南の角にある古い「南天」の木が、そうでなくても狭い庭の日当たりを悪くしている。それで、この際思い切って抜いてしまうことにした。
「ナンテン」は名前から「難を転ずる」に通ずると縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどといわれている。南の角にある必要もないし、もう一本別のところにあるので抜いてしまってもいいだろう。
ナンテンの根元にアオキとテイカカズラが絡み合っていて、そのどちらもそのままにしておきたいので、一気に掘り上げるというわけにもいかない。
幸い自然薯掘りの道具があるので、そいつで少しづつ削るようにして根を掘って行った。
道具というのは偉いもので、アオキもテイカカズラも無傷でナンテンだけを取り除く事が出来た。
我が家には色んな道具が揃っていて、何をするにも重宝している。今回は、「スコップ」と「自然薯掘り」と「鉄の棒」を使った。
「鉄の棒」は直径2cmほどあり、その重さを利用してコンクリートなどを取り除く時に使うもの。先がとがっている方と平たくなっている方を使い分ける。硬くてスコップが入らないようなところを、先ずこいつでつっいてやると後が楽だ。
狭い場所で、普段あまり使わない筋肉を使っての作業は結構大変だ。
年経れば劣化するのは当たり前とはいえ、ちょっとした労働をするだけであちこちに筋肉痛が出るのはかなわない。
経年劣化は何も器械だけじゃない。あらゆるモノが年と共に古びていくのだからしょうがない。
それが電気製品の場合は深刻だ。
製造後30年以上たった扇風機で、古くなった部品がショートし、火災になるケースが多く見られると、調査機関が17日に発表した。公開された実験映像では、使用中の古い扇風機の羽根が突然停止し、胴体部分から煙が立ち上った後、火が上がり、下の座布団に燃え広がる様子が映されている。
実験を行ったnite(製品評価技術基盤機構)によると、過去5年間で扇風機の火災は105件あり、死者も出ている。事故原因の大半は、製造後30年を超えて、内部の部品が古くなってショートするといった経年劣化だという。
”人間の身体も劣化する”といっても、使わないから衰える訳で、器械と違うのは「鍛えようがある」という事。
時々、普段やらない事をやると、身体を如何に使っていないか事が良く分る。気分転換にもなるし、たまにはそんな事をやってみるのも、色んな意味でいいことだとつくづく思う。
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