2024年05月04日
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カテゴリ: こだわりの食材
売り場に生の鱧が出ていました。生命力が強いので、夏祭りの時期によく食べ
られる鱧ですが、旬は産卵前の6~7月と、冬に向けて栄養をたくわえる10~
11月とされます。今の時期は初夏の旬には少し早いですが、骨切りしてある小
さな切り身は手頃な値段ですので、軽い「魚の一品」として「 鱧のお吸い物
に仕立てました。白身の鱧のうまみを味わえればいいので、あまり手間をかけ
ずに作ります。薄い短冊に切った大根、乾燥わかめ、梅干しも用意しました。

わたしが作る澄まし汁(おつい)は、うすくちしょうゆ1:酒1:水18に、粉
末かつおだしの素少々を加えて作ります。ただし、実際はきっちり計らなくて

ということは分かっています(^o^!)ので、そのように作ります。基本の澄まし
汁が調合できれば、乾燥わかめと大根を加えて沸かします。薄切りの大根に火
が通れば、沸かしながら人数分に切り分けた鱧の身を順次投入していきます。

鱧の皮が縮まり、全部の切り身の透明な身が白くなってくるっと丸まったら、
火を止めます。鱧の脂やうまみが全部汁に出て、鱧が「出がらし」にならない
よう、火を通しすぎないようにします。各自のお椀に、鱧、大根、わかめを移
したら、梅干しを適当な大きさにむしったものを1切れ乗せておきます。食べ
る直前に、沸かし直した汁を注げば、鱧のお吸い物のできあがり。今回は風味
付けに梅を使いましたが、その代わりに三つ葉や木ノ芽でもいいと思います。






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最終更新日  2024年05月04日 23時27分18秒
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