ふゆのひなこのブログ

ふゆのひなこのブログ

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ふゆのひなこ

ふゆのひなこ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

フリーページ

2016年06月09日
XML
カテゴリ: ペット
おはようございます、ひなこです。

昨夜は北海道名物「ざんぎ」を作って食べました。ホクレンの片栗粉が家にあったので、私にはより「本場の味」風でした。ヤム、ヤム。(←美味しいの意味)

昨日のブログで書きましたが、10年以上前に、裏庭でニワトリを飼っていました。
niwatori_hiyoko_koushin.png
夫が「ニワトリ飼いたい」とか言い出して、自然派マーケットみたいなところへひよこを買いに行きました。日本だと、ひよこってオスばっかりですけど、そのマーケットではオスもメスもごちゃ混ぜということでした。テレビで、ひよこのお尻を見てオスかメスか選別している人を見たことがありますが、この時はそういう技術のある人をうらやましく思いました。でもそのような能力がないので、適当に4羽みつくろって買いました。家に帰って、段ボールに新聞紙を敷いてお家に入れました。まだ外に出すには小さすぎるので、家の中です。
ピチュピチュ鳴いてかわいいです手書きハート
まだ、両手で包み込めるくらいの小ささで、手に持っているとほんわり暖かく、幸せな気持ちになります。かわいいのお。色も黄色っぽいクリーム色です。英語でひよこはチックと言います。チックには、「かわいこちゃん」という意味の俗語もありますが、「かわいこちゃん」と同様死語かもしれません・・・。

私が幼稚園くらいの頃、お祭りで両親にひよこを5羽買ってもらったことがありますが、あれは全部オスでした。一度、家族で出かけて帰ってきたら、5羽のひよこが段ボール箱から出ていて、居間がとんでもないことになっていたことがありました。ある程度大きくなったら、母の実家へ持って行って、皆に食べられてしまいましたが。父だけが、「俺は可哀想で食べられない」と言って、食べるのを拒んでいました。

夫に「ニワトリって何年ぐらい生きるの?」と聞くと、「ニワトリは人間が食べるまでは生きている」というシュールな返事が返ってきました。たしかに、私のお祭りで買ってもらったひよこも、人間が食べるまでは生きてました・・。


そんなある朝、「コケコッコー!」という雄叫びが響き渡りました。やっぱり、アイツオスだったか・・・。近所迷惑だし、それよりも何よりも自分達がうるさいので、20歳ぐらい年上のニワトリの羽むしりができそうな知り合いへ連絡して取りに来てもらいました。BGM♪ドナドナドーナ ドーナ~ ♪
さようなら、雄鶏君!

しかし、まあ、4羽のうち3羽がメスだったってことは、75%の高確率です!やった!
それから2年間、私は 一度も卵を店から買いませんでした
ニワトリを飼って良かったことの一つですね。殻は固いし、黄身は黄色いし、全体的にプリッとしてるし、2年後に店から買った卵を食べた時は、完全に別物でした。

後は、2年間、 芝刈りをしなくて良かったです 。彼女たちが全部、イナゴの大群のように食いまくってくれてたので。日中は、小屋を開放して、裏庭を自由に闊歩させていました。

それから、 生ごみが出なくなりました 。野菜の切れ端とか、鍋釜を洗った後のかすとか食べ残りとかとにかくなんでも全部食べてくれるんです。あ、でも、ミントの茎は食べなかったな。私から見たらどれも同じに見えますが、パセリとディルとコリアンダーの茎はあっという間に食べてしまうくせに、ミントだけは絶対手を付けずに食べ残してました。口臭フレッシュになりたくないのかしら?

ニワトリのように、食べる予定のある動物には名前をつけてはいけないそうですが、うちのニワトリは、1羽黄色い足のお転婆娘が「イエロー・レッグ」と呼ばれていました。文法的には複数形にすべきなんでしょうね。足は2本ありますから。ジョニー・デップの映画だって「シザー・ハンズ」って複数形ですものね。

当時は、イエロー・レッグのはちゃめちゃさに、何だこいつと思っていましたが、今振り返ると、あの子が一番印象に残っています。羽の先を切っても、隣の学校に飛んで行って逃げたり(その後ばっつり羽の先を再度切られた)、3羽の上下関係の頂点にたっていたので、他の2羽、特にスモール・ワンをいじめまくっていました。スモール・ワンは、色白でおとなしい顔をしたすっとした美人で大人しい子でした。芸能人でたとえるなら、黒木華ちゃんみたいな感じ?イエロー・レッグは、気の強い顔してましたね。ビッグ・ワンは、ちょっと不思議ちゃんで、何考えてるかちょっと不明で、自分の世界に生きてるという感じでした。
雄鶏が健在だった頃は、スモール・ワンが大のお気に入りで、常にスモール・ワンをかばって、いじめるイエロー・レッグをびしばし、おしおきしてました。

オーストラリアで有名な獣医さん、ドクター・ハリー(どろんこハリーみたい)いわく、「昔は、オーストラリアのどの家庭も裏庭でにわとりを飼っていて、子供たちが世話していたものだった。にわとりを飼わないようになってから、子供の非行とか麻薬とか色々な問題が出てきた気がする。どうですか、皆さん、昔のようにあなたの家庭でも裏庭でにわとりを飼って、子供に世話させてみたら」とのことです。

にわとりとの生活は楽しかったです。彼女たちは基本、能天気で明るいので、なんだかこちらの気分も明るくなります。砂風呂を浴びたり、日光浴をしたり、毎日見ていて飽きませんでした。真夏の暑い日には、口を開けて、脇の下を開いて、涼しくする工夫をしたりとか。漫画が描けたら「ニワトリ漫画」が描けたのになあ、とすら思ったんですよ、当時。毎日、ネタには不自由しないというか、なにかかにかやらかしてました。

2年過ぎたら卵を産まなくなって、♪ドナドナドーナ ドーナと、もらわれていきました。雄鶏がもらわれていった時より、とても悲しかったです。3羽の雌鶏たちとは仲良しになっていたので。


(BGM ♪ドナドナドーナ ドーナ ひなこを乗せて~
では、ご機嫌よう!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年01月03日 18時07分53秒
[ペット] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: