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Jul 14, 2008
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カテゴリ: いのち、みつめて
長文になりますが、思いのままに書きたいと思います。

さくらさん が、天国に召されました。

昨日のお通夜、今日の葬儀に参列させていただき、
最後のお別れをしてきました。

とてもたくさんの方が参列していて、
さくらさんが多くの愛に包まれていることを改めて感じました。

そして、眠っているかのような、とてもきれいなお顔をされていました。

もうあの元気な笑顔が見れないなんて・・
ユーモアたっぷりのブログが更新されることがなくなるなんて・・

ただただ涙が止まりませんでした。


さくらさんとの最初の出会いは、昨年8月。

私が大きなおなかを抱えて、料理教室へ初めて参加したときのことでした。

同じ班で一緒に調理をし、食べるときもお隣だったので、
娘さんのこと、旦那さんのこと、いろいろお話したことをよく憶えています。

そして、翌月の9月に参加したときも、一緒の班でお料理をしました。
そのとき、みなさんに自家製の梅味噌を持って来られていて、
よくお料理されている方なんだなぁと印象的な方でした。


それから本当の出会いは、12月。

10月に陽菜子のことがあり、迷いながらも、
逃げていても仕方ないと、勇気を振り絞って参加した料理教室。


私のぺちゃんこになったおなかを見て、何て言われるのか・・・
いつになく緊張しながら、参加したときのことでした。

「生まれたんですか?」と何人もの方に笑顔で聞かれ、
そのたびに答えるのは、そのときの私にはまだまだ辛いものでした。

何度も聞かれ、聞かれた方も私の返答に言葉を詰まらせる方が多く、


その中で、とても親身になって話を聞いてくださったのが、
さくらさんでした。


「私の友人でも、同じような経験をされた方がいて、
 ブログをされているので、もし励みになるなら、よかったら見てみませんか?」
と勧めてくださった。

そのあとで、ふと、私が陽菜子のことが分かる2日前に、
イムズのお店「食卓の向こう側プラス」で、
同じような経験をしたという方と会ったという話をしたら、
ブログをしてる友達というのは「その人です!!」と。

・・・たまたま立ち寄ったお店の店員さんが、
私の大きなおなかを見て、「何ヶ月ですか?」と話しかけてくださり、
その方も同じ助産院に通っていたとのことのことで、少し話しこんだ。
でもおなかの赤ちゃんは、病気でなくなってしまったと聞き、
そんなこともあるんだぁと思った2日後に、陽菜子が天国へ行った。

あれは、陽菜子が何かを予兆させてくれていたのか、
そんな気がしてならなかった。

そのあと、もう一度話を聞くことができないかと、
すがるような思いで、何度もイムズに足を運びながらも、
話しかけきれずにいたその女性 shippoさん と、
さくらさんがお友達だったなんて、こんな形で繋がるなんて、
体中を衝撃が走りました。


それから 内田先生 のお話になり、「 『ここ』 読みました?」と聞かれ、
「あの表紙の絵、うちの娘が書いたんですよ」
と聞いたときは、さらに衝撃でした。

それは、陽菜子のことがあって、まだ1~2週間後くらいのこと、
西日本新聞の連載で、「いのちのうた」という乳がんと闘う女性のお話、
ダンナが教えてくれて、私も毎日読んでいました。
がんを患いながらも、奇跡的に妊娠して迷いながらも出産し、そして再発・・・。
こんな方もいるんだと、勇気をもらいながらも、
生きる意味ってなんだろうと、深く考えさせられた記事。

その記事の最終日に載っていた、その娘さんが描いた絵。
ちょうどその日に、実家に遊びに来ていた姉が、
「良さそうな本を見つけたけん買ってきた」
という本「ここ」の表紙が、なんと同じ絵!

姉は自分が読むより先に私に貸してくれ、
その日のうちに涙しながら一気に読んでしまった。

そして、生協のチラシに内田先生の講演会が書かれてあったことを思い出し、
問い合わせてみると、申込み期限は過ぎていし、もう満席とのこと。
キャンセル待ちで、なんとか姉と一緒に行くことができた。
その中で「輝いて生きる女性」として紹介されていた
「いのちのうた」の連載であった女性のこと。

それが、あの絵を描いた子のお母さんである、さくらさんでした。

命の意味、生きる意味を、考えさせてくれた「いのちのうた」の女性が、
すでに料理教室で出会っていたさくらさんだったなんて、
すべてがひとつに繋がったような気がして、
私はなんと表現していいのか分からないほど、衝撃でした。

料理教室の間、ずっと涙をこらえ、興奮状態でした。
なんなんだ、この出会いは!このつながりは!!
(ちなみにさくらさんは、この日のことを、ブログに こう書き記されていました

連絡先を交換し、「繋がりましょ」と笑顔で言ってくださったその翌日、
さくらさんは、「昨日話していたオススメの本を見つけた」と、
一冊の本 とたくさんのお土産、そして温かいメッセージを添えて、
わざわざ私の自宅まで届けてくださった。
「子どもを失うのは、最大の悲しみ」と、悲しみに寄り添ってくださった。
そのさくらさんのやさしさに、たくさんの愛と勇気をもらった。

そして、さくらさんのブログを見て、
私もこういうことがやりたかったんだ、と始めてみたのでした。


さくらさんとの出会いがなければ、こうしてブログを書くこともなければ、
ブログを通しての出会いや学びもなかったはず。

そして、さくらさんのブログでは、いつもユーモアたっぷりで、
たくさん笑わせてくれた。

そして、何があっても前向きに生きる強さ、そして命あることのありがたさ、
たくさんのことを教えてくれた。

内田先生の講演会に行けば、さくらさんが「ここ」を売るお手伝いをされていて、
ときに、手作りお菓子などのお土産を持ってきてくださる、やさしいさくらさん。

1月に出席させていただいた33歳のお誕生日サプライズパーティ では、
さくらさんがたくさんの方に愛されていることを感じました。

2月の娘ちゃんの誕生日に開催されたコンサートでは、
さくらさんの美しい歌声を初めて聞き、

3月3日のおひなまつりコンサート では、内田先生とコラボで、
歌声と共に、病気のお話もたくさん聞かせてくださった。

そして、 ホールフードスクール
さくらさんが福岡でホールフードを広めたいという一心で、
話を進めてくださった。

最初のプレスクール では、さくらさんのご自宅を開放してくださった。

そのさくらさん、本講座は初回しか参加できなかった。

スクールにも参加できず、ブログも更新されない日が続き、
心配ながらも、ただただ祈った毎日。

5月に開催された内田先生とコラボの日
私が妊娠したことを「おめでとう!」と心から祝福してくださったあの日、
あれが生きているさくらさんとお会いした最後となった。

こんなに早くこの日がやってくるなんて・・・。

でも、さくらさんは、毎日を精一杯生きていた。
明日がくることは当たり前ではないと、精一杯「今」を生きていた。
だから、きっと、悔やんでいることはないでしょう。
わずか5歳の娘さんにも、自分で自分のことをできるよう、
ちゃんと子育てをしてこられた。
わずか5歳にして、自分で朝ごはんの味噌汁も作れるというほど。

33歳。
もちろん遣り残したこと、たくさんあるでしょう。
でも、大きな大きな使命を果たされたから、天に召されたんだ。

さくらさんの体はなくなっても、魂は生き続ける。
きっと多くの方の心の中で。
そしてずっとずっと見守ってくださっていることでしょう。

さくらさん、
たくさんの愛を、笑顔を、勇気を、やさしさを、生きる強さを、そして出会いを、
本当にありがとう!!

さくらさんの分まで、「ここ」の販促、がんばります!
ホールフードの種を広げられるよう、
微力ながら自分にできることをやっていきます!

そう心に誓いました。

さくらさんに教えてくださったことを胸に、
与えてくださったたくさんの出会いを大切に、
生きていきたいと思います。

さくらさんのご冥福を、
そして旦那さま、娘ちゃんが、元気に生きていかれることを、
心からお祈りいたします。





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Last updated  Jul 16, 2008 10:17:46 PM
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