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2007.03.27

こちらに日記を書くのはめっちゃ久しぶり。

BOOKとは末満さん率いる半年間限定劇団(ワークショップ?)、
ピースピットハーフイヤーシアターの卒業公演(解散公演?)。
半年間、いろいろな研鑽を積み、名作を作る！という命題に向けて
がんばってこられたのだ。
8時間くらいの5部作の物語、ものすごくよかった。
鑑賞日記はいつか書こうと思うんだけど、ただいま職場の周りの人々の異動により、会社ではめちゃめちゃ忙しく、家に帰ると睡魔に襲わればたんキューという毎日
1週間くらいの間には何か書いときたいものなんだけど。

BOOKという仮想世界の物語。
最後に物語は最初に戻って閉じてしまう。
お話は全然違うのに、エンデのはてしない物語をすごく思い出してしまった。
はてしない物語を初めて読んだのは小学生の頃。
あかがね色の表紙の本がほしくって、でも高くて買えないから、
クリスマスプレゼントに頼んだんだっけ。
ファンタージェンの物語とそれに引き込まれる少年の物語。
あれはストーリーが物語を続けるためにバスチアンを呼んだんだろうな。
それならば、ストーリーが猫の騎士を呼んで物語を救おうと思ったのは似ているのかもしれない。
そういえばあの本にもアトレーユが自分が物語の一員であると認識して、物語が永遠に繰り返される場面が出てきたっけ。

はてしない物語を読んで私が衝撃を受けたのは、物語のそこここに
”それはまた別の物語、また別のときに話すことにしよう”という記載が出てくること。
物語の後ろや前やその中（それこそ行間！）に語られぬまだまだたくさんの物語があるということに衝撃を受けたのだ。
ライオンとバスチアンの物語なんて、いろいろその後を妄想した気がする。
あの頃から妄想癖があったのね、私(笑)。

いやはや、それにしてもいいもの見たなあ。
またまたお腹いっぱい。
そして、末満さんのつむぐ物語がかなり好みだという事がわかったので、次回作も見に行こう！と友達と約束した。
SMITH,BOOKと2回連続当たりだともうはまったと言えるだろう。
はまりやすく、さめにくい私。
またやっちゃったかな･･･。

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