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Aちゃん22

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2015.01.05
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カテゴリ: 電子工作
2SC1815 と型番が違う汎用トランジスタの hFE - Ic 測定を測定した。下の画像にある 2SC458D, 2SC1641(AF, RF 両方の用途), 2SC2603( 別の日記にて測定 ), 2SC4010R( 同一チップを使用していると思われる 2SC2021R は測定済み ), 2SC5343Y だ。



2SC458D: 千石か日米のジャンク袋に入っていたはず。TO-92 型をしている。初期型は斜めカットがある直方体形状をしていた。hFE - Ic 特性を測ってみるとほぼフラットに近い右肩下がりなカーブになっている。データシート記載の特性と随分と違う。型番を変えて改良型としてデビューしていれば 2SC1775 と組んで人気トランジスタになったのでは?


HITACHI 2SC458D hFE - Ic 特性、hfe:liear scale

2SC1641: 千石のジャンク袋で入手した ROHM の AF, RF 用途トランジスタ。汎用トランジスタとしては殆ど無名だったはず。トランジスタ規格表で hFE=390, fT=250MHz, Ic=150mA と記載されている。測ってみると Ic=60mA にて hFE は 530 ほど、恐らく fT のピークもこの近辺のはずだ。hFE のカーブに目をつぶれば FM ワイヤレスマイクのトランスミッターに良し、AM/FM OSC Mix に良し、IF 段に良し(AGC も効きそう)、AF 増幅に良しと、何処にでも使えた石なのかもしれない。


ROHM 2SC1641 hFE - Ic 特性、hfe:liear scale

2SC2603: 別の日記で測定

2SC4010R: ROHM の汎用トランジスタ、鈴商でひっそりと袋売りされている。データシートには 2SC2021R と併記されている。前に 2SC2021R を測った結果 と同じなのか?という観点で測定した。結果は全く同じ特性を持つと言える。普段使いする Ic<=30mA 範囲で 2SC1815 の代替として使える。


ROHM 2SC4010R hFE - Ic 特性、hfe:liear scale

2SC5343Y: 秋月八潮店でジャンク品として売られていた


AUK 2SC5343Y hFE - Ic 特性、hfe:liear scale

特性が少しでも分かると、溜めこんでいないで使う様になるかな。





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最終更新日  2015.01.06 01:57:43コメント(0) | コメントを書く


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