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2021年11月14日
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カテゴリ: 筒井康隆
おはようございます、ひなこです。

今年の2月15日発行の短編集です。
こちらも装画は息子さんです。
自分より先に息子が亡くなるというのは、親としては堪らないですよね。

この本には短編が14編入っています。
様々な文芸雑誌に掲載されたものをまとめて新潮社が出版したのが今年の2月。
2017年9月号の文學界に掲載された当時2年ぶりの新作だった「漸然山脈」から2021年2月号の新潮掲載の「川のほとり」まで。
最後に収められている"川のほとり"は、そんな息子さんとのお話になっています。
川っていうのは、三途の川なんでしょう。


"コロナコロナコロナのすり切れず。" っていうのは、声を出して笑ってしまった。
寿限無ですね。
誰も筒井先生を止めることはできません。
"人を見たらコロナと思え。三人寄ればコロナに感染。火事とコロナは江戸の花。"なんてぇのが 2ページも続きます。
ヨーロッパ在住の日系人作家アレッサンドロ•イシドーロって、カズオ•イシグロ?

この本は、あれですね。筒井先生のラップですわ。

あ、そうだ。
55、56ページに、文字落としの手法はジョルジュ•ペレックからパクって「残像に口紅を」書いたと書かれています。
ハハハ。
パクったのは、村上さんだけじゃなかったのね。
短編小説「クリーム」の中の円の描写はそっくりそのままだもの。

そうなの?!

"ダンシングオールナイト コロナになれば
ダンシングオールナイト 差別に染まる"(「ダンシングオールナイト」より)

ところで、筒井先生って、フランスから勲章貰ってるんですね。すごーい!
ご機嫌よう!





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最終更新日  2023年01月21日 08時37分09秒
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