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週末のロンドン滞在記のつづき(*注:またもや長いです!)
日本人の友人NちゃんがHolborn駅から徒歩5分くらいのRed Lion広場にあるConwayホールでパブリッシャー・フェアという絵本やアート作品の展示会に参加したので、トルコ人の友人Sと一緒に行ってきました。
コンウェイホールは1929年に建てられ、アールデコスタイル調の素敵な建物。普段はコンサートやトークショーなど開催。
まずNちゃんに挨拶して、作品を見せてもらった後、ほかのブースも見学。出版物フェアといってもアート系中心なので、写真やイラスト、ポストカードも売っていて硬い雰囲気ではなくかわいいもの、斬新なものが結構ありましたよ。
私 はイラスト入りのバッジ、SはNちゃんの友達のイラストのポストカードを購入。途中アンディー・ウォーホルちっくな色使いのイラストやハングル語が入った絵本などを展示していた韓国人の女の子と、不思議なアート作品を並べるおじいさんぽい西洋人がふたりで出展しているブースに足を止めました。アンディー・ウォーホルちっくなイラストをSが気にいったようで 熱心に見ていましたが、私はあまり興味がなかったのでちゃんと見ませんでした。
こちらがNちゃんのブース
Nちゃんは、版画作品を中心に、実話を元にした絵本や旅行からインスピレーションを受けたトラベルブック 、ポストカードなどを出品。私は手前の赤い絵本をお買い取り。ちょっとかわいそうな犬「Spike」の話。*なんとC.W.ニコルソンが審査委員長をつとめるANAの主催する絵本コンテストで審査委員長特別賞受賞作! ここから絵本の中身が見れます
そのあとNちゃんから、さっきのブースのふたりは韓国とアイルランドにそれぞれ住んでいて遠距離でしかも不倫しているんだよ、と聞いてびっくり。なんでそんなことをNちゃんが知っているかというと、彼らの作品はお互いの情熱を表現したもので、「My aged Irish Man」「Dear my sweet little girl」なんてタイトルのついた本には、ふたりの逃避行旅行記や、愛の奇跡が情熱的に描かれており、寝室で横になっている写真が載っていたりするそう。そこまで私生活を暴いてしまうなんて、うーん、ときに芸術は想像と理解を超えるものですね。あとから、しまった、ちゃんと見ておくんだったと思いました(*'‐'*)結構衝撃だったので、話が長くなりました。さて、そのあと、Sと近所のパブで一休み。Nちゃんのフェアが終わるのを待ちます。
パブ・The Enterprise
天井が高くて、なかなか落ち着いたパブでした。土曜なのにガラガラ。この辺りは大学やオフィスが多いので、週末は閑古鳥が鳴く状態みたい。Sとおしゃべりしながら、なんの問題もなく過ごしていましたが、 ここでまたちょっとした衝撃。カウンターの中で従業員同士が熱い接吻を交わしておりました。イギリスもやはりヨーロッパなので、ちゅーくらい珍しくもなんともないですが(ラテンの国ほどじゃないけど)、一応あそこはお客から見える場所なので、バイトが終わるまで我慢して欲しかったです(苦笑)。この日は情熱的なカップルをよく見かける日だったよう。
そして、フェアが終わる7時。Sとはここでお別れ。NちゃんとNちゃんの彼氏、Nちゃんのお友達のAちゃんが加わって、私のリクエストでラーメンと餃子を繁華街ソーホーに食べにいきました。2号店がオープンした日本人経営のラーメンXXX。
みそラーメン。もやし、野菜、なると、わかめが具。美味しそう~、しかし。
ソーホーのど真ん中で大繁盛だったので期待して入りましたが、はっきりいってこんなにまずいラーメンは生涯で初めて!かも。何といってもスープがぬるい。みそラーメンなのに、みその存在感がなく 醤油味との中間。総合評価はXXX(トリプルバツ)。二度と行きません!ちなみに唯一の救いは、アツアツ餃子、小ぶりだけど、これは美味しかったです。
お口直しに、すぐそばのカフェ・アマートに行きました。こちらは美味しいコーヒーとチョコやケーキで人気のお店。
目玉親父がいっぱい+モンスターたち 血走った目玉のお化け?
ハロウィーンだからか、こんな恐ろしいチョコレートがディスプレイされていました。 カフェラテが美味しかったです。もっと普通のキレイなケーキもありますよ~。
ここで日本人女3人に囲まれてハーレム状態だったNちゃんの彼氏は男友達のいるパーティーへと消えてゆき、再びガールズナイトが始まりました。普段仕事が激務でなかなか外出もままならないAちゃんとは、この日初めて会ったのですが、すごく面白い子で「女の子同士ででかけるなんて、久しぶり!!ソーホーとか全然きてなかったから、すっごく楽しい~♪次どこに行く?」ととってもはりきっていました。Nちゃんも「課題に追われて、いままで出歩かなかったから、こういうの楽しい♪」と、ふたりとも田舎の高校生が原宿にきた状態(笑)。
この時点で私はロンドン郊外に地下鉄+電車を使ってそろそろおいとま・・・と思っていたので、ひとりクールに気取っていたのですが、そのとき悪魔のささやきが。「Nちゃんのところに泊めてもらって、明日相棒に荷物を持ってきてもらって一緒に帰ればいいのでは!?(hammoの心のつぶやき)」
早速相棒に電話をして交渉成立。その後、私が一番ノリノリでスキップしていたのは、言うまでもありません。田舎娘3人でソーホーを闊歩したのでした。ここから、さらにディープなロンドンをお届けします。心の準備をしてから先に進んでください~。
警察に取調べを受ける若者達。姉御~、事件の香りが!! そして普通の道の真ん中にあるドアなし男性用トイレ!
ほろ酔い(泥酔)状態で記念撮影していたので、撮ってもいい?と聞くともう一度ポーズしてくれた
関係者の皆さんご心配なく、私たちではありません!!英国ガールズが地下鉄の掲示版に使われている「電車が遅れています」プレートを酔っ払ってもってきてしまった様子です。全くイギリス人は飲みすぎよね、と余裕でNちゃん宅に向かうため地下鉄に乗った私たち。
しかし、私たちもひとのことは言えませんでした。乗り換えのときに、大事なNちゃんの作品の入ったポートフォリオケースを置いてきてしまったのです!(真っ青)
姉御、今度こそ事件です!!コントロール・ルーム
大きな駅だったので、まだ明かりがついている駅員室をノックすると、モニターで電車の進行状況を確認できるコントロール・ルームに通されました。
素早く状況をきいて、電車が二手に分かれるのでその電車がつく可能性がある2駅に電話をし、私たちが乗っていたと見られる車両をチェックしてくれました。しかし、残念ながら見つからず。夜だから全車両を探すことは不可能なので、あきらめないで明日紛失届けを出すように、と用紙をもらってコントロール・ルームをあとにしました。大事な作品を置いてきて、がっかりしているNちゃんも私も「こんなところ、普通入れないよね~」とちょっと興奮気味。
こうしてながーくディープなロンドン24時は終わりをつげました。 Nちゃんその後、大事なポートフォリオは見つかったでしょうか?
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