確認標章」ではそれもない。ワッカ(カギ付きのビニールケース)に入れてサイドミラーなどにくくりつけたりはしない。ぺたりと貼るだけだ。
 そのように取り付けられる「確認標章」には、つぎのような趣旨が記載される。
「違反だ。30日以内に違反者が自首して反則金を払うか、起訴されるか家裁の審判に付されるかしない場合、このクルマの車検証上の使用者に対し『放置違反金』の納付が命じられる」
 反則金には、懲らしめの罰としての意味がある。悪いことをして懲らしめを受ける(反則金を払う)のは、悪いことをした者(違反者)だ。ところが、新しい制度は、違反者を懲らしめられないとき、車検証上のクルマの使用者から「放置違反金」なるカネを徴収しようというのである。』

(「なんでこれが交通違反なの!?」今井亮一著・草思社のP120~P121より)

 ガーン!!見つけられたらいきなり駐禁キップが切られるのと同じことですねー。


その27-4

朝日新聞の朝刊の一面にも載ってました、「放置違反金」制度。
いままでは5分以内で駐禁キップを切られることはまずなかったのですが、
これからは違います。
監視員が見つけた瞬間取締りの対象です。
仕事で車を止めざるを得ない人には大変まずい状況だと思います。
なにせ品物を納品しようと車を1分離れただけで
取り締まられても文句を言えないのですから。

 さて、「なんでこれが交通違反なの!?」のつづきをどうぞ~♪

『 違反者が反則金を払わず、起訴などもされず、使用者のほうも「放置違反金」(反則金と同額)を払わない場合、車検がとおらなくなる。自動車税や重量税を払っていないと車検がとおらないのと同じだそうだ。そのうえ警察は、年利14.5%の延滞金をつけて使用者の財産を差し押さえることができる。通常は銀行預金の自動引き落としになるだろう。
 使用者には「弁明」の手続きが設けられるが、「じつはクルマを盗まれていた」といった特殊なケースでないと認められないようだ。
 だが、つぎのようなドライバーもいるだろう。
「私は会社所有のクルマで、お客さんのお宅をまわるのが仕事だ。付近に駐車場がなかったので、迷惑にならない場所をえらんで路上駐車した。急いで仕事を片付け、クルマにもどったら確認標章が取り付けられていた」
「マンション住まいの母親を病院へつれていくため、迷惑にならない場所に自分の車を駐車した。足の悪い母親の手を引いてクルマにもどったら確認標章が貼られていた」
 駐車違反もいちおう犯罪なので、処罰すべきか、すべきとしてどれくらいの処罰が適当かは検察官、裁判官が判断することになっている。右のようなケースは両方とも、違反の動機に酌むべきものがあるといえるし、なにより迷惑性がない(または低い)から、検察官によりかんたんに不起訴とされるだろう。
 しかし、である。反則金の本納付の期限は、交付通告(→Q082)の場合で30日ほど、送付通告の場合で50日ほどだ。検察官の取調べが始まるのは普通、取締りから何ヶ月か先だ。つまり、30日以内に反則金の納付がないことになるわけだ。
 すると、どうなるか。そう、使用者に「放置違反金」納付の義務が生ずるのである。じっさいにどうなるか、フタを開けてみないとわからない面もあるが、新しく設けられた条文からは、そうとしか読めない。
 取り締まりの民間委託と「放置違反金」、これはもう、迷惑性など抜きに「違反=カネ」として、とにかくカネを徴収する制度、団塊世代の警察OBに再就職先を与えるための制度でしかないといえよう。迷惑性という、いちばん大事なことを捨て去ることは、交通社会によくない影響をおよぼすにちがいない。私はそう思う。』

(「なんでこれが交通違反なの!?」今井亮一著・草思社のP121~P122より)

みなさんはどう思われましたか?


その27-5

前回、駐禁取締りの民間委託と「放置違反金」の制度が
迷惑性を抜きにした金を徴収する制度であることを紹介しました。
迷惑性もないものに対しても取り締まりをするということが行われるのが
予想できるからです。

『「いや。だとしても、迷惑駐車、違法駐車が一掃されるならいいじゃないか」という人もいるかもしれない。それは甘すぎる。
 取り締まり件数は2倍くらいに増やすそうだが、もともと検挙率は0.005%とか0.05%といったレベルなのである。2倍や3倍に増やしたからといって、なにが変わるだろう。04年の駐禁取締りは約167万件だが、91年は約312万件も行われていたのだ。それで迷惑駐車、違法駐車は一掃されたか?
 「放置違反金」の納付命令を何度も受けるとペナルティがある。半年間に3回なら、そのクルマについて20日間の「使用制限命令」というふうに。だが、「私が違反した」と名乗りでれば、違反点数がつく。免許停止処分を受けて運転できなくなるのに比べれば、「放置違反金」のペナルティは格段に軽い。違反者でありながら出頭せず、使用者の立場で「放置違反金」を払ってのがれる者が続出するだろう。
 そしてそのカネは、反則金とちがってダイレクトに都道府県の収入になる。全国で年間300億円と見込まれているそうだ。
 自治体はどこも財政難。迷惑駐車、違法駐車を一掃してしまったら、新しい収入がなくなる。委託費も払えなくなる。一掃しない程度に、末永く収入を得ようとするだろう。』

(「なんでこれが交通違反なの!?」今井亮一著・草思社のP122~P123より)

なるほどー、この本のとおりであれば、
まさにカネ儲けのための制度ですね。
迷惑駐車を取り締まること自体はいいのですが、
それをしたからといって違法駐車が一掃されたりするわけでは
ないのでしょうねー、うーむ。
そして自治体の収入源を末永く確保するために
ほどほどの取り締まりを続けると・・・。

自分の体験からも、本を読んでも、知人・友人からの話を聞いても
取り締まりが交通の安全のため・円滑化のために行われていることを
感じることができません。
逆にノルマ達成・カネもうけのためであることを感じるばかりです。
お金を確保するために迷惑性のないものにまで手を出すことも
簡単に想像できてしまいますね。


その27-6

『 ところで、今回の民間委託と「放置違反金」制度は、じつは序章にすぎない。93年、94年の新聞記事などによると、警察庁は、駐車違反だけでなくすべての軽微な違反、さらにはケガの程度が軽い事故、つまりほとんどすべての違反と事故について、不起訴になる道をふさぎ、警察官(または警察OB)の認定だけでカネ(「行政制裁金」)を徴収できるよう、法律を改定することをもくろんでいる。
 そのもくろみを一気に推し進めるため、「いままで迷惑駐車があふれていた道路が、新しい制度のおかげで、ほら、こんなにスムーズになった」というテレビ報道がさかんい行われる可能性はある。だれがなにをいいだすか、今後に注目だ。』

(「なんでこれが交通違反なの!?」今井亮一著・草思社のP123より)

以前紹介した書籍「警察のための・・・」でも載っていたものですね。
不当な取締りが日常になっている今、
この制度は非常に危険です。
この先どうなるのでしょうか?

つづく


GTの別HP では、参考書籍について紹介しています。役に立つものばかりなので、是非読んでみてください。 )

※この「警察と!!??」シリーズですが、過去のものを全てフリーページにアップしてあります。最初から読みたい方はそちらへどうぞ~♪


その27-7

さて、 駐禁、車から離れたら即摘発 6月から民間委託
でも今回のテーマについて取り上げています。
朝日新聞朝刊の一面に書かれていた内容とほぼ同じです。

ではここから一連の内容・記事について私の個人的意見を述べます。

駐車時間の長短にかかわらず運転手が車を離れていれば
「違反」となるようですね。
そしてその理由が監視員によって不公平が生じないようにするためだそうです。

これって訳わかりません。
今の駐禁の取り締まりだった何分止めたら捕まって、
何分以内だったら平気だということはありません。
チョークで線を引っ張ってまた戻ってくるまで
5分以内ということがまずないというだけです。
???ですね。

駐車時間の長短にかかわらず「違反」というのはどうなんでしょう。
参考文献で紹介してあったような迷惑性のないケースも
取り締まり対象になってしまうのはよくないかと思います。

活動ガイドラインが公表され、監視員がそれに沿って巡回することについても
疑問が残りますね。
危険性・迷惑性があるところや時間帯について
取り締まるならいいのですが、
そうでないところも取り締まるのではないでしょうか。
そして違反は違反だからと反則金納付を迫るが
実は危険でも迷惑でもない駐車だったりして。

実際にどれぐらいの時間とめていれば摘発するかは
これから駐車監視員に講習するということは、
警察がその基準を自由に変えられるということでしょうか。
とするならば摘発数を稼ぎたいときは厳しくなったりするのかもしれません。
安全週間のときとかどうなるのでしょうか。

道路を仕事場とする業界の人にとって
今回の制度はかなり痛いですね。
仕事なら駐禁OKで、仕事でなければ駐禁はダメ
というのはおかしいですから、
仕事だろうとなんだろうと警察の指示どおりに
取り締まりが行われるでしょう。

私は仕事で配送などをすることがないので
その点ではあまり影響がないのですが、
仕事で車を使う人にとって厳しい制度のようです。

そして最後に・・・
やっぱりこの制度ってカネ儲けのために感じます。
取り締まり件数が現在の2倍程度に増えるって
迷惑駐車が解消されるわけではないでしょう。
監視員になるために講習費が必要だったりすることからも
いろいろなところにお金が流れていくのでしょう。
実際に運用されるとどうなるのか見ていこうと思います。


その27-8 亀レスその1

以前、 こちら のページで
6月から始まる駐禁取締りの「民間委託」制度について取り上げました。
その中で読者の方より異論・反論の書き込みがありまして、
ずっとレスをしていませんでした。
遅くなってしまいましたが、私のコメントです。

まず私がその27-7で書いた個人的意見について。
いやぁ、文章滅茶苦茶で支離滅裂でした。
書き直そうかとおもったくらいです。
でも面倒くさいのでそのままにします。


>一応今までは危ないからという面目で取り締まりしてきましたが、これからは駐禁を取り締まるのが仕事ですから、たくさん取るのは必然ですね 車を使わない生活を心がけろという事なんでしょうかね?

 危ないから・迷惑だからという面目も
もはやない取締りも数多くある今日この頃ですね。
具体例については過去の「警察と!!??」シリーズで
すでに紹介しているとおりです。
危険な駐禁を取り締まるのはいいですが、
ただたくさん取り締まれ!というようにならなければいいですね。
車を使わない生活を心がけろということか!
なんて思ってしまうのもわかります。
なにせ正当な運用がされるかどうかといえば、
いままでのケースをみれば、されなそうと思うしかないですから。


>警察も、金儲けのためにこの制度を作っているとは思えません。あくまでも、地域の住民の安全を考えての措置だと思います。

>駐禁が駄目というのは自分も承知しているのですが、民間委託というのがちょっと心配なだけなんです

>自分の会社が駐車監視員の仕事を始めるとします、その場合1件に付き報酬が払われるとすると、駐禁監視の仕事だけをするなら件数が多ければ多いほど給料が上昇するということになります、会社も同様ですね

>駐車監視員には、確認事務のノルマは有りません。年間委託料を基に一般競争入札で入札した金額(年間予算で1年間契約)で契約しています。従って、多くの放置車両を確認したから今月はいくらと言うことはありません。

>警察の怠慢を民間委託という形でうやむやにしている気がしてなりません

 とりあえず制度上は(建前では)、
問題があるわけではないですね
(駐車監視員にはノルマがないことなど、
教えていただきありがとうございました。)
そういった意味では「地域の住民の安全を考えての措置」である、
と言えると思います。
駐禁対策に追われてもっと重要な仕事である
犯罪捜査などに手がまわらない現状があるそうですから、
その部分を民間委託することで、危険・迷惑な駐禁が減り、
犯罪捜査などに力を入れることで検挙率も上がる、
その結果交通事故や犯罪が減り、
地域の住民の安全度が上がると。
これはいい方向ですね。

それに対して「民間委託というのが」「心配」であったり、
「警察の怠慢を民間委託という形でうやむやにしている気がしてなりません」
と思うのもよくわかります。
なぜならば今まで紹介した通りの現実があるからです。
例えば・・・

つづく


制度についての記事は、
駐禁、車から離れたら即摘発 6月から民間委託
をご覧下さい。


その27-9 亀レスその2

例えば危険性・迷惑性のないものに対しての交通取締りが現実であることです。
(その23シリーズなんかをご確認ください。)
駐禁車両を放置しておきながら、
安全な車線変更のために一時的に速度を出し流れに乗っただけの車両を取り締まっています。
しかも「42・8・1通達」に反する悪質な取り締まりです。

「42・8・1通達」については
こちら をご参考いただければと思いますが、
簡単に言えば、警察は隠れて取り締まりをしてはいけないのです。
それが こちら にあるように、
普通に隠れて取り締まりをしているのです。

その23シリーズ(桜木町で私が22キロオーバーで取り締まられた件)についても
白バイ警官が最初隠れていただろうことがわかりました。
桜木町近辺の道路状況を知っている方はわかると思いますが、
関内方面へ向かうとき、白バイは左にある立体駐車場にいます。
ここがまたイヤラシイ場所でして、その手前で少しだけ道路が右に曲がるのです。
(5度くらいですかね。)
当然ドライバーの視線は進行方向に向いていますので、
左側の駐車場の中にいる白バイには気づかないのです。
そして違反を予防・制止することなくいきなり取り締まるという訳です。

本来であれば警察の仕事はまず違反を予防することですから、
以上のような取締りのやりかたは不当そのものですね。

さらにその場所の反対車線での取り締まりについても触れておきます。

白バイ隠れ場所

上記写真の↑の先で白バイが隠れています。
実はですねー、先日ここを通ったときに白バイを目撃したのです。
やっぱりここに隠れてたのかぁ!!
なんて思いつつスクーターを止め、デジカメを取り出しました。
電源オン!
ウイーン・・・。(カメラのレンズが前に出てくる音)
よっしゃ、撮影準備完了!!

そんなときに白バイの下を一台のスクーターが
ウイーンンンンン・・・・
と左から右へと走っていくのが見えました。

すると白バイも
ウイーンンン・・・・・・
と走り出すではないですか!!

ぬぬ!!
ま、まだ動かないでくれぇ~!!!
撮影終わってないよ!!!

ウイーンンンン・・・
むなしくデジカメのレンズを引っ込めて、電源を落としました。


その27-10 

亀レスその3

前回の写真の↑の位置に白バイがいたのですが、
スクーター追尾を始めたので、まさに白バイが待ち伏せしているのはここ!!
という写真を撮ることができませんでした。

ですが、ついに隠れている場所を確認できたのでした。
この場所は、関内方面から走ってきた車両には
全く見えないところです。

再びデジカメのスイッチを入れつつ、
撮影をしてみました。


手前から

上の写真が関内方面から撮ったものです。
左にそれていく車線が上り坂になっています。
上り坂の先が下り坂になっていまして、
更に先に進むとまた合流するのです。

P3180007.JPG
↑白バイの隠れていた位置より撮影

白バイは上の写真のように、坂の上から
取り締まり対象が来るのを待っています。
もちろん本来であれば違反を防止すべきでありながら、
そんなことはしません。
そして取り締まり対象のスクーターが通ると
いきなり取り締まるというわけです。

繰り返しになりますが、ここは流れが60キロです。
そんなところを30キロで走ったら
煽られまくり♪
すぐ横を斜めに引っ掛けるように
抜いていく車ばかりです。
トラックなんかにそんなことを
されたときはもう し・あ・わ・せ♪
一瞬であの世へ旅立てるぞ!!
そんな素敵な気分を味わえます。

ちょっとスピードを上げて流れに乗り、
車間距離を十分に保つと
そんな楽しいことは味わえません。
後ろの車も車間距離を保ってくれ、
全然抜いてきません。

あ・ん・ぜ・ん です!!

か・わ・り・に!

ウゥ~!!!

「そこの車両、止まりなさぁぁ~い!!」

お巡りさんと午後のひと時のデートを楽しめます♪

ウゼェ~!!!!

大体ここはストレートだ!

事故が起こる場所じゃぁ無い!!

もっと危険なところで取り締まりをしろ!

あんたたち警官がやってることは交通事故防止の役に立たないどころか危険増長なんだ。

ふざけるな!!


こんなこと(通達違反も気にせず危険性や迷惑性に関係なく取り締まること)を
している警察が駐禁の取り締まりを民間委託する。
果たして正当な運用がされると思えますか?

さらに駐禁について触れましょう。
これなんかはまさにお金儲けのために行っている
典型例と・・・

つづく




その27-11 亀レスその4

これなんかはまさにお金儲けのために行っている
典型例と言えるものがあります。
それはパーキングメーター制度です。

道路上に「8-20 P60分」
なんて標識があります。
ここは8時から20時までは60分までなら
駐車をしても違反にならないという意味です。

その代わりその近くに、お金を入れると
パーキングチケットを発行する機械があります。
お金を受け付けるのも8時から20時になっています。
私が知っているもので1時間300円というのがあります。
お金を払うとチケットが出てくるわけですが、
ドライバーはそのチケットを車の窓に貼るのです。

もしお金を払わないで止めておくとどうなるのか。
警察が取り締まりに来たときにチケットが貼ってないことになります。
チケットが貼ってあり、60分経過していない車両については
駐車禁止車両でないのでスルー。
チケットが貼ってなかったりすると取り締まり対象車となります。
チョークを引きます。
しばらくして移動されてないとワッカをつけたりするのです。

では20時から翌朝8時まではどのような扱いなのか。
駐禁です。

え?
これっておかしくね?

そんなことを思った読者の方、多いのではないでしょうか。
夜から早朝までは交通量や駐車車両が格段に少なくなります。
昼間止めてもいい場所とは、交通の安全と円滑を妨げない場所なはずです。
きちんと駐車スペースを示す白線がありますから。
そんな場所が夜になったら駐禁?
いやいや夜はそもそも駐車車両が少ないわけで、
駐車してももともと安全なところです。
それを駐禁にするのはおかしいです。
私たちの自由に駐車していいという人権を侵している
といえます。
わたしたちの権利を制限できるのは
駐車することが公共の福祉に反する(=交通の安全や円滑化の妨げになる)
ときだけです。

これを駐禁にするのはパーキングメーターが作動していない時間帯だから?
そんな時間帯に駐車すれば安全かどうかに関係なく取り締まりを行え、
駐車したドライバーから反則金を納付させることができます。
昼間は昼間でお金を徴収できます。

パーキングメーターによって徴収したお金の額が年々増えているわけですが
それが安全協会という警察の天下り先組織にお金が流れているそうです。

(詳しくは こちら のその15シリーズを参照してください。また、 こちら も参考になります。)

もはや警察のやっていることは交通の安全のためではなく、
お金を稼ぐためのものに成り下がっているわけですね。

そんな警察の指示のもと、民間委託制度を導入した駐禁の取り締まりが
6月にスタートするのです。
制度上問題がなかったとして、
運用上問題なし!なんていう状況になると思いますか?
そうは思えませんね。

駐禁の取り締まり件数が今より2倍程度に増え、
民間から吸い上げるお金が増え、
警察の天下り組織にまわるお金が増える。
でも交通の安全と円滑化については影響なし。
そんな状況が想像できます。
とすればやはりお金儲けの制度になるだろうという判断をせざるを得ません。
私の考えが実際には的外れであるといいのですが・・・・。

以上、亀レスでした!!

おしまい



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