♪ どんぐりの無数に落ちる杜をゆく踏み鳴らす音のみの静けさ
で、今朝も三日ぶりに6時ごろに出かけた。最近は、行ったことのない場所ばかりを選んで足が向く。カメラを持って出るのはそこで出合ったものを持ち帰るためだ。ただ歩くだけよりも余程楽しい。
日の出直後、川の干潟ではカルガモが餌を漁っている。浅い水中にはアカミミガメが何匹も何匹も泳ぎ回っている。餌が豊富で自然繁殖したものだろう。
左はマルバルコウソウとツユクサの群生。マルバルコウソウは、この辺りの至る所に蔓延っていて、年々そのエリアを拡大している様だ。
通路にムベの実が一つぶら下がっていた。アケビではない、ムベだと思う。
稲刈り機も入れない奥、昔ながらの手刈りの田んぼ。稲刈りと同時に脱穀もしてしまうので、はざ掛けの風景も今ではほとんど見られない珍しい風景となってしまった。
どこまで通じているのか、とにかく行ってみた。途中で道が消えて荒れ放題の竹藪となったがそのまま突っ込んでいったら、向こう側の人家の裏のみかん畑に出た。
藪の中に愛知用水の出水口が突現現れた。昔は畑だったのだろうか、その面影は全くなく、日本の未来を象徴している様な、一種異様な風景だった。大きなホコリタケが生えていた。
さっきとは別の場所で随分高い位置にある。こんな環境の中に放置されたままの畑が有り、ここにも愛知用水が引かれていたのには驚いた。
下から見るとその高い位置にあることがよく分かる。
上の写真の場所から少し下がったところより、反対側を眺める。少し前までは田んぼや畑だったところに家が立ち並び始めている。
何かの目印か、ガードレールに熊の木彫りが縛りつけてあった。人は色んな事をするものだ。
花期の終わったヒガンバナは、えも言われぬ独特の情緒が有る。呆気なく朽ちてゆく自然の潔さを感じると共に、老醜という言葉も浮かんできたりする。
この日の歩数計は、13,000歩、11キロ余りのウォークと出たが、藪の中や小道の坂を登ったりしたので歩数の割には距離は出ていないと思う。カメラを持っていなければ多分歩き方も違ってくるだろう。獲物を求めて目端を利かせて歩いているので、まったく退屈しないし探索の心持ちが意外なものを発見させてくれ、けっこう面白かった。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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