「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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♯3
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♯3「ブツブツ嫌い人間」
今日から一新 3人で営むこととなった相談屋
まずは 俺で一人 あと弥生さんで二人 そして弥生さんの説得で働くことになった才助さんで三人
弥生さんは学校がある日はいないそうだが… それでも手伝ってくれるだけで嬉しかった
「おはようございまーす」 早速 暖かい春の朝 二人はやってきた
弥生さんは最近の若者らしい可愛い春らしい服装でいた
才助さんは 腰の刀に似合う 和服姿でいた… え 和服!?
弥生さんは才助さんの真後ろで じーっと熱い視線を才助さんに送っていた
「今日は いきなりだけど相談事の予約が入ってるから その仕事を一緒にやっていこうね
たぶん… 今回のは危ない沙汰にはならないと思う……」
俺は 昨日かかってきた電話のメモを取り出してそう言った
前の弥生さんの事件以来 知名度が少しずつ上がってきたようで 相談事を持ちかけてくる人も増えてきた
二人はうなずいてから 相談事の詳細を聞いてきた
「今回の仕事は ある女の人からの相談の事なんだけど………
俺の 同級生の人だから あまり 失礼なことはしないでね………
もう少ししたらここに来るから それまで詳しくは待っててね」
俺は 少し照れながらそう言った
「なんか怪しいな その顔といい… 同級生だとか… まさか
その依頼人 あんたの好きな人 だったりしないよな」
才助さんが俺の目をじっと見ながら ニヤニヤして言った
俺は 恥ずかしかったけどうなずいた
実はその依頼人は 俺のずっと前から好きな人で 中学校の時からの幼なじみ
今まで悩みとか無さそうな人だったら 今回相談を持ちかけてきたのにはすごく驚いた
しばらくして 才助さんの想い人のことについてちょくちょくと調べていた時 ピンポーン と玄関から聞こえた
俺は急いで 「はい!!!」と言いながら扉を開けた
「こんにちは 高山君 相談にきたレオナです」
レオナさん… それが俺の 恋のお相手!
俺は どうぞどうぞと 床で寝転んでいる才助さんをどかしてレオナさんを招きいれた
「えーっと… この人たちは同じ仕事仲間たちでして…」
「俺の名は 才助だ まぁ よろしく」
才助さんが握手を求める手を出したが レオナさんはスルーした
「そっちの 後ろに隠れてる子は だぁれ?」
レオナさんは 弥生さんと目を合わせようとしたが 弥生さんはそれを左へ受け流した
「この子は 弥生さんです」俺がとっさにカバーした
「才助先輩の握手をスル―するような… そんな女と話したくなんかないです」
弥生は誰が見ても分かるくらい 怒っていそう言った
もちろん 才助さんもレオナさんに対して怒っていた
「あ… ごめんね 本当ごめんっ!!」
レオナさんが悲しげに謝ったので つい 俺は全くこの二人は… と思ってしまった
「今回の相談は ズバリ友達関係の事なの」
レオナさんは 今回の相談の詳細を述べた
「レオナ… いろんな人と仲良くしたいの みんなと明るい友人関係でいたいの…
なのに… 最近みんな 私の悪口言ってそうで怖いの 友人関係でいられない気がするの
ブツブツ何か言ってる人を見ちゃうと つい 私の悪口とか言ってるんじゃないかって…
助けて 怖いの 怖いの こういう現実があるってことが…
みんなもしかして レオナとはうわべだけで仲良くしてるんじゃないかって…」
レオナさんはそう言ってから グスグスと泣き始めた
「ぶりっこ女が」
才助さんは呆れたようにそう言った 弥生さんが嬉しそうにその言葉を聞いていた
「ちょっ 才助さん… ごめんね この人性格 悪魔だから 魔王だから
えっと 詳しく その友人たちを調べる必要がありそうだね…
よし!!ここは 馨さまに任せなさいっ!!」
俺はそう言って 自分の胸をドンと叩いた
「本当? ありがとう 高山君!」
レオナさんは嬉しそうに 俺の手を握った 俺は興奮状態だった
ただ 弥生さんと才助さんは つまらなそうにこっちをにらんでいた
レオナさんの友達グループがいるところをつかんだ その集団は何かブツブツと話していた
またまた盗み聞きでもするか… と 思ったところで
「おい 弥生 お前ストーカーやったことあるんなら あいつらの話してることくらい聞き出せるだろ」
…と 才助さんが 真後ろにくっついてる弥生さんに向かって言った
「はいぃ!! 聞きだしてきますっ!!!」
弥生さんは猛ダッシュで走って行った
俺の脳裏には さっき泣いていたレオナさんの顔が浮かんでいた
女友達の関係って 結構大変なんだな… 俺は男だから詳しくはわからないけど
才助さんは渋い顔で何か考え込んでいた
俺はそれを横目で見つつ 弥生さんが戻ってきたときに悪い情報が無いといいなと 静かに望んでいた
しばらくして 弥生さんがボイスレコーダーを高く掲げながら戻ってきた
「情報いっぱい ここにため込んでおきましたぁ!!」
さすが 現役ストーカー 考えてることが違う…
スイッチを押して なんて言っていたのか聴いてみた
『っていうかさぁ レオナってチョーぶりっ子じゃね? マジでうざいんだけど』
『だよねー いつもリーダーっ子ぶっててムカつくわ―
手のポーズとか萌キャラ狙ってんの? みたいなさー キモい 死ね』
『私 なんかさー レオナのまねできないんだけどー
あのムカつく感じは どうやっても表現できないっていうか』
……残念ながら 分かった情報は全部悪いものばっかりだった
「…ここまで言われてると… ちょっと酷だな」
才助さんも レオナさんの悲しみを理解してくれたようだ
問題はここからだ レオナさんにこの事を言ったとしても傷つけてしまう
どう この問題をおさめようか…
「このままだと やっぱり友達でいるっていう方が無茶だよね」
俺の考えた最終結論は それだった
「友達関係をあきらめて違う人たちと仲良くする… それしかないよ」
弥生さんは不満足そうに 俺をにらんで言った
「それじゃあ あまりにもレオナさんが可哀そうです ひどすぎです」
「だからって… 他にどうするっていうの…」
その間 才助さんは携帯をいじっていた
すると顔をいきなりパッとあげて叫んだ
「あいつら… ホントにレオナって女を 殺す気だ…」
え と思って才助さんが見てる携帯の画面をのぞくと
闇サイトの殺しの依頼の所に レオナさんの名前がフルネームできちんと書かれていた
レオナさんが… 危険だ!!!!!
俺は レオナさんが待っている俺の家… 相談屋へ 夢中で走った
まさか 今回の仕事にも こんな裏があったとは……!!!!!
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