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ハードディスクレコーダーにたまった録画を整理していたら、YKK-APのテレビCMが目にとまった。以前も何度か日記でも話題にしたことがあるのだが、2004年の晩秋頃から窓のサッシなどでお馴染みのYKK-APのCMに、ドビュッシーの曲たちが採用されていたのである。しかも、当時練習していた「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」だったりするから、CMに注目してしまうのは当然だろう。その他にも数バージョンあったらしく、なかにはどうしても曲名がわからないものがあった。ところが、ためしにYKK-APのWebサイトを見てみたところ、なんと「映像ライブラリー」なるコンテンツのなかにCMで採用された曲名がしっかりと掲載されているではないか。わーい! 多分、曲名に対する問い合わせが多かったのではないだろうか。嬉しい配慮である。ドビュッシー歴が浅い私は、これまで前奏曲集は第1巻、2巻ともに聴いたことがなく、CMで採用されていても「あっ、ドビュッシーの曲かな」程度しかわからなかったのであった。しかし、これで自分的に謎だった1曲が判明し、また頭のなかに練習したい1曲が追加されたのは言うまでもない。・・・って、前奏曲集に手が出せるのは何時の話だ?ところでCMに採用されていた前奏曲第2巻の第4曲「妖精たちは妙なる踊り手です」というタイトル。CDや楽譜を調べていたら、版によって邦題が異なっており、「仙女たちはあでやかな踊り子」となっていたり、「妖精たちはあでやかな踊り子」となっていたり?「妖精たちはあでやかな舞姫」、春秋社版はあっさりと「妖精はよい踊り子」、うーむ、邦題って曖昧だ。そういえば、以前ブルグミュラーでも出版時期によって邦題が異なっている話題を日記に掲載した記憶が・・・。映画の邦題にしてもそうだが、原題を綺麗に訳するのはつくづく難しいと思う。(先日テレビで放映された映画「戦場のピアニスト」の原題はTHE PIANIST、はて、戦場は・・・?いや、わかりやすい邦題なのではあるが)っと、最後に話を戻して、今度のYKKのCMは、果たしてどんな曲が採用されるのだろうか。ドビュッシーに続き、ラヴェルあたりをお願いしたいところだ。それとも一気にバロック時代あたりに戻ってみるとか?CMパターン1子供の領分から「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」ドビュッシー:[ピアノ全曲集(2)] ベルガマスク組曲/子供の領分(楽譜)ドビュッシー ピアノ曲集I〔音楽の友社〕CMパターン2前奏曲集第2巻から第4曲「妖精たちは妙なる踊り手です」ドビュッシー:ピアノ曲全集(1)前奏曲集第1巻/第2巻(楽譜)ドビュッシー ピアノ曲集VI〔音楽の友社〕CMパターン3ベルガマスク組曲から「パスピエ」ドビュッシー:[ピアノ全曲集(2)] ベルガマスク組曲/子供の領分(楽譜)ドビュッシー ピアノ曲集II〔音楽の友社〕----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ハノン #39,#41#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)#41アルペジオ、ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調,変ロ長調,ト短調,変ホ長調,ハ短調,変イ長調,ヘ短調,変ニ長調,変ロ短調。(変ロ短調はかなり苦手か、ゆっくり練習)●ブラームス51練習 #9ab,#05,#07,07ab#09ab、各指を広げる運動、2回往復#05、オクターブ移動訓練、2回往復。#07、3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#07ab、#07の応用(両手別の進行)、2回往復。●クラーマー=ビューロー60練習 #04~#05#04、あぁ、弾けば弾くほどどつぼにハマッていく自分が分かる。これを完璧に弾くにはかなり長期戦になりそう。7小節~11小節は片手ずつ弾けば何の問題もないのに、両手合わせると指がもつれ気味。#05、まとめ段階●バッハインヴェンション #04~#15#14、左手、32分音符の運指が4-3-2-3-4の動きの時に、どうも粒・リズムが揃っていないのが気になる。#15、あれほど後半に苦戦していたのに、今日になってすんなり弾けるようになっている。この調子でまとめよう。●ショパン エチュード Op.10Op.10-01、テンポ四分音符125で通し練習数回。2日ぶりに弾いたので最初はミスしがちだったが、数回繰り返すうちに慣れてきた。それにしても、これ以上のテンポで弾ける日は来るだろうか。●シベリウス 「樅の木」「ピヒラヤの花咲く時」樅の木、通して数回。ピヒラヤの花咲く時、そろそろまとめ段階。ペダル等を含めて濁り無い音が得られるように考慮して弾こう。●カスキ 「秋の朝」まだまだ譜面にかじりついて弾くような状態だが、曲の流れはつかんだ。あとは、部分的に苦手なところを細かく練習していこう。ただ、ベートーヴェンやモーツァルト、ショパンのように先の流れが分かりやすいものは指があらかじめ準備できるのだが、フィンランド系音楽はまだ十分になれていないのか、進行に戸惑うところがあるので、早く慣れたい。
Jan 8, 2005
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ブルグミュラー25番練習曲といえば、小学生の頃にお世話になった、実に懐かしい曲集。実家の父に、「ブルグミュラー25番とツェルニー100番を練習するので、お手本として各曲を録音してくれないか」と依頼され、今再びブルグミュラー25番の楽譜をわざわざ購入したのである。何故、昔使った楽譜を使わないかって?私がぼろぼろになるまで使った懐かしき楽譜は、実家で父が使っていて、私の手元になかったからだ。そうしていざ購入した楽譜を開いてみると、「おや?」各曲のタイトル欄をみて、首を傾げる。記憶に残っている曲名(邦題)とは何かが違っているのだ。特に好きであった12番「さようなら」も、今、手元にある新しい楽譜には「別れ」と書かれているではないか。原題の和訳が、今と昔で異なっているのか、それとも監修が変わって邦題まで変わってしまいのか、それは分からないのだが、ちょっと気になったので、曲名いまむかしなんぞを調べてみた。ブルグミュラー25番練習曲(全音版) タイトルが異なっているもののみ掲載昭和50年前後使用 → 平成16年購入版3.牧歌 → パストラル(牧歌)4.こどもの集会 → 小さなつどい7.清い流れ → 清らかな小川8.優美 → 優しく美しく9.狩猟 → 狩 (かり)12.さようなら → 別れ13.なぐさめ → コンソレーション(なぐさめ)14.スティリアの女 → シュタイヤー舞曲16.小さな嘆き → ちょっとした悲しみ17.おしゃべり → おしゃべりさん18.心配 → 気がかり21.天使の声 → 天使の合唱22.舟歌 → バルカローレ(舟歌)23.帰り道 → 再会25.貴婦人の乗馬 → 乗馬基本的には類似しているが、23番の「帰り道」と「再会」はどうみても意味が違うような?ちなみに原題はLe retour。25番の「貴婦人の乗馬」は、ただの「乗馬」に。貴婦人はどこへいってしまったのか?私が小学生の頃は、この「貴婦人の乗馬」を発表会で弾く人も多くいたのだが、今はブルグミュラーを発表会の曲として選択する人も少ないのだろうか。で、12番「さようなら」、これは今弾いても、なんだかせつない気持ちにさせられる。というわけで、しばしノスタルジックな気分にさせられたのであった。----------------------------------------------------本日の練習メモ●ハノン #24~30各2回ずつ。●ツェルニー40番 #01~06テンポ75でノーミス・・・これはなかなか難しい。よし、やるぞ、と気合いをいれればいれるほど、何処かで必ず1箇所はミスしてしまう。一度でもミスする限りは次には進めない。●ツェルニー30番 #01~06指定テンポで挑戦。あと1日程度練習すれば勘も取り戻せるか?●ドビュッシー「グラドゥスアドパルナッスム博士」「パスピエ」昨日に引き続き、曲の仕上げに取組中。●チャイコフスキー「舟歌」中間部の盛り上がり部分を中心に練習。他の部分はゆったりと歌い上げられるように気をつけながら弾く。●メンデルスゾーン無言歌集「狩の歌」「ベニスの舟歌」ここまで練習したところで左手に疲れがみえてきたため、2回ほど通しで弾いてストップ。●ブルグミュラー25番 #01~25小学生の時点で全て弾いた訳ではないが、弾いた記憶がない曲もとりあえず所見で弾いてみる。左手の負担を考慮すると、たまにはこのような曲集を弾くのも良いか。
Sep 29, 2004
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ここのところ、ショパンの前奏曲集のなかから数曲を練習しているので、関連情報はないだろうか、とネット内を徘徊していた。すると、ある演奏家のCDに目がとまる。それがピアニスト遠藤郁子「ショパン春夏秋冬」だった。「えっ、これがショパンのCDなのか?」。まず最初に驚いたのがとてもクラシックの、いや、ショパンの演奏が収録されたCDとは思えない邦楽を感じさせる「和」なCDジャケット、そして更に驚いたのは、前奏曲集24曲+1曲に全て彼女自身が名付けた副題が記されているのである。それも、四季折々の風景を感じさせるものばかり。前奏曲Op.28第1番 ハ長調 「日の出とともに里に舞い降りる鶴」(冬)第2番 イ短調 「鯉の墓場」(晩秋)第3番 ト長調 「雪どけ川を下る鮭の稚魚たち」(早春)第4番 ホ短調 「瀕死の白鳥」(早春)第5番 ニ長調 「6月の風にゆれるアカシヤの花」(初夏)第6番 ロ短調 「雨のアイヌ墓地にて。ひっそりと咲く一輪のクロユリ」(初夏)第7番 イ長調 「雨露をころがす鈴蘭」(初夏)第8番 嬰ヘ短調 「ニングルの住む森のこがらし」(秋)第9番 ホ長調 「オホーツク海の真赤な日の出」(夏)第10番 嬰ハ短調 「釣り糸に踊る落部川のヤマメ」(初夏)第11番 ロ長調 「ルピナスの花とピリカ・メンコ」(初夏)第12番 嬰ト短調 「イヨマンテの剣の舞」(晩秋)第13番 嬰ヘ長調 「青い空、海辺のハマナス」(夏)第14番 変ホ短調 「カムイコタンの急流」(夏)第15番 変ニ長調 「太古の原生林。ものの気。雨だれ」(秋)第16番 変ロ短調 「駒ヶ岳の伝説。空翔ける光の剣」(夏)第17番 変イ長調 「春の宵の逢瀬、闇夜に響く11時の別れの鐘」(春)第18番 ヘ短調 「運命が戸をたたく。諾か否か、不吉な知らせ」(晩秋)第19番 変ホ長調 「緑響く。大雪山の樹海」(盛夏)第20番 ハ短調 「キロロアンの死」(冬)第21番 変ロ長調 「澄みわたった空、水辺の真赤なサンゴソウ」(秋)第22番 ト短調 「走る白い野生の馬」(夏)第23番 ヘ長調 「水ぬるむ頃、ぽっと開くふきのとう」(早春)第24番 ニ短調 「コタンの殺戮。放たれた火、女たちの悲鳴、やり場のない怒り」(厳冬)前奏曲Op.45 嬰ハ短調 「晩秋の摩周湖にて」 ショパンが生きていたらさぞやビックリするであろうが、この副題を観ていると、まさしくこれは北の大地における春夏秋冬ではないだろうか。あのショパンの前奏曲をこのような副題をもって、彼女自身のなかに曲そのものを取り込んで演奏しているようである・・・といっても、申し訳ない、とりあえず全曲は試聴してみたものの、あくまでも「試聴」なので、感想はこれ以上言いようがない。ネット上で出逢ったのも縁のうちだろうか、買うか買うまいか悩む私であった。遠藤郁子さんといえば、第7回ショパン国際ピアノコンクールにも出場されており、特別銀賞を受賞されていると聞くが、苦労話も多いという。特に乳ガンで生死の境をさまよったという点に関しては、同じ女性として他人事とはとてもいえない。死に最も近づいた時、人は何を思うのだろう・・・彼女のアルバムをみると、どこか神がかったところがあり、独創性を重んじた人柄が伺える。ハマッたらとことんハマれそうだが、一歩踏み出すのに時間がかかりそうな、そんなバリアを感じてしまうのだ。演奏に関しても、人によって評価がまっぷたつに分かれており、説得力がある、いや、ある種オカルトチックでもあるうんぬん・・・しかし、ショパンの前奏曲集を試聴した限りは決して近づきがたい印象ではなかったのだが。昨日はフジコ・ヘミングさん、そして今日は遠藤郁子さんと、偶然にもピアニストさんたちについて触れることとなってしまった。【ちょっぴり追記】このショパン前奏曲集の各曲について、あの有名なピアニストであるアルフレッド・コルトーが語った印象が非常に興味深かったので、参考までに並べてみよう(全音楽譜プレリュードとロンドから引用)前奏曲Op.28第1番 ハ長調: いとしい人を待つ第2番 イ短調: 郷愁の思い、遠く開けた海のような。第3番 ト長調: 小川のうた第4番 ホ短調: 親指で第5番 ニ長調: うたであふれた木々第6番 ロ短調: ホームシック第7番 イ長調: すてきな思い出が香水のように記憶の中に香っている第8番 嬰ヘ短調: 雪が降り風が吹き嵐が吹き荒れる。しかし私の悲しい心の中の嵐はもっとすさまじい第9番 ホ長調: 予言者の声第10番 嬰ハ短調: 降りてくるロケット第11番 ロ長調: 少女のあこがれ第12番 嬰ト短調: 夜の乗馬第13番 嬰ヘ長調: 外国で星の多い夜、遠くにいる恋人を思う第14番 変ホ短調: 嵐の海第15番 変ニ長調: しかし死は物陰にいる第16番 変ロ短調: 深いふちへ向かって走る第17番 変イ長調: 彼女は私に言った「あなたを好きです」第18番 ヘ短調: 祈り第19番 変ホ長調: つばさ、あなたのところへとんでいく、私の恋人第20番 ハ短調: 葬送第21番 変ロ長調: 先祖のもとへ一人帰る第22番 ト短調: 反乱第23番 ヘ長調: 水の精のたわむれ第24番 ニ短調: 生、官能、死こうやって遠藤さんのタイトルとコルトー氏の印象を眺めてみると、第3番、第20番、第23番あたりはなんとなく共通しているようにも感じられる。特に第20番は、ショパン研究でも知られる下田幸二氏も「葬送行進曲の赴をみせる」と文献に記している。◆ ◆ ◆ ◆ ◆タイトルといえば、現存するクラシックの曲につけられたタイトルのなかでも、作曲家自らがつけたものではないものが多数存在しているが、なかには「こんなタイトルつけないでくれよ」・・・と作曲家がトホホと思うようなタイトルを勝手につけられているものもあるのかもしれない。もしかしたら、作曲家からしてみれば余計なお世話だ、と思うことも??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21#21:右手明確な指さばき練習 まだまだ進行に慣れる段階。みっとん氏に「この曲はテンポを上げていくとなかなか難しい」というご指摘を頂いてしまったため、まずはじっくりとテンポを落とした状態で弾きたおすことにしよう。●バッハ シンフォニア #10~#13#10~12:おさらい#13:各声の運指をじっくりさらいながら、通し練習繰り返し。技術的な面では厄介な箇所はなさそう。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。回数こなせ#16:8小節の広音域進行がまだあやふや状態。26~29小節の右進行も運指で若干戸惑いが残っている。そして30~31小節の左アルペジオ、とてもstrettoにふさわしい状態とはいえず、だらけきっている。もっと勢いよくザッといけないものか。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1ようやく弾きこみ段階へ。夜想曲であることを意識して、中間後半から終盤にかけての盛り上がりはふくよかであってヒステリックにならぬように。前半の左オクターブ含む伴奏は、バスが響きすぎないように。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49冒頭から154小節まで徹底練習続く。納得いくまで次には進まない。
Oct 31, 2005
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私は、これまで教則本の類といったら、ハノンやらピアノのテクニック、そしてブラームス51練習曲をあれこれ弾き散らかしてきた。しかし、ハノンやピアノのテクニックはどうしても弾いていて飽きてくる(おいおい)ため、いつの間にか私の練習メニューから消えてしまい、現在はブラームスの51練習曲だけが残っている。ブラームスの51の練習曲?、あまり聞き慣れない練習曲集だと思うが、ツェルニーやクラーマー等といった練習曲とは異なり、あくまでも指訓練のための私的練習曲集(楽譜の解説の言葉を借りていうならば)である。以前、ハノンのちょっと難易版と紹介してしまったが、これをブラームス自身のテクニックの維持、そして弟子的にも使用していたのだとか。この曲集は、特に左手の訓練にも良く、また、指を広げたり、逆に半音階的な動きを学んだりと、実際のレパートリーに応用できるものが幾つも盛り込まれており、なかにはかなり難儀なものもあるものの、私も実に重宝している1冊の本だ。ところがこのブラームスの練習曲、行儀良く1番からいざ始めようとすると、いきなり挫折への扉を開いてしまう。それは校訂者(青山三郎氏)自らも解説で語っていることであり、そのためか、比較的とっつきやすい曲順を指定してくれているのはかなり親切である。しかし、しかしだ・・・私は久々にこの解説を読み直していて、思った。この練習曲の練習のしかたについてであるが、解説を抜粋すると「一気に長時間することは肉体的にも精神的にも非常に危険をともなってきますので、辛抱強く、毎日短時間(1~3時間くらい)練習をして、決してむりをしないようにしてください。そうすることによって、指、手首、腕は大いに発達し(以下省略)」この曲集だけを1~3時間弾けと?それも1時間はまだしも、3時間を「短時間」を言い切られてしまうと、これはもはや素人相手に語られているものではないのでは?と、ふっと気後れしてしまった。す、すみません、30分で勘弁してください・・・えっ、そんなことだからなかなか進歩しないのだって??だいたい日々の練習で「3時間」を捻出するのも結構大変だというのに。しかし、全24調スケールをやり出すとそれだけでも30分近く経過してしまう。つまり、私のスケール速度が遅いということか。まぁ無理な早弾きは手を痛めるだけ、と自覚しているため、これも仕方がない。まだまだ、ひよっこなのである。自覚せよ、自分よ。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #16#16:3-4-5指トリル練習。楽譜見開き2ページ目は課題が多く、21~24小節は指使いで戸惑い気味。音ミスもまだ多し。更に25~30小節は5,6拍目の右16分音符の音が貧弱。31~35小節の左右交差についてはパターンさえ身体で覚えてしまえばOKなのか、昨日のような戸惑いが消えていた。●バッハシンフォニア #01~#08#01~07:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#08:弾きこみ段階。ここ数日様子をみて安定して弾けるようになったら次へ。●モーツァルト「ピアノソナタ ハ短調」K.457は本日お休み●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#0404インテルメッツォ:弾きこみ段階。しかし今日は何故か腕に不要な力が入り気味で音ミスも多し。疲れ気味か。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08●バッハインヴェンション #01~08----------------------------------------------------本日の試し弾き●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5ゆっくりテンポで冒頭~中間部のアルペジオ部分までを中心に練習。テンポはぐっと落として丁寧に。その甲斐あってか、冒頭部についてはかなり勘を取り戻し気味。しかし中間部のアルペジオはまだまだ指慣れしていない状況。楽譜をみながらオロオロ弾いている状態だ。とにかく進行に慣れることが先決。(試し弾きといいながらここ数日、この曲にかなりの時間をさいているような気がするのは・・・気のせいではないだろう)
Jul 29, 2005
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朝一番で動物病院に行くつもりが、結局午前中の診察最後となってしまった我が家。早速、あかりの頭の状態を先生に診てもらったところ、「順調に回復していますよ。包帯が気になるようでしたら、もう取ってしまっても構いません」とのこと。若干出血がある旨を先生に伝えたところ、「出血はかえってあった方がよいです。血が皮膚の下でたまってしまうと、かえって悪化する場合もありますので」と言われ、これまたホッとひと安心である。というわけで、これからは1日2~3回軟膏を縫って様子をみることになった。抜糸は術後10日以降、とはいえ、オットの仕事の都合もあり、多分翌週の土曜日に抜糸することになるだろう。さて、問題の頭部突起物の病理検査の結果が出た。以下、検査報告書から抜粋。診断名:付属器母斑概要:真皮から皮下におよぶ非腫瘍性の良性病変が認められました。悪性所見はありません。内腔が拡張した毛包が散在し、周囲には束状に増生する豊富な膠原線維が認められ、腫瘤状物を構成しています。毛包壁は異型性のない扁平上皮からなり、構成する細胞には、異型性はありません。む、難しい。しかし、悪性のものではなく、また腫瘍でもなかったということで、ひとまず安心して良さそう。自宅に戻ってからネット内で検索してみると、同じような症状で切除手術をしているワンコは結構いるようだ。術前術後共にあかり自身が痛がっている様子はないのが、私たちにとってはせめてもの救いであるが、手術によってあかりに負担をかけてしまったことが、申し訳なく思えてならない。出来ればこれ以上何も抱えず、ずっとずっと元気なあかりでいて欲しい、心から強く願わずにはいられない私たちである。さて、あかりの現在の傷の状況は以下のとおり。まだまだ痛々しい状態だが、あかりは包帯がとれて嬉しくてたまらないようだ。私たちとしては、はやく毛が生えてきてほしいと思う今日このごろである。にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
Jun 14, 2008
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さて、今週のNHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」から3週にわたってモーツァルト ピアノソナタ イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」のレッスンである。番組中で講師のアントルモン氏も言われているように、このソナタはモーツァルトの作品のなかでも有名な曲のひとつだ。私自身、「トルコ行進曲」のみ、小学生の頃のピアノ発表会で弾いたうえ、中学生になってから改めてこのピアノソナタ K.331を練習した懐かしい曲でもあるので、大人になってから改めて練習できることを非常に喜ばしく思っているのだ。早速、テレビの前で疑似レッスンとばかりに、楽譜を片手にじーっと番組に見入る。今週はピアノソナタ K.331の第1楽章がレッスン対象だ。まずアントルモン氏はこの曲についてこう語る。「美しい第1楽章は主題と変奏曲からなる。」「気品に満ちていて、とても演奏しがいのある曲、聴いても弾いても魅了されてしまう」と。確かにこの曲、穏やかな主題が幾つもの性格を変えて登場する曲であり、ある時はとてもロマンティックに、またある時は明るく快活にと、なんとも贅沢な楽章なのだ。というわけで、第1楽章の各小節における注意点をあげていこう。この第1楽章は知ってのとおり、主題は6つの変奏曲から構成されているが、小節数はテキストどおり通し番号(つまり各変奏ごとに小節番号を分けない)で掲載するのでその点ご了承頂きたい。青字の文章が番組中のレッスン注意事項、(括弧)内の文は自分なりの注意点だ。ただ、レッスン中の注意事項にて、一部解釈が困難な内容があったため、あやふやな書き方をしている箇所があるが、その点もお許し頂きたい。【主題】・全体:バルカローレ(舟歌)のように弾いて。急ぎすぎず優雅に。 (曲がシンプルゆえ、ついついテンポアップしてしまいがちなので注意したい)・4,7小節:スフォルツァンドはあまり強くする必要なし。前後関係からみて表現上、軽くアクセントにとどめる。 (曲全体のバランスを考慮するとなると、確かにスフォルツァンドはあまり目立たない方が良さそう)・17小節:6拍目の右手進行、丁寧に・18小節:曲の終わりは、ふっと息を抜くような感じで【Var.I】・全体:平坦過ぎず、弾き方にもっと抑揚をつけて・19~22小節:スラーをきちんと意識して弾くこと。22小節はレガートで (細かなスラーを意識することで曲に抑揚がつきそうだが、つい上下の流れといった大きな流れで弾いてしまいがち)・23~26小節:左手の同音連打は同じ指で弾かず、1-2-1-2指で。 (ヘンレ版には指使い指示無し。全音版ではアントルモン氏がいわれた1-2-1-2指の掲載有り)・35~36小節:左右それぞれの手が独立していなければならない。(左手はあくまでも低音を刻み続け、それに対して右手は別のことをする、といった意味合いらしいが) (右の流れを意識することなく左手はあくまで冷静に弾くということを言ってるのだろうか)・35小節:6拍目右手進行、丁寧に。細部のひとつひとつまできちんと弾けば、苦もなく弾いているように自然な感じに聞こえるのだから。 (Var.I最終小節のひとつ手前、右手16分音符32分音符(F#-G#A)の部分。) (つい次小節の和音を意識するあまり、曖昧に弾きがちになったりする。私も要注意な箇所だ)【Var.II】・41~42小節:左手装飾音を含む進行、休符をきちんと考慮して。装飾音含む2拍,4拍に変な力を入れないで (テキストにも書かれているが左手装飾音は16分音符でなく32分音符のように軽くタラッと)・45小節:指のコントロールが失われないように (これは少々意味不明だったが、ようは指先まで神経を行き渡らせて弾けということか??)・49~52小節:左手3連音符進行、コインがのるくらい静かに弾き、手首をロールさせないで。 (この曲のポイントはなんといってもこの左手3連音符。手をばたつかせないことで安定した音で弾けそうだ)【Var.III】・55小節:Var.IIからVar.IIIに進むにあたり、ここから曲調がガラリと変わることを十分に意識して。・全体:モルトレガート、穏やかに急がずに弾くこと (多少ペダルを使用してしっとりと弾きたい。それにしてもオクターブでレガートはやはり難しい) (ちなみに生徒さん、手が非常に大きいのか、難なくオクターブで見事なレガートを弾いていた)【Var.IV】・83小節:ここのスフォルツァンドははっきりと! (主題ではスフォルツァンドは軽いアクセント気味だったが、ここではもっと強めに!)・90小節:曲の終わりは、ふっと息を抜くような感じで (基本的に曲の終わりはこれが基本か?)【Var.V】・94小節:細かくフレージングせず、大きな流れを感じながら弾くこと・98小節:装飾音もひとつひとつ丁寧に弾くこと (これは装飾音全般にいえること。ついつい曖昧に弾いてしまいがちな音もきちんと奏でてあげたい)・101小節:1拍目と3拍目の1音目は5指ではなく4指から (気が付けば私も5指から弾いていた。1指を軸にする弾き方を頭に叩き込んで)【Var.VI】・109小節:Var.VからVIへと進む時、慌てすぎることなく普通のアレグロで (Var.Vの優しい余韻から一転、軽やかにパッと明るく弾きたい。でも慌ててはダメということだ)・113~116小節:右手16分音符進行、焦って弾かないで。(ここでアントルモン氏、いきなり「帰りの電車の時間が気になる?」といった茶目っ気ある注意の仕方をしたではないか。生徒さん爆笑。テレビの前の私は苦笑) (16分音符進行が続くとどうしても焦りがちになることがあるので、私も肝に銘じなければ)・119~120小節:左手アルペジオは乱暴に弾かず同じテンポで (アントルモン氏、そして生徒さんが弾くような切れの良いアルペジオを弾きたい!!ザッザッザッと)・142~143小節:142小節3,4拍から143小節、右手進行はっきりと弾くこと (注意事項とは異なる箇所ではあるが、生徒さんは最後の和音をアルペジオ気味に弾いていた?)と、上記でもわかるように曲自体がそこそこ長いため、また今回もボリュームいっぱいなレッスンとなり、アントルモン氏の模範演奏はVar.Vの途中から最後まで・・・という状態となってしまった。やはり30分弱の番組ではレッスン風景に加えて模範演奏までを全放映するのは困難なのか。だったら、レッスン番組が40分間になればこれも解決できるだろうに。きっと、収録自体は全曲弾いているのだろうし、放映しないのは勿体ないと思ってしまうのは私だけだろうか。それはさておき、今週から曲が変わったことでレッスンを受ける生徒さんも変わったのだが、彼もかなり特徴的な弾き方をしている。実は私もついついやってしまうクセのひとつなのだが、やたら上を仰ぐのだ。しかも視線が明らかに上を見上げているのがわかる。仰ぐ回数も多いので、少々やりすぎな感もあったり。また、肘を上下左右に動かし、身体は大きく揺れるのも特徴的だったりする。いやはや、どの生徒さんも皆感情豊か・・・ということだろう。ただ、今回のアントルモン氏は「Good!!Very Good!」を各所で連発し、結構ご機嫌だったように思える。実はアントルモン氏は誉め上手だったりするのかもしれない。それにしても以前練習したはずの曲だというのに、いざ練習し直してみると、情けない程に弾けていない。トリルの解釈やペダリングひとつにしても、どうしても思い出せないのだ。レッスン内では指使いについては毎度かなり厳しく指導されているのだが、ペダリングについてはほとんど指摘が無いのが残念。ペダリングについては、自分なりに研究するしかないのだろうか。(ちなみに全音版の楽譜にはペダル指示が掲載されているが、ヘンレ版には未掲載だったりする)◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、もうすぐゴールデンウィーク。なにかと出かける機会も多いこの期間、ピアノの練習時間もかなり減らされることは間違いなさそうだ。これまで無理矢理予習してきたスーパーピアノレッスンの曲たちも、ゴールデンウィーク中で脱落な予感濃厚である。まぁそれについてはまた後日の日記で語るとしよう。ゴールデンウィークは、外出派?それとものんびり派?どちらが多いのだろうか。また、ここのところ多忙で日記が遅れ気味になってしまっている。この日記ももっと早い時期に掲載する予定だったのだが、放映から1日以上が経過してしまった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ピアノのテクニック #10~12●クラーマー=ビューロー60練習曲 #09,#10#09:左手の指使い各所間違いが多いため、譜読みし直し。あぁ、どうしたことか。#10:テンポ125ではつまずき度が一気にあがるため、今日はテンポ123で細かく練習。中間部の左右別の動きながらピシッと合わせないとみっともないので気をつけて。●バッハシンフォニア #01~03#01~02:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#03:通して数回。16分音符進行、相変わらずまだ音ムラが多い。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」1楽章:テンポ120で通し練習。各所のミスタッチがなくなるよう、確実に。今日も86小節の左オクターブ進行を部分練習。昔はオクターブ奏法は決して苦手でなかったはずなのに、現在は無惨・・・2楽章:仕上げに向けて通して数回。3楽章:テンポ80で練習。133~126小節左手の音ミス若干有り。正確に。33~39小節、196~204小節の右手進行、もっとスムーズに弾けるようにしつこく部分練習(今日だけではクリア出来ず)。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章主題:通して数回。Var.I:昨日同様、左手の同音連打、ムラなく優しく。Var.II:左手3連音符、リズム崩れないように。トリルは綺麗に入れて。Var.III:本日もオクターブ奏法が課題。レガートでなかなか弾けない。Var.IV:右手を交差から戻す瞬間、バタバタしない。Var.V:64分音符部分、慌てないように。Var.VI:115,116小節右手進行つまずき気味。指使い含めてゆっくり練習すること。125,126小節、両手16分音符進行うるさくしないで。
Apr 26, 2005
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ひたち海浜公園を散策するなか、眩しき日差しから逃げるように森林エリアへ。ところが、まだまだ新緑まっただなかな森ゆえ、日差しを遮ってはくれず。かえって、青々しい葉が眩しいくらい。それでも、アスファルトの上を歩くより、こうしてフカフカの土の上を歩く方が気持ち良くて。あぁ、まさに新緑。あかりさんもウッキウキ。耳をすませば、様々な木々の話し声が聞こえてくるかのようで。気がつけば、そこは桜絨毯。もうちょっと早い時期だったら桜の下を歩けたのかもしれないね。そんな絨毯のうえを歩くおふたりさま。なかなか良い雰囲気よ。さてさて、森の中を存分に堪能したあとは、チューリップゾーンにいってみますかね。実に見事に咲き誇っております、チューリップたち。ところが、あかりさんもチューリップもこの暑さで少々お疲れ気味。それでも、見知らぬ土地を歩くのが楽しくてたまらないのか、終始この笑顔。観覧車、乗ってみたかった?(いや、高所恐怖症のカーチャンとしては遠慮しておきますが)。そして、緑いっぱいの大広場をつっきってこのあと、サンドガーデンをぶらり歩いたり。あかりさんも、初めて訪れた公園の散策に大満足だった模様。それじゃぁ、遅めのランチ、いや、早めの夕ご飯を食べて帰ろうかってことで、公園を出た一行はそのまま大洗漁港へ。つづく今日も読んでくれてありがとうございマス。どうぞ応援ヨロシクお願いします!(下のバナーにあるあかりサンのお顔を優しくつついていってね)にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
May 1, 2016
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3月も下旬になれば、そろそろ春の風を感じる今日このごろ。そんな日にちょっと弾きかじってみたくなるのがシューマンの「花の曲」Op.19。つまり、私にとってのシューマンブームはまだまだ終わっていないのであった。というか、楽譜は次から次へと読んでいくものの、実際に弾いていないせいか、ブームは終わりようがないのである。というわけで、今日はホロヴィッツの演奏に合わせて十分に弾いた気分を味わおうではないか。あぁ、なんて都合の良い仮想練習なのだ。ちなみにシューマンの「花の曲」は、1839年ウィーン滞在時に作曲され、同年の代表曲「アラベスク」Op.18と共に親しまれてきた曲のひとつ。クララとの結婚を巡って悩んでいた時期ということもあってか、長調の曲であるにかかわらず、どこか感傷的だったりするのは気のせい・・・ではないはず。楽譜をみて貰えればわかりやすいのだが、この曲は5つのブロックに分けられており、それぞれが花の様々な様子、いや、花のある風景だろうか?を描いているように感じられる曲だ。5つのブロックといっても、具体的に「I→II→III→II→IV→V→II→IV→II」と同じブロックが各所に登場するため、人によってはそれがしつこく感じることもあるのではないかと思うが、これぞ、シューマンらしい「くどさの美学」なのかもしれない、と勝手に思っている(ほんと、勝手すぎる解釈だ)。それを「くどいなぁ」と感じさせないで弾く、これぞ難しいのだ。また、パートIIの左手で登場するブンチャブンチャたる進行が、どことなくメンデルスゾーン的な要素を感じさせるのは、私だけか。いや、若き時代、私はほとんどシューマンにふれず、メンデルスゾーンばかりだったせいで、そう感じてしまうだけなのだろう。さて、この「花の曲」を聴いて、一体どんな花を想像するだろうか。個人的には、この曲に春の代表格「桜」はあまり思い描くことなく、もっと可憐で優しい花がぼんやりと頭に浮かんだりもする。あぁ、どこか花畑にでも行きたいものだ。房総や伊豆の花畑はそろそろピークを過ぎているだろうか、花のある風景にふれたいものだ。ホロヴィッツの、春の暖かみを感じるような「花の曲」も良いのだが、ピティナのWebサイトでは園田高弘氏が演奏する「花の曲」も聴けるので興味ある人は是非聴いてみてはいかがだろうか。実に、園田氏らしい、堅実で、まるで花びらがピンッと張ったような生き生きとした「花の曲」が聴ける。はぁ・・・、弾きたい、ピアノが弾きたい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆余談だが、今日の手の回復状況はといえば、病院で頂いた湿布が手首に心地よく効いてくれている。ただ、頂いた「モーラス」という湿布は直射日光に当てるのは良くないらしく、何らかで手首を覆った方が良いと薬局で言われてしまった。というわけで、先日購入したサポーターをしてみたのだが、長時間していると逆に手首が疲れてくるのだ。「これは返って手首を痛めるのでは?」と思い、今度は手首をグルグルッと包帯で固定してみる。こちらのほうが、ある程度固定されながらも伸縮もきくため、当面はこれでいくことにした。いやはや、何事も試行錯誤するしかない、ということか。
Mar 25, 2005
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22日にアート引越センターに引越見積もりをしてもらい、ほぼ一ヶ月後に引越日も決定した。となったら、とにかく引越荷物を梱包せねばならない。というわけで、早速翌日に梱包材がドーンと届いた。ただでさえ、片づけ中の荷物だらけの部屋が、どうにも収拾がつかない状態に陥っているのだが、これから1ヶ月、とにかく頑張ろう。・Mサイズ段ボール箱20箱・Sサイズ段ボール箱30箱・エアパッキン・紙粘着テープ5本・クレープ紙 1000枚・布団袋 4枚(クローゼットに格納されている衣類などは当日アートさんのハンガーボックスに入れてもらえるらしい。)▲上の写真は引越梱包材で足の踏み場もないトホホな和室更には、我が家には7年前に引っ越してきた際に使用した段ボール箱も10箱近くは残されている。これらを駆使してなんとか我が家の荷物を詰めこもう。しかし、我が家の押入のスペースを占めていたPC用のソフトウェアをあれほど苦しい思いをしながら捨てたというのに(それこそフロッピー1000枚以上、CD-ROMやらパッケージ箱100箱以上を腱鞘炎一歩手前状態になりながら破壊作業を実施)、どうにもスッキリしない。オットはオットで、捨てるに捨てられない歴代のThinkPad(IBMのノートPCね)があったり、私は私で、NECマニアだったせいもあってか、古くはPC-9801NA/C(知ってる人、いるかな)やらその他98noteが数台、モバイルギア(これもNECのモバイル端末)に至っては何でこんなに買ったの?というほど・・・ソフトウェアは比較的簡単に捨てられても、ハードウェアとなると容易に捨てられないから、結局いつまで経っても手元に残ったまま。今更Windows3.1とMS-DOSが起動するPCを持っていて何になる?記念にもならない?捨てられないといえば、我が家のPCデスクの上に鎮座する17inchディスプレイ、これも1台を残して残り3台を廃棄しなければならない・・・のに、これまたなかなか捨てられずにかなりのスペースを陣取っている。引越前までにはなんとしてでも廃棄せねばならない(引越業者さんでは、いくら不用品といえどもPC関連品は引き取れないのだ)。そろそろ真剣に不用品回収業者さんを探さなければ!この日は一気に何カ所からも電話攻撃に遭い、てんてこ舞い。ハウスメーカの営業Sさんからは「すみません、屋上タイルの値段が計算間違いで少しコストアップしてしまいますが」との電話。ここまですれば1万ちょっとのコストアップは覚悟のうえだ。(実は、引越費用の予算分をこちらに少し回す事が出来てホッとしている私である)続いて今度はハウスメーカの工事担当Tさん。21日に確認したリビング照明取り付け位置の木板がきちんと取り付けられていない件は、早速現場に行って確認、改善してくれたようである。また、ちょうど質問メールを投げかけた日は雨が降っていたため、「まだ換気扇が取り付けられておらずに外壁穴が開きっぱなしの箇所から雨が降り込まないですか?心配なので何か保護をしてもらえませんか」と追記しておいたのだが、それに関してはまず最初に「雨が降り込むことはありませんが」と力説されてしまったものの、「穴の部分に保護しておきました」と・・・うーん・・・他の同メーカで建築中の施主さんのブログなどを読むと、雨の際には施主側が指摘する前に雨保護をしてくれている工事現場もあるというのに、このあたりは現場によって異なるのだろうか。ちょっと複雑な気分だ(特にこの月曜日は横風も強かったのでかなり心配だったのに)。屋上タイルの追加分は、施主検査時には間に合わない可能性が大きいが、引き渡し時までには取り付け完了させるという言葉は素直に嬉しい。我が儘な施主で本当に申し訳ない・・・と思う。さてさて、少し時間があき、再び電話のベルが鳴る。今度はヘーベルハウスの火災保険担当のSさん。速達で関係書類を送ったとのこと、おぉ、対応が早い。夜になると、建物の登記を担当してくださる司法書士さんから電話。今日1日だけでとんでもなく様々な人が動いていることを実感してしまった。ちなみにヘーベルハウスは先行登記(引き渡し前に登記処理をすること)は出来ないため、司法書士さんが引き渡し時に同席し、そこで書類を揃えて後日法務局に出向いてくれるらしい。登記が処理されないと住宅ローンも実行できないため、11月中の決済が微妙になってきた。12月の金利適用も覚悟しておかないとダメかもしれない。
Oct 23, 2006
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あかりは避妊手術を終えてからまだ2日目だというのに、あまりに元気過ぎる。だいたい2,3日はおとなしくしているワンちゃんが多いというのに、あかりのこの元気ぶりは一体なんなのだ。私たちのほうが「そ、そんなに走っちゃだめー」「そんな格好しちゃだめー」と慌てふためく始末。そんなことはお構い無しとばかりに、あかりパワー炸裂だ。更に先日買ってあげたループ状のオモチャに「虎ちゃん」(オットは勝手に虎次郎なんて名前をつけたのだが)と名付け、あかりに渡してみると、これがまた大喜び。しかし、大喜び過ぎてピョンピョン跳ねるものだから、早くも取り上げる羽目に。あかりよあかり、おまえは本当にお腹を切ったのか?と言いたくなる。ルーピーズ ドッグトーイタイガーLP305食欲も全く落ちることなく、しっかり完食している。それどころか、「ちと足りないナ」といった表情だ。しかし、体つきをみても体重をみても、現在を維持した方が良いのは明らか。これから更に食事管理をしっかりせねばと思うと、責任の重さを痛感する私なのであった。
Nov 6, 2007
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