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Jan 7, 2010
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前回の日記にも書いたが、冬の自転車は思うように走ることができず、なかなかフラストレーションがたまる。かといって、道は自転車だけのためにあるわけではないので、歩行者や自動車の邪魔をするわけにもいかない。歩行者や自動車の邪魔はしたくないが、それでも外でサイクリングを楽しみたい。そんな道民がきっと538人ぐらいはいるに違いない。何?エアロバイクやローラー台があるって?ノンノンノン、エアロバイクやローラー台じゃあダメなんだぁい!外で遊びたいんだぁい!と、子供のように駄々をこねても仕方がない。ここは大人らしく建設的な意見を述べていきたいと思う。そう、私が提案するのは「全面ロードヒーティングで、冬でも快適に走れるサイクリングロードを作ってくれ」ということである。手始めにエルフィンロードの上野幌~北広島間をロードヒーティングにする。輪行で行くことを前提として、サイクリストはJRで北広島駅まで輪行するか、もしくは自転車の駅の駐車場まで車でチャリを運べばよい。そんで、自転車の駅で甘酒など暖かい飲み物とか、おでんとか、たいやきとかを売る。コンビニなんかで売るよりもよほど売れるに違いない。大した距離はないが、それでも自転車好きが集結するのは必至であり、評判に評判が広まり一大スポットとなり、そのうち「冬の北海道を自転車で楽しむツアー」なんてのができて、観光客がたくさん詰め掛けるに違いない。冬の北海道はニセコやルスツのためにあるのではない。これからの冬はエルフィンの時代であると、私は胸を張って主張したいわけである。サイクリングロード建設に影響をもっている人がこの文章を読んでくれることを祈りつつ、今回の日記を終わる。
Dec 26, 2009
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マウンテンバイクにスパイクタイヤを履かせて通勤をしてみた。通勤路は片道2km弱と大した距離ではなく、圧雪アイスバーンとスパイクの性能をいかんなく発揮させるには十分の環境ではあるのだが、いまいち面白みを感じない。以下、その理由を考察してみる。1.恐るべし車道走行基本自転車は車道走行なのであるが、雪のために路側帯が狭くなり、自転車が車の邪魔をしないように走れるスペースがほとんどない。というか、ツルッと滑って車に引かれたら一貫の終わりだということで車道を走る勇気が出ない。限りなくペーパーに近いドライバーであるが、一応車を運転する身としては、雪道の路側帯をてろてろとママチャリで走るじーさんを運転中に見かけると「ひき殺してやろか!」と殺意が芽生えてしまう。やはり人として自分がやられてイヤなことを人にやるわけにはいかんだろうなということで車道を走る案は却下。2.周りの視線が痛い歩道走行では、歩道はどうか?冬の歩道は非常に凸凹して走りにくい。「いや、この凸凹がたまらんのだよ!サスの性能もいかんなく発揮できるではないか!」という意見もあろうが、バランス感覚の悪い私は、ツルっ、おっとっと、うぉー危ねーなーという感じになってしまう。私は自転車に乗りたいだけなのであって、別に人間の限界に挑戦したいわけではないのである。まあ、路面の凹凸はまだ許そう。これは私の走行テクニックを磨けば済む話だ。しかし、それ以上に歩道走行で問題となるのは、冬の歩道は除雪の関係で人の通れる幅が夏の30%ぐらい(当社比)となるのである。前から歩行者が通る。「うわ!コイツチャリかよ!」という冷たい視線を感じる。仕方がないので、チャリを降りて除雪されていないところを、足首まで埋まりながらワッサワッサとチャリを押して、すれ違う人の進路を譲るのである。まったく、チャリに乗るのも命がけである。もっと困るのは前に歩行者はいるが道が狭くて抜かせねーよーという場合である。歩行者はただならぬチャリの気配を感じているようで、私が近づくと気持ち早足になる。そして、ちょっと道が広くなったところで私に進路を譲ってくれる。譲ってくれること自体はありがたいのだが、申し訳なさと恥ずかしさで、その歩行者とは目も合わせることができない。きっと向こうはなんて迷惑で非常識な輩なんだろうと思っているに違いない。というか、オレが歩行者の立場だったら間違いなくそう思う。このように、私のような小心者の善人は、歩道をチャリで走るだけで罪深さを感じてしまい、そのままひょうきん懺悔室で横澤プロデューサーにバケツ一杯分の水をかけられたいような心境になってしまうのである。3.寒すぎるっちゅーねん!体幹部が寒いのは走っているうちになんとかなる。頭頚部も帽子とネックウォーマーがあれば耐えられる。問題は手先と足先だ!普通の1000円の手袋とスノトレではさすがに氷点下走行はキツイ。シューズカバーや、防寒用手袋の存在は知っているが、果たしてそこまでのものを揃えてまで冬にチャリで走る意義があるのかどうかは甚だ疑問であり、不景気でボーナスが減っているこのご時世にそんな贅沢は敵であって、欲しがりません勝つまでは。と、まあ冬道走行の辛さを書き連ねてきたわけであるが、まあ、片道2kmぐらいの道のりだったら正直どうってことないよな、歩くより楽だしと、冬のチャリを否定しているのか肯定しているのかわからなくなってきたところで、今回の日記を終わる。
Dec 22, 2009
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札幌もようやく雪が積もった。早く替えなきゃなと思いつつ、ずっとほったらかしにしていたのだが、久々に暇な日曜だったので、ようやくタイヤ交換をした。たまにしか自転車をいじらないので、すっかり後輪の脱着方法を忘れていたり、タイヤをホイールにはめる作業にてこずったりしたわけだが、やってみると何とかなるものだ。チェーンやスプロケが汚れでとんでもないことになっていたので、これらもついでに簡単ではあるが掃除した。早速、明日からの通勤で活躍してもらうとともに、今シーズンはこれで2,3回ぐらいは遠出にいきたいなあと思いつつ、今回の日記を終わる。
Dec 20, 2009
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その6の続き再び増毛駅。すでに列車は入ってきています。駅舎の中を見てみると、知らないおっさんがうろうろしながら「うんうん」とうなずいていた。鉄マニアらしき得体の知れないおっさんだった。そんなに増毛駅が珍しいのかと、自分の一時間前の行動を棚に上げて思ったりした。不気味なおっさんは華麗にスルーして、ホームへと向かい自転車を畳んで荷物モードにする。お疲れ様ブロンプトン。あとは札幌までゆっくり休んでくれ。列車に乗り込みます。いい感じに自転車を置けるスペースがあったので、自転車を置いて席についた。この列車はワンマン列車なので、整理券を取る。たくさん運動して、メシを食ったのでいい感じで副交感神経が働いてきた。わかりやすく言うと眠くなってきた。うとうとしながら出発の時間になった。乗客は私を含めて3~4人。皆、ひとり客である。顔に鉄マニアと書いてあるようなさえない顔をしたおっさんやにーちゃんばかりだった。私も彼らと同類なんだなあと思うと気分はつげ義春の貧困旅行記の世界になった。私の心をつかんで離さない阿分駅。漢字で書くとなんか普通の感じだ。近くに小学校があって、ここの子供たちは阿分小学校出身と言う十字架を背負って生きていかねばならず、中学高校に進むと「あふーん。うふーん」とか言われてからかわれるのかと思うと不憫に思う。阿分の子供たちに幸あれ。留萌到着。ここで結構客が乗ってきた。留萌を過ぎた辺りから、日が暮れて景色が見えなくなってつまらないので、完全に熟睡モードに入ることにした。特に事件らしき事件もなく、深川到着。こうして私は自分史に留萌本線を通して乗ったという一ページを刻んだのである。留萌から先の記憶がほとんどないわけだが。さようならワンマンのディーゼルカー。道央圏では走っていないタイプの車両で新鮮味があったよ。さて、乗り継ぎの列車までは1時間ぐらい時間があるので、ひたすらホームで待つことにする。高野秀行の「世界のシワに夢を見ろ!」を読みながら時間をつぶす。高野秀行はシリアスな探検ものよりも、こういう「ワセダ三畳青春記」チックなおバカ系の文章の方が好きだ。 あー、ホームが11月にしては寒くなくてよかったなあと思いながら、特急列車3本を見過ごす。なぜ特急に乗らなかったのかと言うと単に交通費をケチるためである。やっと目的の岩見沢行きの普通列車が来ました。この列車の中でもやはり寝まくって、気がつけば岩見沢。駅のホームにあるばんえい競馬の馬。かつて岩見沢はばんえい競馬が盛んなのであったが、今は既に廃止されており、岩見沢競馬場は廃墟になっている。昔、ばん馬が健在だったころは、これを見ても何も思わなかったが、今となると感慨深いものがある。で、岩見沢から小樽行きに乗り換えて、途中札幌で学園都市線に乗り換えるのが面倒だったので、そのまま琴似駅に行って、後は自転車広げて2kmぐらいの道のりをキコキコと漕いで家に帰ったわけだ。走行距離 100kmぐらい。(おわり)
Nov 14, 2009
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その5の続き増毛の市街地をふらふらしていると、まつくらという寿司屋を発見。テレビでも紹介されたことのある有名な店です。有名店ではあるが、もう午後の2時を過ぎているし、シーズンオフだしということで客は私も含め数名。メニューを見る。「ジャンボ生ちらし」という文字がどどんと目に入った。写真を見ると器から15cmぐらいは飛び出ているんじゃないかというぐらいのてんこもりである。まんが日本昔ばなしに出てくるようなご飯の盛りを想像してもらうとよい。全部食いきると800円分の金券がもらえるとのことで、メニューには達成者多数と書かれている。ここまでほとんど何も食わず運動してきたので腹はめちゃくちゃ減っている。しかし私は特に大食いというわけではないので、こんなものを食えるのかどうか不安である。「ジャンボ生ちらし(3,465円)」の他にも、普通盛りの「特上生ちらし(2,520円)」というのもある。うーむ、初めての店であえて挑戦する必要もない、ここは無難に特上生ちらしで行こうぜと私の中の天使がささやきかける。何を言ってんのアンタ。増毛なんてめったに来るわけじゃないから、ここはどーんとジャンボで一発ぶちかましたれと今度は私の中の悪魔がささやく。ああ、ものすごく悩む。私の心は板ばさみ。気分は中間管理職でありハムレットでありロミオとジュリエットだ。多分どっちを食っても後悔するような気がする。ジャンボだと「こんなもんやっぱ食い切れんかった」と後悔し、特上生ちらしだと「これでは物足りない」と後悔しそうだということだ。2つの中間の「ミニジャンボ」というのはないのか!と勝手なことを考えていた。やはりここは常識人であり小心者であり、ノーアウト一塁では必ず送りバントをモットーとしている私は、とりあえず特上生ちらしを頼んで、もし足りなかったら他のものを頼もうという作戦に出ることにした。で、注文して3分ぐらいでどーんと特上生ちらしがやってきた。おばちゃんが「今の時期はウニがないから、代わりにアワビを多めに入れておきました」と言ってくれた。がーん、オレアワビ苦手なんだけど……、いや、精一杯のサービスありがとう。パクリ、う、うまい。そりゃあ、2520円も払うわけだからうまくて当然なのであるが、うん、うまい。うまいのだが、カウンターの中では、男性従業員がおばちゃん従業員とレジの使い方について言い争いをしていた。なんか空気が悪くなったので、食い終わったと同時におあいそ。ごちそうさま。今度は札幌からずーっとチャリで自走して、めちゃくちゃ腹をすかせてジャンボ生ちらしに挑戦することにします。なんだかんだで、特上生ちらしでもそれなりに腹いっぱいになった。寿司を食うという目的は達成したので、あとは列車で札幌に帰るだけだ。増毛駅到着。頭の薄い人にはこの駅の入場券が人気のようだが、ここは無人駅なので留萌駅でないとここの入場券は売っていない。線路の果て。駅名標。あー、いいねー、この最果て感。やはり盲腸線の終着駅はこうでなくちゃ。ちなみにこの駅は高倉健の出ていた映画「駅 STATION」の舞台となったところであります。見たことないけど。駅舎の中。無人駅なんだけど、そば屋がある。切符を売ることよりそばが大事なのか?今シーズンの営業は終了です。「営業は」の部分が!!で装飾されているところがミソである。何か意味あんのか?駅に貼られていたポスター。駅そばに対して喧嘩を売ってんのか。でも、なんかうまそうだなあ。酒粕を使ったラーメンだそうだ。下戸のオレが食ったら酔っ払うんじゃないか。JRの時間までは1時間以上あったので、増毛の街をふらふらすることにした。日本最北の酒蔵。下戸のオレにとってはまるで興味なし。改めて写真で見ると郵便ポストがいい味を出している。酒蔵の向かいにさっきのラーメン屋があった。2時過ぎてるにも関わらず、そこそこ人がいる。さすがに寿司を食った後にすぐラーメンというのもなんなので、適当に自転車で走り回って腹を減らしてからラーメンを食う作戦に出ることにしよう。まだ食うのか。無人の海水浴場でひとりたたずむ。海の家。落書きがナイスだ。なぜチ○ポだけ伏字なんだ?何か食べたい気分だったので、海を見ながらアイスを食うことにした。このアイスは酒粕を使った、増毛オリジナルのアイスである。というのは大ウソで、セブンイレブンで買った62円のアイスである。本間さんの家。国指定の重要文化財である。中に入るとお金を取られるので外から眺めるだけにした。ジャンプをしたくなるような地名。適当に走り回ったので、それなりに腹は減ってきたが、肝心のJRの時間が近づいてきたのでラーメンはやめてもう一回駅に戻ることにした。なんという計画性のなさだ。今度増毛に行ったときは、ジャンボ生ちらしだの駅そばだの酒蔵ラーメンだの食うものがたくさんあって非常に困るのである。(つづく)
Nov 13, 2009
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その4の続き海が見えてきて、人家もようやく見えてきた。増毛の市街まで10kmを切って、最後の力を振り絞るのである。地方の農家によくあるペットボトルの風車。どういう目的であるのかはよくわからない。ぐるぐる回っていて、観察しているとこっちの目が回りそうになった。踏切発見。留萌本線の線路です。踏み切りのすぐそばに無人駅があったので、ブロンプトンと共に記念撮影。隣の「あふん」という駅名に脱力感を感じた。あふーん。うふーん。そこはいやーん。海沿いを走っている国道231号線に出ます。昭和枯れススキと留萌本線を走る列車。昭和枯れススキとは何かは自分で書いておいてよくわからないが、なんとなく昭和っぽい雰囲気を感じた。さっき駅があったばっかりだと思ったら、もう隣の舎熊駅に着いた。留萌本線の増毛-留萌区間は駅間が短いのである。ついでなので、駅の写真を撮り続けることにする。朱文別駅。箸別駅。終点の増毛まではあと一駅だ。どうでもいいが、「しゃぐま」「しゅもんべつ」「はしべつ」が全て一発で変換されることに驚きだ。意外とメジャーな知名なのか?陸橋から見下ろす、留萌本線と日本海。もう坂道はないだろうと油断していたら、登坂車線。うげえ。自転車を押して歩くことにする。坂を下って、国道から海寄りにそれると増毛の市街になります。エネルギー科学館。一体どういうエネルギーを科学しているのか非常に気になり、中の様子をうかがってみたいところであったが、私にわかることはこの建物は閉館されていて、廃墟同然になっているということだった。時計が5時50分で止まっています。とにかく今はエネルギー科学館よりも、へろへろの状態になっている自分のエネルギーを回復させることが何より肝心であり、寿司屋を求めて増毛の街をさまようのであった。(つづく)
Nov 12, 2009
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その3の続き当初の予定とは異なり、道道94号線を通って増毛に向かうことにした。田畑が広がる自然あふれる道であったが、ずっと同じような風景が続き飽きてきた。しかも風向きが変わったのか、それとも単なる疲労からなのかよくわからないが、ペダルを漕ぐ足が気持ち重くなってきたような気がする。かと言って、ここまで来ると公共交通機関もない。つまり限界だからといって、バス輪行で楽をするということはできないのである。(バス停はいくつかあったのだが、時刻表がなかったので既に廃止されていると思われる)あー、疲れたなあ。イヤだなあ。くそー、バイクの奴楽しやがってとか思いながら無心にペダルを漕ぐ。まあいつものことだ。(この日は私と同じようなことを考えていたバイク乗りが多かったのか、こんな何もない田舎道をツーリングしているライダーが結構いました)国道から10kmぐらい行ったところで、増毛までの距離が判明した。うげぇ。まだ30km以上もあるのか。写真ではわかりにくいが峠道に突入。約4kmぐらい上りが続きます。今回は寿司という豪華な自分へのご褒美がある以上、寿司のありがたみを感じるために飲み物以外の補給はしなかった。きっとそれが原因に違いないのだが、上りは猛烈に苦しく、速攻で自転車を降りてひたすら押して歩いたが、それでも歩くのさえ苦痛になってきた。うぉぅ、汗が吹き出る。ジャンバーを脱いで、お茶を飲みながらとにかく歩いた。坂の上から見下ろすと、なんかよさそうな感じの川があったのだが、写真で見る限りでは何がよかったのかさっぱりわからない。「一体オレはせっかくの休みの日に、こんな辛い思いをして何が楽しいんだ!やはりオレには自転車は向いていない。もう苦しいだけの自転車趣味はやめて、もっと楽チンで女のコにモテるような新たな趣味を見つけよう。これ以上苦痛で疲れる乗り物はこの世の中にはない」と極めてネガティブな気持ちになりながら、ひたすら坂道を歩く人となった。しかし、ネガティブだろうが、ゆっくりだろうが前に進めばとにかく目的地には近づいてくるものである。増毛町到達。ここで留萌という文字が見えていたような気がするが、既に私の心の中は増毛で支配されていたので、ここは初志貫徹で増毛に突き進むのである。さすがに標高300mぐらいになってくると路肩に先週降った雪がかなり残っています。雪の中のブロンプトンもなんとなく絵になるような気がする。さて、経験上峠のてっぺんというのは、大体町境にあるものであると相場が決まっており、カントリーサインが見えた辺りで、そろそろ頂は近いなと思った。その私の予想はどんぴしゃと当たり、カントリーサインから100mぐらい進んだとこで峠は下りに入ります。ここまで私を苦しめてきた峠は、御料(ごりょう)峠という峠で標高は310mとのことです。ここからは豪快に下りである。今までの苦労がウソのようにテンションが上がる。今回は上着をきちんと持ってきたので、汗が冷えて急激に寒くなるという初歩的なミスはしなかったのであった。さすがに5回ぐらい同じような過ちを繰り返すと私だって学習するのである。猛烈に坂を下っているときに、上りで考えていた「新たな楽チンな趣味」の答えが見つかった。それはもちろん自転車である。これ以上楽チンで快適な乗り物はこの世の中にない。ああ、川がきれいだなあ。そしてついに日本海が見えてきました。増毛の市街地までもうすぐだ。(つづく)
Nov 11, 2009
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その2の続き新十津川から改めて自転車を広げて、国道275号線を北へ進みます。追い風でいい感じで進んでいきます。メーターつけてないので時速はわからんが20km/h以上は出ていたような気がする(追い風参考記録)。雨竜町突入。路肩には先週降った雪がまだ残っている。さすが雨竜だ。いや別に雨竜とは関係ないか。日本一つまらなそうに立っていたバス停。一体何がそんなにおもしろくないのだろうか?バス停自身はつまらなさそうだったが、バス停を発見した私にとっては十分に面白かった。この辺は車で何回か通ったことがあるが、こんなに面白い地名があるとはすっかり見逃していた。恐るべし雨竜町。ちなみに地名の由来は知らん。北竜町との境あたりにある24時間営業のドライブイン。このドライブインは学生時代に何回か行ったおもしろスポットである。何がどうおもしろいのかというと、中のゲームコーナーにあるUFOキャッチャーの商品がエロビデオだったり、「インスタントではありません」と書いておきながら30秒で出てくるラーメンの自販機があったり、変なゲームや自販機がたくさんあるところであった。食堂もなかなかすばらしく、店主らしきオヤジはずっとソファーで寝ていて、カツ丼を頼もうとすると「カツ丼は時間がかかるので他のものにしてください」と返され、「じゃあ、メニューに載せるんじゃねえよ!」と突っ込みたくなるような豪快なボケをかます癒し系スポットである。その他にも、ここには書けないようないろいろなネタがある思い出の地であり。一体今はどうなっているんだろうかとちょっと寄ってみることにした。店に入ろうとしたところ、上の写真の赤い丸のあたりに私の天敵を発見した。赤丸の部分を拡大する。うわあ、犬じゃ!しかもこの犬はワンワン吠えまくるだけではなく、鎖でつながれていないので私を追いかけまくる不届きな野郎だったのだ。結局私は建物に入ることができず、全速力で逃げた。おいおい、こっちは客なのに番犬飼って店に入れなくなるようにさせてどないすんねん。しばらくぶりに行ったドライブインは、放し飼いの犬を使って客を入れないようにするという新たなネタを仕込んでいたのであった。この勝負は完全にオレの負けだ。ますます進化していくドライブインに乾杯。ドライブインからちょっと進んだところで、北竜町到達。ひまわり畑で有名な町なのであるが、11月にひまわり畑ってのも何だしなあ。特に見るものもないなあ。「留萌まで40km」という表示が出て、少しやる気が出る。留萌でおいしい寿司が待っているかと思えば、ちょっとの辛い道のりも何とかなるというものだ。ところが途中でこんな標識を発見。おお!ここを左に曲がるとショートカットして増毛に行くことができるのか。確かに最初に頭に描いていた最終目的地は増毛なのであったが、あくまでメインは留萌で寿司を食べるということであり、こんなところで楽をしてはいけない。ここは真っ直ぐ留萌方面へ行くのだ。いいか、真っ直ぐだぞ真っ直ぐ。ところが私の意思とは関係なく、ブロンプトンは勝手に左に曲がっていくではないか、一体どうなってんだ?この自転車は欠陥品か?オレは留萌へ行きたいんじゃ!留萌に。しかし左に曲がって冷静に考えると、別に寿司は留萌でなく増毛でも食えるわけであり、寿司を食うという目標は十分に達成できるわけだからまあいいのではないだろうかと、不本意ながらそのまま増毛に向かうことにしたのであった。決して楽をしたいから増毛に直接行こうとしたわけではないことを、ここで強く言い訳しておきたい。(つづく)
Nov 10, 2009
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その1の続き石狩当別まで自転車を漕いで、新十津川行きの列車に乗り込んだわけです。さっき調べてみたら家から当別の駅までは30kmぐらいあるわけで、たくさん運動したのでいい感じで汗をかいていた。が、急いでいたために飲み物とかを買うことなく列車に乗り込んだときは時すでに遅し。「あー、のど渇いたなあ。何か飲みたいなあ」と思いながら、列車は無常にも出発した。乗客は地元の高校生を中心に10人ちょっとぐらい。2~3人とかもっとガラガラなのを想像していただけに、意外と人が多くてびっくり。高校生はまだわかるとして、他の人は新十津川方面に一体何をしに行くのだろうか?私も人のことは全く言えないが。高校生中心の車両だったので、ピーチクパーチクやかましいのかなあと思いつつ、めちゃくちゃ静か。というか覇気がなさすぎるぞ、高校生。こんな元気のないことでどうする。若者がこのような状態だと日本の将来が非常に心配であるが、そんなことよりも今はのどが渇いて自分がひからびないかどうかが心配だった。石狩月形到着。高校生はみんなここで降りた。さようなら高校生。またどこかで会おう。月形では停車時間が15分ぐらいあったので、駅周辺をうろうろ。コカコーラの自販機があったのでコカコーラゼロをゲットした。これでのどの渇きとはおさらばだ。駅の写真を撮ってみる。駅の内部も写真に撮ってみた。ストーブと改札口にある「○○行」というプレートがいい味を出していると思う。そんでまた列車に乗り込む。残った乗客は老夫婦と鉄道好きっぽい子供を連れた親子連れと私という5名だった。札沼線は基本的に国道275号線を沿うように走っているので、車窓の眺めは普段この辺をドライブしているときと大して変わらん眺めで面白くないのだが、石狩月形からは国道を外れて森の中へと列車は進んでいきます。そして森の中に唐突に現れた駅。豊ヶ岡駅。なぜこんなところに駅があるんだということで、一部の秘境駅マニアには有名な駅であるが、やはりこういう駅はただ見るだけでなく、実際に降りてみて、周辺を散策しないと秘境感を味わうことができないのだなあ。実際に降りることができなくて本当に残念である。今度自転車に乗って、わざわざ豊ヶ岡駅まで行ってみることにしよう。豊ヶ丘を過ぎるとまた国道が復活して、大して面白くない風景となったので、持ってきた文庫本を読んで時間をつぶす。んで、石狩当別からガタゴト揺れること約1時間半。終点新十津川駅に到着。カバーをかぶせたブロンプトン(折りたたみ状態)もさりげなく写っているが、わかるだろうか?この前行ったときにあった新十津川の駅ノートは健在であり、やれ神奈川から来ただの、婚前旅行で来ただの、しまいにはハングル文字の書き込みもあったりして、ますます駅ノートは賑わいを見せていた。さすが世界に誇る新十津川駅であり、ますます私はこの駅が好きになったのである。国際色豊かでいいのだが、私にとって今回新十津川は単なる通過点に過ぎないわけで、名残惜しさを感じつつ自転車を広げて北へ北へと向かいます。さようなら新十津川駅、並びに駅ノート。ここからが今回のサイクリングの本番である。(つづく)
Nov 9, 2009
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久しぶりの遠出である。本当は先週遠出をしたかったのであるが、天気が悪くて、寒くて、眠くて、日本シリーズを見に行ったりで自転車とは無縁の色即是空諸行無常ライフを送っていたのであった。さて、日本シリーズ。勝ち負けはともかく、思ったことはひとつ。それは「一体北海道のジャイアンツファンはどこへ行ったのだ!」ということだ。私は巨人ファンではなく、むしろアンチジャイアンツと呼んでもらって差し支えない存在であって、巨人人気衰退は歓迎すべきなのであるが、さすがに球場330度ファイターズファンに囲まれている状態は異常としか思えない。少なくとも私が子供のころは、北海道人の8割は巨人ファンと言われていて、子供は皆YGマークの帽子をかぶり、年に一回の円山球場での巨人戦を見るために学校を休むことがステータスでさえあった時代だ。それが日本ハムが北海道にやってきたからといってこの代わり具合はどうなんだ。お前ら今までジャイアンツを応援していたのは一体なんだったんだ。道民のジャイアンツ愛はその程度か?原監督も草葉の陰で泣いているぞって、勝手に原監督を殺しちゃあマズいわな。これもひとえに恐るべしは偏向報道であって、結局子供のころ巨人偏向の報道で巨人ファンだったのが、ハム移転と同時に北海道のマスコミがハム偏向報道を始めた結果巨人ファンのほとんどが寝返ったわけなんだな。それにしても道民よ!お前らは皆マスコミの言いなりか。私は「昔巨人ファンで、ファイターズが移転してから日ハムファンになりました」って人間が一番信用できない。この文章を書いた時点で北海道民の79%は敵に回したと思われるが、そんなことは構わず書いていくと、マスコミの情報に洗脳されて、周りがそうだから私もファイターズを応援するというような自主性のなさはどうなんだ。当然私はマスコミなどにはまるで影響されない、自分をしっかり持っている人間であるから、ファイターズ戦を見に行っても決して肩入れすることなく、さりげなくファイターズのレプリカユニフォームを着て、こっそりと応援歌を歌い、チャンステーマになると声が大きくなったりして、しかもチャンスで稲葉が出てくるとピョンピョン跳ねているのは一体どういうことなんだ?あの空間に行くと、誰かが人の心を操つるのであろう。恐るべしは札幌ドームであり、きっと宗教団体の集会もこのような空気の中で人を洗脳していくのではないだろうか。そんなことはどうでもいい。本題に入ろう。日本シリーズが6戦で終わってくれたおかげで、久しぶりに遠出ができてバンバンザイなのである。しかも今日は11月にも関わらず最高気温予想が19度と絶好のサイクリング日和だ。気候的に恐らく今回が今シーズン最後のロングライドとなりそうなので、それにふさわしいようなところに行きたい。そこで留萌はどうじゃ?とひらめいたわけなのだ。学生時代、バイト先のミーティングが日曜の午前中にあって、それが終わった後皆で留萌へドライブに行って寿司を食いに行くということをやっていた。今思えばドライブ中の会話の9割ぐらいは下ネタであり、一体何が面白かったのかは意味不明であるが、今回はそんな学生時代の楽しい思い出を呼び起こすために、留萌へ行って寿司を食って帰ろうと思ったわけである。もちろん、ひとりで自転車で。それでついでなので、増毛まで足を伸ばして、まだ乗ったことのないJR留萌本線(増毛~深川)を制覇しようと目論んでいるわけである。計画としては・まずは当別まで頑張ってチャリで行く。・石狩当別~新十津川はJR札沼線で輪行。・新十津川から国道275号線で北竜まで行く。・北竜から国道233号線で留萌まで行って寿司を食べる。・留萌から国道231号線で増毛まで行く。・増毛からJRで札幌まで帰る。ということで、輪行の兼ね合いもあるので今回は久々にブロンプトンの登場である。気合を入れて朝の6時に家を出た。別に札幌からJRに乗ってもいいのであるが、最初からあまり楽をするのも気分が出ないなあと思い、当別までは自走することにする。まずは石狩街道を北上。創成川とブロンプトン。住宅街から見える朝日。ウォーキングの人なんかもいたりして「おー、日曜の朝から健康的なことをやっているなあオレ」と気分が盛り上がる。やっぱ日曜は早起きして体を動かすのが一番だなあと自己満足しながらあいの里方面へ自転車を走らせた。7時札幌大橋到達。太陽がいい感じです。のんびり自転車を漕いでいたら、実は新十津川行きの列車の時間が迫っていることに気づき、途中から本気モードに突入した。石狩太美から石狩当別の間って意外と距離があるのね。なんとか発車10分前に石狩当別駅到着。チャリを畳んで、カバーをかけて、一日散歩きっぷを買って、改札を抜ける。あわてていたのか、新十津川行きがどこのホームから発車するのか確認するのを忘れた。人に聞くのがめんどくさい私は、とりあえず適当なホームに行こうとしたら、駅員に「ここじゃなくてあっちだよ」と教えてくれた。ありがとう駅員。ローカル線おなじみのディーゼル一両編成のワンマン列車。すみっこの席にチャリと共に陣取る。あとは出発すれば、列車は勝手に新十津川まで私を運んでくれる。あー楽チン、楽チン。JRバンザイ。では出発しまーす。ジリジリジリジリジリ。(つづく)
Nov 8, 2009
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仕事の都合上3週に1回は遠出ができなく、今週はその遠出ができない週ということで札幌市内をポタポタ。目的地は特に定めず北に北に進んでいく。茨戸まで行ってガトーキングダム。自転車向きの道を発見したので、左の赤い道を進んでみる。左には茨戸川、正面にはホテル。おお、なかなかいい眺めではないか。茨戸川。川がどどんと広がり、こんなところにこんなものを見れる道があるのかとついついうれしくなってきた。こんなにいい道なのに、どうして誰もいないのだろうかと考えているうちに砂利道になった。今回はマウンテンバイクなので、本領発揮と言うことでダートの道をそのまま進むことにした。割合大きめの石ころが多くて走りにくきことこの上なし。しばらく行くと行き止まりだった。まるで私の人生のようだ。仕方がないので元の道を戻ってホテル側の方に進んでいくと、再び「さあ自転車よ黙ってこの道を通りなさい」というような道が現れた。道は再び怪しい感じになっていったが、構わず直進。道はまた舗装路となった。舗装状態は悪いが、自転車道としては60点ぐらいはつけられる道だ。で、茨戸福移通とぶつかるとこでこの道は終了。なんと「篠路川散策路」という立派な名前があるようだ。ホントは茨戸福移通を横切ったとこからも続きはあるのだが、めんどうなので篠路川散策路ポタはこれにて終了。というか道に続きがあるのにそこにつながるための横断歩道も何もないというのはあまりに不親切すぎないか?篠路高校の前で、ヤギヤギメェ~。ちなみに私の星座も山羊座だ。今回の収穫はなんだろう?途中の「藍の道」というところで、そうか「あいの里」という地名の由来は「藍」から来ているんだ!というのを発見したのが収穫といえば収穫か?まったくもってどうでもいいことのように思える。今週はイマイチだったなあ。来週こそは遠出をしようと決意を固めたところで、今回の日記を終わる。
Oct 25, 2009
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その2の続き恵庭渓谷の美しい景色とはおさらばして、恵庭インター→恵庭市街へと自転車を走らせる。この後の予定としては北広島に行って、エルフィンロード経由で札幌に戻るわけであるが、北広島といえばこれだけは絶対に外せないというものがひとつある。それはもちろん「たい夢」のたいやきであり、私の500円という全財産の中でできる精一杯の贅沢なのである。「たいやき、たいやき」と頭の中で叫びながら、道道46号線江別恵庭線を進む。風向きがよく約30km/hで勢いよく進んでいく。たいやきというエサが目の前にあるゆえに、最後の力を振り絞りテンションが上がっていく。そして、たいやき到着、じゃなくて北広島到着。いや別にたいやき到着でも合ってるか。ぬぬぬ、いつの間にか店名が「たんぽぽ」に変わっていた。しかし店名が変わっても中身は変わっていないわけで、120円で小倉あん購入。自転車乗りスタイルで店内に入るのは恥ずかしいものがあるが、客はオレひとりだけだったので別にいい。さて、たいやきをどこで食おうか。竹葉公園の高台がいいなあとか思ったが、以前そこでたいやきを食ったとき某巨大掲示板に780 名前:ツール・ド・名無しさん[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 16:34:57 ID:???今日昼頃に北広高台に行ったら、うまそうに何か食っている自転車海苔発見!高台でタイヤキ食ってる奴リアル見たのはじめてだわww791 名前:ツール・ド・名無しさん[sage] 投稿日:2009/04/25(土) 22:45:45 ID:???黒のショルダーバック着けてた人か?うまそうに食ってたなwwwと思いっきり私のことが書き込まれ、一躍2chのアイドルとなってしまったので、ここは目立たないようにエルフィンロードの途中にある自転車の駅でひっそりと食うことにしよう。そうしよう。別に高台に行くのがしんどいとかそんなへたれな理由ではないったらないのであって、ここはすんなりとエルフィンロードに突入。完全に燃料切れであったが、ひたすら惰性で走って自転車の駅到着。なんかしらんけど、オレは北広に行くときは必ずここで休憩する。そしてベンチに腰掛けて、ついにたいやきとのご対面である。また2chに書かれるのはイヤなので、ここは目立たぬように、誰も見ていないことを確認しながらもしゃりもしゃりとたいやきを食う。う、うまい・・・。言葉もないうまさだ。冷静に考えるとたいやきのうまさは普通なのかもしれないが、ここまで約80kmの道のりを500mlの水だけを燃料にして走ってきたわけだから、そりゃあうまさもひとしおである。サイクリング雑誌的にはほめられた補給の仕方ではなく、こんな適当な補給をしていたらいつかマジで倒れるんじゃないかと思うわけであるが、全力を使い切った後の補給は五臓六腑に染み渡り、まさに至福のひとときなのであった。たかが120円のたいやきでこれだけの喜びを感じることのできる自分はつくづく幸せな人間である。エルフィンロードはすっかり木々も色づき、秋真っ盛りで見ている分には非常にいい光景なのであるが、自転車で走る身分としては走りにくくてたまらない。で、札幌市内に入り白石サイクリングロードに入るとそこは陽だまりロードだった。おお、いつの間にか白石サイクリングロードは「陽だまりロード」などという、田舎の観光地のような落ちぶれた名前がついてしまったのか。この道は木が多くてあまり日当たりがよくないような気がするのだが、この名前をつけた人はホントにこの道を走ったことがあるのだろうか?五輪橋だ!いや、本当は虹の橋という名前らしいが、この色がついた輪っかがたくさんあるのを見て83%ぐらいの人は五輪橋と名づけたくなるに違いない。今からでも改名したらどうだ?そんで、ロードの通算走行距離が6666.6kmになったことを記念して、唐突であるが今回の日記を終わる。走行距離 104.21km
Oct 20, 2009
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その1の続きあれですね。支笏湖に行く道に入っていったわけですね。とは言え今回は支笏湖までは行かずに、途中の分岐で恵庭に逃げるのでそんなに辛くないはずだよなと思いきや、やっぱめっちゃ上り坂でキツいっちゅーねん。紅葉がきれいなのかきたないのかよくわからないが、そんなものを見る余裕はなく、ただ無心にペダルを漕ぐ機械と自分を化したのであった。なんかめちゃくちゃ疲れてるぞ。やっぱり常盤のセイコマで何か補給した方がよかったのではないか。途中、後ろから車が来たので路側帯側に寄ろうと思ったら、排水溝でタイヤが滑って、おーっとっとっととなり、全力でガードレールを抱きしめて何とか転倒の危険はまぬがれた。ありがたきはガードレールであり、ガードレールに感謝の気持ちを表したのだが、それ以前に白線の内側がすぐ排水溝ってどーゆーことなんだ。自転車に対する嫌がらせか。うーむ、これ以上進むのは危険だと思っても、こんな山奥まで来た日にはどうすることもできないわけで、文句言わずに進むしかないわけで、恵庭市に突入。ここまで来たらあとは下りで楽チン。で、恵庭に抜ける分かれ道があると。もうすでに足は使い果たして余力はほとんどないので、今回はさりげなく左に曲がることにする。さようなら支笏湖。また来年挑戦する。絶対合格。四当五落。さて、恵庭に抜ける道道117号線。ここを自転車で走るのは初めてなのであるが、ゆるい下り坂が続いて、舗装状態もよく、交通量も少なく快適な道だ。こんな道が存在していたのか!札幌近郊はほとんど自転車で走り尽くしたような気がしていたが、まだまだ知らないところがあるものだ。札幌近郊の未知のルートの探索を雪が降るまでの課題としよう。まだまだ自転車向きの素晴らしい道が隠されているかもしれない。今回の目的は滝を見るということで、まずは白扇の滝。駐車場があって、滝に行くまでにはちょっと歩かなければならない。にしても、こんなところになんで観光客がいっぱいいるのだ?いや、観光客がいるのは別に構わない。問題は私の格好だ。今回はピチピチレーパンこそは履いていないが、キノコヘルメットにサングラス、自転車用のウインドブレーカーにビンディングシューズとちょっとホンモノっぽい自転車乗りの格好をしている。キノコヘルメットでビンディングシューズ特有のペンギン歩きをしながら、人ごみの中に入っていく。これはめちゃくちゃ恥ずかしいぞ。しかも、周りを見ると幸せそうなカップルがたくさんいるわけで、喜びにあふれたオーラの中でこっちは独りでキノコにペンギンである。これは一体どういう罰ゲームか。これで周りが「ああ、こんなとこまで自転車で来たのですか。大変ですねえ」というような温かい目で見守ってくれればいいのだが、まるっきり私の存在は周りの風景にそぐわないと亡き者にされているような感じだ。これは痛い、痛すぎる。痛い上に疲れている。駐車場にはあげいもとかを売っている売店があったが、私の所持金は500円であって、経済事情が何も買うことを許してくれない。なぜこんな辛いことをしてまで、痛い視線にさらされて、何も口にすることができないのか大いに意味不明であるが、滝を見ると言うノルマがある以上、見に行かざるを得ない。感想。「ふーん。滝か。」以上。得られたものに対して、失われたものがあまりに大きいような今回の冒険であったような気がする。何が失われたのかはよくわからない。ついでにラルマナイの滝と三段の滝。感想は以下同文により省略。つーか、どっちがラルマナイの滝でどっちが三段の滝かわからん。そのくらい滝に対する関心は薄れた。ただ、改めて写真で見ると紅葉結構キレイだったんだなあ。走っているときは紅葉を楽しむ余裕もなかったわけだが。で、滝を過ぎて、道道117号線を恵庭市街の方に向かっていきます。途中で、左に0.5km行くとえにわ湖だよ~んという看板があったので、まあ往復1kmぐらいの寄り道ならいいだろうと左に曲がる。左に曲がると道は狭い上に、車は結構走っていて、自転車のオレは邪魔者であった。しかも0.5kmと書いてあったのに、実際には0.8kmぐらいあったぞ。ウソはいけないんじゃないのか看板。まあいい。えにわ湖を見てみよう。湖を見るには階段を上らんきゃならんのか。うげえ。自転車で既に50km以上走っている体で、ムチ打って階段を上る。階段を上るとそこは…。えにわ湖、めちゃショボすぎ。せっかく苦労して階段を上ってこれか!行列に並んで食ったラーメン屋があまりうまくなかったときのような衝撃を受けた。あと湖の近くに、自由広場という広場があったが、自由広場のくせに「あれしちゃいけません、これしちゃいけません」という注文のうるさい看板があるのはどうなんだ?さようなら、えにわ湖。多分もう二度と行かん。そんなわけで、道道117号線恵庭岳公園線は普段はいいのだろうが、紅葉の季節に独りで自転車で行くのは孤独感を増大させる危険な道であるという結論に達したところで、その3に続く。(つづく)
Oct 19, 2009
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唐突であるがブログのタイトルを変えてみた。2009年ももう終わりに近づこうとしているのに、思いっきり2008と書かれているタイトルも間抜けなので、実は2009年に入ってからずーっと変えようとは思っていたのだが、ずぼらなオレはようやくタイトルを変える決心がついたわけである。このことから私は何かをやろうと思ってから、実際に取り掛かるまで少なくとも1年ぐらいの月日を要するということがわかった。思えば折りたたみ自転車ブロンプトンも買おう買おうと思って、2年ぐらい経ってようやく購入した。彼女にいたっては欲しい欲しいと思ってから、何年経つかしらないが未だ嘗て見ることを得ずんばあらざるなり。まあそんなことはどうでもいい。今回の自転車の話だ。10月に入ってから、風邪を引いただの、足が痛いだの、寒すぎるだの適当な理由をつけて自転車で遠出をしていない。一体、何なんだこの軟弱ぶりは。ソフトバンクの多村ばりのスペランカーぶりだ。※ 多村やスペランカーを知らない人は以下参照(ウィキペディアにリンクしています)多村仁志、スペランカー今日は雨上がりの日曜日。これいって寒くはない。よーし、今日こそはブロンプトンでまた適当に遠くに行って、何かうまいものを食って、ガラガラの交通機関で帰ってこようと思いサイフの中を調べたら500円しか入っていなかった。これではちょっとの距離しか乗り物に乗ることはできないし、飯なんて食えん。そこで仕方がないので、久しぶりにロードでびゅんと行ってしまえと思ったわけである。せっかくロードを使うのであれば、支笏湖とか難易度の高いところに行きたいわけだが、今回は支笏湖はやめて、恵庭にある滝を見に行くことにした。ちょうど紅葉の季節だし、なかなか楽しそうなのではないだろうか。本当は上り坂の激しい支笏湖に行きたかったのであるが、やはり行ったことのある支笏湖よりも行ったことのない恵庭の滝を優先すべきであり、決して私がへたれではないということをここで言い訳しておきたい。そんなわけで、全財産(500円)とデジカメ、ケータイ、替えのチューブなどなどを持って旅立つことにした。ルートは札幌新道を東に進み、米里から豊平川のサイクリングロードに入った。虹なんかも出ていい感じだ。いい感じなのだが、向かい風めっちゃ強いっちゅーねん。平地にも関わらずギアをインナーに落とし、17~18km/hぐらいでチンタラ進む。途中でGIOSのロードバイクに乗ったおっさんが現れて、風除けに使おうと思ったが、さすがに50ぐらいのおっさんでは向かい風に対抗できないのか、あっさりとおっさんを抜かしてしまった。うげえ、また向かい風をモロに受けるのかあと、再びチンタラ走っていたら、なんとさっきのおっさんが抜き返してきたではないか!ぬぬぬ、ヘルメットはかぶってないし、ペダルはフラットペダルだし、年もオレより一回りは上に見えるがなかなかやるではないか。ここはまた抜き返そうなどというよこしまな考えはもたずに、ひたすらおっさんを風除けを使うことにしよう。しかし、風除けに使うどころが、おっさんとの距離はどんどん離れていく。どういうことだ?オレはまだ30代であり、ペダルもビンディングペダルだから明らかに条件はおっさんより有利なはずなのだか、この現実はいかんともしがたい。己の軟弱さを嘆き、再びひとりで風と格闘することになった。しかし、おっさんは相当無理をしていたのか、結局真駒内でもう一回抜かして、そのまま帰らぬ人となった。さようならおっさん。なかなかの好敵手だったよ。うーぬ、先はまだまだあるというのにおっさんとのバトルで思わず体力を消耗してしまった。ライフが0になる前に休憩。木々はすっかり色づいています。で、真駒内を過ぎて常盤に入ります。途中パラパラ雨降ったり、路面ぬれてたりコンディションはイマイチ。支笏湖に行くまでの最後のコンビニ。自転車乗りのためにあるとしか思えないコンビニである。本来ならいろいろ補給したいところであるが、金は500円しかないし、今回は支笏湖まで行くハードな行程ではないので大丈夫だろうと補給はなしに先に進む。ホントに大丈夫か?500mlの水しか持ってないんだぞ。で、真っ直ぐ行ったら滝野、右に行ったら支笏湖という分かれ道を右に曲がって、アップダウンの激しい道へと進むのであった。(つづく)
Oct 18, 2009
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日も暮れてきたしどっか適当なとこでメシでも食おうかと。再び自転車を適当に走らせるが、店が閉まっていたり、高そうな店だったりであれなので、まあどうでもいいかということで駅近くのサンクスで適当に食料を買い込む。まあ、メシに関しては味軒でラーメンさえ食えればそれでよかったので、晩飯はどうでもいいんです。そんなに腹も減ってないし。食い物と暇つぶしのための本を買って、再び新十津川駅へと向かう。で、誰もいない駅舎でチャリを畳んで、カバーをかけて、コンビニで買った食料をむしゃむしゃ食う。誰か人来たらやだなあとか思ったが、まだ発車時間まで1時間以上あるし大丈夫だろうと、無防備にひたすら食べる。食い終わった。ふと、目を移すと「駅ノート」なるものがあった。まあ旅の思い出とかそんなものを書くのが本来の目的だと思われるが、きっと中を開くと地元の高校生の卑猥な落書きばかりなんだろうとノートを開いたら、まじめな書き込みばっかりでびっくりした。こんなこれといって変哲のない秘境駅がこんなに多くの人に愛されているかと思うと感慨深いものがあった。観光地も全くないようなローカル線の終着駅に、わざわざ東京とかからやってくる暇人もいるもんなんだなあ。私も人のことは全く言えないが。あと、女性の書き込みも多かったのはびっくりした。中には旦那に連れまわされて仕方なく来たという人もいたが。駅舎を訪れる人にはいろんな人がいたわけだが、100km近くの道のりを折りたたみ自転車で来た奴は多分オレひとりだ。この勝負はオレの勝ちだ。誰と争っているのかは知らないが。こんなことは駅マニアにとっては常識かもしれないが、一応書いておくと、この新十津川駅は函館本線の滝川駅と近く、歩いて行く気になれば行ける距離なんですね。なので、新十津川まで札沼線で行って、それから滝川まで移動して旅の続きをするという「乗り鉄」の人がそこそこいたりするわけです。駅ノートを読んで、今度はコンビニで買った「泣ける2ちゃんねる」を読む。不覚にも涙腺がゆるゆるくるものがあった。オレも年なのか?きっと私と同年代の男性は、こういう天気のいい日曜はバリッと家族サービスなんかしたりして、今頃は家に帰って家族団らんでサザエさんを見ているんだなあ、それにひきかえ自分は日曜の夜に誰もいない無人駅でひとりで感動していて一体何をやっているんだろうと思うと、なんだか楽しくなってきた。列車が到着する時間が近づいてきたのでホームに出る。こんな静かで何もないところに列車はやってきた。「駅なんだから列車が来て当たり前じゃろ」と思うかもしれないが、あまりにも風景と列車がミスマッチすぎてグッと来るものがあったのだ。何がどうグッと来るのか、私の足りない文章作成能力で伝えるのができないのが残念だが、この気持ちを理解するにはとりあえず日曜の夜18時55分ごろ騙されたと思って新十津川駅のホームに行ってみろと言いたい。百聞は一見にしかずである。列車がホームにぬっと現れたときの感動は味軒のラーメンの感動に匹敵するものがあり、本日の私の二大感動のうちのひとつである。これが冬の猛吹雪だとどんな風に見えるのだろうか、冗談抜きでもう一度行ってみたいところである。列車に乗り込みます。真ん中にあるのが私のチャリですね。おー、客は誰もいねえ。深名線バスのときと同じように車両ひとり占めか?と思ったら若い女性がひとり乗り込んで来た。ちっ、これじゃあ何もできねえじゃないか!って一体ナニをするつもりだったんだ?まあ、札沼線にグッと来たのも発車時刻までで、実際走り出すと夜で景色も見えないしそんなに面白くはなかったですね。秘境駅マニアには知られている豊ヶ丘駅も、夜だと秘境っぷりがイマイチわからず。かと言って、真っ暗な中ここで降りろって言われてもヤダけど。もうこれが最後の列車だし。結局、終点の石狩当別まで途中で乗る人も降りる人もいず。This is ローカル線.って感じでよかったですね。こういうとこでいかにも鉄マニアって人がいると興ざめする性格なもので。そんで石狩当別から札幌行きに乗り換え、ここからは列車も1両から3両になって人もそこそこいてどうでもよかったですね。で、新川で下車すると。あっ、新川って20時過ぎたら無人駅になるから、バカ正直に石狩当別で切符買わなくてもよかっ…うげっ、ゴホッ…、きちんと買った切符は回収ボックスに入れました。あとは、チャリ広げて家帰って、おしまい。≪コースマップ≫走行距離 90kmぐらい≪標高図≫標高図にするまでもないぐらい、ほぼ平らな道でしたが。
Oct 3, 2009
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おー、おー、おー、こ、こ、こ、これが、あ、あ、あ、あじけんだべや!と山下清風に味軒にたどり着いた喜びを表現してみた。体中の力が抜け、この時点で本日の目標をすべて達成した感じである。わざわざラーメン屋に行くためだけに5時間も自転車に乗る阿呆、それは私だ。ガラガラと店内に入ってみる。店員はおじさんとおばちゃんの二人。夫婦でやっているような感じだ。席はカウンター席のみで10数席。店はやや薄暗く、昭和の雰囲気が漂っている。客は13時半にして3~4人程度。テレビでパネルクイズアタック25が放送されていた。児玉清がこぶしを握り締めてアタックチャアァァンス!とやっていた。そんなことはどうでもよくて、注文だ。とにかくオレは腹が減っている。ここはどーんとみそチャーシューで決めよう。大盛りにしようかどうか迷ったが、ラーメンは普通盛りで、ライスを大盛りにすることにしよう(チャーシュー麺830円、大ライス170円)。ここの店は水はセルフサービスだ。自動給水機が岩見沢にあったそれとそのまんまであって、味軒マニアにとってはこれを見るだけでも行く価値がありだ。待つこと数分、ついにラーメンがどどーんとやってきた。いただきます。具はチャーシュー麺だから当然チャーシュー(何枚かは忘れた)と、あともやし、白菜、ねぎ、たまねぎ、にんじんと野菜がたくさん、あとシナチクはあったっけ?どうだっけ?忘れた。とにかくここのラーメンの特徴としては野菜がやたら多いということであって、なかなかヘルシーでいい感じだ。ただ、岩見沢のと比べて若干野菜の量が少ないような気がする。にんじんも岩見沢のにはなかったような記憶があるが、どうだっただろうか。あと、麺がちょっと細いような気もする。滝川は旭川に近いから旭川ラーメンの影響を受けているのかもしれない。でも味は昔と変わらない。ああ、なつかしい。ちょっと唐辛子が効いていたんだよな。うん、これ、これ。特別にうまいというわけではないのだが、十数年前にタイムスリップしたような、そんな懐かしい感じがしたラーメンであった。ああ、来てよかった。ごちそうさま。今度、滝川に寄る用事があったときにはまた足を運びたいなあ。でも滝川に用事があることなんてないんだろうなあ。店を出た。腹がはちきれそうだ。普通盛りにしたのであるが、思ったより量が多かった。というかライスを大盛りにしたのがきつかった。小ライスにすればよかった。失敗した。さて、メシも食ったし、今度は何をしようか。やはり長時間自転車を漕いで全身汗だくになっているわけだから風呂に入ることにしよう。滝川駅前にある旧西友(今はスマイルビルという名前の複合商店だ)の本屋で「北海道の日帰り温泉」とかいう本を立ち読みした結果、滝川から5kmぐらい離れたところにある新十津川温泉がいいんじゃないだろうかということで、腹ごなしに再び自転車でキコキコ進んだ。新十津川のちょっと外れに、温泉ホテルはあった。日帰り入浴も500円でやっている。風呂は内風呂だけだった。露天がないのはマイナスポイント。40度、41度、42度と3種類の浴槽があり、ぬるい風呂が好きなオレは40度のとこにずっといた。サウナはドアを開けたらおしくらまんじゅう状態の混雑振りだったのでパス。人里離れたところにある割には地味に混んでいた。すいているところが好きな俺にとってはここもマイナスポイント。65点。と、この施設に少し厳し目の採点をした。風呂に入ったら眠くなってきた。休憩室が広くてごろ寝できる感じだったので、大相撲千秋楽を見ながら1時間ほどうたた寝していた。ああ、ちょっと苦労した後のメシ・風呂・寝るは最高だ。これに酒があるともっといいのかもしれないが、残念ながらオレはスーパー下戸であって、しかも自転車といえども飲酒運転はまずいわけである。このままもっとダラダラしていたかったが、街灯もないような道をここまで来たわけであって、日が暮れると面倒だ。明るいうちに新十津川市街に行くことにしよう。実はこの新十津川という町はJR札沼線の終着である新十津川駅があって、ここから札幌に帰ることができるわけですね。ちょっと光の加減で見づらいが、時刻表。朝、昼、晩と1日3本ワールドです。待合室。ブロンプトンと駅標。線路の終わり。まだまだ、列車の発車時間までは時間があったので、新十津川の街をふらふらすることにした。(つづく)
Sep 30, 2009
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そんなわけで秋晴れの日曜日、16インチの自転車にまたがり、とことこと滝川に向かうことにした。コースは岩見沢経由で国道12号線を通って行くことにする。当別経由で国道275号線を通って新十津川から滝川に抜ける方が距離的には近いのだが、どうせなら昔味軒のあったところがどうなったのか見てみたいので、あえて岩見沢に寄ることにした。まあ、私がどこ経由で行こうが読者にとっては全くどうでもいいことなので、話を先に進めていく。岩見沢までの道は何度も通りなれた道で新鮮味は全くないのであるが、自転車で走ることはさすがにめったにないのでちょっとぐらいは新しい発見があるかなあという気がした。しかし、新しい発見などは何もなく、出発から2時間半ぐらい過ぎた10時半ごろ、岩見沢の街中に入った。で、味軒が昔あったところに行ってみると看板まだあるんかい!味軒がつぶれたのはいつかはよくわからないが、少なくとも5年ぐらいは経っているような気がする。しかもここは岩見沢の中心部であって、味軒の後に新しい店が入っていても全く不思議ではないわけで、こんな一等地が数年もこの状態でほったらかしにされているところに大いに岩見沢の危機を感じた。「ああ、オレの知っている岩見沢がどんどんすたれていく」と少々感傷的になりながら、滝川方面へと進んでいくことにする。道はひたすら平坦で、カーブとかもあまりなく、かといって景色がすばらしくよいとかそんな道でもなく、肉体的疲労はそうでもないが、精神的に飽きてきた。飽きてきたところで、日本一の直線道路を示す看板。更に単調さに輪がかかります。道はひたすら真っ直ぐといいたいところだが、地味に片側一車線になったり二車線になったりというところがあるので、その切れ目のところで自転車で走っている身分としては軽く曲がらざるを得ず、あまり真っ直ぐという気はしない。まるでどうでもいい話だが、私の学生時代の友人はこの道の運転中、あまりに道路が真っ直ぐだったので、運転しながらオ○ニーすることができたと自慢していた。それ以来、私の中だけでこの道を「オ○ニー街道」と読んでいる。でもさすがにチャリに乗りながらそんなことはできないよなあ。そんなアホなことを思い出しつつ、ふと我に返った。「別にこんなことまでをしてわざわざラーメンを食いに行くことはないのでは?」普通の人はきっとそんなことは計画を立てる段階でわかると思うのだが、アホなオレは60kmぐらい自転車を漕いでようやくこのことに気づいた。オレはそこまでして味軒のラーメンを食いたかったわけではないんじゃないかと。もうこの際、味の時計台とか適当なチェーン店でもいいんじゃないか?と悪魔がささやいた。ラーメン屋に限らず通りがかる食い物屋すべてがめちゃくちゃうまそうに見える。まあ、でもここで走りを止めないのがオレなわけで、途中腹が減ったが何かを食うとラーメンのありがたみが薄れそうな気がするので、飲み物以外の補給はせずにひたすら走るわけですね。奈井江町。直線道路の中間を示す看板。まだまだ真っ直ぐです。世界の下着、ランジェリー北海道。場末のアダルトショップですね。砂川に入って、滝川まであと10kmぐらい。ここまで来たらもうすぐって感じですな。私の距離感覚としては残り50km…うげげ、まだまだあるなあ残り30km…ちょっと頑張れば行けるなあ残り20km…よし!射程圏内だ!残り10km…もう着いたも同然だ自転車に乗ると距離感覚が壊れてくるわけですね。1日に100kmぐらいがちょうどいいなあとか思うわけですが、世の中には1度に200kmとか300kmとか600kmとかあるいは1200kmもチャリに乗り続けるイカレた…、いや、ファイティングスピリットあふれた人たちもいるのです。もちろん自分はそんな高いところを目指すのは非常に疲れてめんどくさいので、ちょぼちょぼと100km程度の長い距離を楽しんでいく方向でこれからも行きたいと思う。日本一の直線はまだまだ続くわけであるが、滝川の中心部へ向かうには途中で左に曲がらなければならないのでこれから左に曲がることにします。さようなら日本一の直線道路。最後がどうなっているのかちょっと気にならないわけでもないが、そんなことよりも味軒でラーメンを食べるという本来の目的を見失ってはならない。強い気持ちを持って左に曲がるのである。で、左に曲がって空知川を渡ると滝川市。滝川の街の中に入って、三楽街という繁華街に味軒はあります。あれ?味軒どこやねん?と三楽街を何往復かしているうちに、ついに岩見沢市民にとっては見慣れたあの看板を発見したわけであった。(つづく)
Sep 29, 2009
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今回の話はローカルネタである。私の出身地の岩見沢に「味軒」というラーメン屋があった。もうこのラーメンが何と言うか岩見沢の標準的なラーメンNo.1の店であり、ものすごくうまいとかそういうタイプの店ではなかったのであるが、安心して食べることのできる店であり、岩見沢市民が「ラーメンどこ食いに行く?」って話になったとき73%ぐらいの確率で味軒に足を運んでしまうというそんなラーメン屋であった。岩見沢を離れ札幌に住むようになり、たまに帰省しても特別に気が狂うほどうまいラーメンというわけでもないので味軒からはすっかり足が遠のいてしまい、味軒の記憶が薄れつつあったところで、社長が死んで倒産してしまった。勝手に倒産するな!ああ、もう味軒のラーメンは食べられないのかと思ったが、めちゃくちゃ落胆するとかそういうことは全くなく、なくなったものは仕方がないぐらいのドライな感想だった。そうして味軒のことを忘れること数年、岩見沢時代の友人から衝撃的なメールがやってきた。(個人名が入っているとこ以外は原文のまま)----------------------------先日会合で網走に出張したのだが、昼街中を郵便局廻りのため歩いていたら、味軒を発見。普通なら、名前が同じだけだと思うのだが、どう見ても見覚えのある看板。入ってみて、あえてしょうゆを注文(たまねぎがのっていたらあの味軒だと思うから)。で、出てきたのは、やはりたまねぎのしょうゆ。店の人に聞いたところ、親族がやっているらしく、以前の店主が亡くなる前にレシピを聞いて、10年位前から、網走でやっているらしい。ついでに、同じような事情で、滝川にもあるらしい。暇だったら滝川に行ってぜひレポを聞かせてほしい。それにしても、網走で味軒にであうとは、意外だった。----------------------------味軒まだあるんかい!しかも滝川はまあ岩見沢から大して離れていないからいいとして、網走にもあるというのがめちゃくちゃ驚きだ。「暇だったら滝川に行ってぜひレポを聞かせてほしい。」と言われれば、超スーパー暇人を自称する私が行かないわけがないではないか!(と言いつつ、このメールが来てから既に2ヶ月過ぎている)滝川は札幌から80kmのぐらいのところにある町だ。せっかくラーメンを食べるのなら、ある程度腹を減らした状態で食べた方が望ましいというものだ。ということで数少ない熱心な俺のブログの読者なら予測がつくことと思うが、オレが滝川まで普通にJRや車で行くなんてことをするわけがない。やはりオレは滝川までチャリで行くべきであり、その方がより一層味軒の真の力がわかるだろうということで、日曜日に折りたたみ自転車ブロンプトンで滝川に向かったのであった。(つづく)
Sep 28, 2009
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ちょっと待つとバスがやってきました。幌加内行きとなってますが、幌加内で一旦停まった後、そのまま深川に行くしくみになってます。バス輪行は初めてであり、チャリはどうすればいいんだと思ったが、ここでモタモタしていると運転手さんに「お引取りください」とか言われそうなので、ここは堂々と何事もなかったかのようにチャリをバスの中に持ち込む。入り口や通路は思ったほど狭くなく、スムーズに入れることができます。で、適当な座席の空いているスペースにチャリを置く。発車時刻間際になっても他の客が来る気配もなく、そのまま発車。おお、これは私の専用バスかと思いつつ、途中のバス停で女の子が一人乗ってきた。その女の子についてはどうでもよく、とにかく私は腹が減っていたので勢いよくパンやチョコを食べてジュースを飲んだ。で、途中の天塩弥生ってとこで女の子は降りて、また客はオレひとりだ。おお、広いバスを独り占めだ。これはオ○ニーできるんじゃねえか。エロ本でも持ってくればよかった。(んなもんせんでええ!)などと不埒なことを考えつつ、バスは私が苦労してやってきた道を戻っていったわけで、ああここはしんどかったなあとか辛かったなあとかそんなことを考えているうちに、外は暗くなっていって幌加内に着いたのであった。運転手にこのまま深川まで行くということを告げて、その場で深川までの運賃2400円を支払った。深川に向かうまで10分ぐらい時間があったので適当にウロウロした。バスターミナル。というかバスターミナルがある何かの複合施設。なぜか待合室にある鹿の剥製。時刻表。まあ特にこれというものはなかったので、まだ発車まで5分ぐらい時間があるがバスに乗り込む。また客はオレひとりなのかなあと思ったら、出発間際にギャル風の女性が1人乗ってきた。発車します。ブロロ~ン。もう真っ暗で景色も見えなくて退屈なので、持って来た本(奇病同盟(北杜夫))を読む。何回読んでもこの本は面白い。幌加内から1時間ちょっとで深川に着きました。バスからチャリを降ろして、展開作業をしているときに、同乗のギャル風の女性に話しかけられた。「へ~、こんなにコンパクトになるんですね」「旅行とかにあると便利ですね。私も欲しいなあ」とかそんな話になったので、このチャリを売っている店を紹介すると、今度札幌に行く用事があるからそのときご一緒しませんかというラッキーな話になった。ちなみにこの話はすべて私の妄想であるので本気にしないでほしい。さて、メシだな。私の頭の中はすでにカツ丼大盛りで支配されており、駅の近くにあったラーメン屋でカツ丼もやっているようなのでそこで食うことにした。店に入った瞬間、メニューも何も見ず「カツ丼大盛り」と高らかに宣言した。心なしか「おいおいウチの店はラーメンが本業でっせ、カツ丼なんか頼むんじゃねーよ」というような店員の態度だったような気がしたが、まあそこは気にせずにカツ丼が来るのを待った。私に言わせれば「メニューにあるものを頼んで何が悪い!」ということである。出てきたカツ丼は、大盛りの割には盛りが少なかった。しかも玉ねぎがやたら多く、ああこれだったらセイコーマートのホットシェフのカツ丼を車の中で食った方がマシだったなあとか思った。「950円でこれかよ」と落胆して会計を済ませようとしたところ、伝票を見た店員が「あっ」と声をあげた。ん、なんだ?オレ様に文句でもあるのか?喧嘩なら受けて立つぜと思ったが、別に文句とかそんなものではなく「すいません、カツ丼大盛りのところ普通盛りで作っちゃいました」ものすごく下手な態度で「あのー、このまま普通盛りの代金で会計しちゃってよろしいですか?」と聞いてきて「やだね。これから大盛り分だけ作って持ってきてよ。」というのも大人気ないので、そのまま普通盛りの代金840円を払った。きっとオレが店員だったら、そ知らぬ顔して大盛り分の代金を請求すると思う。この店員の正直さにあっぱれを送ろう。多分私がこの店に来ることは二度とないと思うが、この店員のにーちゃんに幸あれ。で、メシを食ったら、そのまま深川に道の駅に戻って、チャリ畳んで車に積んで、ぶおーんとドライブして22時ごろ家に着いて、今回の冒険終了。≪コースマップ≫走行距離 120kmぐらい≪標高図≫
Sep 27, 2009
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朱鞠内湖が見える展望台からの写真です。展望台から見たからといって、さっき国道沿いから見たのと大して変わらん風景じゃないか、寄り道をした分時間の無駄だと軽く怒りながら先に進む。この辺りはホントに何もないとこで、森林ときどき湖って感じの単調な景色が続く。これでひたすら下り坂だったら別に問題もないのだが、細かいアップダウンを繰り返す道で精神的にもちょいしんどかった。ふとここで山頭火の俳句を思い出した。「分け入っても分け入っても青い山」もう朱鞠内から10kmぐらい民家も全くない山道をひたすら自転車で走っているわけで、なんとなく山頭火の気分になってしまったのであり、このことからチャリに乗ると人は俳人になるということがわかった。ここで一句。「チャリに乗ってもひとり」完全に尾崎放哉のパクリのわけだが、車通りのほとんどない山の中を十何キロも、16インチの折りたたみ自転車で無心に走っている三十代独身男性の孤独感を味わっていただければ幸いである。人はいなかったが、牛がたくさんいて少し心が安らいだかというとそんなことは全くなく、もしこいつらが一斉に俺を襲ったらどうしようとありえない妄想におびえながらペダルを漕いだ。そういえばこの道は熊出没注意という看板もいくつか出ていたような気がする。実は俺は危険な道をあまりに無用心に走っているんじゃないか?とこのとき始めて気づいた。気づいたのであるがもう手遅れなわけで、まあ実際には何事もなく久しぶりに信号機のある交差点にたどり着いたわけだ。やっと名寄の文字が見えてきましたね。ここを右に曲がります。ちなみにここがあのマイナス41.2度という驚異的な気温を記録した母子里の地であります。ここで初めて今回の目的地である名寄までの距離が判明した。現在の時間が14時半ぐらいで、バスが16時10分発で、残された時間は1時間40分。で、残りの距離が18kmでオレ平均時速を15km/hと仮定すると、まあどのくらいの時間に着くのかは計算できないが、とにかくここで「ああ、これなら余裕でバスに間に合うなあ」と大いに安堵したのであった。間に合うどころが、30分ぐらい前には着いてしまうのではないだろうか。もし早めに着いたら適当な食堂でカツ丼大盛りでも食べようとか思っていたら、結構な上り坂にさしかかった。なかなかキツい峠ではあったが、まあ時間に余裕もあるしということで自転車から降りて、だらだらとチャリを押しながら歩いた。で、峠の頂上に「名母トンネル」というトンネルがあって、名前からしてトンネルを過ぎると名寄市に入るんだなあと思いながらトンネルを抜けるとやっぱりそこは名寄市だった。名寄に入ったのは入ったで、まあそれでうれしかったわけだが、それよりもオレのテンションを高くしてくれたのは、写真の上の標識にある「この先4km下り云々」という部分である。ふふふ、これから4kmも下りかよ。ここまで苦労して上ってきた甲斐があるというものだ。本当は「ヒャッホー」と言いながら勢いよく下りたい心境だったが、さすがにいい年をしたおっさんとしては理性が許さなかった。坂を下りきったところで「名寄市街まであと7km」という標識発見。ええと、今何時かなと。え!もう15時半!うわ、何じゃそれ。さっき14時半の段階で、名寄まで18kmだったわけだから、あれから1時間でたったの11kmしか進んどらんじゃないか!いくらなんでも余裕ぶっこきすぎだろ。ダメだ。このペースでは遅刻だ。本格的にオレはあわてた。ロードレーサーに乗っているときと同じような感覚で、景色とかを一切見ることもなく鬼コギモードに入った。途中T字路があって、左に行くと美深、右に行くと旭川って標識があって、オイオイこれじゃあ名寄駅がどこなのかさっぱりわからんだろと軽く狼狽したが、様子を見ると右に行った方が明らかに都会っぽかったので、ここは右に進むことにしよう。(今回も特に必要ないだろうと思って、地図は持ってきていません)ネタとしては道を間違えた方が面白かったかもしれないが、結局これが正しい道だったわけで、15時55分ぐらいに死に物狂いになりながら名寄駅に到着した。駅前にいい感じの食堂があって「ああ、ここでカツ丼大盛りでも食いたいなあ」と思ったが、さすがにここで食堂に寄るとバスには間に合わないので、泣く泣く駅の中のキヨスクで、バスの中のおやつとして菓子パンとチョコレートとジュースを買った。んで、小便して、チャリ畳んで、バス停で深川へ行くバスを待ったのであった。わかりにくいかもしれんが、バス停の下にあるのが折りたたまれたオレのチャリだ。(つづく)
Sep 26, 2009
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幌加内の市街地を抜けて政和というところに向かいます。政和には道の駅とかルオントという温泉があるわけだが、そんなものよりもセイコーマートの一軒でも建てんかい!と強く思うのであった。数少ない昔鉄道が走っていましたよという名残。別に私は鉄道マニアなわけではないので、ふーんそうか、へーぐらいの反応だった。道の駅で飲み物を補給。この田舎具合から考えるとしばらく自動販売機はないんじゃないかと恐れて、必要以上に多めにスポーツドリンクやミネラルウォーターを買い込んだ。意外とたくさん人がいたなあ。こんなとこまで来て何やってるんだろ?私も人のことは言えないが。もっと山の中走るのかなあと思ったら、朱鞠内までは割合平坦で走りやすい道でした。バイクで走ってる人が結構いたような気がするが、チャリは幌加内の市街の辺りで1台のロードレーサーとすれ違っただけだった。チャリで走ると気持ちいい道だと思うんだが、やっぱり札幌や旭川から遠いからなかなかここまで来てチャリに乗ろうという気合の入った人は少ないのだなあ。やっと看板に名寄の文字が見えて、うっすらとゴールが見えかけたのであるが、今回は深名線跡を走るという俺ルールにより、左に曲がって朱鞠内へと向かいます。紅葉にはまだちょっと早いなあ、もう半月ぐらい経てばいい感じになると思う。この辺りは集落と集落の間がやたらと長く、走っていて心細くなってくるのですが、なんとか朱鞠内の集落に到着。ここにも深名線跡の名残が、というか無理に復元されたような駅標があった。ちなみにここにも自動販売機があったので、さっき道の駅で無理してたくさん飲み物を買う必要はなかった。パークゴルフ場なんかもあって、まだらに人がいましたね。そんでもって、謎の遊具があったりして、誰がこんなとこでこんなもので遊ぶんじゃと。公園の割にはブランコもジャングルジムもシーソーもなくて、これだけしか遊具がなくて、より一層存在感が増していた。宮田珠己の本にも書いていたが、必然性のないものは存在感が増すのである。深名線の駅標はなくなってもいいから、このすべり台だけは永久になくさないでくれと切に願ったのであった。分かれ道。厳密に深名線の跡をたどるのであれば、真っ直ぐ湖畔の方に行って、ぐるっと湖の北側を回るべきなのであるが、この時点で俺ルールは撤回して、右に曲がって湖の南を通る近道を選択することにした。なんて中途パンパな奴だと思われるかもしれないが、だってこのままのペースだと名寄発のバスに間に合わないんだもん。そう、私は結構あわてていたのであった。この時点で13時半ぐらいで、ここから母子里(もしり)という集落まで15kmぐらい(幌加内市街にあったガイドマップで調べた)。ただ、母子里から名寄までの距離は不明で、多めに20kmぐらいを見積もっておけばいいかなあということで残り約35kmと考えよう。名寄発のバスは16時10分発で、チャリを畳む手間とか考えると最悪でも5分ぐらい前には着きたい。つーことは、あと残り時間は2時間半ぐらいで、えーと35kmだから時速何キロで走ればいいんじゃ?えーい、こんなこと考えている暇あったら、とっとと前に進まんか!と自分にハッパをかけつつ、無理してチャリを降りずに上り坂を上った。(もはや80km以上は漕いでいるので、思考能力がかなり落ちています)風景は木や畑ばっかりという道を2kmぐらい上っただろうか?そのときぬっと現れるものがあった。私は思わず「あっ」と声をあげた。湖だ!朱鞠内湖だ!はっきり言って、写真のように景色自体はめちゃくちゃショボい。ショボいのであるが、何というかずーっと木や畑しかなかったのに、こんなところに湖が出てくるか?意外だ。あまりに意外なところに湖が現れた。はっきり言おう。このときの私はめちゃくちゃ感動していた。なぜ感動していたかというのは、先に書いたように、思いがけないものに突然出会ったからだということだ。このブログで何度も書いていることだが、私は旅というのは未知のところを訪ね「おお!こんなとこにこんなものがるのか!」という意外性を発見することが醍醐味だと思っており、それゆえ私はパックツアーとかガイドブック片手にガイド通りのことを確認するだけの旅というのは大嫌いであり、だから私は他人とは旅行をすることができないのである。なんだか書いてみてちょっと論理が飛躍しているような気もするし、湖自体で何興奮しているんだお前は?と思われるかもしれない。それでもあえて言おう。私はこの日はるばる苦労して朱鞠内湖まで来てよかったと。この感動は他人には到底理解できないものであり、私だけの心に刻み付けたいと思う。ホントはもうちょっと湖の写真を貼り付けたかったが、楽天ブログの人に「今日はこれ以上写真張っちゃダメよ」と怒られたので、この続きはまた今度にする。(つづく)
Sep 25, 2009
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幌加内に入ってからはひたすら下り。んで下りきった辺りで、そば畑がどーんと展開されていた。そばの花が咲く季節だったらキレイだったんだろうけど、この季節ではただのはらっぱって感じですね。それでもそば畑の中のトラクターを見て、ああ収穫の時期もまたそれはそれで味わいがあるなあとか思ってしまう。さすがに日本でも有数のそばの産地だけあって、ひたすらそば畑が続く風景は圧巻であるが、ずっと畑ばっかりっつーのも飽きてくる。あー、畑飽きたなあと思ったところで、私の心を奪って離さないものがずらーっと並んでいた。なんやねん?このかかしの大群は?大体かかしっつーのは畑の真ん中にあるもので、道路沿いにずらっと並んでいるものじゃないだろう。「おい、かかしどもよ。お前ら何つーか基本的なところから間違っていないか?」と心の中で突っ込みを入れたところコンテストだったらしい。しかも記念すべき第1回だ。おいおい、コンテストだったらもっと人が集まるような町の中心部でやらんかい!ワシはチャリだからゆっくり見れるが、ドライバーが見ても「あっ、かかしの大群だ、ふーん」で通過されておしまいではないか。もっとじっくり見せるための工夫があってもいいのではないか。突っ込みどころ満載のコンテストであるが、個人的にはあまりにくだらなすぎて、おもろいので来年以降も是非続けて欲しい。ただ続けて欲しいのだが、すぐにネタ切れになりそうな気がしないでもない。優秀賞の作品。「佐渡の女」というタイトルがついているが、断言しよう。「佐渡にこんな女はおらん!」と。つい最近佐渡に行ってきた私が言うのだから間違いない。かかしコンテストは終わって、幌加内の市街地に入る。ちょうど時間は11時ぐらい。この時点で、名寄まであと何キロぐらいあるかわからないが、できるだけ飯を食うとかそういう時間のロスになることは省いてガンガン行きたい。とはいえ100km以上の道のりを無補給で行くのは自殺行為に等しい。一応、このときの考えとしてはコンビニで適当に食い物や飲み物を買って飯を食う時間を節約しようという考えにまとまりかけた。いや、しかし待てよ?せっかく幌加内に来たんだ。しかも、ちょうど食堂が開き始めた時間であり、せっかくだからそばのひとつでも食ってった方がよくねえかという考えも浮かんできた。でもゆっくり飯食って、名寄発のバスに間に合わないのもイヤだしなあとか、あたかも難問に挑む数学者のような顔をしながら自転車を漕いでいたところ、万有引力の法則にしたがって、とある食堂に吸い込まれていってしまった。あじよし食堂。何となく地元の普通っぽくてひとりでも入りやすそうな感じの食堂だったので、ガラガラと戸を開けて入ることにした。幌加内産の手打ちそばが食べられるということで、もりそばをとりあえず注文してみた。ただ他の地元民らしき客が、ほとんどラーメンを注文しているということで「何じゃこりゃ?ここはそばが売りの店じゃないのか。失敗したなあ」と思いながらスポーツ新聞を読みつつ、そばが来るのを待った。せっかくベイスターズが3連勝という、政権交代にも匹敵するような大事件があったにも関わらず「巨人マジック1」とかまるでどうでもいいことをつらつらと書いている新聞に大いなる不満を抱いたところで、そばがやってきた。第一印象「量、少な!」冷静に考えれば結構運動して腹が減っていたわけで、ここはどーんと大盛りにすべきであったのだ。まあ、でもこのあとまたコンビニで食料を補給すればいいかと思いつつ、いただきます。おお!何だこのコシの強いしっかりした麺は。ううん、うまい。うまいんだが、今のオレは量が少ないうまいものをかみしめて食うのではなく、ちょっとぐらいマズくてもいいからどかんと量のあるものを平らげたい気分だった。そんなわけで、そばを味わずに勢いよく食べて、しまった大盛りにすればよかった、というかサイドメニューでカツ丼でもどーんと頼むべきだったと後悔しながら店を出た。ごちそうさま。うまかったけどこの量で650円はちょっと高いよ。さて、ほんのちょっと腹もふくれたし、コンビニで補給でもするか。北海道にはセイコーマートというコンビニがあって、大体田舎といわれる町村でもセブンやローソンがなくてもセイコーマートだけがあるということが多い。そんなわけで市街地にセイコーマートぐらいはあるだろうとペダルを漕いでいくと、あっという間に郊外になってしまった。えっ?もしかして、この町コンビニないの?ゲゲゲ、これじゃあ食料の補給ができないじゃないか、しまったやっぱりさっきの店でカツ丼大盛りをもうひとつドーンと頼むべきだった。コンビニがないことに大いに失望したわけであるが、ここでまとめておこう。調査したところ北海道内でコンビニのない町村は以下の5つである。初山別村、幌加内町、占冠村、浦臼町、神恵内村この辺にサイクリングに行くことがあった場合、手前の自治体のコンビニでがっつりと食料を補給しようと自分に言い聞かせておくことにしておく。北海道にもまだまだコンビニのないところがあるんだなあということを発見したところで、更に先に進むことにする。(つづく)
Sep 24, 2009
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今回の旅のテーマは深名線である。知らない人のために一応説明しておくと『深名線(しんめいせん)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)/日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線(地方交通線)である。北海道空知支庁管内の深川市にある深川駅で函館本線から分岐し、雨竜郡幌加内町を経て上川支庁管内の名寄市にある名寄駅で宗谷本線に接続していた。道内でも屈指の閑散ローカル線であり、営業係数は常にワースト10に入るという大赤字の路線で、赤字83線や特定地方交通線の廃止論議にもその都度候補にあげられていた。並行道路の未整備を理由に廃止保留となったが、国鉄分割民営化後に代替バス運行の目途がついたことから、1995年(平成7年)9月4日に廃止された。』という路線であった(以上Wikipediaより引用)私は鉄道は好きなのではあるが、マニアなほど好きというわけでもなく深名線に乗ったことは1度もないのであるが、あまりドライブでもこの辺を通ることはないし、廃線跡地を巡るというのは何となく面白そうなので、ブロンプトンとJR廃止後の代替バスを用いて深川から名寄までの区間を旅することにした。今回やろうとしていることは・深川から名寄まで朱鞠内湖経由で自転車で走る。・名寄からバス輪行で深川まで帰る。という単純極まりないものである。単純なのであるが、問題としては、深名線はローカル線にしては約120kmと距離が長く、しかも山間部を通ることから地形も険しく、果たして一日で16インチ3段変速のブロンプトンで走りきれるかということであるが、これについては佐渡島を2日間で一周したという実績があるわけだから何とかなるんじゃないかなあということで、シルバーウィークの最終日に作戦を実行してみた。今回は起点が深川と遠いため、深川までは車に自転車を積んで出かけることにする。本当はJR輪行で行きたかったが、交通費やら列車の時間帯やら、たまには車を動かさないと車がかわいそうだなどという理由から車で行くことにした。車を運転するのは一ヶ月ぶりになる。普段通勤で車を使うことはなく、あと私の場合ガソリンが少なくなると「ガソリン入れるのめんどくさいな」と異常に車を出すのが億劫になるもので、しばらく車は車庫に寝かせておいてあった。いい加減、車処分したらどうだ?隣に乗せる人もいないわけだし。まあ、とにかく久しぶりに車を運転する。モダセルフでガソリンを入れようとしたら、財布の中に4000円しかないという事実に気づいて、仕方なく3000円分だけガソリンを入れた。途中霧で見にくかったりしたわけだが、特に事故ることもなく8時ちょい過ぎに深川の道の駅に到着。ここに車を置いて、自転車で出かけるという作戦だ。ついでに隣のセブンイレブンで金をおろしたり、朝メシ買ったり。事前に調べたところによると名寄発のバスが16時10分で、これを逃すと名寄から深川に行くバスがなくなるという恐ろしい事態になってしまう。なんとしても16時10分までには名寄に着かなくては!でもいざとなったらJRで名寄から深川に戻るという手段もあるから、まあ安心といえば安心だ。ただこれだと交通費がべらぼうに高くつくからできればバスに間に合うように名寄に着きたい。じゃあもっと早く家を出ればよかったんじゃないかという意見もあろうが、これについては寝坊という極めて正当な理由があるから仕方がない。過ぎたことを悔やむよりも、今これからできることに目を向けることが大事なのである。そんなわけで今回は(今回も?)急ぐのよ!大体120kmで使える時間は8時間なわけだから、時速15km/hをキープしなければならないわけで…。あれ?でもこの前の佐渡のときも確かこのくらいのペースで行けたのではなかったっけ?つーことはあれだ、今回もいつものペースできっと大丈夫なんだろうな。(えー、ブロンプトンについては、速度がどうとかそういう性格の自転車ではないと私は思っていますので、あえて速度計はつけていません。よっていつもどのくらいのスピードで走っているかはわからないのです。)安心したとこでスタートです。まずは深川の道の駅から国道233号線を通って深川駅の方に進みます。ちょっと霧のかかった石狩川。なんとなく幻想的だったので写真に撮ってみたが、写真だと霧のかかり具合がイマイチだ。深川駅。以前、砂川から深川まで自転車で行ったとき以来、4ヶ月ぶりにやってきたわけである。休日ということもあって、駅前にもかかわらず人はほとんどいない。今回は深川がスタート地点なわけで、駅にはかまっている場合ではなくそのまま233号線を進む。途中で多度志に抜ける道があるので、左には行かずに直進する。直進すると景色はあっという間にいい感じの田舎具合になってきた。家はほとんどなく、周りは木や田畑ばっかりだ。スタート地点ではややテンションが低く「今日はやめとけばよかったかな」と弱気になったものだが、いざ進んでみると霧も晴れてきたし、だんだん楽しくなってくるというかおもつらく(おもしろい+つらいの造語)なり、やめられない止まらないというかっぱえびせん状態になってくる。この道はダート道があったり、片側交互通行の部分があったりあんまり快適な道ではなかったが、ある程度の坂を登りきるとそこは中山峠だった。北海道には中山峠という名前の峠が結構あるのだな。(Wikiで調べたところ、札幌から喜茂別の間のところと、北斗と厚沢部の間のとこと、ここの3つですね)中山峠を過ぎると多度志の集落。セイコーマートがあったりして結構開けていた。(後述するが、このセイコーマートが名寄に行くまでの最後のコンビニ。もしこの区間をサイクリングするという人がいたら、必ずここで補給するように)んで、多度志から国道275号線に入ります。多度志からはしばらく平坦な道が続いていい感じでしたね。平坦な部分が終わると、本日の第一の難関幌加内峠。すでに自転車を降りてひらすら歩く人となってます。んで、ダラダラと坂を登りきったとこで幌加内町到達です。マイナス41.2度というバナナで釘を打てるような(このCMネタ知ってる人はもう少ないか?)気温を記録した北海道でも有数の極寒地帯なのであります。(つづく)
Sep 23, 2009
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もはやタイトルとは全くかけ離れた話になってるんだが、旅行最終日。健康ランドの係員によって仮眠室のカーテンがぶわーっと開けられ、まぶしさのあまり目が覚めてしまった。時間は6時半。なんだよもう少し眠らせてくれよと思ったが、係員が毛布の片付けを始めたりして、てめーら寝てないでさっさと出て行けモードに入ったので、仕方なく起きて朝風呂に入ることにする。風呂に入って着替えようとしたら、携帯とデジカメの電池が切れたことに気づいた、デジカメは別にいいかということで、洗面所の空いているコンセントを使って携帯の充電をした。充電をしている間ヒマだったので、風呂の休憩所でふたりはプリキュアを見ていた。これはこれで意外とおもしろいかなと思ったが、多分二度と見ることはないだろう。この時間帯にテレビを見るとすれば、親分&ハリーだよな、やっぱり。携帯の充電が終わって、ロビーで新聞を読む。地元紙を読むと、昨日のベイスターズ戦がデカデカと取り上げられていた。この地域にとってプロ野球が来ることそのものがお祭りみたいなものなのだろう。どうせハマスタでは大して客も入らないし、せっかくだからベイスターズも年間10試合ぐらいは新潟で主催試合をやってもいいのではないか。こんな立派な球場をBCリーグや高校野球だけに使うのはもったいない。チェックアウトをして、再び球場の方に自転車を走らせる。ありがとうホンマ健康ランド。2000円ちょっとで泊まれるとは思わなかったよ。すき家で朝メシ。とん汁朝食セット340円也。新潟だから米がうまいのかなとも思ったが、特に米がうまいということはなかった。まあ、全国チェーンだし、こんなものか。ごちそうさま。炎天下の中、キコキコと自転車を漕ぐ。球場の開門まではまだまだ時間があるし、マンガ喫茶で時間でもつぶそうかなあと思ったら、思わぬところに心を奪われた。おお、競輪。はっきり言って競輪などにはまるで興味がないが、曲がりにもチャリを趣味にしている人間として1度ぐらいはやってみるのもいいのではないのかなあと。それに旅先では普段やっていないことをやってみたくなるものである。車券売り場は小奇麗な建物で競輪のイメージがちょっとアップしたが、実際に中に入るとガラの悪そうなオヤジがたくさんいて、WINSや競馬場と比べると明らかに客層が悪い。女子供はすっこんでろと殺伐とした感じだった。客層が悪いがすいていたので、何レースかやってみることにした。私はすいているところが大好きだ。壁にスポーツ新聞各紙の予想が張ってあったので、適当に印がたくさんついている人を選ぶことにした。よし!◎の人の単勝一転勝負じゃ!と気合を入れたが、競馬と違って単勝の車券はないようだ。なぜだかはわからない。仕方がないので◎と○のたくさんついている人2人を選んでワイド一点買いで行く作戦をとった。別に一攫千金を狙っているわけではないからそれでいい。賭け金も100円とかわいらしく攻めることにした。どーせ当たるわけがないし、時間つぶしのためだけにやっているわけだから大金を賭けるのはもったいない。所詮遊びだ、遊び。買い方は競馬と同じマークシートなので特に迷うこともなく、お金とマークシートを販売機に入れて、車券が出てきた。人生初車券。これが1万円、いや10万円に化けるのかと思うとドキドキした。なんてことは全くなく、モニタのオッズ表を見るとせいぜい当たっても200円ぐらいであり、まあ当たっても当たらんくてもいいか。とにかく競輪を一度体験してみるということがここでは大切なのである。モニタでレースの模様を見る。最後の2周目ぐらいからやっと本気を出して走り始め、最初の方は一体何やってるんじゃ、どうせなら初めから全力疾走せんかいと思いながら観戦していた。いや、知識として駆け引き云々があって、こういう形のレース展開になるということは知っているのだが、やはり見ているほうとしては最初から勢いよく走っている方がおもしろいと思うし、なにより八百長臭く見えてしまう。こういったところが、競馬と比べ競輪の一般受けしないところなのかなあと思う。さて、最初の2レースは豪快に外した。それでも男たるもの最初の方針を貫くべきだということで、3レース目も1番人気のワイド車券を100円分購入した。ついに的中!1着、3着ということで、ワイドの威力を思う存分発揮した。自分はひょっとしたら競輪の天才なのではないかと思った。これで私は競輪で的中したという、自分史に新たな一ページを刻んだのであった。一体いくらぐらいになるのだろう。今日の野球の入場料、いや帰りの飛行機代ぐらいはかせいだんじゃないか、などということは全然なく、一番人気なので200円ちょっとしか返ってこなかった。これは流れは私に来ている。きっとこの後万券を的中させ、ウハウハ状態になるのは間違いない。などという悪魔の誘惑に惑わされてはならない。やはり4レース目も、1番人気のワイドを100円購入したのであった。人間、堅実に生きることが何より大事なのである。この謙虚な気持ちが功を奏したか、4レース目も的中!この時点で400円の賭け金に対して、戻ってきたのは480円だ。よし!ここで退散すればオレは生涯競輪成績プラスのままで終わる!と、思ったが野球までにはまだ時間があったので、もう1レースだけすることにした。1番人気が2回連続で来たから、そろそろ穴がくるかなあ。そんな予感がしたが、もし3回連続で1番人気が来たら激しく後悔しそうなので、最初の方針を貫いて1番人気のワイドに100円。やはり3回連続で1番人気が来るなどという甘い話はなく、ハズレ。結局、私の初競輪は500円の投資に対して480円の回収ということで、回収率96%と大健闘したのではないか。でも、やっぱりチャリは見るより乗る方がおもろいよなということで、車券売り場を後にした。きっともう二度と競輪をすることはないだろうな。ちなみに私はロードにも乗ってはいるが、ロードレースを見ることにも全く興味がなく、やはりチャリは乗ってなんぼじゃろと思うのであった。で、球場に行って、内野自由席で周囲に人の全くいないところに陣取った。先発は2日連続でグリンだったが、この日は打者一人で引っ込むということはなく、ガンガン投げたのであるが、ガンガン打たれて0-3となった。しかし、ベイスターズにしては珍しくマシンガン打線が爆発して4-3と逆転。逆転したところで飛行機の時間が近づいてきたので、まだ4回だが帰ることにした。どうせベイスターズのリリーフ陣ならこの後逆転されることは目に見えているから、ここで帰るのが一番幸せだろう。さようなら、ハードオフエコスタジアム新潟。とてもキレイでいい球場だったよ。ここからチャリで空港に行く。最後の新潟の風景を心の中に焼き付けようと、かみしめるようにペダルを漕いだ。が、特に印象に残るような風景はなかった。1時間ぐらいかけて、空港に到着。これで佐渡・新潟で大活躍した自転車はお役ご免だ。畳んで輪行袋の中に入れる。定刻通りに飛行機は出発して、何事もなく新千歳空港に着いた。耳の痛みもほとんどなく、また飛行機に乗ってもいいかと思った。私の中で飛行機克服計画は着々と進展しているようだ。あとはJRで琴似まで行って、さっき自転車はお役ご免だということを書いたが、そういえば琴似から家までチャリで戻んなきゃなんねえなあと、再び自転車を広げて家に帰ったのであった。家に帰ってニュースを見ると、ベイスターズは4-8でやっぱり負けていた。(このシリーズ終わり)
Sep 21, 2009
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ベイスターズの選手の活躍を体全体で表現しているところで、これだけうれしそうにしている人には何かしゃべらないといけないんだろうかという感じで隣に座っていたおっさんが話しかけてきた。「いやあ、いいピッチャーですねえ」ここで、私の中でベイスターズ魂のスイッチが入った。「このピッチャーは7月ぐらいから新しく入ってきて、私も見るのが初めてなんですよ。大体普段は6回ぐらいまでしか投げないからスタミナがどうか不安ですよね。そうそう、あとこのピッチャーは打っても初打席でホームランという離れ業をやって…」とベイスターズおたく丸出しのマシンガン打線ならぬマシンガントークモードに入った。私の勢いに押されたのか、おっさんも「よし、本当は巨人ファンで正直どっちが勝ってもいいのだけど、今日はあなたと一緒にベイスターズを応援しますわ!」とうれしい一言をいただいた。やっぱり席を移るのはやめて、今日は最後までこのいいおっさんと野球を見ることにした。新潟はプロ野球がめったに来ないところだから、例え自分のひいきチームじゃなくても「プロ野球が見れる!」ということで球場に足を運びたくなるのだろう。ひいきチームの勝ち負けに一喜一憂しないで、プレーそのものを楽しむ。真の野球観戦の喜びが地方球場にはあるのだ。今思えば、日本ハムが来る前、いやもっとさかのぼって札幌ドームができる前の円山球場もこのような雰囲気だったような気がする(ただし読売戦、阪神戦は除く)。いつの間にか、北海道民も日本ハムの勝ち負けにこだわるようになり、野球そのものの楽しさを味わえなくなりつつあるのではないだろうか。試合は2-0のまま、9回裏ドラゴンズの攻撃。最後の代打立浪登場で球場のボルテージは最高潮に達する。いいなあこの雰囲気。敵ながら立浪が見れてよかったよ。隣のおっさんもめちゃくちゃ喜んでいた。結局、立浪をランドルフが打ち取り2-0でゲームセット。お、ランドルフ完封じゃ!と思ったが、昔の記憶を呼び起こしてみると最初のひとりだけグリンが投げていたのであった。せっかくだからグリンにもセーブぐらいつけてやったらどうなんだ。前で投げたか後ろで投げたかはこの際大した問題ではないと思う。おっさんが「おめでとうございます。今日はどうもありがとうございます。」と席を立った。私も「いえいえ、こちらこそ一緒に見られて楽しかったです。ありがとうございました。」と別れを告げた。さようなら、知らないおっさん。新潟のプロ野球ファンは最高だったよ。なんかとてもいい気分になったので、ヒーローインタビューを見て、そんで自分の席の周りのゴミとかをかたずけて、瞬間最大いい人になって球場を去ろうとしたら、食い物屋で500円の食い物が全品100円で売っていた。売れ残りという奴だ。めったにプロ野球が来ないところだから、仕入れの按配がわからなかったのだろう。まあ安いのでマーボ丼と焼きそばを買った。これで200円は安いなあと思ったら、頼んでもいないのに焼きおにぎりも一緒に袋に入れやがった。おいおい勝手に入れるんじゃねえよと思ったが、まあ、本来1500円のものが200円で買えたわけだから文句は言わないことにしよう。球場を出ると翌日のチケット販売がやっていた。次の日並ぶのもめんどくさいということで、内野自由席のチケットをゲットした。窓口にはさっきのおねーちゃんはいなかった。クビか?まあとにかく、ちょっとトロかったおねーちゃんに幸あれ。さて、球場外の適当なベンチで、マーボ丼と焼きそばと予定外の焼きおにぎりを食う。これはどう考えても量が多すぎだ。腹いっぱいになって味がわからなかったが、ひたすら無心に食べる人となり全部平らげた。安いと思って、食いきれない量のものを買うんじゃなかったな、ここはマーボ丼だけにすればよかったと思ったが、よーく考えたら勝手に焼きおにぎりを入れられたのが悪かったわけで、私に非があったわけではない。健康ランドは遠いところにあり、30分ぐらい自転車を漕いだ。腹はいい感じにこなれたと思う。今後新潟に行っても球場と健康ランドの場所だけは絶対に把握している自信があるというぐらい、今日と次の日の2日間でひたすら球場と健康ランドの往復を繰り返していた。新潟まで来て結局空港とフェリーターミナルと球場と健康ランドの4箇所にしか行かなかったわけなんだな。健康ランドに入った。何とキャンペーン中で基本料金が半額であった。ありがたい、オレはついている。健康ランドの中は北海道の健康ランドと大して変わらないので、特に書くこともなし。とにかく眠くて仕方がなかったので、風呂は適当にすませ、ひたすら仮眠室で爆睡していたのであった。(最終日につづく)
Sep 20, 2009
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佐渡最終日。もう一周は終わってしまったわけだから、こっから先はどーでもいいわけだが、家に帰るまでが遠足だっていう定番のお言葉に従って、北海道に帰るまでのどーでもいいことを書きつらねていく。朝7時半。ここの旅館は朝メシなしということで、とっととチェックアウトしようかと思ったら、「建物の裏から湖が見えますので、よかったら見てください」ということで、案内されるがままに建物の裏に回った。加茂湖という湖らしい。旅館のだんながひょっこりやってきて、今日は曇っていて金北山の山頂が見えないとか、ここの湖では牡蠣の養殖をやっているとかそんな話をしていたので、ふーんという感じで聞いていた。うみねこ。旅館のだんながかっぱえびせんをうみねこにやっていて、よかったらどうぞと言われたので、だんなのマネをしてかっぱえびせんをやった。全くどうでもいいことだが、私はうみねこと聞いて「あれうみねこって鳥だっけ?ナメクジみたいな奴だったっけ?」といつも迷ってしまう。ナメクジみたいな奴は、うみうしだ。「これからどうするんですか?」「いやあ、あとは帰るだけなんです」と旅先らしい会話をして、チェックアウトすることにした。さようなら、旅館金沢屋。さようなら、佐渡の街並み。今度来るときは、トキが見れるところとか金山とか普通の観光客が行くようなとこに行こうと思います。あまり急ぐわけでもないので、ジェットフォイルではなく9時半のフェリーで新潟に行くことにした。食堂でそばを食って、時間があったので展望台っぽいとこでボケーッと船を見ていた。ジェットフォイル。フェリー。遠近法の関係でフェリーの方が小さく見えるが、もちろんそんなことはない。フェリーはたけながさんを見習って、リッチに1等イス席にしてみた。これだけたくさん座席があって、客は4人しかいなかった。まあ2時間半ぐらいの航海だったら別に2等でも十分だと、ほとんどの人は思うのだろう。イス席はリッチな気分が味わえていいのだが、実際問題寝づらいという問題があって、ああカーペットにすればよかったなあと寝ているのか起きているのかよくわからんモーローとした頭で思いをめぐらせた。新潟到着。特にこれといって感慨なし。フェリーターミナルの近くにラーメン屋がたくさんあるとこがあって、並ぶのがめんどくさいオレは一番すいているところで食うことにした。名も知らぬ店で、とんこつラーメンとライスを頼んだ。心なしか米がうまいような気がした。前日の札幌ラーメンよりは5倍ぐらいうまかった。ごちそうさま。さて、新潟についたはいいが、野球を見ること以外はまるで予定を立てていない。今の時間が12時半位で、ナイターは6時に始まって、というかオレは開門の時間には入場する主義の男だから、開門は4時で、それでも時間は有り余っている。有り余っているのだが、佐渡島一周の疲労は結構なものであって、これから新潟のサイクリングロードを堪能しようとか、宮田珠己の本に載っていた胎内市にある親鸞の巨大像を見に行こうとかそんな気力はなかった。とりあえず泊まるとこ決めなきゃな、と、観光案内所があるであろう新潟駅へと自転車を走らせた。おお、これが新潟駅か。新幹線も走っていて、めちゃくちゃ都会だ。さすが政令指定都市だ。案内所に入るのも面倒だったので、先に駅前にあった地図をヒントに球場の場所を確認することにした。最初大都会かと思った新潟も、南の方へ10分ほど自転車で行くといい感じの郊外になってきた。そんで、球場は新潟らしく田んぼの真ん中にどどんとあったのであった。今年完成のできたてのホヤホヤの球場です。野球場の隣はビッグスワンと呼ばれるサッカー場。ああ、新しくていい球場だなあ。せっかくだからいい席で見たいなあとか思って、いい席で観戦する分宿泊代をケチろうと健康ランドに泊まることに決めた。iモードで健康ランドの場所を確認すると、球場から結構離れたところにあったが、まあ時間もたっぷりあるし、どんなところかちらっと行ってみることにした。健康ランドに行く途中にあった新潟県庁。田中角栄の像とかは特になかった。って県庁とは全然関係ないか。そして健康ランド到着。順調に着いたような気がするが、実はここに来るまでに結構迷った。あらかじめ明るいうちに下見に行っておいてよかった。とりあえず、宿泊先も決まったことだし、あとは何も心配することはない。再び球場に向かうのだ。当日券売り場でチケットを買う。窓口が3つあったのだが、オレが並んでいる列だけが異常に進むのがトロい。どうなってるんだと怒りつつ、やっと私の番がやってきた。「2層A席、大人一枚」とはっきりした声で窓口のねーちゃんに宣言した。私は比較的人には活舌がよいと言われている。にも関わらずねーちゃんは。「え?1層A席ですか?」「いや、2層だよ」「三枚ですか?」「だから、一枚って言ったじゃろ、このボケ!」まあ、実際にはこのボケとは言わなかったわけだが、こんなボケを窓口業務につけるんじゃねえと。どういう耳をしとるんじゃ。この調子じゃあ全然列も進まんわな。3500円を払って、バックネット裏席の列に並ぶ。この時点ですでに窓口のねーちゃんに対する怒りはなくなり、むしろ待たされたおかげでちょうど開門間近ぐらいの時間になっていて、落ち着いてゆっくりと処理をしてくれたねーちゃんに感謝さえしたい気分であった。さっきは怒ってすまぬ、名も知らぬねーちゃん。まあ、別に直接文句を言ったわけじゃないが、聞き返した段階で私としてはものすごくイラッとした対応をしたと思う。おお、ゲートで出迎えているのはベイスターズの選手ではないか。さすが、バックネット裏だ。こんなサービスがあるのか。細山田選手から下敷きをもらって入場したわけであり、おお、憧れのプロ選手から下敷きをじかに手渡しされるなんて感無量じゃ!とそのときは思ったわけだが、冷静に考えるとそんなファンサービスなんかしてる暇あったら試合に勝てるように練習せんかい!だからお前らはぶっちぎりのゲレなんじゃ!と、また軽くぶち切れてみたが、彼らも本当は練習したいのであって、営業サイドからファンサービスをせえや!と仕方なくやらされているのだろう。私の席はバックネット真裏の2階席の最前列。2階席ではあるが、十分間近に選手を見ることができ、めちゃくちゃ満足。さっきまでの不満はウソのように消えていた。新球場バンザイ。でも芝は、人工芝じゃなくて、天然芝がよかったなあ。和田さんの頭が輝いていた。オレと同い年なんだけどなあ。一塁側スタンド。スコアボード。試合開始。私の隣には人のよさそうなおじさんとその子供が2人。孤独が好きな私は隣に人がいるのはあまり好きでないので、5回ぐらいになったら空いている適当な席に移ろうと思っていた。先発のグリンはどういうわけか、打者一人を打ち取ったところでマウンドを降りた。怪我か?それともグリンの引退試合か?あるいはストッパーの逆バージョンで、先頭打者だけに投げる前抑えという役割の投手を作ったのか?ベイスターズならそのくらいのことをやっても不思議ではない。観戦中はなぜ突然先発投手が代わったのか真相がわからなかったが、翌日スポーツ新聞を読んだところによると、先発メンバーを間違えて提出したということだ。何たるアホなミスじゃ!さすがベイスターズ。常に野球の中にお笑いを追究することを忘れていない。これだけネタ満載のおもろい球団なのに、なんでこんなにファンが少ないんだろう。グリンに代わって出てきたランドルフは絶好調だった。隣に人がいるにも関わらず、ランドルフが三振を取る度に「ヨシッ!」と声を出し、両手をたたいてあふれる喜びを表現した。この続きはまだまだあるのだが、楽天ブログの人から「この文章は長すぎる」と文句を言われたので、ここで一旦閉める。(つづく)
Sep 19, 2009
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そんでもって、両津まで10kmをきって、両津の集落が見えるようになったわけですね。まだ目指す矢印の部分は遠くに見えるが、それでも目指すところが見えるだけでもマシっていうもんだ。あとは惰性でダラダラと無心にペダルを漕いでいたのだな。そういえば、いつも長距離サイクリングで悩まされるケツの痛みが今回はそうでもなかったなあ。しかも今回は尻パッド入りパンツを忘れたにも関わらずだ。意外とブロンプトンのサドルっていいサドルなんだなあ。あと、ブロンプトンってBD-1に比べると長距離には向かずに短距離のポタリング向きだってことが、ネットとかサイクル雑誌に書かれているようだが、クロモリフレームゆえか俺の評価ではアルミロードよりも長い距離乗って疲れないような気がする。3段変速ということさえ気にしなければ、ひょっとしたら、コイツは究極のツーリング自転車と言えるのではないだろうか。荷台もオプションでつけることができるし。正直、輪行のしやすさという理由だけでブロンプトンを買って、走りには全く期待していなかったわけだが、坂道さえガマンすれば100kmぐらいなら全然行けるなあということを今回発見したわけで、これからもどんどんブロンプトンを酷使していこうと思う。ああ、やっぱり無理して15万払ってブロンプトン買ってよかったなあと思いつつ、ついに両津の集落にたどり着いた。あとはフェリーターミナルに戻るだけだ!おお、ついにやったのだ!かぶきさんやたけながさんに憧れてブロンプトンを買ってから、いつかはやろうと思っていた佐渡島一周をついに達成することができたのだ!感動のあまりに目頭が熱くなった、などということは全くなく、とりあえずたくさん運動して腹が減ったのでメシを食いたい気分だった。なぜ佐渡島に札幌ラーメンの店があるのかということは百歩譲って許す。問題は扉のところに書かれている人物の絵だ。これは北海道人というよりはむしろエスキモーだろ!(注.本当はエスキモーなんかではなく北海道の先住民であるアイヌの人であるが、私はアイヌの人の格好をよく知らないので勝手にエスキモーと思い込んでいます)もはやこれは日本人じゃないって!外人が「日本人=サムライ」というイメージを持っているのと同じように、ここの店主は「道産子=エスキモーの格好」という間違ったイメージを持っているのだろう。恐るべしは知らない土地に対する偏見である。すでに外見からしてとんでもないラーメン屋であるが、これはこれでおもろいので、ここでメシを食うことに決めた。札幌在住の人間が佐渡まで来て札幌ラーメンを食うなんて頭おかしいんじゃないかと思われるかもしれないが、俺はそういう奴だ。特性味噌ラーメンと餃子を注文。ホントはライスを頼んでコシヒカリの味を堪能したかったのだがライスはすでに切れていた。ラーメンが来るのを待っている間、新潟のローカルニュースを見ていた。夏の甲子園が終わって1週間以上経つのに、未だに準優勝した日本文理高校の球児は新潟のヒーローだ。でも、新潟県民が喜ぶのもわかるなあ。北海道も駒大苫小牧が台頭する前は出ると負け状態が続いていたからなあ。同じ甲子園弱小地域として、新潟県民の気持ちはよくわかるよ。駒大苫小牧が初優勝したときは、たまたま私は苫小牧に住んでいたわけだが、優勝が決まった瞬間街はお祭り騒ぎで、近所のスーパーでは優勝記念で、もやしが1円で売っていた。1円はまあどうでもいいわけだが、もやしとコーンとわかめが入った味噌ラーメンがやってきた。コーンがあれば札幌ラーメンらしいだろうと店主は思っているようだが、札幌でコーン入りのラーメンを食う奴なんて観光客ぐらいだ。まあ、見た目は確かに観光客が食うような札幌ラーメンのそれっぽいなあ。んじゃ、食ってみるか。じゅるじゅると。ん?なんだ!この麺は。おいおい、札幌ラーメンといえば太い縮れた麺だと相場が決まっているだろう!ストレート細麺で札幌ラーメンを語るとは一体どういうことだ!店主は果たして札幌でラーメンを食ったことがあるのか?怒りと言うか悲しさと言うか、もはやそういうものを通り越して笑いがこみあげてきた。佐渡で札幌ラーメンを食うということは、アメリカで寿司を食うようなものなのだろう。よその土地で、自分の土地の名物を食うのも案外面白いもんだなあと思った。いかに自分のところで当たり前のものが、よそでは違うように表現されちゃうんだなあとつくづく感じた。ごちそうさま。いい勉強になったよ。で、宿で食うお菓子や飲み物を買おうとコンビニセーブオンを探したわけだが、まるで見つかる気配がない。街をさまよっても、スーパーとかそんなものは見つからないので、仕方なくフェリーターミナルで食い物や飲み物を調達した。さすがに宿の場所だけはわからんと困るよなと、事前にプリントアウトしておいた地図を見ながら旅館に到着した。なんというかもう明治時代に建てられたんじゃないかというぐらいのボロ…、いや歴史のある重厚な建物であった。中に入るとアレだなあ、何というか浴衣を着た女性を呼んで、帯を引っ張りながら女性をグルグル回して「アーレー、悪代官さまぁ~」「グヒヒヒ、よいではないか。よいではないか」とかそんな遊びをしたくなるような部屋であったが、佐渡にデリヘルなんてあるわけがないので、ここは想像するだけにした。まあ下品なたとえでアレだが、江戸時代にあるような和式も和式という部屋だったわけであった。風呂に入って、お菓子をボリボリ食いながらテレビを見た。前日私をとりこにしたサドテレビはここではやっていなかったので、仕方なく高校生クイズを見た。高校生のクイズにかける情熱に目頭が熱くなった。最後の問題で「漢詩『春暁』の2句目を書け」という問題があって、ラサールの生徒が間違えて決着がついた。こんなものは私の当時の中学の国語の教科書に載っていて、授業の中で暗記させられたわけだから、結構みんな知ってるんじゃないかと思ったのだが意外だった。昔の普通の公立高校を出た俺でもわかるものが、今の名門ラサールの生徒がわからないというところに、ゆとり教育の弊害を感じ、日本の行く末を憂いた。でも、春暁なんて暗記したところで世の中の何の役にも立たねえし、別にいいか。それ以前に春暁以外の問題はオレは全部わからなかったわけだし。疲れたから絶対ぐっすり寝られるらろうなあと思ったが、ちっとも眠れやしねえ。そういえばオレは枕が変わると眠れなくなるデリケートな人間だった。まあ、チャリの旅も終わったわけだし、別に眠れなくてもいいか、などと開き直っているうちに眠りについた。人間、寝よう寝ようと思うから眠れなくなるわけだな。そういえば、寝ようと思わない仕事中にオレはよく猛烈に眠くなる。というか実際に寝てしまう。これは人間としてすごく当たり前で自然な姿なのであろう。そんなわけで、会議中に寝ていた俺に対して、嫌味ったらしく注意した奴は人間の本質を何もわかっていないということで大いに反省して欲しい。話が全然変な方向にずれたが、佐渡旅2日目終わり。≪2日目ルート≫走行距離は150kmぐらい。≪2日目標高図≫思ったよりアップダウンが激しかったんだな。
Sep 18, 2009
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尖閣湾からの話ですね。相川を過ぎて、もうメシを食うところはないと90%ぐらいあきらめていたところで、どーんとメシが食えるところらしきものを発見した。名物海鮮丼とかそんなノボリまでたっていて「おお、佐渡にもまだこんなところがあったのか?佐渡は我を見捨てなかった」と狂喜乱舞した。調べてみたら尖閣湾って、そこそこの観光地なんですね。海中透視船なる遊覧船もあったが、当然俺はそんなものは無視だ。とにかくメシさえ食えればあとはどーでもいい。これで何とか倒れないで両津まで帰れるなと、この時点で今日中に佐渡島一周は達成できると確信した。自転車乗りにとって、とにかく燃料切れ(ハンガーノックと言う)がコワイわけで、メシをしっかり食うことはとにかく大事なわけだ。早速チャリを停めて、建物の中に入る。土産物屋がメインで、食堂は土産物屋の余ったスペースにひっそりとあるという感じだ。適当に空いている席に座ったが、というか客は俺一人しかいないわけで席は選び放題なのであったが、まあ注文をとりにくるのを待った。ところがまるで注文をとりにくる気配はない。仕方がないので、土産物屋のおばちゃんに「この食堂は営業してるのか?」ということを聞いたら、「カウンターに呼び鈴あるから、それで食堂の人を呼んで」とめんどくさそうに、あたかも呼び鈴の存在に気づかない俺が悪いような口調で説明された。普段の俺ならここでぶち切れて「ああ、わかった。他のところで食うよ!」と無言で立ち去るのであるが、ここでぶち切れても他にメシを食うとこもないので仕方がなく指示に従って呼び鈴を鳴らした。するとさっきの土産物屋のおばちゃんよりもちょっと愛想のいいおばちゃんが来て注文をとったので、力強く「海鮮丼1つ」と、これを食わなきゃ俺は死んでしまうぐらいの勢いで注文した。1200円を払って、適当なテーブルに着く。佐渡の地図があったので、今オレがどこにいて、んでもって、両津までどのくらいあるのかということを確認した。思ったよりも先に進んでいるようで、これなら日が暮れるまでにはなんとかなりそうかなあと思った。いやあよかった。なんとか佐渡一周の野望は達成できそうだと安堵したところで海鮮丼はやってきた。丼の他にも、ちっちゃいそばがついてきて、ちょっぴり得した気分だ。味わう余裕なんてないので、とにかく出されたものを勢いよく平らげた。空腹は最大の調味料である。あえて、空腹じゃないときのこの料理の味は考えないことにした。ごちそうさま。多分、もう二度と来ない。でもって腹がふくれたところで、再びサドルにまたがると。目標は日が暮れるまでに両津に戻るということで、余計なことを考えずにペダルを漕ぐことだけに集中した。そんで尖閣湾から30kmぐらい進んだところで、恐ろしい山道となった。まだまだ佐渡にはこんなところが隠されていたのか!写真の矢印のところ、いやひょっとしたらそれ以上のところまで登ったのかもしれないが、とにかくオレはひたすらチャリを押して歩く人となった。マンガ「シャカリキ」の影響か、坂があったらチャリで登りきらないとかっこ悪いという固定観念が今まであったわけなのだが、実際に心安らかにチャリを押して歩いてみると、ゆったりとした心地よさを感じ、無理をしないで押して歩くということがなんてすばらしいことなんだろうと実感した。そうだなあ、オレの目指すチャリ旅はロードでゴリゴリって感じじゃなくて、折り畳みとかクロスバイクとかでまったりという感じなんだなとか思いながら、時速4kmぐらいの世界を大いに楽しんだ。(本当はランドナーで優雅に行きたいのだが、あれはドロヨケとかあって輪行がめんどくさそうだ)ああ、やっぱり海がきれいだなあ。上から見下ろす景色はいいなあ。でも、まだここで坂の半分ぐらいなので、ひいこら言いながらひたすら歩く。そんで、かなり登ったところで下りになって、あーこりゃしばらく楽チンだなあと思ったら、また登りになって油断ならねえなあ、あと何キロぐらいでゴールかなあと、すでにサイクリングを楽しむのではなく、残されたルートをひたすらたどる作業に入ってしまっている。ここまで16インチのチャリで100kmは走っているのだろうから、すでに楽しいと思わなくなっても当然であろう。というかチャリを趣味にする以前のオレであったら、最初の3kmぐらいですでにギブアップしていたような気がする。いや、それ以前に島をチャリで一周するなんていうアホなことを思いつきもしなかっただろうな。なんかもう佐渡から帰ってきて2週間ぐらい経って記憶も薄れてきているのですが、というかこの辺りの記憶ってほとんど辛いことしかないんですが、全力HPであったくりぬきトンネルがあったので写真に撮って見ました。こういうトンネルが3つ続きます。大野亀。二ツ亀。何が亀なのかはわかんないが、まあそういうところだ。有名っぽいようなとこなので、写真に撮ってみただけだ。二ツ亀は島が二つ並んでいるような感じで、別の角度から見たらもっとはっきりと二つの島に分かれて見えて、正にThis is 二ツ亀.って光景だったのだが、ちょうどそこは写真に撮り損ねた。かと言って、戻って撮り直そうなんて気力はさらさらない。二ツ亀のとこが大体佐渡の最北端なわけで、あとは南に下るだけだ。両津までは40km弱。二ツ亀到着が4時ぐらいだから、少し急げば日没に間に合いそうだ。道は割合平坦だ。風も向かい風ではなく、最後の力をふりしぼり快適に進む。尖閣湾で休憩してから、まともに休憩らしい休憩をとっていないのだが、まあそれは両津に着いてからまとめてとることにしよう。とにかく大事なことは日暮れ前に両津に着くことだ。気分は走れメロスの主人公だ。いや、別に両津にセリヌンティウス(走れメロスの人質の名前)がいるわけではないのだが。両津まであと10km。ああ、この旅ももうすぐゴールを迎えるのか。ここまで来るとなんだか寂しい感じがするなあ。などということは全くなく、とっとと両津に着きやがれという一心の思いで、ペダルを漕ぎ続けたのであった。(つづく)
Sep 17, 2009
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ちょっと道を間違えてしまって、佐渡島海岸線一周という野望を果たすことはできなくなったわけだが、それでも予定外の山道を走るとかして頑張ったわけだから、これはもう一周以上の価値があるよなあと、まだ一周どころが半周もしていないくせに、すでに仕事をやり終えたかのような感覚でペダルを漕いでいた。山道はおさらばして、再び海岸線沿いを走る。相変わらず変な形の岩がたくさんあっておもろい道だ。岩の形もさることながら、真ん中辺りに小さく見える鳥居に心を奪われる。一体誰が何の目的で、こんなところに鳥居を建てたのか?まったくもってこのような意味のないことをした人に大きな拍手を送りたい。そんでもって、今俺のやっていることは岩に鳥居を建てた人と意味のない行動という点では一体どう違うのだろうかと、ちょっぴり哲学的になってしまった。「自転車に乗ると人はみな哲学者になる」-カント(大ウソ)人面岩だそうだ。そういえば、上にある岩がモアイの横顔のように見えないこともない。じゃあ正面から見たらどうなるんだろうと思ったが、思っただけで特に自転車を降りて岩をマジマジと観察するというようなことはしなかった。真野に入ってから突然町が開けてきた。車通りも多くなって、今までは車道を快適に走っていたのだが、仕方なく歩道をちまちま走ることにした。この辺から島の真ん中をショートカットして両津に戻ることができるわけで、ちょっとこのまま両津に戻って普通に観光したいなあと思ったが、ほんとにちょっと0.1%ぐらい思っただけで、当然俺は残り100km以上の道のりをぐるっと回って両津に戻ることを義務付けられているのである。マンホールのふた。佐渡っぽさをちょっと感じたので写真を撮ってみた。佐和田という集落を過ぎてから、再び田舎道に入っていったわけで、あとはデカい集落は相川というところぐらいしかなく、時間もちょうど正午ぐらいに相川に着くなあという感じで、相川でメシだなあと漠然と思いながら、海沿いの道を進む。夫婦岩。どっちが夫でどっちが妻かは知らね。相川の集落を前方にパシャリと一枚。そういえば佐渡に来てチャリの写真を撮るのはこれが初めてだ、っつーかこれが最初にして最後だ。あー、相川だ。警察とかの建物があって、結構都会だなあ。お、佐渡に来て初めてコンビニを見たぞ。そうか佐渡のコンビニはセーブオンというコンビニしかないのか。北海道でいうセイコーマートみたいなとこなんだろう。これだけ都会だったら、メシ食うとこも結構あるだろうなあ。おっ、メシ屋だ。でもここは何か入りにくそうだなあ。もっと奥のほうに行けばいいところがあるだろう。そんなことを繰り返しているうちに相川の集落は終わり、どう考えてもこっから先にはメシ屋なんてないだろうという道に入ってしまった。しまった!決断の遅い私の欠点がモロに出てしまった。このまま相川の市街に引き返してメシ屋を探すという手段もあるわけだが、せっかく苦労して走りぬけた道を戻るなんてヤダ。絶対ヤダ。しょうがない。もうここは飯はあきらめよう。いや、ひょっとしたらどこかにAコープぐらいはあるかもしれないから、見つかったらAコープでパンでも買おう。佐渡にまで来て、なんでメシを食うとこも決めることができないんだと思ったが、それが俺なんだから仕方がない。両津に戻るまで、飯抜きなんだなあ、ひもじいなあと思いながらペダルを漕いだ。両津まで、あと何キロぐらいあるんだろう。さっき見た看板だと二ツ亀というとこまで50kmぐらいだ。二ツ亀がどこにあるのかさっぱりわからないが、恐らく相川と両津の中間地点ぐらいなんだろうなあ。ということは残り100kmで、今の時間が12時半ぐらいで、日没が18時だから、ええと平均何キロで走れば…、ええい!そんな計算はめんどくせえ。とにかくゆっくりでも進めば最終的に両津に戻れるんだから、今は前に進むことだけを考えるんだ。ダイドーの自動販売機を見つけたので、夕張メロンドリンクをゲットした。無意識のうちに北海道が恋しくなってきているようだ。って、まだ佐渡に来て2日目ではないか。それにしても果汁1%の分際で、夕張メロンが入っていることをアピールしすぎでないか。JAROに訴えてやるぞ。それでものどが渇いていたので、ゴクリと一気に飲み干した。ああ、疲れているときに甘いものはたまらない。のどの渇きは少し満たされたけど、やっぱり腹減ったよな。ああ、腹減った、腹減ったと思いながら、尖閣湾というところにたどり着いた。(つづく)
Sep 15, 2009
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佐渡2日目。前日テレビで見た天気予報によると、佐渡地方の天気は午前中雨でゲリラ雷雨に注意とかそんな感じだった。ゲリラ雷雨って何じゃそれ?とか思ったが、まあなんとなく言いたいことは伝わる。いやだなあ。雨か。正直、雨が降ったときの予定は全く考えていなかった。一番無難なのは、トキを見るとか、金山を見るとかバスに乗って普通の観光をすることだが、俺がパックツアーの観光客に混じってそんな普通の観光をすることはまるでイメージできない。第一オレはそんなラクをしてはいけないのである(俺ルール)。カッパ着て続きをやるのがきっと俺らしいんだろうけど、コンビニのないこの集落でどうやってカッパをゲットすればいいのか?ずぶぬれになるのもオレは別にいいが自転車がかわいそうだ。やっぱ普通に観光かなあ。いや、ここでチャリに乗るの止めちゃダメだろ。と堂々巡りをしながら前日は眠りについたわけで。まあ、天気予報が外れれば全く問題ないんですけどね。で、翌日6時ごろ起床。よし、雨は降っていない。ただ天気予報見ると、やっぱり昼まで雨だとかそんな予定で、うわあやだなあ。でも行けるとこまで行くしかないなあとか、そんなことを思ってテレビのチャンネルを変えたら、みのもんたの番組の予報では一日中曇りって予想になっていて、よし!コイツに賭けてみるかと。ホントは朝メシなんか食わないで、さっさと出発したかったんだけど、ホテルの宿泊プランは朝メシつきの奴しかなかったから仕方がない。というかコンビニがなくて食い物が調達できそうなところはないので、やはりここは朝メシをしっかり取る必要がありそうだ。途中で倒れるのもめんどくさい。朝メシは7時半からということで、それまで風呂入ったりしてウダウダ。んで、メシ。前の日記にも書いたように、宿泊客は3組しかいなかったので、食堂はガラガラ。で、私の名前が書かれているテーブルに着く。メシは生卵とか海苔とか味噌汁とかおしんことか、まあ典型的な日本の朝の朝食。イカや鮭がちょっと佐渡らしいかなと思ったが、佐渡でイカや鮭が取れるのかはしらん。あと佐渡名物いごねりなんてものもあって、どんなもんか説明するのも面倒なので、興味のある人は下のリンクからどんなもんか勝手に調べておくれ。▲佐渡名物いごねり正直ホテルの朝飯なんかに全く期待はしていなかったわけだが、いごねりをおかずに米をパクリと。お、なんじゃこりゃ。めちゃくちゃうまいではないか。何がうまいってそりゃあ米がうまいわけで、そうかこれが正真正銘のコシヒカリであって、今までオレが食っていた米はなんだったんだ。うわ、こりゃうめーわうめーわ、とひとりで感動して、おひつに入っていたメシを全てたいらげて新潟の力を感じたのであった。こういう全く何も期待していないところで、思わずうまいものにめぐり合う感じがかなり好きだ。これからは家で食う飯もコシヒカリにすることにしよう。そんで、チェックアウトと。雨は降っていず。みのもんたの予報が今のところ当たっているようだ。いや予報をしているのがみのもんたなわけではないのだが。チェックアウト時に、おじいさんが楽天ポイントを引いていない額で請求しやがったわけで(基本的に電話が嫌いな私は宿の予約は楽天トラベルを使うのです)、「おっさんちげーよ。ポイント割引!割引!」と私にしては珍しく文句を言ってというか正当な主張なのであるが、割引された料金を払った。私がよそ者だからといって、地味にボッタくってやろうなんてなんて奴だ!ってことは全くなくて、単純に忘れていただけなんだろう。「今日はどこに行くんだい」とか聞かれたので、「北の方をぐるっと周って両津に戻る」と応えて、「じゃあ、気をつけて」とかいかにも旅先っぽい会話をしてホテルを出た。さようなら、ホテル喜八屋。建物はボロボロだったけど、風呂と朝飯がよかったよ。さて、ホテルの前で自転車を広げて(自転車は畳んで部屋の中に持ち込んでいた)、出発と。佐渡一周は全部で210kmぐらいあって、昨日60kmぐらい走ったから残り150kmぐらいか。んで、今の時間が8時であって大体今の時期日没は18時ぐらいで、使える時間は10時間なわけだから、15km/hぐらいで進まなければならないのだね。ロードだったら余裕なのだろうけど、今回は16インチの折りたたみだ。こりゃあ夜間走行も覚悟しなきゃならないな。暗いのいやだなあとか思いながら、計算している時間ももったいないのでとっとと先に進むことにする。もともと寄り道しながら行こうとかいう気はさらさらないので、前日と同様ひたすら走る人となるのである。オレはそういう人間だ。一応、今日のルールとしては、無理をしないということで、ちょっとでも急な坂を見かけたら押して歩くことにしよう。この前の夕張のときと同様、変に頑張りすぎてどっか痛めるのもめんどうだ。それに今回は折りたたみだから、坂を押して登っても誰にも文句は言われないだろう(こういうことを気にするのが俺の自意識過剰なところだ)。小木の集落を抜けて、まずは佐渡最西端である沢崎鼻灯台をめがけて進むことにする。まあ、何の変哲もない普通の灯台ですな。あ、そう、ふーんということで、更に進んで行く。当然、佐渡を一周するわけだから、右手に海、左手に山という風景が延々と続いていくわけであるが、どういうわけか途中でとんでもない山道に出くわしてしまう。あれ、おかしーなあ、おかしーなあ。これって、ひょっとしたら道に迷ったんじゃないかという考えがふと頭をよぎったが、こんな一本道で道を間違えたことを認めるのは悔しいので、どんどん先に進んでいってどうやら取り返しのつかない事態に陥ったようだ。すでに坂道をひたすら自転車を押す人となっている。途中で農作業をしている地元民に「ご苦労様」などと声をかけられ、ちょっぴり恥ずかしい感じがしたわけだが、まあとにかく狭い島だ。ひたすら進めばデカイ道に出るだろう。天気予報は雨だったはずなのに、どういうわけか太陽が出ている。いや、天気のいいのはいいことなんだが、その分体力を消耗し全身から汗が吹き出る。のど渇いたなあと思っても、こんな山の中に自動販売機なんかありゃしねえ。うわあ、失敗したなあ。最初に小木で飲み物買っておけばよかったと思いつつ、ひたすら坂道を歩く人となる。坂道を上りきるとそこは下りだった。当たり前のことであるが、このときの私の喜びようは尋常じゃなかった。体力がありあまっていたら変な踊りを踊りだすんじゃないかというぐらいのテンションだったが、冷静に考えてまだ100km以上の道のりが残っているので、踊るのは止めて自転車にまたがり勢いよく下る人となった。標識を見ると、この道を真っ直ぐ行けば国道350号線に出るらしい。国道350号線はちょっと内陸部にあるので、厳密に海沿いを一周するという目的を果たすことはこの時点でできなくなったわけだが、まあ、佐渡の海だけではなく山も楽しむことができたと思えばいいか。別に楽しくなかったけど。ズンドコズンドコ太鼓の音が聞こえる建物があった。おお、これは何かの新興宗教なのではと恐れおののいたわけだが、ここは佐渡太鼓体験交流館というところで和太鼓の体験ができるところだ。早速、私も館内に入って、ずんどこ太鼓をたたく人となった…、ってウソです。オレがそんなことやるわけないでしょう。どんどん先に進みます。国道350号線に合流。やっぱりオレは道を間違える人なんだなあと改めて実感したところで、とりあえず相川方面へと自転車を走らせるのであった。▲本来のルート▲間違えたルート改めてコイツを見たところで、俺がどこでどう道を間違えたのかさっぱりわからん。
Sep 13, 2009
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佐渡サイクリング初日。知らない地名ばっかりがどんどん出てきて、俺の今いる位置がどこなのかよくわからないが、とりあえず看板にある「小木まであと○○km」の距離が減ってきているので道は間違えていないようだ。さすが佐渡一周線。方向音痴の私でも全く迷わせない。正直、なんだか物足りないぐらいに順調だ。順調すぎて休むのを忘れてしまうぐらいなので、ここは灯台のある公園で軽く休憩しよう。どこだかさっぱりわからないが、のんびりできそうないい場所だ。と思ったら、私の天敵である犬が私を目掛けて追いかけてくる。わかったわかった。ここはお前の場所なんだな。邪魔しねえから、ワンワン吠えるんじゃねえ。休憩なんかしねえで、先に進めってことだな。まあ今の時間が4時ぐらいで、残り20kmちょいだから6時ぐらいには小木に着くだろう。夜間走行はどうやら避けられそうだ。街灯もなんもないとこだから、正直夜間走行になったらどうしようかと思っていた。400mのぼり坂らしい。こういう書き方だと「ここから400m上り坂が続く」のか「ここから400m進んだところに上り坂がある」のかよくわからんが、常識的に考えて400m上りが続くのだろう。ニホンゴムズカシイネ。もう残りの行程も少ないので、うりゃあと自転車を降りることなく鬼コギで坂を登る。坂の上から見た海。やはりキレイだ。この海のキレイさはオレが今まで見た海でNo.1かもしれない。いや、海自体のキレイさは普通なのかもしれないが、上りで辛い思いをしたということがスパイスとなって、この光景がより印象に残るのであろう。方言だ!方言だ!ここまで誰とも会うこともなく、黙々と自転車を漕いでいたので、佐渡の人がどんな話し方をするのかはさっぱりわからんが、これを見る限りうる星やつらに出てくるラムちゃんみたいな感じのしゃべり方なんだな。よし、人と話す機会があったら注意して聞いてみよう。小木港到着。そうか、小木にはたらい舟があるのか、そういえば桃鉄にもたらい舟屋ってあったよなあ。私は桃鉄で大部分の日本の地理と名物を覚えているのである。ハドソン万歳。たらい舟。いや、これは舟っていうより、たらいそのままんまやんけ。ホントにこんなもんに乗って沈まないんかい?実際に乗ってみたいような気もしたが、営業時間はすでに終わってるし、仮に営業時間内でもひとりでこんなもんに乗るのは恥ずかしい。例えて言うならスワンボートを一人で乗るような屈辱感が味わえそうなので、たらい舟はパスだ。さて、小木に着いたことだし、晩飯を食おう。フェリーターミナルもあるぐらいだから、それなりの町だと思っていたが、気軽に入れそうな飲食店はおろかコンビニすらない。ホテル予約するとき、晩飯つきにすべきだったか?めしー、めしーと心の中で叫びながら、小木の中心部をさまよう。基本的に私はファーストフードとラーメン屋以外の飲食店にひとりで入るのが苦手な人間であり、すし屋とか敷居の高そうな店を見てついつい尻込みしてしまう。ここで、我らの見方Aコープ発見。こんなとこまで来て何やってんじゃと思われるかもしれないが、適当にAコープで食い物を買ってホテルで食うことに決めた。私は基本的に知らない土地での外食が苦手だ。Aコープでもなんとか新潟っぽいものを食おうと、コシヒカリ弁当とか飲み物とかお菓子とかをゲットした。なぜ佐渡まで行ってこんなものを食わなければならないのかと思うと悲しくなってきた、などということは全くなく。まあ、運動して腹も減ってるし、とりあえず食えればなんでもいいという感じだった。宿泊したホテル。非常にボロ…、いや歴史のある情緒のあるホテルである。チェックインのときおじいさんが対応してくれたが、特に「○○だっちゃあ」というようなしゃべり方はしていなかった。ホテルは私も含めて3組しか宿泊客がいなかった。ジェットフォイルにあれだけたくさんいた客はみんなどこへ行ったんだ?それはともかく、すいているところが大好きな私にとっては好都合なことだ。大浴場もひとり占めできたし、言うことない。ただエロビデオのひとつでも流してくれたらどうなんだという不満はあった。エロビデオの代わりにサドテレビなるローカルテレビがやっていて、「ひきこもり学習会のお知らせ」とか「佐渡議会の動き」とか「川柳のコンテスト番組」とかそんなものが流れていて、最初の10分ぐらいはおもしれえと思って見てたがすぐ飽きた。みんなシロウトっぽいとこがなんとなくよかった。あと、佐渡みたいなとこでもひきこもりはいるんだなあと感心した。都会に比べるとひきこもるのも大変なような気もするが、佐渡のひきこもりは都会のひきこもりとは違って筋金入りの根性あるひきこもりなのであろう。佐渡のひきこもりに幸あれ。サドテレビに飽きたので、衛星放送で野球を見ていた。江草のノーコンっぷりに、お茶を吹き出しそうになった。貫禄の押し出しだった。≪第1日目 走行ルート≫走行距離…新潟で迷子になったのを含めて70kmぐらい≪第1日目 標高図≫
Sep 11, 2009
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両津港に到着して、いよいよ佐渡の地に足を踏み入れるわけだ。下船して、フェリーターミナルの中に入ると佐渡おけさの格好をした女性が「ようこそ佐渡島へ」と歓迎してくれた。我々観光客にとってこのような出迎えを受けるのは一生に一度あるかないかのことであるが、毎日のように変な格好をしてひたすら「ようこそ」と言わされている女性のことを考えると少し不憫に思った。不憫に思ったのであるが、まあそれも仕事だ、仕方がない。ご苦労さん、佐渡おけさの女の人。あっ、佐渡おけさの格好がどんな格好かわかんない人は下の写真を見ておくれ。早速ターミナルの外に出て、自転車を組み立てる。天気はどんよりとした曇り空。雨が降りそうな感じだったので、とりあえずひたすら60km程離れた小木へとわき目もふらずに進むことにした。おお、佐渡おけさの人だ!全力HPや9349で見たぞ!かぶき、たけなが両氏によって、私の中で佐渡島の佐渡おけさの人は、奈良で言うところの大仏、ニューヨークで言うところの自由の女神ぐらいの価値を持つ像に評価されていた。いやあ、佐渡の象徴である佐渡おけさの人を見れてよかった。これだけで佐渡に来たことの50%の目的は達せられたような気がする。いや、言い過ぎた、5%ぐらいにしておく。いきなり1/10か。佐渡の町並み。北海道在住の身としては、かわら屋根がものすごくめずらしく、歴史があって重厚な感じのする町並みである。こういう風景を見ると北海道の家がおもちゃみたいに見えてしまうのである。なんか、京都や奈良に来たみたいな歴史のある感じが意外でとてもよかった。町並みはほんの一瞬で終わって、左手には海、右手には山という大自然あふれる佐渡の景色がドーンと展開された。さあ、佐渡よ!ここからお前の本当の力を見せてみろ!県道45号線である佐渡一周線。これから私がお世話になる道である。コイツをひたすら道なりに行けば迷子になることはないのである。舗装状態がよく車通りも少なく、快適なサイクリングが展開されている。立派な橋が見える。以前に行った恐山の三途の川を渡る橋に似ているような気がした。これを渡ってしまうと俺はあの世に行ってしまうのか?まだまだ体力的に余裕があるのでちょっと寄り道してみることにした。橋を渡ります。対岸まで、3、2、1、0。うわあ!橋を渡ったら、そこはただの神社であった。佐渡は神社・仏閣が多くて、そういった方面に興味のある人にとってはすごく面白いところかもしれない。しかし、オレは神社とかにはあまり興味がないので、さっさと元の道へ戻ることにした。うわ!さっき通った橋が消えてるがな!なんてことがあったら面白かったのだが、普通に元の道に戻ることができた。こんにちは県道45号。再びお世話になります。にしても佐渡はコンビニが全然なく、食い物の補給が全然できない。それでも自動販売機はそれなりにあるので、適当にスポーツドリンクやミネラルウォーターをガバガバ飲んだ。佐渡は海岸線にいろいろと変わった岩があって、走っていて飽きない。写真は赤亀岩という岩。あんまり亀っぽくないような気もするが、別にいい。少し雨がパラつき始めてきたので、ペダルを漕ぐスピードを気持ち速める。事前に調べたところによると、佐渡島の今私が回っている南の方は割合坂が少なくなだらかだ。そこまで事前に調べるぐらいなら、どうして新潟のフェリー乗り場の場所を調べなかったんだ。そんなわけで自転車から降りることなく、ものすごい勢いでひたすら走る人となる。何度も言うようだが、特に観光とかには興味がないので、オレ的にはこれで満足。竹林だ!竹林だ!こんなものは本州にはどこにでもあるのかもしれないが、北海道には竹林というものは存在しないので(本当はどっかにあるのかもしれないが、少なくともオレは一度も見たことがない)、生まれて初めて見る竹林にえらく興奮した。いやぁ、佐渡まで来てよかったよ。うみ~!なんてきれいな海なんだ。エメラルドグリーンの海ではないか。写真ではわかりずらいが、透明度もすばらしい。曇っていてこれだけきれいなんだから、晴れていたらもっとすばらしかったんだろう。エメラルドグリーンの海なんて沖縄でしか見られないものだと思っていたが、佐渡でも十分に堪能できるのか、くそー、今まで佐渡の力を見くびっていた、すまない佐渡。そしてありがとう佐渡。佐渡の自然に感謝しつつ、更にペダルを漕ぎ続けた。(つづく)
Sep 10, 2009
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新潟空港に到着。なんとなく新潟ということだから田んぼの中にある空港をイメージしていたのだが、どこにでもあるような郊外にある普通の空港であった。空港前で自転車を広げて、輪行袋をリュックにしまってと。よし、これから佐渡へ向かうフェリーに乗り込むのだ!さて、前回の日記で「今回は佐渡を一周するだけだから地図はいらん」と高らかに宣言したわけだが、よーく考えたら空港からフェリー乗り場への道がわからないと困るのではないか?しかしフェリーの時間までは十分に時間があるので、なんとなく適当に進んで行くことにしよう。写真の標識を右に曲がってと、いやホントは左なのかもしれないが一応進めるとこまで進んでみよう。柳月といえば北海道で有名なお菓子屋だ。しかし、新潟では柳月も焼肉屋になってしまう。北海道にはない新潟のパワーを感じた瞬間だ。ああ、新潟までわざわざやってきてよかったなあ。焼肉など食っている場合ではないので、フェリー乗り場を探すことにする。しばらく道なりに進んで行くと、北海道行きのフェリー乗り場を示す案内が見えてきた。このままフェリーで北海道に戻るのも面白いかもしれないが、やはりせっかくやってきたのだからもう少し新潟を満喫したい。それにしても佐渡のフェリー乗り場はどこにあるのだろうか?ここで、ビビビと頭の中に考えが浮かんだ。これはひょっとしたら最初の交差点で右に行くのではなくて、東港のある左へ行くのが正解だったのではないだろうか?まだ、フェリーの時間には十分余裕がある。よし、ここは今来た道を逆に行って東港の方に進むのだ。迷っている場合ではない。全力で引き返す勇気が大切なのだ。ということで、東港の方へと自転車を走らせた。ポツリポツリと雨が降り出してきたが、大した雨ではないので無視してペダルを漕ぐ。しかし、行けども行けども港らしきものは見えない。そういえば私の自転車旅行のバイブルである9349によると、フェリー乗り場は新潟駅から2kmぐらいで、新潟駅から歩いても行けるようなことが書いてあった。今オレのいるとこは新潟駅どころが新潟空港よりも更に郊外だ。とてもこんなとこ駅から歩いていけるような距離じゃねえ。仕方がないので、コンビニに入って新潟の地図を見ることにした。初めからそうした方が早かったような気もするが、これはあれだ、ゲームを買ってとりあえず説明書を見ないで遊びたくなる子供と同じような心境だ。35も過ぎて何を言ってるんじゃいと思われるかもしれないが、俺の中で地図を見る手間よりも知らない町を自転車で走り回る楽しさの方が打ち勝っていたわけだ。文章では淡々と書いているが、この時点でのオレはかなりあわてていた。最悪タクシーでフェリー乗り場に行くことも考えていた。地図を見ると最初の道が正しかったようで、北海道航路よりも更に進んだところに佐渡航路があるということがわかった。とりあえず目指すところがわかって、しかも大した離れていないところに目的地があることに大いに安堵した。なんだこの信号は!普通の信号と縦と横が逆ではないか。おお、これが新潟の力なのか。さすが新潟だ。と、大いに感心したのであるが、この形の信号はここでしか見ることができなかった。単なる設計ミスか?さて、数々の罠をくぐりぬけ、死に物狂いになりながらフェリーターミナルに到着した。まあ、自分で勝手に罠を作って自分で勝手にはまっただけだという話もあるが、とにかくこれで佐渡に行くことができる。自転車を畳んで袋に入れて、ターミナルへと入って行く。時間は正午ぐらい。12:30発のフェリーと13:00発のジェットフォイルがあったわけなのだが、フェリーの改札口にめちゃくちゃ人が並んでいて、うわぁ、これ混んでてやだなあとか思って、フェリーの倍以上の値段がするが13:00のジェットフォイルで行くことを選択。まあ、ジェットフォイルなら1時間で佐渡に着くし、こっちの方がいいや。フェリーターミナル内の食堂でメシを食おうかなあという気もしたが、「名物新潟丼」とか書いてあるノボリを見て、これは観光客用の店で絶対に食ったら後悔するなあという予感がして、なんか店入るのも面倒だし、売店でサンドイッチと飲み物を買って昼飯は終わり。食に対するこだわりあんまりないんでこんなんでいいんです、オレ。本を読みながらジェットフォイルの時間を待っていると、私の倍ぐらいはあるデカイ輪行袋を持ったおねーちゃんが現れた。おお、これはホンモノだ。きっと袋の中身はマウンテンバイクで、その他にも結構デカイ荷物があったから、キャンプ道具とかを荷台に積んで本格的に旅行するんだろう。これぞThis is 自転車旅.って感じの旅行をするのだろうなあ。それに引き換えオレは自転車は折りたたみだし、宿泊はホテルなり旅館だし、軟弱だ。軟弱すぎる。自転車雑誌に出てくるような本格的な旅とはほど遠い。しかし、それがオレだ。文句があるか。オレは俺なりに、いかにめんどくさいことをしないで楽しいことだけをしようと全力で考えた末に、このお気楽スタイルに落ち着いたわけである。自転車をバラしたりとか、テントを張ったりとか、メシを作ったりとかそんなことはしたくないわけで、オレは単に長い時間自転車で走りたい。それだけなのである。なんか偉そうに語ってしまったが、まあこんなことは別にどうでもいいことで、輪行袋を持ってえっちらおっちらと船に乗り込む。前の方に荷物置き場があったので、そこにチャリを置いて、指定された座席に着く。定刻通りにジェットフォイルは出港。昔大分で乗ったホバークラフトみたいにものすごい水しぶきを上げて勢いよく進んで行くものを想像していたが、単なる高速船という感じで特に力強さを感じることはなかった。1時間ぐらいで両津港に到着。ここから本格的な冒険が始まるわけだ。(つづく)
Sep 9, 2009
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8月の頭に佐渡に行こうと突如思いついたわけだが、どうも予定日が近づくにつれて「行きたいけど、行くまでがめんどくさいなあ」とめちゃくちゃテンションが下がってしまった。とりあえず、ネットで航空券と佐渡の宿は押さえていたので、キャンセルするのもめんどくせえ。でも、準備するのはもっとめんどくせえ。ということで当日の朝まで準備らしい準備は何一つしていない。とりあえず決めたことは・9月3日の飛行機で新潟へ飛ぼう・フェリーかジェットフォイルで佐渡(両津港)まで行こう。・とりあえず時計回りに佐渡島を回ろう。・そんで初日は小木に泊まろう(ええと両津を時計の3時の位置とすると、小木は7時くらいの位置)。・2日目は残りをぐるっと回って両津に戻ろう(説明がくどくなるが時計の7時の位置から12時を過ぎて3時の位置に戻るってことだ。余計にややこやしい説明だなこりゃ)・両津に泊まって、フェリーかジェットフォイルで新潟に戻ろう。・新潟に戻ったらベイスターズ戦を見て北海道に帰ろう。まあ、大体こんな計画だ。特に佐渡に行って何が見たいとか、何が食いたいとかそんな目的はない。これもいつものこと。とりあえずよくわからないけど一周してみることが大事なのである。今回は佐渡を一周するだけだから、どう考えても道に迷うことはないだろうと地図は持たないことに決めた。以前にも書いたことがあるが、仮に迷子になったとしてもオレは旅先で迷子になるのが好きなので問題なし。むしろ、迷子よ望むところだとなる。んで、前日に新潟地方の天気予報を調べると雨は降らなさそうなので雨具もなくていいだろう。もし降ったら現地でカッパ調達か、チャリはあきらめて普通の観光をしよう。きっと私の性格上、普通の観光なんてできないだろうが。あー、行かなければならんのか、めんどくさいなあ。などと後ろ向きな気持ちになりながら前日の夜を迎える。どうも私は気分のムラが大きい人間なので、思いついたときにおりゃあっと旅に出るのが向いているような気がする。でもそんなことしたら飛行機代が高くつくしなあ(今回は旅割で飛行機代を安く抑えています)。うーむ。まあ、とりあえず楽しいかどうかは行ってみてから判断することにしよう。当日5時に起きて、チャリのチェーンに油差したり、タイヤの空気入れたりしてチャリの整備はいいことにしよう。んで、荷物。オレのチャリには荷台はついていないので、荷物はリュックひとつで済ませなければならない。佐渡島はきっとイーモバイルは圏外だろうということで、モバイルノートPCは今回は持参せず。必要最低限の着替えと、乗り物や宿の中で読む本とか音楽を聴くMP3プレイヤーとかデジカメとかケータイとか、あとはケータイの充電器とか(結構コイツを忘れて痛い目を見ることがある)、万が一のパンク対策用の工具とかそんなものでいいかな。あっ、それから輪行袋(チャリを入れる袋ですね)を忘れちゃいけないな。めちゃくちゃ軽装備だ。こんなんで佐渡島を一周するのですか、本当に大丈夫なんですか。とはいえ出発まで時間もねえし、まあ何か足りなかったら足りなかったで、その足りないを楽しむぐらいじゃねえといかんわけだな。基本的に私は段取りを決めて物事を進めることが苦手だ。服装は北海道だと既にTシャツ、半ズボンでは寒い季節になっているのであるが、佐渡の気温を調べてみるとまだ札幌の真夏ぐらいの気温があるので、夏の服装で大丈夫だろう。ユニクロの速乾性のTシャツを何枚か持って、七分丈のカーゴパンツをはいて、あと帽子とか指きりグローブとか北海道にいるとき用に上に羽織るものを一枚持って、こんなもんでいいかと思いきや、自転車用のパッド入りパンツを忘れた。あれがないとケツ痛いよなと思いつつ、気づいたのは新千歳空港であり、そんなもん空港で売ってるわけないので、まあ痛ければガマンすればいいかということで、今回は尻のことはあまり考えないようにしよう。順番が前後したが、こんなもんでいいのかというぐらいの少ない荷物を持って琴似駅へと進む。で、駅前でチャリ畳んで、袋に入れてと。デカい荷物(チャリのことね)を持って駅の中に入り、新千歳空港までの切符を買って、自動改札を通ると。輪行袋持って自動改札を抜けるのが結構手間なんですね。肩に担ぐタイプのちび輪バッグじゃなくて、前に買った秀岳荘オリジナルカバーだったらゴロゴロ転がしながら改札抜けれてラクなんだけど、あれだと飛行機に乗れるのかねえ。誰か詳しい人教えてください。えっ、お前が秀岳荘なり航空会社に問い合わせれば済む問題だって?理屈はその通りなんだが、オレはそういうのがめんどくさい人間だ(開き直り)。▲ちび輪バッグ▲秀岳荘オリジナルカバーんで、空港に着いて、チャリ預けて、飛行機乗ってと。そうだ、オレは飛行機が大嫌いで、着陸態勢に入るとものすごく耳が痛くなる人間だったのだ。なんかそういうときは飴玉をなめるといいとかなんかに書いてあったような気がしたが、すでに機内の中に入ってしまったので手遅れ(機内に飴玉ないんだなあ。ANAはあったような気がしたけど、AIRDOは安いだけあってこういうとこで手抜いてるんだな)。まあ、耳が痛くなったらガマンすればいいか。で、実際に耳は痛くなったわけだが、いつものような鼓膜破れるんじゃねえかというほどの強烈なものではなく、着陸したらすぐに痛みはなくなった。今までは飛行機が怖いです、飛行機恐るべしという感じだったが、なんだ飛行機大したことないじゃないかと、少しだけ飛行機が好きになったような気がした。(つづく)
Sep 7, 2009
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久々の長距離サイクリング。今日は夕張という気分なので、とりあえず行ってみることにした。いつものことではあるが、特に夕張で何をしようとかそんな目的はない。ただ走りたいから走る。それだけである。先月、私の友人のゆげ氏から「試してみてくれ」と彼が使わなくなったサドルを受け取ったわけだが、8月に入って一度も試すことなく、今日に至ったわけである。今まで何をやっていたんだ。ニューサドルをセッティングしてスタート。あり?高さが微妙に合わない。まあ、細かいことはいっかととりあえず先に進んで行く。これがひょっとしたら後の悲劇の原因になったかもしれない。まずは国道275号→国道337号→国道12号と岩見沢を目指す。まあ、ここまでは問題ない。で、道道38号岩見沢夕張線を使って夕張へ向かう。この道は旧国鉄万字線とほぼ平行して走っているため、鉄道があったころの名残を垣間見ることができる。旧上志文駅。何かの物置として使われていた。建物の裏で見知らぬおっさんが車の整備をやっていたが、果たしてこれが整備工場なのかどうかはわからない。旧朝日駅。SLがどーんとあって現在は鉄道公園ということで使われてるというか、ほったらかしにされているようだ。公園の中で目についた遊具。過疎化が進んで、子供なんてほとんどいねーよというところで、これが遊具として用いられたことがあるのかどうかはわからない。というかワニのやつは一体どうやって遊ぶのかもよくわからない。なんとなく、あまりに周りの風景とミスマッチなところに心を奪われて写真を撮ってみた。更に進んで、万字の交通センターを過ぎた辺りから上りが激しくなってくる。おお、峠だ。峠だ。万字温泉。今やただの廃墟。この辺はこういう建物がかなりあり、廃墟マニアにはたまらないと思う。どうも私はサイクリング中の補給や休憩が下手で、いつも限界になってから休んだり食べたり飲んだりするわけだが、サイクリング本によると「そんなのは疲れる前にやっちまえよ」ということである。わかっているんだけど、疲れていないのに休憩をとることがどうももったいないような気がしてできないのである。そんなわけで、今回は峠を上る辺りで第一次限界がやってきた。手遅れと言うことはわかっているのだが、とりあえず途中のコンビニで買ってきたカロリーメイトとかをむしゃむしゃ食べたり、ストレッチをしたりしてごまかす。休憩はしたのであるが、いつもよりも明らかに力が出ない。ギアはすでに全て使い果たし、一番軽いものにしてある。これはきっと気合が足りないからだということで、気持ちペダルを漕ぐ足に力を入れた。その瞬間、左足のふくらはぎがつった。私はもんどりうって倒れた。ここで、心が折れてしまった。まだ、峠に入って2kmぐらいしか進んでいないが、ここで早くも自転車を押して歩くことにした。「ああ、こんなところでギブアップするなんて、オレは自転車乗り失格だ。もうロードなんかに乗るのやめてクロスバイク乗りに戻ろう」とかめちゃくちゃ弱気になりながら自転車を押した。オレの中で「ロードに乗る人=どんな坂でも押しをいれない」というイメージがあるので、この程度の坂で(実際にゆるい坂がダラダラ長く続く感じで、激坂という感じはあまりない)押しを入れてしまう自分をふがいなく感じた。そして今度は「そういえば、今日は朝飯をしっかり食わんかったなあ。適当なストレッチでいきなり乗り始めたのが悪かったんだろうか?いや、そういえばサドルだサドル!サドルのせいで微妙にポジショニングがずれたからこんな結果になったんだ。くそーこのうんこサドルめ!」とゆげ氏が読んだらはっ倒されるような言い訳を考えながら自転車を押した。1kmぐらい自転車を押していたわけだが、ここでわかったことはSPDシューズで長い時間歩くのは非常に疲れて、今度は別のところを痛めそうな気がするということだった。SPDシューズを履くような奴はとりあえず押しは入れるなということか。SPDシューズで歩くのがしんどいことと、坂が気持ち緩めになったことと、すれ違った自転車乗りに押している姿を見せるのはめちゃくちゃかっこ悪い(自意識過剰な私)ということで再びサドルにまたがる。でも、また1kmぐらい進んだところでギブアップして、500mぐらい自転車を押して、そんでまた1kmぐらい乗って、また500mぐらい歩くということを何回か繰り返した。夕張市到達。満足感はなく、何というか後悔と帰りたいという気持ちでいっぱいであった。が、ここから何とか自力で数十km離れた札幌まで戻らなければならない。夕張に入れば上りも終わるだろうと思いきや、夕張に入ってからも1kmぐらい上りは続いた。万字から8kmぐらいも延々と上りが続くのね。峠の頂上辺りからの景色。正直あまり眺望がよくなくてイマイチ。峠の頂上の辺りで3人の自転車乗りとすれ違い、「オレはこんな坂余裕だったぜ!」という表情を見せながら手を上げて挨拶。ホントに見栄っ張りです私。さあ、ここからは貯めこんだ位置エネルギーを一気に運動エネルギーとして使うだけだ!まどろっこしい書き方になったが、ようするにひたすら下りだ!しかしここで大きな罠が待っていた。上りでかいた汗が一気に引いてしまい、めちゃくちゃ寒い。下りがあるから峠はがんばれると思ってきたわけだが、上りも下りもつらくて、なんでこんなことをやっているのか大いに意味不明である。で、大体下りきったところで石炭の歴史村。「希望の丘」というフレーズがものすごくむなしく感じる。施設には人っ子ひとりいる様子はなく、音楽だけがむなしくなり響く。ゴーストタウンと言う言葉がこれだけマッチするところはないのでないだろうか、夕張市民には申し訳ないが。ただ、ここだけは人がたくさんいた。新しくできた花畑牧場。まあ、いつまでこのブームは続くのかなあと懐疑的な気持ちを持ちながら、ズンドコズンドコ更に進む。JR夕張駅。小奇麗でどうも最果て感がなくてイマイチだ。盲腸線の終着駅はもっとひなびた感じの方が好きだなあ。まあ、夕張はこんなもんでいいかということで、札幌に戻ることにする。道道3号線を通って帰って行くわけだが、この辺から左足のふくらはぎから膝裏にかけてペダルを漕ぐたびに痛みが走るようになった。これが万字の峠で足がつったことと関係があるのかどうかはわからない。看板の「あと札幌まで50kmだよ~ん」という表示に絶望的な気持ちになるのだが、ここでとるべき行動はひとつしかない。それは我慢して進むことである。もうすでに周りの景色を楽しもうとかそんな余裕は全くなく、頭の中は「一刻も早く帰りたい」という考えに支配されていた。そんな中、面白い名前の川を発見。ちょっと心がなごみ、痛みも忘れるよ…などということは全くなく、どんどん痛さは増しているような気がする。どうにか死に物狂いの激走の結果、よっしゃ家まであと数百メートルだというところで、北海道マラソンに邪魔されて遠回りを余儀なくされた。くそー、北海道マラソン。家の近くでやるんじゃない。どうしてもやりたかったら、夕張とかの山奥でやらんかい!何とか家にたどり着いたわけだが、果たしてこの状態で佐渡島で今週サイクリングができるのだろうかと不安な気持ちになりつつ、必ずもう一度夕張リベンジ走をやったるで!と気合を入れたところで今回の日記を終わる。≪まとめ≫走行距離 157.75km平均速度 20.8km/h最高速度 51.2km/h走行時間 7時間34分59秒≪コースマップ≫≪標高図≫
Aug 30, 2009
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最近北海道もようやく週末に晴れるようになって、よかったよかったと思いきや、暑いとか眠いとかめんどくさいとかいう理由で相変わらず自転車に乗れていず、日曜の真昼間からベッドの中でゴロゴロしているわが肉体を発見するのはどういうことか?どうやら現在自転車乗りとしての壁にぶち当たっているようだ。ロードもマウンテンも折りたたみも中途半端に乗っていて、一体私は何を目指しているのであろうか。別に何も目指していないで、ただ楽しいから自転車に乗っているわけなのであるが、最近その「楽しい」というのがどういうことなのかわからなくなってきた。ずいぶんと話は哲学的になってしまったわけだが、ここから小難しい話をする気は全くなく、過去の日記を読み返した感想を書いて行くと、どうも一回一回の話が完結しているような感じで、次につながるような行程じゃないのがよくないような気がする。そういえば2年ぐらい前は何回かに分けて渡島半島を一周するとか明確な目的があって、なんかめんどくさいけどとりあえず行ってしまえという勢いがあったような気がする。そんなわけで、「シリーズ化」がマンネリ化しつつある自転車ライフを活性化させるコツではないかと思ったのであった。こんな企画はどうだろうか?「一日散歩切符で行ける市町村にブロンプトンと全部行っちゃえの旅」ずいぶん長くかつわかりにくいタイトルであるが、概要はこんな感じだ。過去、室蘭や深川に一日散歩切符で行ったわけだが、そんな単発的なものではなく、ここはどーんと一日散歩切符で行ける範囲の全市町村(調べたら50ぐらいある)を回る。ルールとしてはくじで行き先を決めて、そこの市町村の中心となる駅に行って、自転車に乗って市町村の境まで行ってカントリーサインの写真を撮って帰ってくる。で、またくじを引いて次のところを目指すという感じだ。なんだたったのそれだけかと思うかもしれないが、例えば新得町とかだったら、カントリーサインが駅から何キロも離れた峠のど真ん中にあってなかなかハードな冒険になる。しかもそういうところは数時間に一本しか列車は走っていないわけで、果たして一日で札幌に帰れるかというドキドキ感を味わうことになり、帰ってこれなかったら「すいません、今狩勝峠にいるので今日休みます」と会社をサボることもでき一石二鳥である。おそらく、こういうアホなことを実際にやっている人は多分いないと思われ、もし実行したら私が世界初の試みとなるということで、これは大いにやってみる価値はあるのではないだろうか。とりあえず、今後の目標ができたところで、もう少し細かいルールをつめていこうかなあと思う。ルールを決めて行くうちに「やっぱめんどくさいやーめた」とならないことを祈りつつ、今回の日記を終わる。
Aug 16, 2009
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札幌は今週も雨。自転車を趣味にしている人間にとってこれほどの嫌がらせはない。なぜ週末を狙ってこんなに雨が降るのかと。降るなら平日にせんかい!平日に。休みに降るのは一向に構わないが、降るなら札幌以外のとこで降らんかい!いや、こんなところで怒っていても仕方がない。ここは前向きに楽しい夏休みの計画を立てようではないか。今年の夏休みは自転車旅行をメインにすることに決めた。ロードの方が楽しそうだが、輪行がめんどいのでブロンプトンで行くことに決めた。私にはブロンプトンの二人の師匠がいて、まあ特に面識も全く何もないわけだが、私が勝手に師と仰がせていただいているのである。一人は、全力HPのかぶきさん。もう一人は、9349のたけながさんである。このお二方の自転車旅行記が私は大好きなわけで、私がブロンプトンを買ったきっかけともなった読み物であったのであるが、もう二人とも今はブロンプトンには乗っていないようだ。誠に残念なことである。お二方が共通して行かれた佐渡島がなんとなく面白そうなんじゃないだろうかということで、今回は佐渡島へ行くことに決めた。佐渡といえば、なんだろう?桃鉄で出てきた隠し金山ぐらいした思い浮かばんなあ。ああ、あとたらい舟もあったなあ。ってこれも桃鉄ネタか。まあ、とにかくゲーム以外のことは全くイメージの浮かばない佐渡であるが、とりあえず行ってみれば何か面白いことがあるだろう。実際に行ってみないことには始まらない。そんで、新潟でベイスターズ戦も行われることなので、これもついでに見に行くことにしよう。そうしよう。そんなわけで、3泊4日の佐渡&新潟旅行へと旅立つことに決めたのであった。以下、計画。初日 9月3日(木)飛行機で新潟まで行って、フェリーで佐渡の両津港まで行って、国道350号線を通って相川まで行って一泊する。2日目 9月4日(金)佐渡島の北半分をぐるっと回って、両津で一泊。3日目 9月5日(土)新潟に戻って、「能代川りんりんロード」と呼ばれるサイクリングロードを走って、新しくできたハードオフスタジアムでベイスターズ戦を見る。4日目 9月6日(日)ベイスターズ戦を見て帰る。ものすごく大雑把な計画だが、まあこんなもんでいいだろう。いつものことであるが、観光の要素ゼロである。ホントは佐渡島一周をしたかったのであるが、徹夜とか野宿とかあんまり無理はしたくないので、南半分は来年の楽しみにとっておくことにしよう。来年も行くのか?どんな感じになるかは皆目検討もつかないが、未知の地へと旅立つ喜びを感じつつ、今回の日記を終わる。
Aug 2, 2009
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タイトル通り。にしても最近の週末は雨多すぎ。全然走れねえぞヽ(*`Д´)ノゴルァ。走行距離 31.36km平均速度 25.9km/h最高速度 39.0km/h走行時間 1時間12分30秒ハァ━(-д-;)━ァ... 、ローラー台買おっかな(ボソッ)
Jul 26, 2009
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仕事帰りにブロンプトンに乗ってふらふらと100均で買い物をした。買い物が終わった後、知らないおばはん、いやおねーさんにしておくか、自転車置き場で「あなたを待ってました」というような表情で話しかけられた。「ブロンプトン乗りですか?札幌では全然見ないので、乗っている人を見ることができてうれしい」というようなことを言われた。彼女もブロンプトン乗りということだが、秀岳荘で買ったわけではなく、イギリスから直接個人輸入したと言うことだ。うむ、一見普通のおばは…もといおねーさんに見えるが、ポンド安のときを狙って買うとはなかなかのやり手だ。なんとなく、さっさと帰りたい心境だったので、適当に話を切り上げて帰ったが、今思えばもっとゆっくりとブロンプトン談義をすればよかった。知っている人に畳み方を実演したりしてブロンプトンのすばらしさを語るわけだが、誰もが「へえ、これだと雨降ったりしたときに地下鉄に乗れたりしていいねえ」とか最初は好意的な反応を示す。しかし、値段を言った瞬間に、好意的な反応は消え、逆に「自転車ごときにこんなに金かけてバッカじゃないの」的な視線を浴びてしまうのであった(被害妄想)。そんなわけで今日の結論であるが、今日の午後5時半ごろに新琴似のダイソーでお会いした女性の方。もし、この一日20アクセスぐらいしかない過疎ブログをご覧になるようなことがありましたら、是非是非コメントください。ついでに愛車も機会があれば見せてください。数少ない札幌市内のブロンプトン乗りとして仲良くしてください。それ以外のこのブログを読んでいる札幌市内のブロンプトン乗りの方も仲良くしてください。私は今ブロンプトン仲間に飢えています。ついでにロードに一緒に乗ってくれる人も募集しています。いい加減、一人で乗るのは飽きてきました。へたれ足ですがよろしくお願いします。と、なんだかめちゃくちゃ寂しい人をアピールしたところで、今回の日記を終わる。
Jul 24, 2009
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海の日。東京から帰省してきた学生時代の友人ゆげ氏と「自転車どっか行こうぜ」という話になっていた。「そうだなあ、やはりここは海を見に行くのがいいのではないか」などという政府の策略には私は引っかからない。海の日こそ山に行って坂の辛さを味わおうではないか!ということで、ゆげ氏を巻き添えにして、こばやし峠へと自転車を進めることにした。ゆげ氏の自転車はKHSというメーカーのF-20RAという20インチの折りたたみ自転車だ。折りたたみといってもあなどるではなかれ、ブルホーンハンドルを装備している走りを重視した高級小径車だ。ゆげ号のハンドル周り。ハンディGPSなんかついていたりして迷子になっても安心だ。ハンディGPSについては彼のブログを勝手に検索して探して、勝手に見ておいてくれ。迎え撃つ私としては、やはり同じ土俵で小径車であるブロンプトンで勝負すべきなのであるが、さすがに3段変速の自転車で峠に行こうというのはあまりに自転車がかわいそうだ。というか漕いでいる私がかわいそうだ。(ちなみにゆげ号は18段変速)ということで大人気ないという意見もあろうが、やはりここは700Cロードレーサーで彼を迎え撃つのが礼儀であろう。人生常に全力投球が私のモットーであり、ブロンプトンで手加減をするということは彼に対しても失礼にあたる。って別に我々は競争するわけではないのだが。そんなわけで新川のグルメシップを起点にして、盤渓の方へ向かう。福井の奥に五天山公園という新しい公園があったので休憩した。バーベキュー施設とかパークゴルフ場とか子供が遊ぶとことかいっぱいあったが、どうもおっさんが隠れ家的にこっそりと楽しむところではなさそうだ。休憩もそこそこにこばやし峠のてっぺんを目指すことにした。コバワールドスキー場を過ぎた辺りからアドレナリンが出てきて、ゆげ氏の存在を忘れて鬼コギモードに入ってしまった。気がつけばゆげ氏の姿は見えなくなっていた。さようならゆげ氏。20インチの自転車でよくここまで頑張ったよ。峠のてっぺんでゆげ氏の到着を待った。私に愛想をつかせて帰ってしまったのではないかという不安とともに待った。待つこと1分ぐらいで、ゆげ氏は到着した。ゆげ氏は復活した。経験値が3上がった。体力を10消耗した。北の沢までひたすら下り~。やっぱ50km/h超えるとかなりコワいなあ。で、南沢の東海大に向かう登り坂で再びゆげ氏をおいてきぼりにする。やっぱり小径車での登りはキツイのね。東海大の近くのコンビニで補給した。大学にはどういうわけかラベンダーの花が咲いていたので、ゆげ氏と共に休憩がてら大学の構内に入ることにした。ラベンダー。ガイドらしきおっさんに「写真撮るならここだよ。」と勧められたので写真を撮った。おっさんは「南沢は日本ラベンダー発祥の地だよ。ラベンダーはうんたらかんたらでなんたらかんたらだ…。」などというどうでもいい知識、…いや非常にためになる話を聞かせてもらった。ありがとう知らないおっさん。大学から市内中心部を一望。結構いいとこだな、この大学。南沢から真駒内→豊平川サイクリングロードへと向かった。ここでゆげ氏のF-20RAにちょろっと試乗させてもらったので感想を。・小径車の宿命、フレームサイズが小さくポジションが窮屈だ。・乗り心地はマイルド。クロモリソフトテールのおかげだろうか。疲れない。・ブルホーンハンドルは初めてだが、やっぱドロップの方がいいなあ。下ハンの有無は地味に大きいかも。まあ、大した感想でもないわけだが、ゆげ氏に書けといわれたので書いてみた。そーだなー、やはり走りを追求するなら700Cロードが最適だなあ。小径は走りを追求するよりも、BD-1やBROMPTONのように趣味性を追求するものなのかなあ。べ、別に、F-20RAが中途半端だなんて言ってるわけじゃないからね>ゆげ氏で、結局、豊平川サイクリングロードから新道に抜けて、出発点のグルメシップに戻って、風呂入って、この日はおしまい。と強引に終わらせることにする。≪まとめ≫走行距離 52.79km平均速度 23.6km/h最高速度 52.9km/h走行時間 2時間13分47秒
Jul 23, 2009
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今回は普通の単独行。今日は平日の休みと言うことで、久々にロードバイクでロングライドに出ることにした。気合を入れて朝5時半に出発。とりあえず北へ行こうと決めた。そうだなあ、ここから70kmぐらい離れた浜益辺りがちょうどいいんじゃないだろうか。厚田から北はまだ自転車で走ったことないし。天気は曇り。石狩に入った辺りから雨がポツポツ降ってきた。引き返すなら今だ。しかし帰ったところで特にやることもねえし、とりあえず北上してダメそうだったら八幡から当別を抜けて引き返す作戦をとることにした。八幡通過。うむ、このぐらいの雨なら、まだ先に進むことができる。次の作戦は、もし望来まで行って雨でダメそうだったら望来から当別を抜けて引き返す作戦だ。望来のセイコマで補給。オリジナルスポーツドリンクとカロリーメイトフルーツ味と鶏そぼろマヨおにぎり。とりあえずスポーツドリンクをボトルに移し変えて、おにぎりをムシャムシャ食べて、残りはサイクルジャージの後ろポケットにしまうことにした。この時点で雨はそうでもない。今度の作戦は厚田まで北上して、もしダメそうだったら厚田から当別を抜けて(以下略)。厚田到達。駐車場を兼ねた公園で休憩。荷物満載のマウンテンバイクがあったが、持ち主らしき人はどこにもいない。持ち主はどこに消えたんだ?夕日の丘って言っても、ほら、まだ朝の8時だし、それ以前に太陽出てないし。この時点で雨はそうでもない。更に北へGoだ!にしても、ここで雨が降って引き返そうと決心したところで、延々と雨の中何十kmも自転車を漕がなければならないんだなあということをこの文章を書いているところで気づいた。だったら別に雨が降ろうがガンガン行っても大して変わらんじゃん。大して変わらないわけであるが、現実に雨は降らなかったわけで当初の予定通りガンガン北へ行くことにした。浜益区(旧浜益村)突入。この辺から上り坂が激しくなってくる。写真の送毛トンネルの手前のところがかなりキツかった。厚田から先はトンネルが多かったが、別に交通量も多くないので大きな問題はなかった。でも海水浴シーズンは通りたくないな、この道。トンネルを過ぎてからは、グイーンと下りで、浜益の中心部へと進む。朝の9時、海水浴場の近くにある公園で休憩。カロリーメイトを食べる。ケータイをチェックすると知り合いからメールが来ていたので、「オレ今自転車で浜益にいるねん」と返送。めちゃくちゃびっくりされた。浜益の海。うむ、ドブネズミ色だ。これは別に浜益が悪いわけではなくて天気が悪いわけだが。ふじみやという食堂。海鮮ラーメンが有名らしいが、さすがに朝の9時からやっているわけないので、ラーメンはまた今度にしよう。セイコマで補給。ここを逃すと数十kmはコンビニ空白地帯なので、カロリーメイトの他にもセイコマオリジナルのウィダーインゼリーみたいな奴や、バナナケーキみたいな奴を購入。あと水も。浜益から国道451号線へ。ここから山岳コースになる。で、途中道道28号に入って当別へと向かう。青山ダムで休憩。ここまで103km。いろいろ食べたり飲んだりする。風は追い風でいい感じ。足もそんなに疲れていない。心肺機能も大丈夫だ。しかし、問題は尻であった。痛くてサドルに尻を落ち着けることができない。そういえば去年からサドル変えなきゃなあと思いつつ、変えたサドルがとんでもないサドルで、結局元に戻したまま何も解決されていないのであった。ロードで長距離乗るの久しぶりだったからサドルのことすっかり忘れてたよ。こっこ家という食堂に到着。当別市街から10kmぐらい離れたところにある食堂だ。私が見ている自転車系のブログでこっこ家を絶賛している記事が多かったので、前から一度行ってみたいと思っていたところだ。塩ラーメンとライスと餃子を注文。細麺であっさりタイプ。普段だったらちょっと物足りないかなと感じる味だが、自転車で疲れていてこってりしたものは受け付けない感じだったので、このくらいでちょうどいい。するすると腹の中に入っていく感覚だ。トッピングの半熟玉子がうまかった。ただギョーザは普通だった。久々に思いっきり自転車に乗ったなあと思う1日であった。天気悪かったけど、逆に体力消耗しなくてよかった感じ。このぐらいのペースだったら8月のセンチュリーライド羊蹄山大会に出れそうかなあと、ちと思ったりする。<今日のまとめ>走行距離 168.53km平均速度 23.5km/h最高速度 49.2km/h走行時間 7時間9分7秒<コースマップ><標高図>
Jun 30, 2009
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昨日テレビ北海道でこんな番組がありまして。まあこの前参加したママチャリレースの特番なのであるが、私もほんの一瞬映っていたりして、感動が呼び起こされるようで非常に感無量であった。感無量であったのだが、いざコイツをブログにまとめようとなると、うまく感動を言葉に伝えることができず、うーん何だかなあと思いつついたずらに時だけが過ぎていってしまう。ええい、ごちゃごちゃ悩んでいる場合ではない。本格的に忘却のかなたへ消えてしまう前になんでもいいからとにかく書いてみるのだ。と、無理に自分を勢いづけたところで前回の続き。無事に一周目が終わり、第二走者へとタスキ・・・ではなくママチャリを渡す。ふー、とりあえず一仕事が終わった。普段、ゆるりんと長距離を自転車で乗ることの多い私にとって、4km以上もの距離を鬼コギするようなまずなく、足が地につかないような、ふわふわするような、わかりやすく言うと疲れて満足に立っていられないような状態になった。この時点ですでにもう1mmも動きたくない状態なのであったが、競技者クラスであると思われる隣のチームはローラー台(自転車を固定してエアロバイクみたいに使う機械)に固定された自転車を漕いでウォーミングアップをしている。さすがホンモノだ。我々のようなお遊びチームとは違う。昨日テレビで見たところによると、こうすることによって乳酸がたまらなくて疲れが残らないということらしいが、はっきり言おう「乳酸がたまってもいい、俺はビタ1ミリ動きたくないのだ」チームは10人だからもっとゆっくり休んでられるかなと思ったが、意外に早く二周目の出番がやってきた。さすがにこのくらいになるとチャリもバラけてくるから一周目みたいにコーナーにチャリが何十台もいて「うわ~ぶつかるよ~」という恐怖感は感じないが、とにかく風が強い。一周目のときは集団で走っていたために結果的にうまく風をよけることができて、「ちょっと風強いなあ。まあでも大丈夫か」ぐらいの余裕があったが、今回はモロに向かい風を受ける。前に人がいたらとりあえず付いていって風除けに使おうとかヨコシマな考えを持ちつつペダルを漕いだが、本能的に前に人がいると抜かしたくなり、「じゃあ抜かれた人に付いていって風除けに使おう」とか思うと、速すぎて付いていけない。案外自分と同じぐらいの速さの人はいないものである。ピットまでの最後の直線。ここの向かい風がハンパじゃなく強いのなんのって。写真では風を伝えることができなくて残念だ(348番が私、一応歯をくいしばっているのは伝わると思う)。正に精も根も尽きたと言う形でテントに戻ると、そこには豪華な食事が待っていた。気分はもう小学校の運動会。精神年齢が30は若返った。この日のために食事を作ってくださった方、本当にありがとうございます。んで、写真のお誕生日ケーキの方、お誕生日おめでとうございます。普段自転車乗ってるときは、カロリーメイトとかコンビニで買えるようなロクなものしか食っていないわけで、「ああ、みんなで大会に出てよかったなあ」としみじみと感じるのであった(食い物でしかそういうことを感じないんかい)。そんで、勢いで三周目もなんとか走りきり、4時間に渡る長い戦いは終わった。ゴール地点で仲間の走者を迎え入れようと思ったが、ゴール前は大混雑で迎え入れることはできなかった。アンカー走者はちょっと孤独な思いをしたのではないだろうか。ゴールすること数分後なんとかアンカー走者を迎え入れることができて、ああよかったよかっためでたしめでたしなのであるが、我々の横では小学生チームが完走のうれしさで感極まって涙を流していた(この模様は昨日のテレビでも思いっきり映っていた)。おおよくやった頑張った頑張った!と彼らの栄誉をたたえるとともに、泣いている男の子の隣で冷めた表情で鼻をほじっている女の子をしっかりと見逃さなかった私である。このぐらいの年頃って、女の子の方が大人っぽいもんな。いや、いつの年頃も同じか。結局、賞品は参加賞のティッシュしかもらえなかったわけであるが、普段ひとりで走るのとは全く違う満足感と達成感を感じつつ、日曜日は終わったのであった。記録的には大したことはなかったのかもしれないが、記録よりも記憶なのである。月並みな表現ではあるがホントにそんな気持ちであった。(我々のチームは264位の348番である。あれ、でもこれによると263位だぞ。どっちが正しいんだ?)読み返すたびにいつもの単独行とは全然趣の違う、まるでオレが書いたんじゃないような文章になっているようだが、そんなことよりも私が主張したいことは「来年もこのチームで出ようぜ!」ということで、ママチャリは人との絆を強める道具であることを学習したところで、今回の日記を終わる。
Jun 28, 2009
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ママチャリレースの話を書こう書こうと思っていたのだが、なんか書くのがめんどくさくて日に日に感動が薄れていき、なんかもうどうでもいいやと思いつつあるので、本当にどうでもよくなる前にちょろっと書いていこうと思う。そもそもママチャリ耐久レースとは何ぞやというと、ひたすらママチャリを4時間一生懸命漕いでいこうじゃないかと言うバカバカしい企画であって、バカなことを本気でやることが好きな私にはもってこいの企画である。しかし、問題は3~10人のチームで出なければならないということであって、これは孤高に生きるというか、平たく言うと友達のいない私にとっては大きな問題である。何とか職場の人をかき集めてチームらしきものが結成できると思いきや、申し込もうとしたら既に定員オーバーで締め切られており、おー何たることやと落胆していたところ、「じゃあ、私たちのチームに入って」と声をかけてくれた神のようなチームがあった。10回ぐらいお礼を言いながら仲間に入れてもらうことにした。このチームの正体については国家機密でありここでは明らかにすることができないが、もし機会があればこのブログで大々的に公開していきたいものである。しかし、残念ながら今は期が熟していないということで、私とチーム員は一体どういう関係なのか非常に気になるところではあるのだが関係者各位においてはそっと見守ってもらいたいところである。レースの一週間ぐらい前から、ずっと頭の中はママチャリレースに支配されており、週間天気予報で日曜が雨となっていて大いに落胆しつつ、「ああ、オレはどうせ雨男なんだ」と落ち込んでいたら、どういうわけか当日は雨が降ることもなく、しかも昼からは日も差してきたりして、やはり私の日ごろの行いが天気に反映されるものであるということがよーくわかった。天気はさておきレースである。会場は東区の果てにあるモエレ沼公園というところで、こんなバカバカしい内容のレースであるにも関わらず400チーム以上のチームが参加していて、会場は黒山の人だかりであったといいたいところであるが、公園もバカみたいに広いので、さほど人が多いとは感じなかった。(写真は開会式の模様)写真ではわかりにくいかもしれないが、露店なんかもあったりしてお祭りみたいな雰囲気だ。さて開会式も終わっていよいよ本番である。何と私は栄光の第一走者であって、スタートまで30分ぐらい時間があるからのんびりしていようかなあと思ったら、「早く自転車持ってスタートラインに着いて!」とチームリーダーから声があった。仕方なく一人でトボトボと車検を済ませた400台以上ある自転車置き場に行って「こんなたくさんのチャリンコの中からどないして自分の探せばいいんや」と落胆していたところ、あっけなくわがチームのチャリを発見することができ、スタートラインのかなり前の方に陣取ることができた。前の方に陣取ることができたのであるが、前の方はやはり本気で入賞を狙うような人たちが多いようで、「女子供はすっこんでろ」と刺すか刺されるかのような殺伐とした雰囲気であり、正にママチャリ戦国時代という様相であった。スタートラインにかなり早い段階から陣取れたのはいいのだが、いかんせんスタートまで時間があり、しかもチームメイトは一人もやってこなくて退屈だ。「ひょっとしたらみんなで出ようというのは罠で、実は4時間ひたすら私ひとりで走らせて、他のみんなは隣のさとらんどでバーベキューをやろうという魂胆なのではないか」と疑心暗鬼になったところで、チームメイトが現れた。おお、疑ってすまなかった。みんながいてこその私であり、One for all. All for one.なのである。このチャリンコ命に代えても皆につなぐぞ。スタートラインでパチリ。このブログに自分の写真載せるの初めてだなあ。まあサングラスもしてるし、別に公開してもいいか。ちなみに真ん中の赤いヘルメットに紫のTシャツ(チームでおそろい)を着ているのがオレね。なんか気分は高校の体育大会って感じ。精神年齢が20歳若返ったような気がする。チームメイトの応援を背に受けて、スタート!うげ!みんな速い!コース狭い。接触しそうでめちゃくちゃ怖いぞ、これは。膝や肘にプロテクターとかつけたほうがよかったんじゃないか。そんな中、私の左から強引に抜こうする自転車がいた。げ、接触しそうだ、これはスピードを上げなきゃ。うりゃー、必死になってペダルを漕ぐ。その勢いで体が左右に揺れる。そこで悲劇は起こった。体を左右に揺らしたために、左から追い抜きをかけようとした自転車のライダーにエルボを食らわす形となって、ガッシャーンと豪快に彼は転倒していった。うげげ、オレのせいなのか?オレが悪いのか?これは人として、やはり自転車を降りて「大丈夫ですか」と彼のところに行って謝るのが筋なのではないのか?などとほんの一瞬考えたが、「すまぬ、今はオレのレースが大事なんだ!」と知らんぷりしてそのままレースを続けた。ほら、ここでオレだけ急に止まっても、後続の人たちにとって危険でしょ、しょうがないんだよ、許してくれ(言い訳)。アクシデントはあったが、とりあえず自分は怪我をしなくてよかったということで、第二走者へと自転車を渡した。(つづく)
Jun 25, 2009
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今日、モエレ沼公園で行われたママチャリ耐久リレーに参加した。詳しいことは写真とかが出来てから書こうと思うわけであるが、とりあえず結果報告。一体誰に向けて報告するのかよくわからんが、とにかく報告する。成人クラス 360チーム中264位(24周 トップとは-10周)そのうち私が走ったのは3周、タイムは計ってないから知らんが一周(約4km)8~9分ぐらい今日はもう疲れたので書くのを辞めるが、最初のローリングスタートのときに接触して、結果的に落車させてしまった方に心から申し訳ないと謝りつつ、今回の日記を終わる。
Jun 21, 2009
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日曜日。外は雨。こんな日は家に引きこもるに限るということで、二度寝して昼まで寝てた。「あー、何もしたくないなあ」と家でうだうだしながら、プロ野球速報を見ていると横浜ベイスターズは1回表で6点取られていて早くも勝負は決まってしまった。「あー、つまんねーなあ」と思い、ふと外を見ると雨が上がっているではないか。路面も乾いている。時間は3時ぐらいだが、ちょこっとひとっ走りできるんじゃないかということで、久々にロード引っ張り出して本気走りをすることにした。今の季節は日没が7時ぐらいだから、80kmぐらいは走れるなということで、石狩から厚田望来(もうらい)に抜けて、当別をぐるっと回るコースで行くことにした。尚、今回は本気走りのため写真なんか撮ってらんねえということで、写真は一切なし久々にヘルメット、サングラス、ビンディングシューズ、サイクルジャージでピシッと決める。レーパンはちょっとあれなので、下はモンベルのサイクルパンツで手抜きした。さあ、出発だ。なんと今回は六角レンチを忘れてしまった。これがないとフレームにくくりつけている空気入れが取り出せないので、パンクしたら一環の終わりだ。割合市街地に近いところで気づいていたらホームセンターでゲットすることができたのだが、ホームセンターも何もない厚田に入って初めて気づいたわけで、ご愁傷様ということでパンクしたらタクシー呼んで帰るかなどと贅沢なことを考えていた。ほぼ無風でいい感じだ、常時27~30km/hぐらいのスピードで走れている。これは私にしてはかなり速いのではないか。望来のセイコーマートで補給。自転車にカギをかけようと思ったら、カギを忘れたことに気づいた。まあ、こんなとこでこんな自転車盗む奴なんていないだろ。草大福(98円)とセイコマスポーツドリンク(88円)をゲット。セイコーマートは自転車乗りの心強い味方である。サイコンで平均時速を確認すると25.2km/h。お、いいではないか。いいではないか。望来から当別まではちょっとした山岳コース。この辺りで今日の目標をAve25km/hをキープしようとすることに決めた。ちょっとした坂はあるが、信号もないので速度は維持しやすい。ここで今回ただ一人のローディーとすれ違い、手を上げて軽く挨拶。思ったより走っている人は少なかったなあ。当別に入る。いつも当別では向かい風に悩まされる印象があるのだが、今回はほぼ無風だ。ここからはひたすら平坦な道で27~28km/hぐらいを維持。あいの里公園で休憩。ここまでの平均時速は25.7km/h。お、26km/hも行けるんじゃないか。ただ、こっからは信号も多くて思うようにスピードは伸びず。それでも最終的にAve25km/hは維持できたので私的には満足。たまにはロードで本気走りもいいなあということで今回の日記を終わる。≪まとめ≫走行距離 79.51km平均速度 25.7km/h最高速度 48.6km/h走行時間 3時間5分36秒≪コースマップ≫≪標高グラフ≫
Jun 7, 2009
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ブロンプトン空を飛ぶシリーズも今回が最終回。といっても今回は野球がメインでブロンプトンの出番はほとんどない。開門時間になって外野席に陣取る。天気はすばらしくよい。客も昨日よりは入っているなあ。とりあえず運動して腹が減ったのでメシを食う。角煮丼にしようかなあと思ったけど、なんか肉味噌麺がうまそーだったので、肉味噌麺と長い肉まんとお茶をゲットした。肉味噌麺激ハズレ。角煮丼にすればよかった。とりあえず麺はきちんとほぐしたのを出してくれ。大体こういうものは最初にひらめいたものを頼めばよかったというパターンになる。ほらペーパーテストで最初Aだと思ったけど、途中でBに変えて、やっぱりAが答えだったってことあるしょ。あれと同じだ。いや、全然違うか。悲劇なことに友人が私の食っているのを見てうまそうだと思ったらしく、肉味噌麺を買ってきていた。スマヌ、友人。今度からまずいときはまずいときちんと言うようにする。適当に練習風景を写真に撮る。吠える村田。アゴのラインがステキな内川。最近出番の少ない金城。まだまだ若手にスタメン取られる年でもないだろう。トレードでオリックスに行った古木。一時はベイスターズの若き大砲と期待されていたが、なんとなく今年でクビになりそうな予感なので、最後の記念にと写真を撮った。ベイスターズの先発は小林。んで、オリックスの先発が平野。敵ながら私は弱いチームで孤軍奮闘するエースが好きなので(昔の大洋の遠藤とか)、あんまりベイスターズ打たないで欲しいなあ。そうだな1-1ぐらいで平野が降りて、菊地原辺りから1点取って勝ちってのが理想かなあと勝手なことを思っていた。オリックス大村。帽子を脱ぐとすごいことになっている。大村を写したところでデジカメが壊れた。どうなってんだ。大村の頭の呪いか。大村には悪いが私のデジカメを壊した大村をこれから嫌いになることに決めた。そんなわけでここからは写真がないわけであるが、試合は0-3でベイスターズ完封負け。がーん。神戸まで行って2連敗か。友人と地下鉄で帰る。デカイ自転車を抱えて満員の電車に乗り込み、周りの視線が痛かったような気がする。どうせ負け試合なんだから地下鉄が混まないうちに早く帰ればよかった。友人は次の日も休みと言うことで、「これから高松に行く」と新長田駅で降りていった。さらば友人。今度は札幌円山球場のベイスターズ戦で会おう。一方の私は三宮駅で地下鉄を降り、デカイ荷物をえっちらおっちら運んでポートライナーへ乗り換え。これと言って神戸の街自体には特に感慨はないわけだが、それでも「ああ、神戸も終わりかあ。もうちょっといてもよかったなあ」と名残惜しさを感じつつ神戸空港へと到着した。もっとも今考えてみると名残惜しいと言うよりも「明日仕事かヤダなあ」という思いだったのかもしれない。まあ、せっかく関西まで来て1泊2日は短すぎるよな。空港に着くと飛行機が45分遅れとの案内。くそー、大村のせいだ。いや、それは逆恨みだろ。しょうがないので空港でメシを食う。さぬきうどんの店。高い。どんぶりの底浅すぎ。所詮空港のメシなんてこんなもんか。ヒマなので、本屋で重松清「きよしこ」購入。この人、少年とおっさんを書かせるとうまいなあ。うん、いい話だったよ。出発が遅れるも、飛行機は千歳へと飛んでいった。行きと同じく鼓膜が破れるんじゃないかと思うぐらい耳が痛くなった。ぐわんぐわんする感覚は翌日まで残った。私は根本的に飛行機に向いていない男らしい。で、JRに乗り換えて家に帰る。どういうわけかデジカメは直っていた。どうなってるんだデジカメと大村。そんなわけで今回は飛行機で自転車を運ぶということを学習した。今回の冒険によって飛行機に対するアレルギーを克服することを目指したのであったが、結局ますます飛行機が嫌いになって、今度海を渡るときは飛行機を使わなくていいところにしようと思うわけであった。走行距離 トータル50kmぐらい(このシリーズおわり)
Jun 6, 2009
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神戸旅行2日目。朝起きたら、友人から「今四国にいてこれから神戸に向かう。一緒に野球見ようぜ」とメールが来た。正直2日とも一人で同じようなことをやるのに物足りなさを感じていたのでありがたい。今日は二人で外野で熱烈応援モードに徹することにしよう。朝飯はホテルの焼きたてパンバイキング。これでもかというくらいたらふく食った。今思えば、神戸の食い物でこれが一番うまかったような気がする。まあ、球場のメシとかしょぼいものしか食ってなかったからなあ。私の旅行の中でグルメなメシというのはあまり大きなウエイトを占めないのである。チェックアウト。チェックアウトするときはフロントに声かけなくても、部屋のカギを返さんくてもいいですよ、とエレベーターに書かれていたので、袋に入れた自転車と共に何も言わずにカギを持ったまま外に出た。おいおい、カギ持ったままで大丈夫かいなと思ったが、所詮は紙でできたカードキーなので大して影響はないのだろう。カードキーはビリビリに破いて捨てた。記念にホテルと自転車の写真を撮った。さて、球場に行くまで何をしよう。そうだなあ、神戸は異人館が有名だと何かの本で書いていたような気がするから、どんなもんかチラッと見に行くことにしよう。んで、前日板宿からの激坂に苦しんだので、今日は途中から地下鉄に乗って楽をすることにしよう。そういう計画とは言えないような計画を立てて、神戸の街の中を自転車でさまよう。三宮のアーケード。異人館のある北野方面に行こうとしたが、例のごとく道を間違えて新神戸駅の方に行ってしまった。新神戸駅のそばの公園に中華っぽい東屋があったので、これはこれで珍しいかなと思って写真に撮ってみた。それなりの坂を上って、外国っぽい建物が並ぶ通りに出た。どの辺が外国っぽいかというと、外国の国旗があるところである。どこの国の国旗かは知らん。やっぱりイギリス製の自転車ブロンプトンにはこういう道が似合うかなあと思って写真を撮ってみたが、車がたくさんいて雰囲気が出ないなあ。なんか面白くないなあ異人館と思って5分ぐらいしか見ていないが、もう異人館のことはどうでもよくなった。昨日と同じパターンじゃないか。神戸の観光らしきことはこんなもんでいいかなと思って、球場の方に行くことにした。こういう世間一般の観光地を回る観光ができないところが、私が他人と旅行することのできない大きな理由だ。球場へ向かう途中に湊川公園と言うやたら殺風景な公園があった。どういうわけか異人館よりもこういうものの方が心に残るのである。湊川公園から道路を見下ろす。うむ、まるでどうでもいい光景だ。ああ、昨日と同じような道だ面白くないなあと思いつつ、ペダルを漕ぐ。板宿に到達して、もう地下鉄に乗っていいかなあと思ったが、球場の開門まで時間があるのと、自転車を畳んで袋に入れるのがめんどくせえと思って、結局球場まで自転車で行くことにした。どう考えても自転車で坂道を上るほうがめんどくさい作業なのだが、私のめんどくさいは普通の人とは違う感覚なのかもしれない。昨日と同じ道を行くのもつまんねえなあと、ちょっと道を変えてみた。ひょっとしたら昨日より坂がキツくないんじゃないだろうかという期待を込めての行動である。迷子になるリスクはあまり考えていない。これが大ハズレ。坂は昨日よりもキツかった。ああ、オレは二日連続でなんでこんなことをやってんだろう。ホントに学習機能がねえなあ。と思いつつ、「お、お、お、おれ、も、も、もうダメだべや」とロレツが回らなくなりつつあったところでベンチのある公園発見!ありがたい。ベンチに座り、お茶を飲んで少し回復。再び自転車を漕ぎ、多少迷いながらも球場到達。「そうだ、天気もいいし日焼け止め買わなきゃな」と思い、運動公園駅そばのローソンに入ったが長蛇の列で日焼け止めはあきらめた。つーか、そんなの昨日のうちに買っとけよ。外野席入場口へと向かう行列の中で友人と合流。神戸に来て初めて人と会話をする。基本的に私は孤独に強い人間であると自分では思っており、一週間ぐらいだったら誰ともしゃべらなくても全く平気なのであるが、やはり話し相手がいるのはいいものだ。今シーズンのふがいないベイスターズのことについて語り合いながら、開門を待った。(つづく)
Jun 5, 2009
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ついに開門の時間がやってきた。子供のようにわーっと駆け出したい気持ちであったが、そこはいい年をしたおっさんである。秘めたる闘志を胸に、できるだけ早歩きで内野自由席へと向かったのであった。結構人はたくさん並んでいたのだが、いざ球場に入ってみるとガラガラだ。どういうことだ。ブルペンが目の前に見える席をゲットした。観客席。結構西日が強かった。フェンスが低くて結構選手との距離が近い。いい球場だ。二階席からの眺め。芝が感動的にきれいだ。ストライプ状になっているところがよい。とりあえず腹が減ったのでカレーを食べる。どこにでもあるレトルトカレーだ。グラウンドはベイスターズの練習中。サエキ~。佐伯の後ろはダン・ジョンソン。スタメン発表。ベイスターズの先発はグリン。試合前、グリンがブルペンで最後の調整。めちゃくちゃ迫力あるぞ。最近ブルペンが観客席から見えない球場が多いが、やっぱりブルペンは見れたほうがいいなあ。試合開始。打席は仁志。やっと一軍に上がってきたか。しかし、打撃陣は仁志を始め静かなること林の如く。一方オリックスはラロッカやフェルナンデスが派手にホームランを打って、試合は序盤で決まってしまった。まあ、予想通りのいつものベイスターズである。長い間ベイスターズファンをやっているとこのくらいのことではイライラしない。試合はつまらないのでブルペンをずっと見ていた。高崎(#22)と横山(#99)。吉見(#21)。最初のうちは、おー速いなあ、迫力あるなあと感心していたが、ただボールを投げるのを見ているだけだとさすがに飽きてきた。というか試合もつまらんし帰りたくなってきた。しかし帰るのはもったいないので、二階席に上がって別の視点から楽しもうという作戦に出ることにした。二階席は超ガラガラ。野球に飽きた子供が鬼ごっこをして遊んでいた。二階席からの眺め。カクテル光線に光る芝がキレイだなあ。腹が減ったのでうどんを食べる。まだ食うのか?薄味を頼んだんだけど、ちょっと味が濃いかなあ。二階席も飽きたので、今度はポール際へ移動。ブルペンでは新ストッパー山口が投球練習。速いなあ力強いなあ。下半身がガッシリしてるなあ。でもせっかくなら勝ち試合のマウンドで見たかったなあ。試合はまるで盛り上がることもなく、自転車を持って満員の地下鉄に乗るのもイヤだなあと思い、途中で帰ることにした。さようならスカイマークスタジアム。明日また会おう。地下鉄総合運動公園駅のホーム。神戸の市街地まで330円。地下鉄の料金がやたら高くないか。地下鉄のホームではベイスターズファンが「今シーズンワーストの試合だ」と不満をぶちまけていた。全くその通りである。しかし、私が帰ってから9回に吉村が満塁ホームランを打ったらしい。くそー、最後までいればよかった。新長田で乗り換え。地下鉄はガラガラだ。いくらガラガラの車両が好きな私でも、これはまずいんじゃないのか神戸の地下鉄と心配になった。まあ、私が心配したところでどうしようもないのだが。んで、旧居留地・大丸前というやたら長い名前の駅で降りて、駅のすぐそばのビジネスホテルに投宿したのであった。(1日目終わり)
Jun 4, 2009
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ひと風呂浴びてサッパリしたところで、再び自転車にまたがる。ペダルを漕ぐと再び汗が吹き出しせっかくのサッパリが台無しである。球場の開門まではまだ時間があったので、ここからは地図を見ないで本能のおもむくままに進んでいくことにしよう。迷子を楽しむという旅の醍醐味を思う存分に味わうのだ。なんか自転車道っぽいおもしろそうな道があったので進んでみることにした。よく考えないでとりあえず突き進むところが私の迷子特性の最大の原因なんだろう。道はせまく険しくなっていく、ホントにこの道でいいのか?ついに道は階段状になっていく。多分この道は間違いなんだろうというような気がするが、自分の間違いを認めるのもシャクなので、自転車をかつぎながら歩く人になることにした。なぜこんなところまで来て自転車をかついで歩かなければならないのか、アホじゃないかという声も聞こえてこようが、観光地で観光っぽいことをするよりもこういう知らないところでわけのわからないことをすることが大好きでたまらない。きっとこのときの私の顔はほんのりとニヤけていたのではないだろうか。もはや自転車で行く道じゃねーよ。とは言え、所詮ここは山奥ではなく都会の中の公園だ。適当に行けばどこかそれっぽいとこにたどり着くだろう。それっぽいというのは、普通の道に通じるようなところだ。私の予想通りそれっぽいところに到着だ。とりあえず進んでいけばなんとかなるものである。再び道は復活したが、果たして現在地がどこなのかはわからない。またこのパターンか。とりあえずにぎやかっぽい方に進んでいくと駅発見。名谷駅。ここまで来ると目的の総合運動公園駅まであと一駅だ。あと一駅と言うことで大いにテンションが上がったのであるが、ここからは再び激しい上り坂であり、すでに風呂に入ってリラックスモードになってしまった私は自転車を漕ぐ気力はなく、ひたすら押して歩く人に徹することにした。何の変哲もない住宅地をひたすら歩く。何度も書くようであるが、こんなところまで来てなぜこんなことをしているのだろうか?そしてこれまた何度でも書くようであるが、なぜこんなことをしているのだろうかという感じがたまらなく好きなのである。たまらなく好きなことが終わって再び下り坂。そして来た来た来ましたよー。ユニバー記念競技場。ついに運動公園の敷地内だ。総合運動公園駅到着。運動公園から見るスカイマークスタジアム。くー、ついに到着した。いつ見ても球場の見える瞬間はテンションが上がる。風呂休憩も含め4時間ぐらいかけてわざわざやってきた甲斐があるというものだ。まずは写真右下にあるローソンでお茶とせっかく関西に来たのだからデイリースポーツを買う。球場入り口。まだ開門まで一時間ぐらいあったので、球場周辺の公園でダラダラする。キャッチボールしている人なんかもいて、なんかいい感じだ。札幌ドームでは絶対に味わえない光景だ。噴水。噴水前のベンチと謎のおねーちゃん。多分私のような人がベンチで寂しい思いをしないためにおねーちゃんは存在するのであろう。テンションの高ぶりを押さえることができず。球場の外周をぐるっと回る。ああ、スコアボードも準備万端なのにまだ球場に入れないのかあ。入れろ!入れろ!早く球場に入れろ!開門前に球場の広場でマスコットのショーとおねーちゃんのダンスがあった。特に興味はなかったので、列に並んで開門を待つことにした。とか言いながらちゃっかり写真は撮っていたりする。おねーちゃんの腹筋がすごかった。にしてもオリックスと横浜で何でこんなに長蛇の列ができてるんだ。最下位同士の戦いだろう。こんなものを見に行く物好きも世の中にはいるものだ。当然私もその物好きの中の一人である。デイリースポーツを読みながら開門を待つ。デイリースポーツ阪神のことしか書いとらんじゃないか。読むとこない。つまらん。あーつまらんつまらんと思いながら、開門の時間を待ち、ついに16時30分開門のときがやってきた。(つづく)
Jun 3, 2009
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