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さすが、真冬です。枝にカラカラに乾いた多くの果実が見られました。真夏、ここで花を咲かせていたのはサルスベリだったことと、それから、秋口になって、丸くて艶々の果実が見られたことも、いっしょに思い出したのです。↑ CLICK ! 花を中心に見てしまうのは、まぁ、当たり前のことですが、こんなふうに四季の変化を目の当たりにするのも楽しいものです。実際は、夏に、華やかな色合いで咲き誇る姿を愛でることはあっても、冬に、こんな茶色のカラカラを眺めて一心に撮影していると、アヤツは何をしているのだろうかと訝しげな目を向けられてしまいます。もう慣れてしまいましたが、よく観察してみると、なかなか味があるものですよ!と教えてあげたくなります。<紹介> 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現していますサルスベリ ペパーミントレース 夏祭り(ナツマツリ) 苗木 7号(x05)
2024/01/16
↑ CLICK ! この季節、あっちでもこっちでもサザンカが勢いよく咲いています。一方、早く咲き出した個体ですと、そろそろ疲れ始めている頃かも知れませんが、これは年末に撮影した場所ですので、まだ、咲き続けていると思います。↑ CLICK ! サザンカは実は高木の部類に入ります。比較的に丈のある樹がまとめて植えられ、いっせいに開花している姿は、なかなか見応えがありました。大きな公的施設の駐車場という目立たない場所なので、存外、知られてはいないのだろうと思います。花の少ない季節に、なんだか得をした気分で撮影していたものです。これから、小寒から大寒、最も寒いと言われる季節に向かいますね。↑ CLICK !<紹介> 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています【初光山茶花(ハツヒカリサザンカ】樹高1.2m前後 根巻き苗 はつひかりさざんか
2024/01/10
真冬に柿の果実がいっぱいです。これは、どうしたことなのでしょうね。この樹は、近隣で一番大きい公園を一周する散策路の路傍にあるのですが、散策路のアスファルト上に柿の実が落下していて存在に気づきました。完熟しているようですが、鳥が食べに来ている様子はありません。↑ CLICK ! 見上げて、初めて樹上に大量の果実が残っていることに気付きました。晩秋には、あれっ?と思う程に柿の樹が多いと感じるものですが、それでも、ほとんどの樹で既に果実はなくなっています。この樹に限って、まるで晩秋の姿のようでしたね。<紹介> 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています有機柿茶の粉茶50g【2021年9月リニューアル】【柿の葉パウダー】(柿の葉 粉末 パウダー 粉 ノンカフェイン デカフェ 妊婦 お茶 国産 健康茶 農薬不使用 無添加 西式)価格:5724円(税込、送料無料) (2023/1/18時点)
2023/01/18
もう「小寒」も過ぎ、寒の入りを迎えてしまったということですね。近隣では年末年始に花のピークを迎えるサザンカも、ずいぶん花数が減ってきたようですが、整備されたサザンカの垣根の横に辿り着きました。ここは大きい農家の庭の一角で、しっかりと手入れされています。↑ CLICK ! ツバキより耐寒性が弱いとされます。なんとか、サザンカとヤブツバキの違いは分かりますが、カンツバキ(サザンカの園芸品種群)、ハルサザンカ(ツバキとサザンカの交雑種群)を含めて3系統がそれぞれ流通しているそうなので、ちょっと、お手上げだろうなぁと感じています。<紹介> 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています送料無料 どんぐり帽子 ニット帽 毛糸ぼうし モケニットキャップ モケモケキャップ キッズ帽子 ベビー帽子 柔らかニット帽 帽子 ドングリキャップ 子ども 女の子 男の子 秋 冬 ベージュ カーキ ブラウン ホワイト グレー ライトブルー プレゼント【おすすめ】楽天で購入
2023/01/15
そろそろ咲いているはず!と思いながら、やらなければいけないことが目白押しでした。やっと出掛けたところ、なんと、最も近い場所にある樹が、驚くほど、切り詰められていて、花は数個程度という有様でした。個人宅の庭ですから、何らかの事情があるのだろうと考えるしかありません。↑ CLICK ! 郵便局へ出向く必要に乗じて、少し遠い局を選ぶことで、もう一つの樹を見に行くことにしました。わぁ、いっぱい咲いています!例年よりも花数が多く感じられ、一面に芳しい香りが漂っています。今がピークですね。これからは、この時期に出向くことにしましょう。<紹介> 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています送料無料 どんぐり帽子 ニット帽 毛糸ぼうし モケニットキャップ モケモケキャップ キッズ帽子 ベビー帽子 柔らかニット帽 帽子 ドングリキャップ 子ども 女の子 男の子 秋 冬 ベージュ カーキ ブラウン ホワイト グレー ライトブルー プレゼント【おすすめ】楽天で購入
2023/01/13
↑ CLICK ! 昨年暮れの撮影です。ふと、見上げた樹の枝に紅色の花が咲いていました。どうも、桜のようですね。先日見かけたフユザクラではなさそうですし、ジュウガツザクラの方でもなさそうです。因みに、これら2種の交雑種は両親の一方が違うとされています。 花びらの数や色合い、紅色のが滲んだイメージから、カワヅザクラではないでしょうか。もし、それが正しいとすると、所謂、返り咲きということになります。もう少し近い場所なら、春に確認に再来できるところですが、とりあえず、樹木の位置は覚えておこうと思います。<紹介> 「花の写真館」から「四季の山野草」の一部コンテンツを再現しています【送料無料】日本の桜 西日本編/BGV[DVD]【返品種別A】
2022/01/05
真冬、それも最も気温が下がる時期に、喜々として開花するロウバイ(蝋梅)です。この品種は、花芯部に赤みがないので素心(芯)蝋梅と呼ばれており、近隣では、この型が主流です。そうそう、蝋梅という不思議な名前は、蝋細工のような花弁の「艶」に由来します。 開花時はとても良い芳香が漂うのですが、ネットの情報に拠りますと、英名はウインタースィート(winter sweet)だそうですね。昆虫たちの少ない冬を狙って開花するには、それなりの理由があるのでしょうか。昆虫たちは黄色に敏感だと言われますので、一生懸命さは伝わってきます。<紹介> 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています
2021/01/11
やはり、初夏に開花して秋に結実するクチナシの果実を見つけました。「秋を過ぎても口を開けない果実」から「口なし」と名付けられたのだとか。まぁ、不思議なカタチをしていますね。 とても興味深い植物だなぁと思っています。夏にきれいに咲く花は甘くて強い芳香を放ちます。この不思議な果実は古い時代から利用されている天然色素で、布を黄色く染めるだけでなく、無毒なので食品用着色料としても活用され、更には「山梔子(さんしし)」と呼ばれ、生薬としても重用されている訳です。この植物の個人的な位置づけは「美しい蝶が飛来する人気の庭木」というところでしょうか。<紹介> 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています
2021/01/07
この季節、ご近所では、花が淡黄色一色のソシンロウバイ(素心蝋梅)という品種を見かけるケースが多いようです。花の内側の花被片が赤茶色である型が基本種であるという位置づけですが、あまり見かけません。基本種と品種は遭遇する機会が多いか少ないかは関係ないですからね。 マンゲツロウバイ(満月蝋梅)も見かけたことがありますが、撮影した記憶はありません(笑)。マンゲツロウバイはソシンロウバイの選別種とのことですから、園芸品種ですね。他にも少し仲間がいるようです。写真で見たことがあるだけのウンナンロウバイ(雲南蝋梅)を観察してみたいと思っています。いつ、その機会は訪れるでしょうか。<紹介> 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています
2020/01/19
●●● 真冬の街角に甘い香りを放つソシンロウバイ(満月蝋梅) ●●●本格的な寒さに凍えながら、バイクで移動中でした。なんとも甘い香りがヘルメット越しに流れ込んできます。あれっ、「これは何の香りかな?」前方の家屋の庭に黄金色の花を咲かせている低木がありました。ははぁ、これは蝋梅、それも花が中心部まで黄色い素心蝋梅(系)です。バイクを止めて、手元にある携帯電話のカメラ機能で撮影しました。あれ、これは満月蝋梅と呼んだ方が良いかも知れない花ですね。学名はソシンロウバイのものを記載しておくことにします。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Chimonanthus praecox f. concolor" ● 原産 : (原種)中国 ● 分類 : ロウバイ科ロウバイ属 葉が少しだけ残っていますが、既に茶色くなって乾燥しているように見えます。花が満開の時に通りかかったようで、記憶にないぐらいの強い芳香です。個体差なのでしょうが、花がふっくらして大きめだと感じました。改めて調べてみますと、素心蝋梅にも色の濃淡などの変化があるようです。選別による園芸種ですから、少し幅があるのは当然かも知れません。さて、最後に改めて説明をしておきましょう。蝋梅は、ロウソクの蝋のような艶がある梅に似た花を咲かせます。素心は、花の心まで『素』、つまり(他の強い)色がないというところ。一般に、『素』という場合、白いことが多いでしょうか。その微妙な変化の一つで、花の中心に紫褐色の輪がある満月蝋梅という訳です。 暖冬という話もありましたが、それなりに寒い冬になりました。でも、まだ関東では本格的な雪は降っていません。 冬至を過ぎましたので、これからタイヨウの出ている時間が増える訳です。少し遅れて気温も上がり始めるのでしょう。CLICK!
2015/01/08
●●●大量に流通しても、それぞれに個性が光るパンジー●●●パンジーはもう何度目の登場になるのでしょうか。 o(^▽^)o お気に入りになった写真2枚を持ってきました。大きさや派手さを競ったような時代を過ぎ、印象が重要になってきましたね。この花は大きさも形状も一般的ですが、印象的な色合いです。花の中央部から放射状に広がるグラデーションと条(筋)が魅力的です。交配によって生み出される印象的な花の可能性は尽きません。 ただ、商業的に成り立つ数量までどうやって株数を増やすのでしょうね。一代雑種として大量に種子を提供できることが不思議でなりません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 繰り返しになりそうですが、パンジーとヴィオラのことを書いておきます。パンジーは欧州に広く分布するMelaniumというグループのすみれです。Viola tricolorなどの野生種が複雑に交雑を重ねたハイブリッドですね。この丸めの花を咲かせる系統は、一般にGarden Pansyと呼ばれています。一方でViola cornutaなどが核となって交配された系統があります。こちらの小さめの花を咲かせる系統はTufted Pansyと呼ばれています。日本でTufted Pansyがヴィオラと呼ばれるようになったのはなぜでしょう。それは属名ですから、通訳しても理解を得るのは難しいかも知れません。いづれ境界線は消えつつあり、この際、パンジーに一本化しては如何! 綺麗な白いパンジーにホシホウジャクが給蜜に訪れていました。パンジーは距が短めなので、蜜腺は届きやすい位置にあるのでしょうが、なにしろ花の中心部が極端に小さくて、花が横向きですから、給蜜が可能な昆虫は余り多くないかも知れません。空中でホバリングして静止できるホシホウジャクやその仲間たちは絶対的に優勢な立場にあると言えるでしょう。
2009/01/08
●●●寒い季節に暖を届ける篝火を彷彿とさせる花 シクラメン●●●シンプルな色・形のスクラメンもなかなか良いですね。原産地はトルコやイスラエルです。冬に咲く花とトルコのイメージにちょっと差があります。これは、一度見に行かなければいけませんね。(=^_^=) 二輪でひとっ走りの範囲に、幾つかのシクラメン農家があります。年末に規模の大きい方に立ち寄ってみましたら、既に出荷完了でした。一年分のハウス収入がこの時期に集中しているという感じでした。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Cyclamen persicum" ● 原産 : 中近東、東地中海 ● 分類 : サクラソウ科シクラメン属別の農家ですが、ハウスの前で小売りもしています。最近も覗いてみたのですが、想像に反して、高めの価格設定でした。(´`;)中間マージンが掛からないので、少し安いのかと思ったのですが・・・。シクラメンという名前で問題ないのですが、一応、和名があります。「カガリビバナ(篝火花)」というのは読んで字の如しというヤツですね。ただ、和名がもう一つあって、「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」と言います。なんですかぁ?と驚くような名前ですね。原産地で、野豚が球根を掘って食べたことに由来する名前だそうです。 シクラメン・ペルシクムという原種には芳香があるのですが、品種改良過程で失われてしまったのだとか。それでは寂しいと芳香性の園芸品種が登場し始めたことを以前にも話題にしました。実は改良したのは日本人だそうです。
2009/01/08
●●●枝いっぱいに魅惑的な花を付ける エリカ・ダーレンシス●●●明るすぎる程のピンク(桃)ですが、太陽の下で、実際、こんな感じです。お判りの方も多いかと思いますが、「これは何かな?」2回目の登場になるエリカの「ダーレンシス(ダーリーエンシス)」です。新たに、エリカには南アフリカ原産と欧州原産のものがあると知りました。欧州由来の品種は耐寒性が強いとのことです。特に、この「ダーレンシス」には抜群の耐寒性があるとされます。逆に高温多湿は苦手なんですね。余り長く雨に当てず、明るい半日陰の風通し良い場所で管理するそうです。総じて比較的育てやすいエリカに分類されると記載されていました。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica X darkeyensis" ● 原産 : 原種はともに欧州 ● 分類 : ツツジ科エリカ属説明順が逆ですが、ダーレンシスは交配種だという説明が必要でした。両親は、ともに冬咲きのエリカ・カルネアとエリカ・エリゲナです。雑種強性なのか、成長が著しく早くて、土壌を選ばない強さを持っています。花色は、この種だけでも桃、白、緑、黄、赤があるんですね。でも、この桃はとても魅力的です。桃色の花弁から突き出した赤黒い葯とのコントラストが良いのでしょうね。小さい花が枝いっぱいにさいています。もう少し大きくて重い花だったら、枝が下を向いてしまいそうです。 エリカの鉢を園芸店の店頭で、ちょこちょこと見掛けます。たくさんの品種があるので、初めて見る品種を探してしますのがクセになってしまいました。
2009/01/06
●●●ビロード・ブラウンのコートを着た 大人しい冬の花 ビワ●●●冬を代表する象牙色の花がかたまって咲いています。数日ぶりですが、「これは何かな?」夏にオレンジ色の実を写真でお届けしたビワ(枇杷)の冬の姿です。茶色でふわふわした毛のコートを着ているような蕾から咲き出します。寒いので寄り添って、「おしくらまんじゅう」でもしているような咲き方ですね。常緑の大きな葉だけは、いつも元気そうにツヤツヤしています。駐車場の横に二輪を止めて、この花を撮影していました。「何をしているのかね」と、管理人のおばあさんが訝しげにやって来ました。あちこちで咲いているのですが、とにかく目立ちません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Eriobotrya japonica" ● 原産 : 中国南西部 ● 分類 : バラ科ビワ属長崎県、千葉県、鹿児島県という温暖な地域で栽培されています。花後、小さな実が形成されるのですが、収穫されるのは夏です。余り大きな実ではありませんが、半年も掛けて熟していく訳ですね。前に住んでいた家の庭に枇杷の木があったので、よく食べました。加工されたシロップ缶詰とは全く違う味だと知ってしまいました。今では、とても缶詰入りの枇杷を食べる気にならず、損をした気分です。実は、とても日持ちの悪い果実で、収穫後、どんどん味が落ちていきます。それを枝からもぎ取って、サッと水洗いしただけで食べていたのです。新鮮この上ない状態だったという幸福を、当時は知らなかった訳ですね。 駐車場管理人のおばあさんが、今にも怒り出しそうな剣幕だったので、ちょっとビビってしまい、「枇杷の花を撮っているだけでけど・・・」とぶっきらぼうに対応してしまいました。申し訳なかったなぁと反省しています。たいへん失礼しました。
2009/01/06
●●●青空を背景にして黄金色に輝く ソシンロウバイ(蝋梅)●●●学名も「冬の花」が語源だというロウバイ(蝋梅)です。本当に、蝋燭の蝋で作ったようなツヤのある花弁をしています。見掛けるのは、花の中心部まで黄色い素心蝋梅がほとんどのようですね。ここ数日のことですが、近所の2ケ所で見掛けました。しかしながら、如何に冬の花でも、今年は咲き出すのが早すぎるかも!過去の撮影記録を見てみると、2月から3月初旬がほとんどなのです。ご覧の通り、通常、開花時期には葉は既に散っていて見掛けません。寒そうな風を受けながら、それでも明るく黄金色に輝く姿がとても好きです。調べてみましたら、西日本では1月辺りから咲き始めるようですね。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Chimonanthus praecox f. concolor" ● 原産 : (原種)中国 ● 分類 : ロウバイ科ロウバイ属 例年なら、この花が終わる頃、スプリング・エフェメラルたちが動き出します。ややこしい横文字の意味は「春の儚い命」とかいうイメージでしょうか。カタクリ等、夏までには地上でのライフサイクルを終えてしまう植物たちです。そうした春植物が咲き始める目印になります。この目印の黄金色は遠目にも良く目立ち、近づけば良い香りがします。青空によく似合う花から、風に乗ってほんのり・・・、そんな微香です。薬用にも供され、開花前の蕾を陰干しで良く乾燥させて作ります。生薬名も「蝋梅」なのですが、解熱等に紅葉があるとされているようですね。でも、解熱は他で代用できるので、できれば花を愛でたいと思いませんか。 春の植物が目にはいるようになってきました。とても嬉しい気持ちです。ただ、冬が少し暖か過ぎるのが気がかりです。
2009/01/05
●●●日本で盛んに作出されているパンジーの新品種●●●たくさんの園芸植物パンジ-が整然と配置されています。実は、大規模ホームセンターの売り場レイアウトなのですね。 o(^▽^)o この季節、最も売れている園芸植物だろうと思います。本当に多彩な品種が見られますね。ひとつひとつ、個性的な姿を眺めるのは、すみれ好きには楽しいことです。毎年のように新品種が登場して活発な市場を形成しているのです。現在、パンジー(ヴィオラ)の交配・作出は日本が中心なのだそうです。日本原産が多いユリたちでさえ、活動のメッカはやはり欧州ですよね。どうして日本で盛んに作出されるようになったのか、是非知りたいですねぇ。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 交配や選別の作業はとてもマネできないと思っています。ちょっと考えただけでも、とても根気の要る仕事でしょう。組み合わせを考えて、交配して、記録して、育てて、検証する訳です。詳しくないのですが、新品種の「作出」は、「維持」から始まるとのことです。多くの交配者は、交配親となる多彩な原種を育てていると聞くからです。それから、優秀な園芸品種を更新して維持しているとも聞きます。まぁ交配種同士の交配も盛んで、複雑な組み合わせになっているそうです。意図的な戻し交配も行われており、タフなDNAを持っているのですね。 店頭で這性があるヴィオラが増えているような気がします。これらに、強い芳香性を持つものが多いのですが、残念ながら、芳香性を強調した園芸品種が増えているイメージがありません。是非、開発に力を入れていただきたいなぁと希望します。
2009/01/04
●●●もうすぐ新しい春がやってきます! 待ち遠しいですね●●●新しい年がやってきました。冬至も過ぎて、日に日に太陽が出ている時間が長くなってくるのです。もどかしく、それでいて待つことが嬉しい時期だと思います。新年のご挨拶には、とても好きなすみれの代表格を持ってきました。日本で一番個体数が多いすみれであるタチツボスミレです。北海道から沖縄、海岸の砂地から、高山まで、広く広く適応しています。ですから、とても変異が多くて、美しくて可愛くて、とても興味が尽きません。写真の個体は、まぁまぁ標準的、つまり、良く見掛けるパターンでしょう。なによりも、重要なポイントは「出逢うタイミング」なのかも知れません。(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola grypoceras" ● 分布 : 日本全土 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 枯葉の寝床で長い眠りから覚めたばかりの株はまだ小さいのです。この種は、実はもっと大きくなって、茎の途中からも花芽を出すはずです。でも、花の時期を感じて、一斉に咲き出したところに出逢ったのでしょう。太陽を追いかけるにしても、普通、花が皆同じ方法を向くとは限りません。少し蕾も見えますが、ほぼ同じように咲き揃い、美しい姿を呈しています。何より、雨や虫食いで色や姿が崩れていません。これだけの偶然が揃うことは、なかなか難しいような気がします。長い時間を掛けて野山を歩き回って、絶妙の時期にすみれたちに出逢う。最も晴れ晴れしいタイミング、いつも一期一会だと感じます。 さて、今年はどのような感じで更新していくか、まだ決めていません。無理をせず、楽しみながら更新できれば嬉しいと思います。
2009/01/03
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