森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2020.07.22
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カテゴリ: 身近な社会問題
経済という言葉は、経世済民という言葉からきているそうだ。
経世済民とは、世の中をよく治め、人々を苦しみから救うという意味だという。
つまり経済は、国民を豊かにすることを目指しているのである。

今の日本人は豊かになっているのだろうか。
豊かになるというのは、生活が豊かになる、生活が楽になる、ゆとりのある生活ができる。
それとともに、家族を思いやる気持ち、他人を思いやる気持ち、社会を大切にする気持ちが生まれてくる。多くの人が自分の課題、夢、希望に向かって努力している状態をいうのではないだろうか。

現代社会はどうか。年収が200万円以下の貧困層が1000万人を超える時代である。
命をつないでいくのが精いっぱいで、結婚して家族を持つことさえままならない。
共同体が破壊されて、助け合うよりは、疑心暗鬼の中で孤立して生きている。


この人たちは自分の出世、利権、利潤の最大化を優先してきた。
「今だけ、金だけ、自分たちだけ」のために、国民の豊かな生活を実現することを放棄してきたといわざるを得ない。

この政策が1997年頃から今に至るまでずっと引き継がれてきた。
経済がマイナス成長の国は日本以外には見当たらない。
世界第2位の経済大国として復活した日本が、そのままGDPが伸びていたとすれば、日本は物質面でも、精神的でも世界をリードする国になっていたかと思うと残念でならない。

新型コロナウィルスは、大変な惨禍をもたらした。
しかし、その政府の対応を巡って、政治や経済、外交問題、日本の自立に関心を抱く国民が出てきた。特に自民党の国会議員の中にそういう人が出てきたことは心強い。
事実を直視して、問題点は何なのかを見極めようとしているのである。
何を隠そう私もその一人だ。今までは、どちらかというと無関心だった。

このままでは経済的にも政治的にも落ちぶれて、アメリカや中国の属国になるかもしれない。
精神的にも従属させられてしまうかもしれない。太鼓持ちのような国になるかもしれない。

いまや森田理論学習から政治経済、外交政策などの学習にシフトしてきた感じだ。
現在政治、経済、外交、日本の自立に関心を持っている日本人は約50万人程度だそうだ。
それは日本にはまだ自由と民主主義が担保されているからだ。
まだ日本は言論の自由が残されているのがせめてもの救いだと思う。
しかしその真実を知ろうとしなければ宝の持ち腐れになるだけだ。

真実に関心を持つ人を増やしていくことが私たちに与えられた使命だと思う。





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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
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