つきのわ王国(四畳半分)

つきのわ王国(四畳半分)

2005年02月21日
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カテゴリ: snow
 = すべてたいらだということ ?

*

雪が降ってきた。
明日も降ってほしいな。

*

今日のお昼は、おにぎりです。
味噌漬けの鶏肉の焼いたのが具v

お惣菜やさん(じゃがいもさん)のメニューを食べて、
それみたいのを作ったりします。真似っこして。

何でもそう、何かお手本がないと、作れないのよねー…。
(といっても知ってる味にしかならないけどさ…ちぇ)
ゆうべの夜ごはんの卵巾着も、じゃがいもさんのパクり。
自分で好きな味があっても、作りたいのがあっても、
それがどう作られているかわかんないのです。
それにね、何かで見るまで忘れてるのよねーw
どんな料理があったか、今まで実家で何食べてたかとか。
いかに「自分が作ること」が念頭になかったかww
意識して食べてないんだなー…。(^^;

「自由」がない、わたしには。

高校のときの芸術課題の採点欄に書かれていたことがある。
“奔放さがありません”
こども(コドモ?w)ごころにショックだったのよね。
(小学校の書初めでは自由奔放だと言われたのになw)

フリーハンドでまっすぐ線、ひけないし。
おにぎりのかたちも、平凡だし。おおきさ揃わないし。
思い描くのはいつだって抽象的だし。


完成した物語を呼んで、
こっちの方がいいとなら言える。し、書き換えられる。
だけど、物語を創めて完成させることはできない。

ゼロから何かをつくりだすことはできない。

…それって、
何かモノスゴク欠落しているような気がする。
それを今日、考えている。

枷がある、ということのような「課せられた不自由」の話じゃなく、
不自由というか…創りだせない、ということ。
不自由なことに今のところ不自由さは感じていないけれど、
だけど意味は欲している。

つくることのできないじぶんがつくられたせかいにいるということのいみ。

じぶんは平凡だ。だけど、そんな綺麗に平らじゃない。
一体、平らなのがよいことなのか山アリ谷アリがいいのか。

ちなみに朝は、
塩豚まーんv &グレフルジュースvv

*

木瓜 Japanese quince

*

あたしが生まれる前に、もう完成されている、
あたしの誕生日・あたしの身分・あたしの人生。
それからあたしが予定通り生まれて、
完成された予定を、未完成のまま生きる。

予定が決まっていても、知らされていなければ、
それは「予定がない」ということと同じなんだ。
例えばどこかで誰かが、
「予定通りだね」とホクソエンデいても。
例えばどこかで誰かが、
「勝手に行動しちゃ困る!」とフンガイシテいても。

土曜日さ、新婚さんのおともだちの家に行ったのね、
そしたら…新婦さんの部屋と新郎さんの部屋があって。
(そりゃあるだろーw)ええとどう言ったもんか…、
新婦さんらしさと新郎さんらしさが入り混じった部屋になってた。
そしたら、新婦さんは今までどおりの新婦さんだったのに、
新郎さんは以前のままの新郎さんだったのに、部屋ごと、
全然違うヒトモノコトに成っていたことに気づいたの。
こういう融合部分が、きっと疎外感とかサミシサを生むのね、
と思ったのでした(苦笑)。

ちちさま、ははさまも、そうだったんだろうなぁ。
きっと実家の雰囲気は、パパンの独身時代の部屋じゃないだろう。
きっとママさまの着てる服は、独身時代とは違うだろう。
そしてきっと、どちらの親(じじばば)もともだちも、
そんなフタリに多少の違和感を覚えたことだろう。

知ってるひと + 知ってるひと = 知らないひとら

この公式が頭に根付いているわたしは、
だから人見知りっこなんだろう。
だから応用きかないんだろう。

と、感じた。

*

朝起きたときはカーテンから漏れるくらい眩しい晴れだったのに、
あっというまに曇ってきて、今やすっかり雪ですね。
またも細かい雪つぶ。
こんなに細かいと、雨みたいで白くなくて綺麗くない。(-_-;)ブゥ
このままずっと降るのかなぁ…。

ゆうべはとっても夜が冷えました。
ごはん作る途中、コンビニまで出たんだけど、
ほっぺたになんか刺さってるんじゃ?て感じの風だったw
ぴりぴりしてて、空が(はんぶん月が)高くって、
寒いけどずっとそこでアホみたいに空を見てたいような、
そんな感じがしました。 (’ ∇ ’ * )

月があってよかったなぁ。
だって月がない惑星もあるわけでしょ?
見上げる空にいっときもヒカリがないっていうのは、
いったいどれだけの絶望感だろうか??
それともはじめからヒカリない闇を知っていれば、
絶望は闇色じゃないのかもしれない…。

いちばん遠くに生まれた 銀河団 が見つかった。
絶望の先の先のほう。127億光年。
ひとは、127億光年へ届くことに目標設定をかえた。
まだできて間もないんだって。
だけどヒカリになっても127億年も先の話なんだから、
それはもう死の残像かもしれないよね。

ほしがひかるのはサヨナラの合図。

*


ぼくは 平凡だったから

あいたいきもちを

「またね」と言って表した


キミは 非凡だったから

あいたくないきもちを

「またね」と言って表した


*

神と人との違いはさ、
神は創ろうと思わなくても作れちゃうこと。
人は作ろうと思って犠牲を払わないと創れないこと。
これに尽きる。
そしてこれは永遠の違いだし、超えられない違いだ。
人は意味が欲しいけど、神には要らない。

*

じゃあ、またね。





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最終更新日  2005年02月21日 23時06分41秒
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