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信(しん)三浦宏規/高野洸
羌瘣(きょうかい):山本千尋
龐煖(ほうけん):東啓介/章平
河了貂(かりょうてん):華優希
尾平(びへい):元木聖也
蒙毅(もうこ):竹内將人
羌象(きょうしょう):清水葉月
蒙武(もうぶ):渡辺大
※東京・大阪公演のみ/ 飯作雄太郎
※大阪・福岡公演のみ
摎(きょう)大塚千弘
騰(とう):石川禅
王騎(おうき):山口祐一郎
嬴政(えいせい)(声):小関裕太/牧島 輝
カイネ:森莉那
尾到:篠崎大悟
飯作雄太郎 内海一弥 奥脇大樹 鹿糠友和 木村和磨 粂川暁典 佐々木駿也
佐藤義夫 寒川祥吾 竹廣隼人 兆平 東川泰千 ドルジ勇大 中内天摩
長嶋拓也 中野高志 中村音心 藤田晴 本多剛幸 湊竜也 森山大志
【東京公演】
2026年8月9日(日)~9月13日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】
2026年9月21日(月・祝)~29日(火)
会場:新歌舞伎座
【福岡公演】
2026年10月6日(火)~13日(火)
会場:博多座
(初日感想)
どうしても内容には触れ、ネタバレありますので、
なにも知らずにいたい方は読まないでくださいね。
初日チケットは、A席(3階の後方センター)でした。とても遠いけれどセンターよりだったため、全体を把握するのにぴったりでした。が、やはり3階は遠く表情がみたいということでオペラグラスを使っていると別のシーンがみえなかったり、また、今回たくさんのキャストの方の客席降りがあったのですが、それがほぼ見えない(涙)そして、スクリーンになっている部分に映し出される字幕(歌詞)の一部や、人物の顔のあたりがバッサリ切られてみえない(大涙)という悲しさもありましたが、
王騎将軍と龐煖(ほうけん)の合戦は舞台まんなかあたりで繰り広げられるので、大事なところはまあみえたのでよしとしましょう!それに!3階ならでは、「あ、見えちゃった」(本来はみえないはず・・)のものもあり(たとえば、飛び込む人のためにマットレス?をさっと用意して、終わったらそれをどける、とかほかにも黒子さんが結構みえちゃって、面白かった)
本日の信(しん)は三浦宏規さん、そして龐煖(ほうけん)は東啓介さん。蒙武(もうぶ)は渡辺大さん。
三浦さんは、成長しましたね。前回はやんちゃなところから始まることもあったけれど、感情的になることが減り、大人になりましたね(あいかわらず王騎は、「わらべ信!」って呼びますけどね。)
100人隊を率いるのだから、やっぱり実力がみんなに認められないといけないわけですものね。声も低めで深く、とても頼もしい!
原作をもう一度読み直して、今回3回ほど、大泣きしそうなシーンがあると予測していました。
1つ目は、羌瘣(きょうかい)(山本千尋さん)の過去のシーン。姉のように慕っていた羌象(きょうしょう)(清水葉月さん)を失ってしまうシーンがあるので、ここは・・と思っていたら、いきなり冒頭にそのシーンから始まるから、これって原作をまったく知らない人には、??となるのでは?と思いました(もちろん、その後ちゃんとふたりの関係やどうしてそこに至ったか?を説明するシーンがあり、まあ2つに分けて描いた形になるのですね。原作を舞台にするっとやっぱり難しいのかな、とすこし思いました。
羌瘣(きょうかい)(山本千尋さん)の動きは、予想通り、原作に近く、素晴らしいです。
1幕ラストあたりで、3階だったせいで「宙乗り」に使いそうな道具?みたいなものが少しみえて、
あ、羌瘣がもしかしたら(原作みたいに)空中に浮かぶように飛ぶのかな?と思ってみていたら、予想ははずれ。
それでも「宙乗り」はちゃんと存在し、それは2幕に使われたのでした。
2つ目の涙でると思っていたシーンは、王騎将軍に育てられたといえるほどその近くで育った少女、摎(きょう)(大塚千弘さん)決まった数の戦闘に勝利したら、そのときは、慕っていた王騎将軍の妻にしてもらえると思って戦いにでるのですが・・そこで龐煖(ほうけん)(東啓介さん)にむざんにも命を奪われてしまうのです。さいしょ大塚さんがこの役にキャスティングされたと知ったときは、これは絶対祐一郎さんの指名だね!と思いましたよ(笑)こういう役はぜったい共演してきて気持ちが通じ合う人を選ぶと思うので・・(勝手な想像です)
びっくりしたのは、摎(きょう)(大塚千弘さん)が歌を歌ったこと!!(え?ミュージカルだったっけ?と思った人多かったのでは?)とても哀愁がこもっていてよかったです(しかし!3階の奥は歌詞の一部がよくみえないのですよ・・歌うのを聞き取ればまあ、問題はないけれど・・)歌詞がスクリーンに出るのは、なんだか劇団⭐︎新感線みたいでした。
その死に嘆き悲しむ王騎さま。ううー。しかし!祐一郎さんの悲しみの雄叫び?がすごいカン高い声だったせいか、涙が引っ込んでしまった〜💦ごめんなさい。
ここは、黙って項垂れ、声出さずに泣くくらいで十分かも💦
この大切な女性が手にかけられたことで、王騎が最後の対決として、龐煖(ほうけん)と戦うことが宿命なんだと思えてきますね。
龐煖(ほうけん)側からしても、一度大きな戦いで王騎にやられ、死んだと思われたくらい深い傷を負っていて、それで王騎ともう一度対決して復讐を遂げたいという思いがあったので、やはり宿命の対決ですね。
そして3つ目の涙予想シーンはもちろん、その王騎x龐煖の最後の大きな対決!!のシーンです。
初回はみんなびっくりすると思いますが(もちろんお稽古シーンで、観てはいますが・・)とってもかわいい、というか面白い作りの「馬」(にみえる装置)に、王騎と龐煖がそれぞれまたがり、馬上での戦いになるのですね。しかも、馬を操る装置もついていて、馬がちゃんと動くんです。王騎(祐一郎さん)は、やはり(?)矛がたいへん重いせいか、両手で武器をもっているため、馬を鞭でうったりはしてませんでしたが、龐煖(東さん)は、片手に武器をもち、片手で馬を御してまして、ほほーすごい!と感心しました。
最後のほうはもちろんふたりとも両手で武器をもって戦います!王騎さまは、動く馬の上でかなりの上下運動をなさっていて、これは体幹を鍛えてないと無理ですよね。昔大河ドラマで馬に乗っていたから強いのかな?
とてもコキコキ近くの方とは思えない。
結果は王騎将軍がやられてしまいますが、ほんとに刺さったようにみえる演出にするのかな?と思っていたけれど、ちょっと予想とは違ってました。(原作のようにお腹を突き抜けるなんてできないですよね・・)
ここで最期を迎えるわけではなく、信を馬上にのせて、王騎将軍とともにしばしの時間を過ごします。「これが将軍の見る景色です」二度とない貴重な時です。
馬に乗ったまま、アラジンの魔法の絨毯のように、空中をさまよい、最後のふたりの時間。終わりはあります。
このシーンをみるのは、2ー3階席のほうが楽しいかもしれませんね。
1階から眺めたらどんななのか?(バック・トゥー・ザ・フューチャーの最後のあのデロリアンみたいに見えるののかな?なんて想像中)もちろん役者さんですから、顔には恐怖の色はありませんが、実は祐一郎さんは内心どきどきではなかろうか?(勝手な想像です)
40年以上の舞台生活で、宙乗りはあったのだろうか??
ダンスオブヴァンパイア初演の時に、コウモリクレーンがグワーンと揺れて祐一郎さんの本気の悲鳴が🙀響いたときがあった事を思い出したり〜。
そのあとは、大将軍から大切なものを手渡し、大切なメッセージを信に伝えて最期を迎える王騎将軍。舞台だからそれを悲しむ部下たちはそれほど多くありませんが、原作では、ほんとに大勢に見守られ悲しまれます。
偉大な将軍でも最期の時はくる。しんみりします。
が、実は初めて見るお馬さんの装置が興味深く(馬の後ろにも押す人達がいるの)、メリーゴーランドに乗ってる武者たち?のようについ見えてしまい〜
また王騎様の腕の作りがちょっと潰れた形?なっちゃって水枕のような面白い形になってて、気が散って大泣きは出来ませんでした。祐一郎さん、ごめんなさい🙏
そうそう、禅さん演じる騰(とう)が、これまた素晴らしいんです!!
王騎将軍の最期もむしろ禅さんのセリフで、ぐっと来たという感じでした。
メイクもほんとに原作のとおりというのが、王騎と騰ですね。
一回みれば、ああ、この役に禅さんをキャスティングしたわけがわかる!と思います。
なんというか、役のひとりなのですが、ナレーターの役も兼ねているというか、
キングアーサーの中のあの禅さんを思い出しました。
禅さんが声もよく、お芝居がよいのは当然ですが、なんと!!今回殺陣(たて)も披露し、
それがかなりかっこいいのです!!
王騎さまも、もちろんかっこいいですが、メイクが濃くて原作漫画にそっくりで、すごい眉毛、唇なので、声を聞かないと祐一郎さんであることを時々忘れそうに〜💦
赤いマントを翻す姿を見るとコロレド猊下みたい。赤いマントが世界で1番似合う男?
そうそう!一幕でみんなでお風呂に揃って入るシーンがあるのですが、なるほど!そう来ましたか!!これからの方、お楽しみに〜♨️そして、原作どおり、王騎さまは、ココココ〜😊と笑います。
2幕の決闘に備えて、やはり1幕の王騎さまは、体力温存、高いところで
騰(とう)と一緒にセリフをいうシーンが多く、そのときは、詰め物をして太くした両腕を曲げて腰にあてて、あの「王騎将軍ポーズ」をかならずするので、もうアクスタが立っているようです(笑)
今回は2幕にクライマックスが来ることが明らかなせいか、なんとなく1幕は間延びではないけど、
ゆったりしていて、場面転換が多め?に感じました。
そして大勢がでてくる戦闘シーンがわりと多め。すごくかっこよくてひとりひとりの技能がすごい・・のですが、前回のほうが、ぐっとくるエピソードをしっとり味わえるシーンが多かったかも。
そして、3大涙予想シーンには入っていませんでしたが、2幕の尾平(びへい)(元木聖也さん)と尾到(びろう)(篠崎大悟さん)にまつわるシーンがけっこう胸に響きました。
今回河了貂(かりょうてん)は、シングルキャストで華優希さん。ラジオドラマのおかげで親しみを感じる声でした。蒙武(もうぶ)(渡辺大さん)の息子である蒙毅(もうこ)(竹内將人さん)と一緒にいるシーンが割と多めですね。蒙武もなかなか頼もしい感じでした。
今回もちろん王騎将軍の祐一郎さんを応援しに通うつもりでしたが、
龐煖の東さんも、あまりにもカッコよくて(ロン毛が良い、声良し、立ち姿よし、殺気がすごく、殺陣もすばらしい!)
敵役ながら、惚れ惚れでした(笑)
(祐一郎さん、ごめんなさい)
まわりにも、東さんをオペラグラス使って観てる方が結構いましたね。
王騎さまはさすがに活舌が抜群で、声がよく出る!立ち姿も馬に乗る姿もやはり頼もしく、影の座長?という
感じでしたね。今回はほんとにセリフも出番も多く、よかったです。
初日だけかどうか知りませんが、入場のときにはシールがもらえ、
カーテンコールの一部は撮影OKとなっていました。
(上手く撮れていなくて友人からあとで見せてもらいました)カーテンコールの祐一郎さんのご挨拶は、
「今日まで生きてきて良かったです」でした。
本当にこのタイミングでこの役に出会えて良かったですよね!
さて、また8月残り、9月と行く予定ですが、
みなさん本当に危ないシーンもたくさんですし、お怪我のないよう心からご武運をお祈り申し上げます。


グッズも大人気で凄い列でした。