ガオライ日記

日本語教師を始めたきっかけ


私の周りはそうでした。
みんな一年を節目で考えていて、それから就職するか帰国するか。
交換留学の人は皆さん大体一年で帰られますしね。


私の場合、帰国ははなから頭にありませんでした。
一回本科に行く決意をして願書まで出した以上、このままで
帰ってなるものかって何故か思ってたんですよね(笑)
というより、当然叶うと思っていた道に急に横槍が入った事で
意地でもいってやる!ってなってたんでしょう。


さて、一年組みはあの時期就職を探してる人がたくさんいました。
私の場合、夏休み帰って学費を稼いで本科に行くつもりでしたが、
世の中何があるのか分からないので、もしも本科にどうしてもいけなくなっても、中国に残れる道を模索しとこうと思ってました。


一度どこかの企業にみんなで面接に行こう!ってことがあったんですけど、
高卒っていうことと、高校卒業してから三年間何してたんだ!!って
ことで私だけ面接さえも断られてしまったんです。


こうなってくるとおバカな私の願望は
「中国で面接受けて見たい!!」 っていう歪んだ方向にずれていきます。


こちらで就職を探す際に一番武器になるのが
「職務経験」 です。
就労ビザ自体も、職務経験二年以上ないと取り難いって事になってますし
実際新卒の職探しは根気が要るようです。


私のお友達の新卒の子も、中国に残るべく就活をしていました。
その子は日本語教師の口を探してたんですけど、
まさに教師ほど経験が問われたりしますでしょ?

結局彼は一旦就職は諦め、バイトでもいいから稼ぎ口を探し始めます。
そんな折、経験不問のアルバイト求人発見!!

彼は得意げに言いました。

「今度日本語教師の面接に行くんだ~( ̄∇ ̄*)>エヘヘ♪」


「私も行く!!!」


「えっ・・・・!!?(´Д`lll)」


結局、中国で面接が受けたい!っていう私のおかしな意地が
後に日本語教師を始めるきっかけになったのでした。



おまけとして面接の結果ですが・・・


彼が落ちて私が受かったのでした。

でもその子は今ではちゃんと仕事も見つかって
中国で働いていますww(*^▽^*)ww

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