一つは、トランスを作るのを面倒に思わなければ簡単に作れるブロッキング発振(blocking oscillator)を使った白色 LED 点灯回路だ。画像は外部リンクになっていて、LTSpice に掛かる回路を含んだ zip ファイルになっている。 LTSpice でシミュレートするまでも無いと思うけど、興味があるなら、巻き数比を変化させてみて、トランジスタのベースに掛かる電圧を変化させてみると良いだろう。Vbe がブレークダウン電圧を超えてもツエナーダイオードの様に振舞わないことが分かる。
トランスを作るのが面倒だったり、とりあえず手元に転がっている部品で何とかしたい場合は、弛張発振を使った白色 LED 点灯回路になると思う。 色々と回路がゴチャゴチャしている。一つは消費電力を下げるため、間欠的に(と言っても 150uS 程度の周期で)動作させるための回路、スイッチングダイオードを外せば働かない。もう一つは、Q1 トランジスタの Turn Off 動作を改善する Q3 である。定数は手持ち部品の値そのままなので特に意図は無い。